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ローマの休日

Roman Holiday
1953年【米】 上映時間:118分
ドラマラブストーリーコメディモノクロ映画ロマンス
[ローマノキュウジツ]
新規登録(不明)【シネマレビュー管理人】さん
タイトル情報更新(2024-03-23)【イニシャルK】さん
公開開始日(1954-04-27)


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監督ウィリアム・ワイラー
キャストオードリー・ヘプバーン(女優)アン王女
グレゴリー・ペック(男優)ジョー・ブラドリー
エディ・アルバート(男優)アービング・ラドビッチ
ハーコート・ウィリアムス(男優)大使
池田昌子[声]アン王女(日本語吹き替え版【ソフト/1972年フジテレビ/テレビ朝日】)
城達也ジョー・ブラドリー(日本語吹き替え版【ソフト/1972年フジテレビ/テレビ朝日】)
大塚明夫アービング・ラドビッチ(日本語吹き替え版【ソフト】)
北村弘一大使(日本語吹き替え版【ソフト】)
荘司美代子伯爵夫人(日本語吹き替え版【ソフト】)
山寺宏一マリオ(日本語吹き替え版【ソフト】)
丸山詠二将軍(日本語吹き替え版【ソフト】)
中庸助支局長(日本語吹き替え版【ソフト】)
増岡弘タクシー運転手(日本語吹き替え版【ソフト】)
竹口安芸子(日本語吹き替え版【ソフト】)
磯辺万沙子(日本語吹き替え版【ソフト】)
有本欽隆(日本語吹き替え版【ソフト】)
辻親八(日本語吹き替え版【ソフト】)
金尾哲夫(日本語吹き替え版【ソフト】)
岡村明美アン王女(日本語吹き替え版【PDDVD】)
てらそままさきジョー・ブラドリー(日本語吹き替え版【PDDVD】)
小形満アービング・ラドビッチ(日本語吹き替え版【PDDVD】)
定岡小百合伯爵夫人(日本語吹き替え版【PDDVD】)
楠見尚己支局長(日本語吹き替え版【PDDVD】)
納谷六朗(日本語吹き替え版【PDDVD】)
山内雅人アービング・ラドビッチ(日本語吹き替え版【1972年フジテレビ】)
千葉順二大使(日本語吹き替え版【1972年フジテレビ】)
広川太一郎マリオ(日本語吹き替え版【1972年フジテレビ/テレビ朝日】)
沼波輝枝(日本語吹き替え版【1972年フジテレビ/テレビ朝日】)
辻村真人(日本語吹き替え版【1972年フジテレビ】)
あずさ欣平(日本語吹き替え版【1972年フジテレビ】)
田村錦人(日本語吹き替え版【1972年フジテレビ】)
宮内幸平(日本語吹き替え版【1972年フジテレビ】)
矢田稔(日本語吹き替え版【1972年フジテレビ】)
青野武(日本語吹き替え版【1972年フジテレビ】)
栗葉子(日本語吹き替え版【1972年フジテレビ】)
沢田敏子(日本語吹き替え版【1972年フジテレビ】)
加藤正之(日本語吹き替え版【1972年フジテレビ】)
槐柳二大使(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
及川ヒロオタクシー運転手(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
峰あつ子靴屋(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
石井敏郎提督(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
村松康雄(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
緑川稔(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
寺島幹夫(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
笠原弘子アン王女(日本語吹き替え版【TBS】)
津嘉山正種ジョー・ブラドリー(日本語吹き替え版【TBS/2004年日本テレビ】)
安原義人マリオ(日本語吹き替え版【TBS】)
島香裕将軍(日本語吹き替え版【TBS】)
阪脩(日本語吹き替え版【TBS】)
小島敏彦(日本語吹き替え版【TBS】)
池田勝(日本語吹き替え版【TBS】)
巴菁子(日本語吹き替え版【TBS】)
池本小百合(日本語吹き替え版【TBS】)
鈴鹿千春アン王女(日本語吹き替え版【1994年フジテレビ】)
