みんなのシネマレビュー

みなさん、さようなら(2012)

2012年【日】 上映時間:120分
ドラマ小説の映画化
[ミナサンサヨウナラ]
新規登録(2013-01-06)【目隠シスト】さん
タイトル情報更新(2017-05-14)【イニシャルK】さん
公開開始日(2013-01-26)


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監督中村義洋
キャスト濱田岳(男優)渡会悟
倉科カナ(女優)緒方早紀
大塚寧々(女優)渡会日奈
永山絢斗(男優)薗田憲明
波瑠(女優)松島有里
田中圭(男優)堀田
ベンガル(男優)泰二郎
安藤玉恵(女優)
脚本中村義洋
林民夫
音楽安川午朗
主題歌エレファントカシマシ「sweet memory」
撮影小林元
プロデューサー宇田川寧
配給ファントム・フィルム
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【クチコミ・感想(9点検索)】

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1.《ネタバレ》 『アヒルと鴨のコインロッカー』『ポテチ』に続き、またしても中村義洋監督+濱田岳コンビに「してやられた」というのが率直な感想です。団地の中で一生を終えると決めた男。そんなどこか滑稽なシチュエーションの裏側に隠された真相が明かされるまで、理由に思いを馳せなかった自分の鈍感さが悔やまれるというか。少し考えれば想像できるはずなのに。それくらい“濱田岳マジック”が効いていたとも言えます。彼の醸し出すナチュラルなリラックス感は、サスペンスを際立たせる優秀な緩和剤。いつの間にか観客は、シリアスなお話に覚悟なく向き合わされている寸法です。本作のテーマは母の愛。傷ついた息子を信頼し、彼が立ち直るまで「待つ」と決めた覚悟の深さに震えました。一歩間違えば共倒れです。でも彼女は息子の芯の強さに賭けたのです。確かに彼は団地に居ながらにして、一歩一歩、成長の階段を上りました。手に職を付け、異性を知り、己が大切な者を守る力を身に付けました。そしてキッチリ過去のトラウマを克服したのです。周りから嘲笑された空手修行が、コツコツ積み重ねてきた努力が、報われた時のカタルシスや絶大でした。母からの命を賭した最期の贈り物は、息子の背中を押すこと。子に一人で生きていく力を身に付けさせられたのなら、親の役目は十分果たしたと胸を張れます。死んで本望。私も悟と一緒に泣きました(てっきり悪漢を病院送りにした事でお縄を頂戴し、公権力の力を借りて団地から出るストーリーを予想していたので、この結末なら文句なしのハッピーエンドでしょう)。悟ちゃん、お母さん、おめでとう。本当に頑張りましたね。本作製作時点で24歳(!?)の濱田が、小学生役をやるなど、本来なら作品の世界観を壊しかねない危険な行為。しかし子供の心のまま大人になった主人公のメンタリティを表現するには、有効な手段だったように思います。やりますな、中村監督。沁みるお話でありました。 目隠シストさん [DVD(邦画)] 9点(2015-07-09 00:57:16)(良:1票)

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マーク説明
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【点数情報】

Review人数 19人
平均点数 6.42点
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4315.79% line
515.26% line
6421.05% line
7842.11% line
8210.53% line
915.26% line
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【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 Review0人
2 ストーリー評価 7.00点 Review1人
3 鑑賞後の後味 7.00点 Review1人
4 音楽評価 Review0人
5 感泣評価 Review0人

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