みんなのシネマレビュー

ルパン三世 カリオストロの城

Lupin the Third: The Castle of Cagliostro
1979年【日】 上映時間:100分
アクションコメディアドベンチャーアニメシリーズもの犯罪ものロマンスTVの映画化漫画の映画化
[ルパンサンセイカリオストロノシロ]
新規登録(不明)【シネマレビュー管理人】さん
タイトル情報更新(2022-02-01)【イニシャルK】さん
公開開始日(1979-12-15)


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ブログに映画情報を貼り付け
監督宮崎駿
山田康雄ルパン三世
島本須美クラリス
石田太郎カリオストロ伯爵
小林清志次元大介
井上真樹夫石川五ェ門
増山江威子峰不二子
納谷悟朗銭形警部
永井一郎ジョドー
宮内幸平園丁
平林尚三国際刑事警察機構(インターポール)長官
寺島幹夫ドイツ代表
野島昭生日本代表
阪脩イギリス代表
緑川稔召し使い
加藤正之印刷主任
峰恵研大司教の運転手
あずさ欣平大司教
リチャード・エプカー石川五ェ門(英語吹替/Manga Enternatinment社版)
原作モンキー・パンチ
脚本宮崎駿
山崎晴哉
音楽大野雄二
鈴木清司(選曲)
作詞橋本淳(作詞家)「炎のたからもの」
作曲大野雄二「炎のたからもの」
主題歌ボビー「炎のたからもの」
製作藤岡豊
トムス・エンタテインメント(東京ムービー新社)
配給東宝
作画大塚康生
田中敦子〔作画〕(原画)
友永和秀(原画)
美術シャフト(仕上)
小倉宏昌(背景)
山本二三(背景)
小林七郎
小林プロダクション(背景)
編集鶴渕允寿
録音東北新社
加藤敏
その他IMAGICA(現像)
あらすじ
幻の偽札の秘密を探る為にカリオストロ公国に潜入したルパン三世は、摂政カリオストロ伯爵との政略結婚を迫られる王女クラリスと再会する。ルパンは次元、五右衛門と共に彼女を救う為に奮闘するが伯爵の反撃も手強い。不二子や銭形警部も巻き込んでの救出作戦は公国の秘密を暴く。自覚的に中年になるルパンと、知らずに大人になりつつあるクラリス。人生で一度のそれぞれの瞬間が鮮やかに交錯する忘れ得ぬ冒険活劇。

】さん(2008-04-20)
全てのをあらすじ参照する

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未見の方は注意です!




【クチコミ・感想(10点検索)】

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180.改行レビューしたいので修正です。

ちょくちょくテレビ放送されるジブリアニメ(厳密には違いますが)の一つで
それでも毎回楽しい作品の一つなんですね。

見る年齢によって解釈とか好きなセリフとか好きなシーンが変わったりするのですが
小さい頃ならラストの銭形のセリフなんでしょうけど
今の自分は「どっちにつく?」「女ー」「だろうな」ってところとか好きだったりします。
※ちょい前は「そいつがルパンだー」

つまりどのカットもきちんと意味があるようになっているんだと思います。
なのでずっと飽きない。

最初にカジノのシーンからカーチェイスとか
もう展開に無駄がなさすぎてすごい。

クラリスも一見弱く見えますが
ドレス姿で逃げ出して追ってから自分で運転して逃げようとしたり
結構したたかなんじゃないかという解釈は

色々手伝わせるラピュタのシータにも通じるところがあります。

あと、連続アニメでは重要人物だった
五右衛門と不二子ちゃんがちょい役だったのは
ルパン、次元、クラリス、銭形の4人にフォーカスしたかったんだろうなぁ
って解釈してますし

こういう気づきが多い作品だなぁって見る度に思います。

ちなみに偽札を捨てて原版に拘る意図は
おそらく偽札は量産できる「偽物」で、原盤は本物以上の偽札を作れる「本物」の原版
だから。みたいな話を聞いたことあります。

こういうところにロマンがつまってる感じがします。

作画面では今は陰影が強めだったりエフェクトが多いのが多く
原画陣が多く携わってるんだろうなぁって感じなんですが
今作は多分少数精鋭で背景はしっかり描写しつつ人物の作画はシンプルですが
とにかく絵的に楽しい。動きやら構図やら。