小川真司〔声優・男優〕ジョー・ブラドリー(日本語吹き替え版【1994年フジテレビ】)
山野史人アービング・ラドビッチ(日本語吹き替え版【1994年フジテレビ】)
松岡文雄大使(日本語吹き替え版【1994年フジテレビ】)
浅井淑子伯爵夫人(日本語吹き替え版【1994年フジテレビ】)
江原正士マリオ(日本語吹き替え版【1994年フジテレビ】)
大木民夫将軍(日本語吹き替え版【1994年フジテレビ】)
上田敏也支局長(日本語吹き替え版【1994年フジテレビ】)
片岡富枝(日本語吹き替え版【1994年フジテレビ】)
藤本譲(日本語吹き替え版【1994年フジテレビ/2004年日本テレビ】)
真地勇志(日本語吹き替え版【1994年フジテレビ】)
仲野裕(日本語吹き替え版【1994年フジテレビ】)
天田益男(日本語吹き替え版【1994年フジテレビ】)
西尾徳(日本語吹き替え版【1994年フジテレビ】)
幹本雄之(日本語吹き替え版【1994年フジテレビ】)
小室正幸(日本語吹き替え版【1994年フジテレビ】)
湯屋敦子(日本語吹き替え版【1994年フジテレビ】)
田中敦子〔声優〕(日本語吹き替え版【1994年フジテレビ】)
引田有美(日本語吹き替え版【1994年フジテレビ】)
すずきまゆみアン王女(日本語吹き替え版【2004年日本テレビ】)
内田直哉アービング・ラドビッチ(日本語吹き替え版【2004年日本テレビ】)
石森達幸将軍(日本語吹き替え版【2004年日本テレビ】)
富田耕生支局長(日本語吹き替え版【2004年日本テレビ】)
谷育子伯爵夫人(日本語吹き替え版【2004年日本テレビ】)
岩崎ひろしタクシー運転手(日本語吹き替え版【2004年日本テレビ】)
さとうあい(日本語吹き替え版【2004年日本テレビ】)
西村知道(日本語吹き替え版【2004年日本テレビ】)
伊井篤史(日本語吹き替え版【2004年日本テレビ】)
稲葉実(日本語吹き替え版【2004年日本テレビ】)
水野龍司(日本語吹き替え版【2004年日本テレビ】)
星野充昭(日本語吹き替え版【2004年日本テレビ】)
佐藤ゆうこ(日本語吹き替え版【2004年日本テレビ】)
沢木郁也(日本語吹き替え版【2004年日本テレビ】)
堀内賢雄ジョー・ブラドリー(日本語吹き替え版【NEM】)
高木渉アービング・ラドビッチ(日本語吹き替え版【NEM】)
早見沙織アン王女(日本語吹き替え版【2022年日本テレビ】)
浪川大輔ジョー・ブラドリー(日本語吹き替え版【2022年日本テレビ】)
関智一アービング・ラドビッチ(日本語吹き替え版【2022年日本テレビ】)
浦山迅大使(日本語吹き替え版【2022年日本テレビ】)
関俊彦マリオ(日本語吹き替え版【2022年日本テレビ】)
伊藤和晃将軍(日本語吹き替え版【2022年日本テレビ】)
茶風林支局長(日本語吹き替え版【2022年日本テレビ】)
チョータクシー運転手(日本語吹き替え版【2022年日本テレビ】)
石住昭彦(日本語吹き替え版【2022年日本テレビ】)
原作イアン・マクレラン・ハンター(ダルトン・トランボ)(原案)
脚本イアン・マクレラン・ハンター(ダルトン・トランボ)
音楽ジョルジュ・オーリック
ヴィクター・ヤング(ノンクレジット)
編曲レオ・シューケン(ノンクレジット)
撮影フランク・F・プラナー
アンリ・アルカン
製作ウィリアム・ワイラー
パラマウント・ピクチャーズ
制作東北新社(日本語吹き替え版【ソフトほか】)
グロービジョン(日本語吹き替え版【2022年日本テレビ】)
配給パラマウント・ピクチャーズ
美術ウォルター・タイラー(美術監督)
ハル・ペレイラ(美術監督)
衣装イーディス・ヘッド
ヘアメイクウォーリー・ウェストモア
編集ロバート・スウィンク
録音オムニバス・ジャパン(録音・調整)(日本語吹き替え版【ソフト】)
字幕翻訳高瀬鎮夫
岸田恵子(字幕監修)
日本語翻訳木原たけし(日本語吹き替え版【ソフト/1972年フジテレビ/テレビ朝日/2004年日本テレビ】)
あらすじ
ある国の国王の名代としてヨーロッパ各地を巡る若いアン王女は窮屈な日程に追われ、慣れない旅先でしばしば不眠に陥る。ローマに滞在中のある夜、王女は侍医に睡眠薬を無理やり注射される。それでも眠れない王女は側近の目を盗んでホテルを抜け出すが街に出た途端に睡眠薬が効き始め、アメリカ人の新聞記者に助けられる。翌朝、目を覚ました王女は連れ戻されるまでの束の間の自由を存分に楽しもうと心を決め、新聞記者は特ダネを狙って王女に付き添う。お転婆の王女としたたかなヤンキー・ジャーナリストのローマ観光珍道中。

