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麻雀放浪記

1984年【日】 上映時間:109分
ドラマモノクロ映画小説の映画化
[マージャンホウロウキ]
新規登録(不明)【シネマレビュー管理人】さん
タイトル情報更新(2025-05-06)【イニシャルK】さん
公開開始日(1984-10-10)


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監督和田誠
キャスト真田広之(男優)
大竹しのぶ(女優)まゆみ
加賀まりこ(女優)ママ
内藤陳(男優)おりん
笹野高史(男優)鈴木
加藤健一(男優)ゼゲンの達
高品格(男優)出目徳
鹿内孝(男優)テディ
天本英世(男優)はちまき
鹿賀丈史(男優)ドサ健
名古屋章(男優)上州虎
木村修(男優)設計士
須賀良(男優)眼鏡の男
原作阿佐田哲也「麻雀放浪記」
脚本和田誠
澤井信一郎
音楽高桑忠男(音楽プロデューサー)
石川光(音楽プロデューサー)
主題歌岡晴夫「東京の花売娘」
撮影安藤庄平
製作角川春樹
東映
角川春樹事務所
配給東映
美術中村州志
編集西東清明
照明梅谷茂
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【クチコミ・感想(9点検索)】

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10.《ネタバレ》 麻雀は、学生の時にスーパーヅガンのアニメと、ぎゅわん自己のゲームで多少知っていますが、特に詳しくはないです。でもこの映画は面白いですね。世界観がきちんと出来上がっています。
モノクロにしたことで、特撮なんだけど、映像に安っぽさが無いんですね。戦後焼け野原の東京が見事に再現されています。オープニングのチンチロリン小屋前の、地面のぬかるみ具合。雨粒の大きさ。小屋の中の汚さ。ゴザのくたびれ具合に、しっかりカメラに映る雨漏り。セットだろうけどリアリティが凄い。本物っぽいというのではなく、凄く精密な、人の造った精密なジオラマを観ているような世界観なんですね。

そんな中で繰り広げられる博打打ちの世界。チンチロリンで、おりんがイカサマをしてるのを、みんな解ってるけど黙ってる。おりんはいいカモを連れてくるから。なんて、面白いじゃないですか!私は博打打って、その日暮らしで一晩の勝ち負けに全てを賭けてる連中だと思っていましたが、確かに、明日も明後日も博打で食っていかなきゃいけないんだよね。こんな描写に、美学じゃない生活感・リアリティを感じました。

そんな博打打ちの日常に、女の家を勝手に売り、女さえ売り飛ばし、ここ一番・一瞬の大勝負に掛ける癖の強い男たち。負けたら払う。負け際の潔さがとても美しく、爽やかでもありました。…自分で書いてて『爽やか?どこがだよ』って思いましたが、麻雀に掛ける男の生き様が清々しかったんです。

九蓮宝燈であがったら死ぬ。聞いたことあります。この映画で有名になったんでしょうね。出目徳の死体を身ぐるみ剥がして、土手から自宅前に転げ落とす…一度見たら忘れられないシーンです。このシーン、キルビルで使ったな?タランティーノ。一見異常だけど、博打打ちの世界に生きる、ドサ健、ゼゲンの達、坊や哲までが、阿吽の呼吸で出目徳を突き落とす様子が、一見シュールで、それでいて大勝負のあとの美学を感じさせます。この美しさは色褪せないですね。
3人の霊柩車に、よたよた付いていく上州虎。非日常の大勝負の美しさから、日常のクズ人間に戻っていく感じ。和田監督、デビュー作でこれ撮れちゃうって、ホント凄いですよ。 K&Kさん [CS・衛星(邦画)] 9点(2025-02-02 14:36:47)

9.麻雀を知らなくても楽しめるけど、知っていれば、よりもっと深く楽しめるという映画。和田誠さんという方は、自分がそもそも映画好きになった上では欠かせない大いなる指針となった恩ある方。映画に関する書籍で、人生で一番最初に購入したのは「ロードショー」とかのファン雑誌を除けば、和田氏と山田宏一氏の対談集「たかが映画じゃないか」(文庫本版)。ああ、こういう風な映画の観方もあるんだと、両氏の嫌みのない映画通っぶりにひたすら感心しきりで。昔の映画を積極的に観るようになったのも、和田さんの影響。イラストレーターがご本業だと知ったのはずっと後。奥様が平野レミさんだと知ったのは、実はお亡くなりになってからでした・・・。監督二作目も三作目もそれなりには楽しめたけれど、このデビュー作が一番映画作品的には面白かった。片山まさゆき氏の初心者用麻雀本を授業中に廻し読みしてたバカ学生時代に戻りたい。このコロナ禍がひと段落ついたら、当時の雀悪友連中に声かけて卓囲みたいと思います。麻雀って(フリー除く)少しだけよそよそしい知り合い同士をトモダチに格上げする、一番手っ取り早いコミュニケーション方法だったんですよね、当時は。 放浪紳士チャーリーさん [ビデオ(邦画)] 9点(2021-05-26 20:49:32)

