みんなのシネマレビュー

ストレンジャー・ザン・パラダイス

Stranger Than Paradise
1984年【米・西独】 上映時間:89分
ドラマモノクロ映画青春もの
[ストレンジャーザンパラダイス]
新規登録(不明)【シネマレビュー管理人】さん
タイトル情報更新(2011-11-08)【S&S】さん


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ブログに映画情報を貼り付け
監督ジム・ジャームッシュ
キャストジョン・ルーリー(男優)ウィリー
リチャード・エドソン(男優)エディ
エスター・バリント(女優)エヴァ
サラ・ドライヴァー(女優)帽子をかぶった娘
脚本ジム・ジャームッシュ
音楽ジョン・ルーリー
撮影トム・ディチロ
製作サラ・ドライヴァー
配給フランス映画社
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【クチコミ・感想(9点検索)】

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1


11.《ネタバレ》 「予定調和を壊す空気・間」を堪能する映画。

1986年4月、今は無き有楽町スバル座での単館ロードショー。
中学3年生の自分が始めて一人でチケットを買い、劇場鑑賞したのがこの作品。
といってもちろんジャームッシュも主演ジョン・ルーリーも、(字幕の)戸田奈津子女史
だって知るわけない、単に親離れして、大人じみた背伸びをしたかっただけの事。

当時の世評としては「映画ファンには大好評、一般的には?」というのが通説。
そりゃあそう、80年代はまだ「脱力系ギャグ」という笑いは認知されてないから。
観客が想像するストーリーをことごとく外していく、ずっこけロードムービー。
ズレというか不調和を楽しむ映画として、私は彼の映画が好きだ。
気付いたら最新作「デッド・ドント・ダイ」までちゃんとスクリーンで追いかけている。

ヴィム・ヴェンダースやニコラス・レイ、そして小津安二郎を知ったのもこの映画だし、
音楽(スクリーミン・J・ホーキンスとかジョン・ルーリー、後にトム・ウェイツ)なんかも
彼から知った気がする。 彼の文化的教養に、自分影響されまくり。

そして齢50代になりつつある私、この度リバイバル上映(ヒューマントラストシネマ有楽町)
にて鑑賞。「この映画が人生最初の映画館(おひとりさま)体験で本当に良かった」、
心底思ったよ。

この映画はぜひ、スクリーンで見て欲しい。 特に若い映画ファンに。 Nbu2さん [映画館(字幕)] 9点(2021-07-11 19:36:53)(良:1票)

10.オサレ映画だ 
おれ ストレンジャーザンパラダイスが好きなんだよね
 
って言うとちょっとカッコいいだろ と思って鑑賞
そのためだけに借りてきた
 
内容なんてどーでもよかった 
それを察するがごとく ゆるーぃ笑いとちょいカッコ良さ なんともいい塩梅に鑑賞終了
 
素晴らしい アメージングだ!
 
これで僕も言える
『ストレンジャーザンパラダイスが好きなんだよね』
もちろんthは上の歯に舌をつけて・・
 
まぁなんだ アメリカにも自分とそーかわらない退屈な時間を過ごしてる若者がいるんだな と妙に安心した おでんの卵さん [DVD(字幕)] 9点(2011-12-03 14:17:13)

9.《ネタバレ》 ロード・ムービー?いやなんか違う。断片的で移動している感がなくて、描かれるのも大体がどこかにとどまった主人公たち。そんな徹底した「静」の感じが独特で、逆に一瞬が間延びしたみたいに心にはっきり焼き付けられる。写真みたいな感じだ。あと、クールなエヴァの外国なまりの英語がいい。がみがみうるさいおばあさんがトランプをやったり、戸口でハンガリー語で叫んでいるところがおもしろい。ラストも印象的。この監督の他の映画も観てみたいと思った。 ジェイムズ・ギャッツさん [DVD(字幕)] 9点(2008-12-20 14:26:57)

8.《ネタバレ》 これは本当に映画の世界なのか?と疑わしくなるほど現実的でくだらない陳腐な日常を映し出しています。場所が変わろうが変わらぬ三人は、おそらくマイアミ・ビーチに辿り着けていたとしても変化は訪れずあの調子なんでしょうね。こんな何でもない物語で、格別お涙頂戴シーンを用意するわけでもなく、とりわけ感動的なセリフがあるわけでもないにもかかわらず、ところがどっこい最後にはすっかり胸に響いてしまうのが本作の凄いところです。ワン・シーン、ワン・ショットで撮影し黒画面でぶつ切りする形式は、登場人物たちの日常の断片を覗いているような感覚で、肩肘張っていない彼らに次第に親近感が湧いてきます。モノクロの効果も絶大です。ワンピース一つで三人の性格が窺える面白さや夜通し永遠TVを観続けている場面、オチどころかほとんど何も覚えていないジョークを話そうとするシーン、カンフー映画を観る風景がたまらなく愛しい。 ミスター・グレイさん [ビデオ(字幕)] 9点(2007-11-16 18:30:12)(良:1票)