アニメの良さを再認識できます。

ちなみに好きなシーンはスパゲッティを取り合ってるところですが
田中敦子さんって方が作画していて
ルパンが屋根と屋根を飛んでるシーンも担当していて
まだ2年目だったそうです。

「君たちはどう生きるか」にも参加されており
アカデミーノミネートについても喜んでおられるでしょうってことで
レビュー変更しました。

10点で シネマレビュー管理人さん [地上波(字幕)] 10点(2024-01-25 11:14:10)(良:5票)

179.《ネタバレ》 私の世代のルパンはピンクジャケットでしょうか。でも全然観てなくて、夕方の再放送の赤ジャケが一番馴染みがありました。
夏休みとかの午前中に放送されていた、もっと古いルパンが緑ジャケですね。チャーリー・コーセイの歌が格好良く(子供には可笑しかったけど)、インパクトが有りましたね。
ルパンのTVアニメは当初、ハードボイルドな怪盗&殺し屋という大人向けの作風でしたが、あまりの低視聴率から監督が自主降板。テコ入れで参加させられたのが宮崎監督。大人向けに完成しているルパンというキャラを、視聴率のために子供向けに軌道修正して創り変えられたそうです。健闘及ばず、緑ジャケのルパンは23話で番組打ち切りという結末を迎えました。
再放送で人気が出たルパン。本作公開当時、テレビでは赤ジャケのルパンが放送されていました。赤ジャケのルパンは155話もの長寿番組となり、以降映画やTVスペシャルでは、赤ジャケがルパンの代名詞となっています。

では何故、カリオストロでは緑ジャケに逆戻りしてたのか?宮崎監督はおそらく、自分が育てた(産んだわけではない)不遇な緑ジャケ・ルパンの、最後の大冒険・引退の物語として、本作を創ったんじゃないでしょうか?そうであれば、本作の優しいルパンが、モンキー・パンチ氏の創ったアダルトなルパンとも、コミカルな赤ジャケとも違うことが観えてきます。

最初のカジノでルパン一味は「ざっと50億」もの大金を手に入れます。モナコだから円ではなくフランかな?'79年あたりは1フラン=50円~60円。これはもう一生遊んで暮らせるお金です。泥棒稼業の“退職金”としては充分な金額だったハズ。
だけどルパンは偽札だからって捨ててしまいます。自分たちの“退職金”が偽札だったなんて恰好悪いコトが出来なかったんでしょう。
「次元、次の仕事は決まったぜ!!」カリオストロ公国のゴート札。ここを攻略したって偽札しか手に入らないはず。尻尾を巻いて逃げ出した、駆け出しのチンピラ時代の精算なのか。思い残しを無くすことが、今のルパンが考える“仕事”なのかもしれません。そう考えると、たまたま出会った少女を悪い奴から助ける事も、今のルパンには立派な“仕事”なんでしょう。
派手なベンツから安い大衆車フィアットに乗り換え、100円ライターを使ってシケモクを吸い、カップうどんを食べる。そして何より不二子を“追わなくなった”ルパン。不二子とは実に1年ぶりの再会。
豪勢なもの、精巧な偽札、不二子との縮まることのない男女の関係さえ、今のルパンには宝物では無くなっていたのかもしれません。

カリオストロのダム湖の秘密を暴き、無垢なお姫様と一緒に暮らす未来も掴めたのに、彼女を抱きしめることなく立ち去るルパン。
「ヤツはとんでもないものを盗んでいきました。あなたの心です」ルパン三世の長い歴史の中で、クラリスの心ほど価値のあるものがあっただろうか?
「おめえ、残っててもいいんだぜ?」返事をしないルパンが、不二子の収穫、偽札の原盤を見て元気を振り絞る。そして追いかけっこはいつまでも続く…
宮崎監督が育てた緑ジャケットのルパン三世は、宮崎監督の考える最も価値のあるものを盗んだからこそ、このカリオストロの城が最終回なんです。 K&Kさん [地上波(邦画)] 10点(2023-05-27 07:35:06)(良:1票)

