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ワンダフルライフ

After Life
1998年【日】 上映時間:118分
ドラマファンタジー
[ワンダフルライフ]
新規登録(不明)【シネマレビュー管理人】さん
タイトル情報更新(2024-03-11)【イニシャルK】さん
公開開始日(1999-04-17)


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監督是枝裕和
助監督高橋巌
キャストARATA(男優)望月隆
エリカ(女優)里中しおり
寺島進(男優)川嶋さとる
内藤剛志(男優)杉江卓郎
谷啓(男優)中村健之助
伊勢谷友介(男優)伊勢谷友介
由利徹(男優)庄田義助
吉野紗香(女優)吉本香奈
原ひさ子(女優)西村キヨ
白川和子(女優)天野信子
内藤武敏(男優)渡辺一朗
阿部サダヲ(男優)渡辺一朗(青春時代)
香川京子(女優)渡辺京子(特別出演)
石堂夏央(女優)渡辺京子(青春時代)
志賀廣太郎(男優)山本賢司
山口美也子(女優)食堂係
木村多江(女優)食堂係
篠崎誠(男優)死者
横山あきお(男優)守衛
脚本是枝裕和
撮影山崎裕
製作読売新聞社
テレビマンユニオン
IMAGICA(製作協力)
配給テレビマンユニオン
美術磯見俊裕
編集是枝裕和
録音滝沢修〔録音〕
柴崎憲治(音響効果)
照明佐藤譲
その他掛須秀一(ポストプロダクションスーパーバイザー)
あらすじ
ここは所長(谷啓)と3人のスタッフ(ARATA・寺島進・内藤剛志)、助手(小田エリカ)の小さな事務所。今日からまた、新しい一週間が始まった。ぞろぞろと死者が事務所に集まってくる。この事務所の目的は死んだ人にたった一つだけ、大事な思い出を決めてもらい映画を作ること。死者は、その思い出を胸に、永遠の旅路へと旅立つ。スタッフは、まず面接を始める。

fero】さん(2003-12-12)
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8.《ネタバレ》  こんな施設が本当にあって、こんな風に親身になって自分の一生を振り返る作業を手助けしてもらえるなら、孤独死も恐れることはない。再現ビデオまで撮影してもらって思い出した「生涯で一番の時」。その時の感情に包まれて「永遠」を過ごせるなら、死も怖くない。今、生きてある苦境もなんのその、だ。巷に流行る安直な「元気を貰った」発言よりずっと深いところから、人生を耐える力が湧いた。作者の人間への慈しみがうれしい。

 その中で、この幸福を拒否する人物として「伊勢谷クン 21才 フリーター」が登場する。人生を振り返っても“どの場面を選べば良いのか分からない”のではなく、最初から「ボクは選びませんよ」という人物。とことんシステムに乗らないひねくれ者かと思ったが、どこを取っても辛いことしかなかった21年間だったらしい。“それはお前の考え方の問題だ”と説教するよりも、“そんなに辛かったの‥”と思わせられたのは、伊勢谷友介のキャラが大きい。
 そんな人間はどうなるのかと言えば、「消滅」せずに施設の職員になる。実は職員「望月」はそんな「22才で戦死した海軍将校」だった。つまり望月は伊勢谷なのだ。フィリピンで戦死してこの施設に来て、「永遠に留まりたい時間が選べない」と言ったとしたら、これは秘やかな「15年戦争」への呪詛だろう。

 その望月が留まりたい思い出を得て「消滅」し、伊勢谷クンが見習い職員になる。この世での21年間のどの瞬間を取り上げても辛いことがあった人間が、ここで様々な人の思い出再現に関わることで、辛いばかりでない時間を持つ…。こんな暖かい設定を作り出したこの映画は すばらしい! TAMAKISTさん [地上波(邦画)] 10点(2010-06-03 21:25:24)

7.映像、キャラクター、設定、映画の雰囲気、全てが見事なまでに僕のストライクゾーンのど真ん中をとらえた作品。映画を観ながら、今なら一体どの思い出を選ぶのか本気で考え込んでしまった。でもやっぱり選べないですね。今のところ本作品が生涯のベスト映画です。冬の映画なので、これからの季節にはぴったりではないでしょうか。 とかげ12号さん [DVD(吹替)] 10点(2005-10-26 20:18:12)