7.ジム・ジャームッシュ最高ですね!!ワンカット目から感動してしまいました。音楽もいいですし、三人のグダグダなコンビネーションも味がありました。映画なんだけど、「あるある!」っていう日常の雰囲気よかったです。弾まない会話とか。どのカットをもっても画になる映画って本当にすごいと思います。 kanekoさん [DVD(字幕)] 9点(2006-11-29 14:45:11)(良:1票)

6.この映画なぜかついついまた見たくなる。見るたびに彼らの微細なしぐさがおかしくもあり、哀しくもある。TVディナーの肉には見えない肉、バカバカしいスポーツにしか見えないアメリカンフットボールで奇妙な「新世界」を目にしたエヴァのクールな視線。エヴァが去った部屋でただバドワイザーを飲むウィリーとエディ。彼らは動けば何かが変わるのではないかという期待に、雪のクリーブランド、常夏のマイアミへと場所を移していくが、何にも変わらない。三人のすれ違いがすれ違ったままであるのが愛しい。そんな彼らをコントラストの効いたモノクロで綴るフィルムが眩しい。J・ホーキンスの「I Put A Spell On You」の旋律がフィルムに憑依して美しい。 彦馬さん [CS・衛星(字幕)] 9点(2005-11-12 00:28:19)

5.心地好い静けさ。心地好い雰囲気。心地好いモノクローム。全てが曖昧なまでに細切れで、でも長回しで、それが伝える時間の儚さや人間の不器用さがなんとも可笑しくて心地よい。今までそこにいた彼らはどこかへ行き、でもそれまでそこにあったものは変わらずそこにあり続け、そして取り残された者たちは何を想い、何を感じるのだろう。この映画の伝えようとするメッセージは底知れず、考えれば考えただけ溢れてきそうで、思わず蓋をしてしまう。しかし僕はそれでも構わないと思う。だって閉じてしまっておけばそれは永遠に消え失せることはない。この映画はまさにそんな映画だ。 ボビーさん [ビデオ(字幕)] 9点(2005-08-16 22:16:46)

4.あのカラカラに乾いた雰囲気と、エヴァの素っ気無い態度がメチャメチャ好きです。面倒くさそうにしながらも、いとこのエヴァにワンピースを買ってきたり、ひとり歩きは危ないと心配したりするウィリーのキャラもいい。なにをするにもどこへ行ってもニコリともしない彼らを遠くから写すモノクロの映像も美しい。沈黙ばかりのシーンなのになぜかプっと小さく吹き出してしまうところがいくつかあるのよね。こんな感覚の映画は初めてでした。ジョン・ルーリーの歩き方がいいわ。 envyさん 9点(2004-09-17 15:18:12)(良:2票)

3.《ネタバレ》 これは映画館で観るべき映画。フィルムの使用残り断片を使って撮ったため、シークェンスが切れ切れになり、随所にブラックアウト画面が挿入されることになった、と封切り時の紹介にあった。フィルム断片の長さがほんとにまちまちなので、この辺でブラックアウトするな、という予測がまったく成り立たない。映像のつながりが不意に途切れ、映画の意味を見失う瞬間が心地よい。それには映画館の暗闇が必要。自宅リビングで消えたテレビ画面を睨んでてもダメでしょう。映画の中のシチュエーションもストーリーもありがちのものだけれど、映画の中と映画の外(ブラックアウト)を予測不能の間隔で往復させられる体験は、この映画に固有の効果。世界のつじつまが外れて行く、というのはジャームッシュのこだわりだけれど、この映画は、ブラックアウト画面を観させられるときに、一瞬、観客自身もつじつまの外れた世界に入り込むような錯覚が生じる。 哲学者さん 9点(2004-07-03 12:30:40)

2.素晴らしい作品だと思う。たとえ音楽や会話が無い時間でも人間の心理が飛び交う空間を作れるジャームッシュ。あんたマジスゲーよ。 ブチャラティさん 9点(2003-12-14 22:09:37)

1.昔、最初に見たときはちょっと衝撃でした。あの黒味つなぎが新鮮で・・・。独特の雰囲気も病みつきになった。大して事件は起こらない。ハリウッドの大味映画が好きな人はダメでしょうね。 パキサンさん 9点(2003-08-08 23:51:03)

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【点数情報】

Review人数 83人
平均点数 7.12点
000.00% line
100.00% line
222.41% line
333.61% line
400.00% line
5910.84% line
61315.66% line
71619.28% line
82327.71% line
91113.25% line
1067.23% line

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 7.50点 Review2人
2 ストーリー評価 7.00点 Review2人
3 鑑賞後の後味 8.00点 Review2人
4 音楽評価 10.00点 Review1人
5 感泣評価 5.00点 Review1人

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