8.《ネタバレ》 子供の頃に鑑賞した時は「燕返し」しか印象に残らなかったのですが、この年になって鑑賞しなおすと、ストーリー、役者、画面の空気感といったあまりの良作品に唸りました。 ドクターペッパーさん [インターネット(字幕)] 9点(2015-09-30 16:27:48)

7.◆モノクロの画のせいか、何度か黒澤映画を観ているような錯覚を覚えました。そのくらい完成度が高い作品なのだろうと思います。◆いくら映画に造詣が深いといっても、映画の世界を主戦場としてきた訳ではない和田誠氏にこんな作品を作られたら、100%映画の世界で生きてきた水野晴郎氏の立場が・・・・。 la_spagnaさん [DVD(邦画)] 9点(2014-09-08 03:15:37)

6.原作の世界観を、よくぞここまで忠実に映像化したなという感じ。温度や湿度までそっくりそのままです。少ない登場人物それぞれのキャラの立ち方もすばらしい。生産性ゼロ、社会貢献度ゼロでありながら、「やむにやまれぬ麻雀魂」がひしひしと伝わってきました。「まゆみ」はいかにも男が思い描く理想の女性象という感じですが、「ママ」はリアリティがあってよかった。加賀まりこを初めて「女」として認識しました。 眉山さん [インターネット(字幕)] 9点(2013-10-20 02:00:54)(良:1票)

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5.《ネタバレ》 原作がどうあっても超えられない最高傑作であっただけに、逆に落ち着いて観ることが出来たように思う。泣く泣く削らなければいけないシーンもあっただろう。それでも、よくまとまっていた。闘牌シーンが少なかったのは、「人間ドラマ・麻雀放浪記」を優先させた結果だろう。麻雀小説ではあるが、細かいテーマを決めておかないと自爆してしまう。麻雀を知らない人にもうけるように作るには、そうするしかなっかのだろう。ただ、イカサマシーンなんかは、原作を読んでいなければ分からないのでは?とも思った。配役はなかなかよかった。モノクロで撮られているのもよかった。まさに白と黒。コントラストが綺麗。しかし、虎がまゆみを賭けて達と勝負するシーンが、丁半だったのが……なんとも拍子抜け。いくら長くなっても良かったのに、やはり映画には、それなりのテンポがあったのだろうか。原作は4まで続くのだから、出来れば同じキャストでその後の話も観たかった。 揺香さん 9点(2004-07-08 16:14:29)

4.高品格秀逸の一言につきます。
イカサマにいきり立つドサ健に
静かにすごむ出目徳の顔にゆれる裸電球の影が映る。
あれは、カラーでは絶対できない。
大四喜字一色十枚爆弾・2の2の天和。
これ、麻雀せん人にはわからんでしょうね。死んだら負けなんやな。そして、勝った方が強く、負けた物が弱いんやな(by上原)
きつまさん 9点(2004-03-27 23:13:15)

3.映画は原作の良い所を抽出して作ったかんじ。ただ、原作のすばらしさを知っている人にとっては、やはり小説のほうがイイのであえて-1点。 CASTERさん 9点(2003-05-28 17:06:50)

2.高品格にとくにしびれた!「緑發=りゅうは」だもん! 名古屋章さん 9点(2002-12-17 18:14:15)

1.加賀まり子の牌の捌き方以外は最高。麻雀好きには堪えられない麻雀打ちの人生観描写。格好イイ。闘牌指導の桜井章一とか、知るヒトゾ知るマニアな人選です。 aksweetさん [映画館(邦画)] 9点(2002-08-20 13:02:22)

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【点数情報】

Review人数 89人
平均点数 7.29点
000.00% line
100.00% line
200.00% line
300.00% line
422.25% line
566.74% line
61011.24% line
73134.83% line
82831.46% line
91011.24% line
1022.25% line

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 9.00点 Review2人
2 ストーリー評価 7.00点 Review4人
3 鑑賞後の後味 7.33点 Review3人
4 音楽評価 5.50点 Review2人
5 感泣評価 5.00点 Review1人

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