178.気持ちいいアニメーション、テンポのいい展開、魅力的なヒロインで言うことないです。 Donatelloさん [DVD(邦画)] 10点(2017-07-17 00:59:17)(良:1票)

177.《ネタバレ》 少年時代、尊敬する人は?
なんて問いに、ルパン、と答えるほど
実力も能力もあるのに
どんな状況でも余裕と遊び心を失わない
ルパンメンバーの飄々とした姿にいっぱい憧れました。
厳しい状況である時ほど明るさを失わない。
大げさでなく、人としての指針でした。

「どっちにつく?」「オンナァ」「だろうなw」
「本格的に攻めてきやがった」「ああ、面白くたってきやがった」
「まぁ、ゆっくりしようぜ、どうせ出口はねぇんんだから」
「じたばたしたって始まらねぇや。おやすみ、とっつぁん」
「ほんじゃま、握手、と」「馴れ合いはせん」「あれま」

こういう会話ができる自分でありたいと
そして、そういう人に囲まれる自分でありたいと思いました。 こっちゃんさん [ビデオ(字幕)] 10点(2016-09-10 01:44:15)(良:2票) (笑:1票)

176.《ネタバレ》 冒頭からカジノを飛び出して全力で駆け抜ける障害物競走、重力法則を無視したカーチェイスの荒唐無稽な破壊力と面白さ、ポール・グリモーの「やぶにらみの暴君」を彷彿とさせる城砦の美しさや空間表現、マニアも唸る重火器の描写、銭形軍団の奮闘、スリリングな居城への潜入、負傷と復活、対決・・・こだわり抜いた王道ストーリーはやはり何度見ても面白い。

絶望に満ちたはずの奈落の底から「待ってろよ」と不敵で頼もしい横顔を見せるシーンのカッコ良さといったら!そこには「1st」シーズンの狙った獲物は絶対に奪う、殺る時は殺るという殺し屋の、プロフェッショナルの素晴らしき誇りと意地も感じられる。
泥だらけになろうが血まみれになろうがコイツは死なない。何度でも逃げ、何度でも飯を美味そうに頬張っては蘇ってくる!

そう、コイツはルパンじゃない。紛れも無い“ルパン”だ(どっちだよ)
奴(パヤオ)はとんでもない物を盗んでいきました。あなた(視聴者)の心です。
ルパンを本当にブッ殺した男、宮崎駿。
義賊になってしまったルパン、
出番が少なすぎる五右衛門、
風の谷出身の傭兵と化した峰不死子(誰てめ絵)、
イケメンすぎる銭形警部、
そして次元の作画の安定ぶりは異常。

その前に「アルバトロス」も「さらば愛しきルパン」もルパンじゃない(良い意味で)。
パヤオらしい子供の好奇心をくすぐるワクワクするエンターテインメントに作り変えてしまった。

この映画のルパンは、歳を取った一人の人間。
「1st」はシリーズのような悪党では無くなり、泥棒稼業からもそろそろ引退しようかな・・・そんな時のルパンだった。

カリオストロでクラリスに助けられて以来、何の因果か再び恩人の住む美しき城に戻ってきた。
恩人から大切な物は盗めない(もっと大事なものを盗んじまうけどな)。

それでも城にどう潜り込もうか怪しい算段を立てている時のルパンの活き活きとした表情!城の住人や警官隊に気づかれないための慎重さ、そして走り出したら止められない人間離れしたパワーを発揮する瞬間は「1st」の強靭な顎でワルサーP38をスライドさせた時に緊張を奔らせたあのルパン以外の何者でもない。
その常識を破壊するようなエネルギーは愛してしまった女のためにバズーカ抱えて喰らい付く「ラピュタ」や呪いに立ち向かう「もののけ姫」にも繋がっていく。