かわまり】さん(2004-03-04)
全てのをあらすじ参照する

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【クチコミ・感想(9点検索)】

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108.《ネタバレ》 -Roman Holiday-  “野蛮な見世物” “他人を苦しめて得る利益”
NHKのバラエティ番組で紹介されていたから、ご存じの方も多いだろうけど、古代ローマの王族や貴族が、娯楽として剣闘士の殺し合いなんかを観る様子。なんだそうです。原題については色々な解説があるけど、私はこの古代ローマの剣闘士に該当する存在がアン王女なのかな?って思いました。

誰もが羨むハズの王女という立場。なのに彼女の願いは庶民の当たり前の生活。
24時間自由がなく、決められたことしか言えず、病気の時以外休むことが出来ない存在が現代の王女。
そして王女を見世物として楽しむのが庶民。庶民が楽しむネタを集めるのが新聞記者。アン王女を見世物として新聞記事を書き、それが特ダネであるほど利益が挙がる。王族を金儲けと庶民の暇潰しのネタにする時代が来るなんて、古代ローマ時代には考えられなかったことだろう。

偶然出会った酔っ払いの女性がアン王女と知ったジョーが、真っ先に閃いたのが金儲け。雲の上の存在のアン王女が、一般市民と同じ事をして喜ぶ姿は、王族の地位を貶める大スクープになっただろう。
記者会見の別れ、アンとジョーだけの秘められた記憶。ローマ中を駆け回り、自由な生活を満喫するアン王女の無邪気な笑顔。許されない淡い恋。たった一晩の自由はアンに王女としての自覚を与え、ジョーを金儲けより大切なものに目覚めさせた。王女らしくない振る舞いを記録した数々の写真は、アービングの手によってアンだけの思い出となる。

“王女が一日だけ庶民になって羽根を伸ばす”なんてシンプルで脳天気な物語の様でいて、その奥には自分の立場を受け入れて生きていく、大人の女性の切ない別れが描かれている。アン王女のその姿が、デビュー間もないオードリーの、この映画をキッカケに人気女優として駆け上る姿と重なるから、一時の流行りものではなく、永遠に愛される作品にしているのでしょう。


最後に“ジェラート(アイス)のコーン食べずに捨てる問題”について記しておきたい。
私の年代だとZガンダムで初めて観た人が多いと思う。食べられるものを食べずに捨てるのは衝撃だった。まさかそのモトがローマの休日だったなんて…。
スペイン広場でジョーとの会話中、さり気なくコーンをポイ捨てするアン王女。『王族だからコーンが食べられると知らず、食器や包み紙の一種だと思って捨てた』説。なるほど、説得力と優しさが感じられる説だけど、花屋との可愛いやり取りを思い返すと、ジェラート屋にコーンを返したりせずにその辺に捨てるのもどうか?ジョーがコーンに無反応な所からも、これは後付の説っぽい。
『コーン食べないのが当時のブーム』説。「パジャマの上だけ着て寝るの~」なんてのに憧れるアン王女だけに、こちらのほうが正解っぽいかも。ただ場所が観光名所だけに、あそこでポイ捨ては後の世に与えた影響は大きかった。画面上あそこでジェラート食べてるのアン王女だけだし。そこはナマの情報に疎い王女が、雑誌で知った流行りモノを、ちょっとやってみたかった。って考えると、なんかとても可愛らしい。
このシーンの時計の針は有名だけど、花屋とのシーンと合わせて、長時間ジェラートを食べ続けたであろうオードリー。絶対食べ飽きてるにも関わらず、私たち庶民に『一生に一度でいいからスペイン広場でジェラート食べたい』って思わせる名シーンであり、舌を出してコーンの中まできちんと美味しそうに食べて見せるオードリーの姿が、新人らしくてなんとも健気。 K&Kさん [地上波(吹替)] 9点(2022-05-16 23:12:06)(良:1票)

