みんなのシネマレビュー

東京上空いらっしゃいませ

Tokyo Heaven
1990年【日】 上映時間:109分
ドラマラブストーリーファンタジーアイドルもの
[トウキョウジョウクウイラッシャイマセ]
新規登録(不明)【シネマレビュー管理人】さん
タイトル情報更新(2023-09-10)【イニシャルK】さん
公開開始日(1990-06-09)


Amazonにて検索Googleにて検索Yahooにて検索

ブログに映画情報を貼り付け
監督相米慎二
助監督細野辰興
キャスト中井貴一(男優)雨宮文夫
牧瀬里穂(女優)神谷ユウ
笑福亭鶴瓶(男優)コオロギ/白雪恭一
工藤正貴(男優)中野豊
毬谷友子(女優)田中郁子
藤村俊二(男優)橋本勝
谷啓(男優)川村(友情出演)
三浦友和(男優)雨宮武夫
木之元亮(男優)
斉藤暁(男優)
モロ師岡(男優)
河内桃子(女優)
岸野一彦(男優)
脚本榎望(クレジット「榎祐平」)
音楽高橋信之〔音楽〕
佐々木麻美子(音楽協力)
作詞井上陽水「帰れない二人」
忌野清志郎「帰れない二人」
作曲井上陽水「帰れない二人」
忌野清志郎「帰れない二人」
主題歌井上陽水「帰れない二人」
加藤登紀子「帰れない二人」
製作ディレクターズ・カンパニー
バンダイ
配給松竹
美術小川富美夫
清水剛(美術助手)
金勝浩一(美術助手)
衣装小川久美子(衣裳デザイン)
照明熊谷秀夫
その他東京現像所(現像)
◆検索ウィンドウ◆

◆ログイン◆
メールアドレス
パスワード

◆ログイン登録関連◆
●ログインID登録画面
●パスワード変更画面

◆ヘルプ◆
●ヘルプ(FAQ)

◆通常ランキング◆
●平均点ベストランキング
●平均点ワーストランキング
●投稿数ランキング
●マニアックランキング

◆各種ページ◆
●TOPページ
●映画大辞典メニュー
●アカデミー賞メニュー
●新作レビュー一覧
●公開予定作品一覧
●新規 作品要望一覧照会
●変更 作品要望一覧照会
●人物要望一覧照会
●同一人物要望一覧照会
●関連作品要望一覧照会
●カスタマイズ画面
●レビュワー名簿
●お気に入り画面
Google

Web www.jtnews.jp

表示切替メニュー
レビュー表示 その他作品(無) 心に残る名台詞(投稿無) エピソード・小ネタ情報(投稿無) 心に残る名シーン
新規登録順】 / 【変更順】 / 【投票順
【ネタばれ表示】/【ネタばれ非表示
通常表示】/【改行表示】
【通常表示】/【お気に入りのみ表示

ネタバレは禁止していませんので
未見の方は注意です!




【クチコミ・感想(10点検索)】

別のページへ(10点検索)
1


2.《ネタバレ》 まず驚くのは、力技で組み伏してくるようだった80年代の一連の相米映画とのそのあまりの差違だ。わからない奴はわからなくていいとばかりにやりたい放題だった荒くれ者がジェントルマンのたしなみを身につけたかのように、相米はこの映画を相米らしくもとても真っ当な映画に仕上げている。続く『お引越し』で彼がその正しい真っ当さと相米的力技の最もバランスのとれた完成形を見せ、以降はよりその真っ当さを強めていったことを考えると、『東京上空いらっしゃませ』は相米映画の過渡期に位置した記念碑的作品でもある。おもちゃ箱をひっくり返したような美術にファンタジー的特撮、牧瀬里穂のやけくそのような芝居の非リアルなリアル、相米印とでも呼ぶべきそれらを長回しで生き生きと捉えながらこれまたおなじみの荒唐無稽なストーリーを、けれど彼はとてもとても丁寧に大切そうに語る。たとえるならば『ローマの休日』方式の、はじめから終わりを運命づけられた二人のタイムリミット付きの恋の物語を。天国までの猶予の時間を生きる主人公ユウは、貰ったばかりの薔薇をちぎって屋形船の上から夜風に飛ばす。一見共感しがたい刹那的なその行為はしかし大切な花束を前に彼女が出来うる、最大限の愛の表現だ。かけがえのないその花を枯れるまで慈しむ時間すら、彼女にはないのだ。そんな彼女が、今の自分がいちばんいい!と高らかに宣言するかなしさ。影踏みのやりきれなさ。途方にくれながら球体のジャングルジムをぐるぐると回し飛び乗るシーンの抒情。あるいはそれこそ大昔のハリウッド映画のように開きなおった吹き替えのミュージカルシーン、作りものめいた画面の中に牧瀬里穂の躍動だけが今を生きる本物としてくっきりと浮き上がる、そのせつなさ。大口を開けて笑い、喜び、怒り、また笑う、そんな美しくも当たり前の日常を彼女が生き生きと生きれば生きるほどに、すぐそこに迫りくる終わりを予感させる、その逆説がたまらなく胸をしめつける。やがてあらかじめ決められた終わりがやって来て、それでも相米はそれまでの彼からはとても考えられない、ささやかだがそれでいてとびきりすてきなラストシーンを見せてくれる。あとにもさきにもこんなにやさしい相米は見たことがない!へたくそな牧瀬里穂のすばらしい笑顔はオードリー・ヘップバーンにだって負けていないと思う。天国の相米もパラソルの下、地球を眺めながら日焼けしているだろうか。 BOWWOWさん [DVD(邦画)] 10点(2009-08-22 10:07:36)(良:2票)

1.故相米慎二監督の中でももっとも好きな映画です。死んだことを受け入れられない少女がどうやって自分を納得させるのか、というストーリー。牧瀬理穂の初々しさかすごくマッチしていて、子供の素直な心を描ききれている。この映画のおもしろさがわからない人はもったいないと思います。 ぶりぶりざえもんさん 10点(2003-01-27 12:53:03)

別のページへ(10点検索)
1


マーク説明
★《新規》★:2日以内に新規投稿
《新規》:7日以内に新規投稿
★《更新》★:2日以内に更新
《更新》:7日以内に更新

【点数情報】

Review人数 25人
平均点数 6.36点
000.00% line
100.00% line
214.00% line
328.00% line
428.00% line
5312.00% line
6416.00% line
7624.00% line
8312.00% line
928.00% line
1028.00% line

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 5.00点 Review2人
2 ストーリー評価 5.50点 Review2人
3 鑑賞後の後味 8.00点 Review2人
4 音楽評価 10.00点 Review1人
5 感泣評価 7.00点 Review1人

Copyright(C) 1997-2024 JTNEWS