不二子も「捨てられたんじゃない。捨てたの。」
俺このセリフ大好きなんだがなー。不二子らしくて。

そしてあのセリフを銭形が・・・いや警部だからこそ言えるセリフ。 すかあふえいすさん [DVD(邦画)] 10点(2016-08-11 23:07:28)(良:3票)

175.《ネタバレ》 小学生のころから何十回も観ています。感想は当時から変わらず「こんなに面白く、感動できるアニメは無い」の一言です。原作のイメージと違う、あんなのルパンじゃない、という意見をよく聞きますが「ルパンの面白さ、ブランド」をここまでのし上げたのはこの映画ではないでしょうか。でないとこんなに何回もTV放映され、高い視聴率を得ることなんて出来ないはずだし。この映画の素敵なところは登場人物も含めて「やさしさ」にあふれている所でしょうか。子供のころ観たときもそれがひしひしと伝わり感動しました。大人になった今でも「大人のやさしさ」が分かるようになりました。この映画を幼少のころから観ていると事件、犯罪というものが世の中から無くなるんじゃないかと思ってしまうほどです(いいすぎか)。少なくとも子供には是非観てもらいたい映画です。 金田一耕助さん [DVD(邦画)] 10点(2015-02-11 22:26:59)

174.《ネタバレ》 大好きな映画。●『ルパン三世』はモンキーパンチのコミックが原作。だがこの映画、宮崎駿のほぼオリジナルで、キャラが全く違う。原作ルパンは、背中から撃つし、美少女を抱く。宮崎ルパンは、カップメン食って、やさしく微笑む。全然違うが、不満はない。●大塚康生の作画が好き(宮崎の原画も多いが)。居酒屋で呑んだとき、描いてもらった不二子の色紙が宝物。大塚さん、優しくて腰の低い人で驚き。憧れる大人です。★10点! 激辛カレーライスさん [地上波(邦画)] 10点(2015-02-01 10:47:13)

173.私はルパンに対して拘りは無いんで、純粋に映画として見た場合は名作中の名作だと思います。 レッドデヴィルさん [DVD(邦画)] 10点(2013-08-02 02:05:40)

172.ヒットを出せず干されていた当時の宮崎監督の飢えたエネルギーと、ルパン三世への深い作品理解からくるTVシリーズへの怒りのエネルギーが生み出した、ルパン三世シリーズ中、および世界アニメ史に燦然と輝く傑作。これが予算などの制約上たったの4ヶ月で制作されたなんてまったく信じられない。
この作品の素晴らしいところは、作り込まれたシーンの数々(とりわけ冒頭のカーチェイスシーンは最高)、少ない枚数のなかで動きに動くアニメーション、ちりばめられたユーモア、魅力的なキャラクター、声優たちの的確で魅力的な演技、事件の背景にある巨悪のリアリティなど上げればきりがない。なかでもルパン三世ファンとって嬉しいのは銭形警部が原作どおり、正義感に溢れたカッコイイ凄腕警部として描かれていること。「ルパン三世」に絶対不可欠なものが、不二子ちゃんのお色気でも仲間との友情でもなく、大泥棒とキレ者刑事という緊張感がありながらもその向こうに不思議な友情を感じさせるルパンと銭形の関係であると、宮崎監督はしっかり理解しているのである。そのあたりはTV第2シリーズの大傑作「死の翼アルバトロス」や最終回「さらば愛しきルパン」にもハッキリみてとれる。逆にやりすぎて銭形が主人公かと突っ込みたくなるほどである。本作が好きな方にはこちらもDVDなどで観られるのでとてもおすすめ。宮崎監督の後の作品の原型もみてとれる。
そしてこの作品が傑作に仕上がった背景には、宮崎監督の先輩で、TVシリーズ「未来少年コナン」でもコンビを組んだ作画監督・大塚康生氏の功績も見逃せない。本作でルパン一味が醸し出す軽妙でふざけていて男くさい雑多な雰囲気は、当時を語る著書などで語られる宮崎さんや大塚さんらアニメ仲間たちの現場エピソードとオーバーラップする。こうした男くささが最近のジブリにみられないのは、もちろん子供向けに作られているからなんだろうけどちょっと淋しい。またハードボイルドやってくれないかな。 クリロさん [DVD(邦画)] 10点(2012-02-27 20:15:14)

