みんなのシネマレビュー

パーマネント野ばら

2010年【日】 上映時間:100分
ラブストーリーコメディ漫画の映画化
[パーマネントノバラ]
新規登録(2010-06-03)【あにやん‍🌈】さん
タイトル情報更新(2024-03-23)【イニシャルK】さん
公開開始日(2010-05-22)


Amazonにて検索Googleにて検索Yahooにて検索

ブログに映画情報を貼り付け
監督吉田大八
キャスト菅野美穂(女優)なおこ
小池栄子(女優)みっちゃん
池脇千鶴(女優)ともちゃん
宇崎竜童(男優)カズオ
夏木マリ(女優)まさ子
江口洋介(男優)カシマ
山本浩司(俳優)(男優)ユウジ
霧島れいか(女優)
汐見ゆかり(女優)
田村泰二郎(男優)
本田博太郎(男優)みっちゃんのお父ちゃん
ムロツヨシ(男優)
畠山紬(女優)もも
原作西原理恵子「パーマネント野ばら」
脚本奥寺佐渡子
撮影近藤龍人
製作博報堂DYメディアパートナーズ(「パーマネント野ばら」製作委員会)
配給ショウゲート
◆検索ウィンドウ◆

◆ログイン◆
メールアドレス
パスワード

◆ログイン登録関連◆
●ログインID登録画面
●パスワード変更画面

◆ヘルプ◆
●ヘルプ(FAQ)

◆通常ランキング◆
●平均点ベストランキング
●平均点ワーストランキング
●投稿数ランキング
●マニアックランキング

◆各種ページ◆
●TOPページ
●映画大辞典メニュー
●アカデミー賞メニュー
●新作レビュー一覧
●公開予定作品一覧
●新規 作品要望一覧照会
●変更 作品要望一覧照会
●人物要望一覧照会
●同一人物要望一覧照会
●関連作品要望一覧照会
●カスタマイズ画面
●レビュワー名簿
●お気に入り画面
Google

Web www.jtnews.jp

表示切替メニュー
レビュー表示 その他作品(無) 心に残る名台詞(投稿無) エピソード・小ネタ情報(投稿無) 心に残る名シーン(投稿無)
【新規登録順】 / 【変更順】 / 【投票順
【ネタばれ表示】/【ネタばれ非表示
通常表示】/【改行表示】
【通常表示】/【お気に入りのみ表示

ネタバレは禁止していませんので
未見の方は注意です!




【クチコミ・感想(9点検索)】

別のページへ(9点検索)
1


2.《ネタバレ》 うわあ~、すっごく良かったです~! 単純な話を、これほどまでに魅力ある構成に仕立てる吉田監督の演出センスはさすが! 「桐島、部活やめるってよ」の時も驚きましたが、この作品は、さらにハイレベルな出来だと思いました!

登場人物は、男も女もろくでなしばかりで、こんなどうしようもないクズ人間しかいない町、日本から隔離しろよと言いたくなるほど。いかにもサイバラが描きそうな男女の恋愛模様・人生模様をコメディタッチで描いています。嫌悪感だけが残りそうなキャラクターばかりで、普通なら途中で観るのをやめてしまうところですが、なぜか引き込まれて、そして最後の切ないオチ・・・。 それまでのベタベタな「現実」を描くことで、最後が余計に際立っていましたね。

現実と妄想、まったく相容れない要素を、みっちゃんの「デート中?邪魔してごめんねぇ」のセリフが両者を結び付け、ひとつの世界へと違和感なくまとめ上げています。
一番印象的だったのが、なおこの、鹿島に髪をかき上げられた時の微笑み、そしてラストの子供が迎えに来て声を掛けられた時の微笑み・・・ まったく同じアングルですが、あえて同じシーンのように見せることで、後者の「これからは母としてしあわせになる」というメッセージがしっかりと伝わり、見ている側も救われました♪

小池栄子、役者としてあまり良い印象はありませんでしたが、この映画では輝いていたと思います。 ramoさん [CS・衛星(邦画)] 9点(2016-11-09 18:22:55)

1.ようやく拝見。これは本当に大変素晴らしい。まずリアリティラインの圧倒的な実在感による破綻しない物語の説得力が、至極の余韻を生み出している。夏木マリさんも小池栄子さんも、池脇千鶴さんも、みんな「クヒオ大佐」同様、あとちょっと演出間違っていたら「嘘っぱち」だった。序盤から突き抜けに明るくテンション高めで、菅野美穂さんの素性とその周辺を軽快なテンポで説明していく。ただその説明も説明台詞など物語の進行を鈍重にするような手段は取らず、的確に省略と凝縮を用いてスマートに描いて行く。このスマートである事が決定的に効果覿面。序盤のその構成で観客はそうであると「思い込む」。つまり序盤の構成、あるいはその一見穏やかそうに見える世界の全てが、後の「事実」の伏線としての存在理由も兼ねているというこの重層的な構成。す…すげぇやん。序盤が明るければ明るいほど、結末での落差が尋常ではない。吉田大八監督の奥行きある表現を描き出す演出力に心底むちゃ脱帽。「クヒオ」「桐島」と同様、今作も「願望=妄想」演出が美しかったが、と同時にそこにある儚さや尊さが残酷な形で浮き彫りになるのは痛々しくて、苦しくて心砕かれる。生きる事の痛みを誠実に描こうとしている。吉田大八監督の作品に関して共通しているのが、最も重要な部分を「隠している」点にある。監督が言いたい事を登場人物が語ることはなく、観客の能動的な姿勢によって初めて「見えてくる」という点。そもそも、芸術の読解方法は能動性なわけだから当たり前なんだけど…ま、それはいいとして。テーマはあまりにも日常的で我々が日々感じている事なのだが、それがあまりにも日常的過ぎるが故に見過ごしてしまっている、この普遍性。あと最後に。ラストカットのその前のカットがファーストカットの対。つまり現実や期待や夢がこぼれ落ちていくメタファーがテーマも暗喩している。構成が匠で美し過ぎる!! ボビーさん [DVD(邦画)] 9点(2012-10-17 13:26:46)(良:1票)

別のページへ(9点検索)
1


マーク説明
★《新規》★:2日以内に新規投稿
《新規》:7日以内に新規投稿
★《更新》★:2日以内に更新
《更新》:7日以内に更新

【点数情報】

Review人数 42人
平均点数 5.98点
000.00% line
100.00% line
237.14% line
324.76% line
424.76% line
549.52% line
61535.71% line
7921.43% line
8511.90% line
924.76% line
1000.00% line

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 10.00点 Review1人
2 ストーリー評価 6.00点 Review2人
3 鑑賞後の後味 10.00点 Review1人
4 音楽評価 5.00点 Review1人
5 感泣評価 3.00点 Review1人

Copyright(C) 1997-2024 JTNEWS