107.白黒映画の壁を壊してくれた作品。
ヘップバーン美人ですねー。
清々しい作品。 へまちさん [DVD(字幕)] 9点(2017-11-30 19:39:51)(良:1票)

106.久々に鑑賞。皆さんの評価のとおり、オードリー・ヘプバーン扮する王女が輝いてて、思わず笑顔になってしまう。ペック扮する新聞記者も非常に紳士で良い。シンデレラの様な物語も最後は感動するし、面白い。さすが名作。 SUPISUTAさん [DVD(字幕)] 9点(2017-01-08 22:24:54)(良:1票)

105.《ネタバレ》 オードリー・ヘップバーンがキラキラ輝いている。もちろん、主演女優を美しく撮ろうとしていて、実際に美しく撮られているんですけれども、それ以上に、あの無垢な感じが、まるで、好奇心いっぱいの子供のような輝きをもたらしていて。彼女が逃げ出す道程での、彼女視線のカメラが、いかにも、観るものすべてが目新しい、といった彼女の好奇心をよく表しています。
だからこの作品、ラブロマンスという枠にはまらず、何だか大人の目線で子どもを見守っているような作品のようにも感じられてきます。お小遣い握りしめて街に出る、楽しそうなその姿。初めての場所に連れて行ってもらって夢中になる姿。
だからといって、グレゴリー・ペック演じる記者は、良き彼氏とも良き父親ともいう訳ではなく、腹に一物。あのシブい眉毛の端がクッと上がると、ホレいかにも打算が絡んでそうな表情に。
記者の彼にとって、家出王女との出会いはまたとない僥倖、まさに楽勝の展開で、周囲の人間とも色々とよからぬ約束事をしてしまう。ただ唯一の誤算は、王女に惚れてしまったこと。勿論、成就する訳のない恋愛。いや、どうせファンタジーなんだから、別に無理やり成就するオハナシにしたっていいんですけどね、でもそうはならない、彼には何も残らない。
それは王女とて同じこと、そっと身を引く美しさ。そんな中でもかすかな接点を互いに感じあう、ラストの謁見の場面がお見事です。と同時に、たいがいヒドイ目にしかあってないヒゲの友人アーヴィングの存在が、何ともいい味を出しているのでした。 鱗歌さん [CS・衛星(字幕)] 9点(2016-10-28 12:30:00)(良:1票)

104.随分ファンタスティックなストーリーだけど感傷的に感じてしまうのはオードリー・ヘプバーンの可憐さからか。ちょっとカマトトっぽいけど新人だったので目をつぶる。 ProPaceさん [CS・衛星(字幕)] 9点(2016-07-04 23:15:31)

103.《ネタバレ》 ギターを振りおろしたときの表情が一番好き。初見は30年前。そのときよりもアン王女が初々しく見えるのは、デジタル・ニューマスターのおかげだけではないのでしょう。観るたびに新しくなるんじゃないでしょうか。 なたねさん [DVD(字幕)] 9点(2016-02-08 12:53:34)(良:1票)

102.《ネタバレ》 フランク・キャプラの「或る夜の出来事」を思わせるラブ・ロマンス。
キャプラ自身も監督する予定だったが断念・その無念をウィリアム・ワイラーとダルトン・トランボが果たしてくれたと思うだけでも胸圧。
ワイラー初期の作品に比べると密度はそれほど無いが、それでも最後まで飽きさせてくれない。
ローマ市内の名所を映していくオープニング、ニュース映像の中・パーティー会場の凛々しい“王女”、本当は遊びたい年頃のお転婆な“アン”。スカートの中は退屈そうに脚がウズウズ。窮屈な靴を早く脱ぎたくてしょうがない、街の音楽を聞きに今すぐにでも走りだしたい。
爺さんのナイスエスコート、脱走するための仮病・・・いや病というなら恋の病にかかるというべきか。
服を着替えて脱走経路の確認、階段を一気に走り去り、車の荷台に飛び込む。手袋をまだはめているのが王女らしくて可愛い。そのアンに子供を寝かすように対応するペックが面白い。
博打に負けた帰りにとっておきの“特ダネ”との出会い。夢の中でも王女の仕事。起こすためにデカい音を立てても、枕や布団を引き抜いても起きない。