6.いや~、観てよかった!「赤い服」「綿菓子」「都電」「月」「雪の日が最終日」「米兵の情け」「推理小説」「帰還兵と橋の上で再会」…一番は「アレ」ですかね(笑)つまり「娘の結婚式」か・・・ ナイトホークスさん 10点(2004-02-12 13:10:17)

5.とてもキレイで、優しい映画でした。「思い出を一つ選ぶ」という発想もおもしろくて、そして、考えさせられました。見終わった後に、とてもやさしい気分になれる映画だと思います。みなさん、是非観てください。 すけさんさん 10点(2003-06-18 22:59:04)

4.《ネタバレ》 むむむ!意外と評価低い・・・。こういう時は僕のコメント、熱く(そして長く)なるぞおー!結論から言っちゃうと、かなり好きですこの映画。すごく静かなトーンだけど何かワクワクしちゃうんですよね。色々な人の人生が語られるんだけど、それぞれすごく味わい深いんだなあ。それに雰囲気がとってもあったかい。なんつうんだろ、寒い外から帰って来た時に誰かに入れてもらった美味しいコーヒーみたいな感じ。大体設定の奇抜さを聞いただけでも面白そうなのに(前衛的なんだけどそういう作品にありがちな嫌味っぽさとか威張ってる感じが全然ない)、それプラス、監督の、人間に対する優しい視線が伝わってくるんですよ。演技もわざとらしい過剰さがないし。こんな日本映画を僕は観たかったのさあ!!ハリウッドでこんな映画が作れるか?作れまいー(お前が作ったわけでもないのにそんなに威張るなという突っ込みは自分でもうしてるんで大丈夫です)。思い出の再現フィルムが実際には観られないので一瞬「あら?」と思ったりもしたんですが、最後には納得できました。何でもかんでも画面に出せばいいってもんじゃないし、あれは「頭の中で想像してね」ってことなんだろうなーと好意的に解釈しました。そのあとの展開は、いい意味で予想を裏切られるしねぇ・・・。あんまりネタバレさせたくないけど、あの手紙は素晴らしいよう!そしてあのラスト!まるで尻尾まであんこが入ってるたい焼きって感じで大満足!主演のARATAもいいし、小田エリカもいい。っていうかこの映画に出てくる人みんな好きになっちゃうんだよねー。でも何といっても一番は素人のタタラ君子さんというすごく可愛いおばあちゃん!そう、僕は可愛い女の子も好きだけど、可愛いおばあちゃんも好きなんです(我ながらストライクゾーン広っ!)。というわけで、またダラダラと長くなっちゃってごめんなさいね。それじゃ。 ぐるぐるさん 10点(2003-05-17 13:43:54)

3.観終わった後とってもやさしい気持ちにしてくれる映画。「ある人の思い出の場面に自分が参加できた。それはとってもすばらしいことなんだ。」と言ったARATAのセリフ(こんな感じだったよなぁ)に感動した。 よっふぃ~さん 10点(2003-02-20 16:15:23)

2.とても純粋な映画。観終わったあと、きっと誰もが自分の1番の記憶を探し、思いにふけるんではないのでしょうか。そしてそれ以上のものをこれから創っていこうと思うのではないでしょうか。 カエルさん 10点(2002-10-15 22:20:46)

1.すごくよい。良すぎて・・・、涙が止まりまへん。キレーでした。 ちょちょ。さん 10点(2002-08-06 15:27:30)

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マーク説明
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【点数情報】

Review人数 73人
平均点数 6.51点
000.00% line
111.37% line
234.11% line
368.22% line
445.48% line
5912.33% line
61115.07% line
71115.07% line
81419.18% line
968.22% line
10810.96% line

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 Review0人
2 ストーリー評価 5.33点 Review3人
3 鑑賞後の後味 7.50点 Review4人
4 音楽評価 6.00点 Review1人
5 感泣評価 6.00点 Review1人

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