171.まさに神作品!信じられない品質です。テレビ版ではルパンを追いかけるようにプログラムされたロボットのように描写されていた銭形を人間として描写したという点がこの作品のエポックメイキングな点だと思います。手塚治虫先生が嫉妬したという宮崎監督。監督の真骨頂は一言でいえば「粋」だと思います。登場人物が粋なんですよ。その粋なかっこよさがみんなの心に響くんです。 承太郎さん [地上波(邦画)] 10点(2012-02-26 04:35:20)

170.《ネタバレ》 何度見たことか、、銭形が最後にクラリスに言う台詞「貴方の心を盗みました。」いや~しぶい! 東京ロッキーさん [映画館(邦画)] 10点(2011-05-04 01:19:58)

169.こんなのはルパンじゃないという声をよく聞くけど、でも、それでも良いものは良い。好きなものは好きだ!少女の為に頑張るルパンの優しさ、心意気がたまらなくかっこ良い。私は例えどんな批判があろうが、それでもこの映画のルパンも他のルパンと同じように大好きです。冒険活劇としての面白さも文句なし! 青観さん [DVD(字幕)] 10点(2011-01-02 22:58:56)

168.もう好きで好きでしょうがない作品。
この映画で批判があるとすれば「こんなイイやつ、ルパンじゃない」でしょう。
しかし、この映画を何回も観ている自分にとってはこれこそがルパンです、恥ずかしい銭型警部です。それでいいと思った。 ヒナタカさん [CS・衛星(邦画)] 10点(2010-12-05 00:23:47)

167.《ネタバレ》 傑作だろう。何度観ても良い。

テレビのルパンよりも大人で、格好良くて頼りになる。がむしゃらだけどあと少しのところで力が足りない。いつもよりもルパンは人間くさい。それでもスーパーマンで、紳士で、ほんのちょっとだけ悪な彼はやっぱりルパンだ。

けど、きっとルパンの日常はあんなに格好の良いものではないんだろう。クラリスを連れて行くことができなかったルパンにはきっとずっと忘れることができない傷が残ったんだと思う。エンディングが切ない。

また彼らに会いたいと、素直に思わされるあの引き際には何度観ても感動させられる。あの寂しさは何度観ても同じだ。現代に現れる彼らに会うことはできても、1968年のあの彼らに出会うことはもう無いのだろう。 黒猫クックさん [ブルーレイ(邦画)] 10点(2010-10-10 02:52:23)

166.マーヴェラス くまさんさん [地上波(邦画)] 10点(2010-09-23 01:56:04)

165.数々のジブリ作品を差し置いて、何だかんだ言って宮崎作品の中で一番繰り返し観ている作品。どんなに好きでも、何度観ても飽きずに夢中になれる映画ってそうそうないと思うが、あるんだなこれが。とにかく、どのキャラクターもキャラが立ってて実に魅力的。お調子者だけど人間力ピカイチのルパン、「相棒」に求められる資質を100%クリアしてるような次元、男子の夢を決して壊さない無垢なクラリス、口数少なくもイザという時には頼りになるワビサビの分かる男五右衛門、逆に言わんでいいことをわざわざ口に出す無粋な銭形・・それぞれが、とびきりらしくていい。今のところ、日本のアニメ映画でこれを超える作品に私は出逢っていない。
lady wolfさん [DVD(邦画)] 10点(2010-08-16 15:45:43)

