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ノルウェイの森

Norwegian Wood
2010年【日】 上映時間:133分
ドラマ青春ものロマンス小説の映画化
[ノルウェイノモリ]
新規登録(2009-11-13)【にじばぶ】さん
タイトル情報更新(2018-09-24)【イニシャルK】さん
公開開始日(2010-12-11)


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監督トラン・アン・ユン
助監督片島章三
キャスト松山ケンイチ(男優)ワタナベ
菊地凛子(女優)直子
水原希子(女優)
高良健吾(男優)キズキ
玉山鉄二(男優)永沢
霧島れいか(女優)レイコ
初音映莉子(女優)ハツミ
柄本時生(男優)突撃隊
糸井重里(男優)大学教授
細野晴臣(男優)レコード店店長
高橋幸宏(男優)阿美寮門番
田村健太郎(男優)
原作村上春樹「ノルウェイの森」(講談社刊)
脚本トラン・アン・ユン
音楽ジョニー・グリーンウッド
作詞ジョン・レノン「ノルウェーの森」
ポール・マッカートニー「ノルウェーの森」
作曲ジョン・レノン「ノルウェーの森」
ポール・マッカートニー「ノルウェーの森」
主題歌ザ・ビートルズ「ノルウェーの森」
撮影リー・ピンビン(クレジット:マーク・リー・ピンビン)
製作石原隆〔製作〕(製作事業統括)
アスミック・エース(「ノルウェイの森」パートナーズ)
フジテレビ(「ノルウェイの森」パートナーズ)
講談社(「ノルウェイの森」パートナーズ)
WOWOW(「ノルウェイの森」パートナーズ)
電通(「ノルウェイの森」パートナーズ)
企画アスミック・エース
フジテレビ
プロデューサー亀山千広(エグゼクティブ・プロデューサー)
小川真司〔プロデューサー〕
配給東宝
美術安宅紀史
照明中村裕樹
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【クチコミ・感想(9点検索)】

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1.《ネタバレ》 素直に感動した。一般の評価が低いことを知っていただけに、期待以上に見応えがあった。

久しぶりにその世界に触れ、心が震えた。確かに小説のいくつかのエピソードが省かれていた分、此の物語に親しみがない人にとっては、それぞれの人物に絡みつく悲しみの影がみえず、彼らの行動の必然が理解できないかもしれない。しかし、僕はその欠陥を記憶で埋めながら、自然に観ることができたと思う。だから、それは欠陥にはならなかった。
僕の中で、永沢さんはナメクジを飲んだ永沢さんだったし、レイコさんは少女に翻弄されて自分を見失ったレイコさんだった。(レイコさんはもう少しシワシワの方がよかったかも) 突撃隊は説明がなくとも突撃隊だった。

映画を観るという行為は絶対的に個人的なものだと僕は思う。故に、その評価は、個人の記憶や経験、境遇によって変わってくるのは当然であり、原作を何度か読んでいる僕にとって、この映画の評価は、そういう個人的なもの、様々な記憶の補完とともに立ち上ってくるものとしてある。

基本的に原作に忠実なところがよかった。何も足さず、的確に小説の情景を、そのエッセンスを映像化していたと思う。松山ケンイチのワタナベくんも菊池凜子の直子も、そして水原希子の緑も、此の物語を体現した存在として、自然にそこに在ったと思う。此の物語はセックスと死をめぐる寓話でもある。映画は総じて感傷を排し、テーマそのものにフォーカスした感じだと思うけど、セックスの表現は悪くないし、僕の作品に対するイメージを損なうものではなかった。

草原で髪を風になびかせる直子。その大きな瞳から虚ろに漂う視線。とてもぐっときた。直子を失ったワタナベくんが海辺で慟哭するシーン。バックの映像はすこし演出に走りすぎたかなとも感じたけど、彼の慟哭の表情は、失ったもの、それが如何に切実なものであったかを僕らに突きつける。

「ワタナベくん、今、どこにいるの?」と最後に緑が電話口で問いかける。彼はどこでもない場所にいる。直子が死んで、彼は、彼の生きてきたひとつの根拠を失った。しかし、彼は、それでも生きていくことを決意し、緑に電話する。生の象徴である緑の口元に漂う微笑み。それは映像だからこそ現れたアカルイミライのようにも見え、それはそれで面白いと思った。

此の物語を体現した人物、映像、演出、、、素晴らしい作品だと思った onomichiさん [映画館(邦画)] 9点(2010-12-29 18:18:55)(良:1票)

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マーク説明
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【点数情報】

Review人数 56人
平均点数 4.86点
000.00% line
111.79% line
2610.71% line
3610.71% line
41425.00% line
5610.71% line
61221.43% line
7610.71% line
847.14% line
911.79% line
1000.00% line

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 7.33点 Review3人
2 ストーリー評価 5.16点 Review6人
3 鑑賞後の後味 5.40点 Review5人
4 音楽評価 5.40点 Review5人
5 感泣評価 4.50点 Review4人

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