事情を知って野望に燃えるペックとアーヴィング。そんな二人が彼女と過ごす内に心境に変化が生じていく面白さ。
やっぱペックはちょっと悪党を気取っているというか、何だかんだ言って本当は優しい人間て感じのキャラが好きだ。

ローマ市内の観光。髪を切ったり、アイスを食べたり、煙草を吸ってみたり、ベスパで二人乗りしたりと今まで出来なかった事を存分に満喫する。ローマ市民に迷惑をかけながら。
王女を連れ戻すべくやってきた黒服の男たちも、まるでカラスの行列のように散々な目に遭う(演出のせいで暗黒街出身の殺し屋にしか見えません。本当にありがとうございます)。

身分という壁の大きさ、やがて訪れる別れ・・・。
記者会見、視線で交える挨拶、観光記念に素敵な贈物、別れの笑み。 すかあふえいすさん [DVD(字幕)] 9点(2014-01-04 22:13:33)(良:1票)

101.《ネタバレ》 名作再上演企画で劇場鑑賞してきました。惚れてまうやろって感じ、責務を果たすと決めた後のアン王女のオーラ感が素敵でした。 ないとれいんさん [映画館(字幕)] 9点(2013-04-20 22:26:41)

100.テンポの良い萌え映画。単純ながら飽きさせない構成、印象的なセリフの数々、キャラの立った登場人物たちに引っ張られて、いつの間にか見終えている。ヘプバーンの美しさばかりが語られ、そして実際に彼女は美しいのだが、映画としての骨組も非常によく出来た作品。 肛門亭そよ風さん [DVD(字幕)] 9点(2012-12-29 07:27:12)

99. 見せ場が山ほどある名作。中でもローマの街めぐりを満喫するアン王女の天真爛漫ぶりがいい。巧みなワイラー演出によるオードリーの魅力はもちろんだが、G・ペックやE・アルバートの名演が彼女を支えた。
 誠実さとユーモアを交えたG・ペックの演技を、かつて高倉健が「グレゴリー・ペックの技、いいねえ」と言ったとか。某脚本家は新聞に「P・ニューマンはG・ペックより格上」と書いてますが、全然違います。逆ですよ。 風小僧さん [CS・衛星(字幕)] 9点(2012-12-16 16:46:30)

98.もはや説明不要な名作。個人的にはオードリーが一番可愛い映画。 movie海馬さん [地上波(字幕)] 9点(2012-07-19 21:32:15)

97.これほど老若男女を問わず愛されている作品が他にあるのだろうか?
今ではローマのスペイン広場の階段ではアイスクリームを立ち食いできないそうな・・・ きーとんさん [地上波(吹替)] 9点(2010-07-19 00:54:45)

96.何度みても飽きないですね、主人公二人には男女どちらもそれぞれ恋に似た感情をもつのではないでしょうか。ヘップバーンのみずみずしさが画面からあふれるようです。 HRM36さん [CS・衛星(字幕)] 9点(2010-07-09 17:22:20)(良:1票)

95.子供の頃にテレビで2度ほど観て、ゲラゲラ笑い、ラストで切なくなったのを覚えている。今どきの子供の鑑賞に耐えられるのかという興味で小学生の息子に見せる目的と、いい大人になった自分が今どんな感覚で観れるのかという思いでDVDをレンタルした。息子も小学生だった頃の自分と同じ反応を見せていたし、自分自身も素直に「いい映画だな~」とあらためて思った。ライター型のスパイカメラは、僕が子供の頃は似たようなものが雑誌によく紹介されてたけど、あれは子供に説明が必要だった。物語の出来は「素敵なさよなら」で決まると、ある作家の談を聞いた覚えがあるけれど、それを思い出すとき必ずこの映画のラストがセットで思い出される。白黒映画なので古いということは最初から分かっていたけれど、具体的にいつ頃なのかと今回初めて確認してビックリ。自分が生まれる約10年も前に作られて、今観ても充分に鑑賞に耐えられて素直に「良い」と思えるのはスゴいことだと思う。オードリー・ヘプバーンの奇麗さ可愛さは言うまでもないが、同時にグレゴリー・ペックも良く、これが今どきのジャニ系や軽くイケメンとはやされる男たちじゃドッと冷めてしまうだろう。 だみおさん [DVD(吹替)] 9点(2010-01-07 18:07:31)(良:1票)

