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キッチン(1989)

1989年【日】 上映時間:106分
ドラマ小説の映画化
[キッチン]
新規登録(2004-04-07)【鉄腕麗人】さん
タイトル情報更新(2023-09-10)【イニシャルK】さん


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監督森田芳光
助監督篠原哲雄
杉山泰一
キャスト川原亜矢子(女優)桜井みかげ
橋爪功(男優)田辺絵理子
浜美枝(女優)料理の先生・木島やす子
原作よしもとばなな「キッチン」
脚本森田芳光
撮影仙元誠三
北信康(撮影助手)
プロデューサー三沢和子
配給松竹
美術今村力
大庭信正(装飾)
衣装北村道子
編集川島章正
田中愼二(編集助手)
録音橋本文雄
柴山申広(録音助手)
照明渡辺三雄
小野晃(照明助手)
その他IMAGICA(協力)
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【クチコミ・感想(10点検索)】

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1.公開当時いろいろと賛否両論あった映画ですが、ぼくにとっては今もなお忘れ難い1本。お互いに一定の“距離”をとりながら、それでも(というか、だからこそ)どこかで“ぬくもり”を求めている「現代人」の肖像が、ここまで見事に、美しく描かれた作品も稀有でしょう。唯一の身内である祖母を亡くしたヒロインと、彼女を同居させる青年、そして青年の「母親(演じるのは、橋爪功…)」の関係は、あくまでも優しく、思いやりとおだやかさに満ちている。けれど、そこには常に“距離”があって、それがこの映画の独特な「空気感」を形づくっています。そう、ベタベタとも、カラカラとも違う、さらりとした「空気」を。それを醸し出すのが、函館の風土であり、青年たちの住むマンションのとんでもなくゴージャス(かつ無機質)なインテリアだったのでしょう(この映画を批判する向きは、そういったディテールを「現実離れ」として攻撃していたっけ。…そんな「非日常性」が、逆に登場人物たちの“関係性”をリアルなものにしているハズなのに)。…映画は、彼らの“間”にある「空気」が、少しずつお互いのぬくもりを伝えていく様子を、淡々と描いていく。「優しさ」が「愛」へと移ろいゆく様を、静かに、少しのユーモア(喜劇とはロングショットで見られた人生、とは誰の言葉でしたっけ)をたたえながら見つめていく。そう、もはや「愛」とは、人と人とがひとつになろうとするナマナマしさや暑苦しさじゃなく、ふたりの“間”にある「空気」をあたためるということなんだ…。原作者の吉本ばななよりも、むしろ村上春樹に通じる真に「現代的」なコミュニケーションを語った寓話として、ぼくは高く高く評価するものであります。 やましんの巻さん 10点(2004-04-16 15:15:14)

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【点数情報】

Review人数 12人
平均点数 5.92点
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3216.67% line
418.33% line
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6433.33% line
7216.67% line
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