94.《ネタバレ》 いやー、いいなあ!すきなところ。最後のマスコミ記者達の自己紹介。フィガロやルモンドやフォトサービスやアメリカンニュースサービスとか!かっちょいいぜ!(間違ってもよみうりとかぶんしゅんとかいないよなあ)それから、最初のころ、女王にバレまいと、ジョーが友人のキャメラマンに使う、足技や水ぶっかけの超高速の機転のよさ!イケシャーシャーとすずしい顔して、ようヤルゼ!。ワルだねえ。そんで、仕事の成功も彼女もあきらめる、あの悲劇のラスト!女王の高貴さと同様、アメリカン、ジョーも非常にサッパリ清潔にサヨーナラ!あーあ。オレだったらあの後、アパート帰れんぜ。
これのオードリーヘプバーン(また、カッチョイイ名前だねえ)に関しては、わたしの筆では表現不能。でも、なんかこの女王は、ふつうにトイレ行きそう感じでいいね!
ッ追加アー!!こないだラジオ聴いていたら、コの作品のハナシになって、なんと、この作品のお二人、この作品の中で、実は”ヤッチャッている!!”ンだ、という説!大人になって見直してみて、解った!ということをオッシャっていた!”ヘーびっくり!!”今度見直してみよう!(雰囲気ブチコワシ??) まあ、もっともこれはあまり信用のおけない”男二人”の説であったが。 男ザンパノさん [CS・衛星(字幕)] 9点(2009-11-19 19:19:09)

93.《ネタバレ》 日本では名画の代表ですが、米映画協会の映画BEST100には入ってません。それだけ日本人の感性に合っているのでしょう。特筆すべきは、オードリーのピクシーぶり。王女であるときの立ち居振る舞いには、作り物ではない高貴さがにじみ出ています。庶民のときは清楚で愛らしく、泣いたり、笑ったりの表情が豊か。甘く爽やかな声。画面いっぱいに映る笑顔は神々しいほど。彼女を引き立てる独創的な衣装や髪型も見逃せません。物語は王女の窮屈な公務の様子から始まります。脱げた靴が履けないのはちょっと不器用ですね。夜になり、窓から音楽が聞こえてきたときに、ベッドから飛び降りる場面は実に印象的。アンの本来の奔放な性格が一瞬で表現される演出が見事。それから脱走までテンポよく進みます。新聞記者のジョーの部屋で目を覚ますまでは眠り姫状態ですが、酔っ払いにも見えてかわいいですね。ジョーが貧乏なので、王女との身分差が際立ちます。かつ記事をあきらめたときの犠牲を大きくみせる伏線です。美容院では「カットだけ」と頼んだのに、綿密に仕上がっています。ここで船上の音楽会の伏線あり。写真家アービンが絡んできてからは、ラブコメモード全開。王女の願いは「一日でいいから、自由気ままなにやりたいことをしたい」というささやかなもの。王女の窮屈な生活を思えば、誰でも応援したくなります。真実の口の場面では早くも恋人同士になっています。秘密警察のおまぬけぶりはラブコメの常道。ビンやギターで頭を殴ったり、川に飛び込んでの派手な脱出と大いに盛り上がります。大笑いして見つめ合い、咄嗟の情熱的なキス。お互い身分は明かせず、恋は厳禁。十分承知していても、恋心は隠しきれません。固く抱き合う二人ですが、分別がまさり、恋の告白はなし。シンデレラの時間は終り、決して振り向かないと誓って別れる二人。そして王女にとって思わぬ再会。二重の意味の会話が心を打ちます。「人と人の間の友情」「信念が裏切られることはないでしょう」「ローマの思い出をいつまでも懐かしむことでしょう」余韻の残るエンディングです。日本人がこの映画に感動するのは「忍ぶ恋」だからでしょう。王女の生涯つづくであろう窮屈な公人生活を思えば、その悲恋に涙がでます。また世紀の大スクープをあきらめて友情を選んだアービンは表彰したいくらい。悪意のある人が登場せず、心洗われる物語、フェアリーテイルです。 よしのぶさん [DVD(字幕)] 9点(2009-09-28 20:36:34)(良:2票)

92.アンは生まれながらに望みもしないのに美しく飾られた牢獄にいるようなもの。彼女の望みが贅沢とは思われない。(ダルトン・トランボは、後年の「ジョニーは戦場へ行った」とは全く違う形で自由から隔てられた若者の物語を書いた)後半が切ないのは楽しい前半からの転調が十分に効いているからだが、この構成は見事だと思う。ジョー・ブラッドレーが金欠の新聞記者というのもこれ以上ない設定だし、友人のカメラマン、アーヴィングも最高である。アーニャはヘアカットとともに袖を巻き上げスカーフを巻くだけでイメージを一新し、美容師マリオ・デ・ラーニ役のパオロ・カルリーニが明るいイタリアンな情緒を添える。「仕方なくしていることだってあるんだよ」とのジョーの言葉は作品の底辺に諦念が流れているのを感じさせるが、ラストは言葉にたよらず感情を細やかに伝えてみせる。たった一日、しかしかけがえのない一日が小国の王女を大きく変えた。そしてまたジョーも。オードリーの笑顔と涙はこれからも観客を魅了し続けるのだろう。 レインさん [映画館(字幕)] 9点(2009-08-31 01:33:44)(良:3票)

91.若い頃からもう何回も観てます。あのラストシーンは酸いも甘いも噛み分けた今ですら(笑)、ほんとに切なくなる名シーン。白黒なのにいつの間にかカラーを観てると錯覚してしまうのは、きっとこの作品が魅力的だからなんだと思っています。 HAMEOさん [DVD(字幕)] 9点(2009-07-12 02:31:14)

90.昔から往年の名作だ不朽の名作だって言われている映画に対し、よく思うことは「ホントにそこまでいい映画なのか?昔のだし案外大した事ないんだろうなー」。この「ローマの休日」も同様でした。ラブストーリー苦手だし……って敬遠していたのがバカみたいに、素直に面白かったです。会見~ラストまでの流れは映画を見ている気がしませんでした。二人の視線が切なくて、別れがどんどん近づくにつれ、二人とも今からでも遅くないから早く行け!って気持ちと、あくまでも王女と記者の一日限りの恋だから良いんだよな、って気持ちが一人せめぎあってました。オードリーはもう言う事なし。本当に妖精が彼女に宿っていたんじゃないかとまで思います。 深々さん [DVD(字幕)] 9点(2009-05-03 17:02:25)(良:1票)

89.ヘップバーンの可憐さとキュートさが際立つ不朽の名作だと思います。恋愛モノが苦手な方も、これはきっと大丈夫。
実は最初に見たのが吹き替えだったんですが、池田さんの声(メーテル、お蝶婦人…etc)があまりにもイメージにぴったりで強烈に耳に残ってしまい、ヘップバーンなのにその声を先に思い出してしまう程です(笑)
映画好きならヘップバーンファンならずとも一度は見ておきたい作品ですね! 鉄仮面さん [地上波(字幕)] 9点(2009-01-27 17:39:28)

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【点数情報】

Review人数 456人
平均点数 8.42点
000.00% line
110.22% line
230.66% line
361.32% line
451.10% line
5143.07% line
6204.39% line
74910.75% line
810523.03% line
910823.68% line
1014531.80% line

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 8.92点 Review38人
2 ストーリー評価 8.42点 Review50人
3 鑑賞後の後味 8.69点 Review49人
4 音楽評価 7.67点 Review34人
5 感泣評価 7.21点 Review28人

【アカデミー賞 情報】

1953年 26回
作品賞 候補(ノミネート) 
主演女優賞オードリー・ヘプバーン受賞 
助演男優賞エディ・アルバート候補(ノミネート) 
監督賞ウィリアム・ワイラー候補(ノミネート) 
脚本賞イアン・マクレラン・ハンター(ダルトン・トランボ)受賞原案賞
撮影賞アンリ・アルカン候補(ノミネート) 
撮影賞フランク・F・プラナー候補(ノミネート) 
美術賞(白黒)ウォルター・タイラー候補(ノミネート) 
美術賞(白黒)ハル・ペレイラ候補(ノミネート) 
衣装デザイン賞(白黒)イーディス・ヘッド受賞 
脚色賞イアン・マクレラン・ハンター(ダルトン・トランボ)候補(ノミネート) 
編集賞ロバート・スウィンク候補(ノミネート) 

【ゴールデングローブ賞 情報】

1953年 11回
主演女優賞(ドラマ部門)オードリー・ヘプバーン受賞 

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