164.カリ城の大ファンです!&筋金入りの宮崎駿ファンです!カリ城は娯楽作品として、まさに 最高傑作!!脚本、細かい演出、すべてが一級品!大人から子供まで楽しめて、有り得ないことでも、なぜか許せる..笑いあり、涙ありの “冒険活劇” そのものです!一人一人のキャラが “活きて” ます~作品全体が “名場面” “名台詞” のオンパレード!音楽も最高~!こんな映画が世の中に幾つ存在するでしょうか?美しい背景に、動く動く、リアルな車とルパン達..そして水を描かせたら世界一!本作のクオリティーの高さに、ただ、ただ、脱帽!79年製作、しかも、ちょー短期間で!無理矢理、追い詰められて創ったと言うから..も~神業!奇跡!です..劇場用アニメで、カリ城を越える作品、いや、脅かそうとする作品すら未だに現れていない!他の追従を許さない “脚本” “演出” “作画” のバランスの良さ..う~ん、すばらし~い!..しかしながら、本作について“賛否両論”..「優しすぎる!」とか「顔が違う!」とか..一言、言わせて頂ければ、“クラリス” はルパンの命の恩人!その命の恩人を助けるルパンが、いつもと違ってて、なぜ悪い!!そもそも本物のルパンって、なんぞや!?..原作マンガ? それともTV旧ルパン?新ルパン?大塚ルパン?パート3?栗貫ルパン?..原作のルパンは平気で人を殺すって言うし..劇場1作目はTV新ルパン..カリ城はTV旧ルパン(宮崎駿&大塚康生)のスタッフが製作..要するに何が “本物” で何が “偽物” なんて議論が成立するのか?..原作と映画化(TV化)された作品が違うのは“世の常”..一度原作者から離れた作品は、それを創った人の 作品!..良くも悪くも、カリ城は数あるルパン作品の中の一作品..そして、まぎれもなく “宮崎ルパン!” なのです..温かく見守ってください~ コナンが一番さん [地上波(邦画)] 10点(2010-06-09 12:31:38)(良:1票)

163.いや~悔しい、ほんと悔しいっ!何が悔しいかって、自称ひねくれ物の自分が全く批判出来ない程の作品だから。粗探しすれば「ルパンらしくない」ってトコでしょうけど・・・実はこんなルパンも大好きなのでした。 maicoroさん [DVD(邦画)] 10点(2010-02-16 00:07:38)

162.《ネタバレ》 テンポの良いストーリーと、爽快なアクションが魅力の映画。ドラクエの勇者みたいなルパンも全然ありです!(ドラえもん映画ののび太みたいに)ルパンと銭形がクラリス救出に階段を駆け上がるシーンと音楽は、何度見ても鳥肌もの。 zackさん [DVD(邦画)] 10点(2009-12-03 10:22:41)

161.《ネタバレ》 まず、皆様のレヴューと重複するところがあるかもしれませんが、どうぞご了承下さい。マンガから始まった「ダーティ」なルパン像とキレイに洗練されたルパンとこの映画には二つの想いが交差します。きっと本来であればエロく汚いルパン像が本当なのでしょうが(オリジナルのマンガを見たのはかなり後になってです)、まだ子どものワタシがまっすぐに面白く感動したことはまぎれもない事実であります。どこをとっても素晴らしく、ある意味計算された構成は人の心を動かす力をもっていると言って過言でないと確信します。当時発売されてた映画の映像をそのまま本にしました的(笑)な本はセリフをおぼえてしまうぐらい愛読してましたねぇ…(懐かしい~) ※ここからは超個人的な感想です(ゴメンナサイ)実はこの映画は今は亡きオヤジと観に行った思い出深い映画であります。映画が好きだったオヤジとこの頃はなぜか映画館によく行ってました。今思えばワタシの横に静かに座って観ているオヤジの姿がなぜか印象に残っています。父親になった今、思わず考えてしまう歳になってしまいマシタネ Kanameさん [映画館(邦画)] 10点(2009-09-18 21:46:43)

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【点数情報】

Review人数 519人
平均点数 8.20点
071.35% line
120.39% line
250.96% line
381.54% line
450.96% line
5193.66% line
6315.97% line
76913.29% line
89919.08% line
99418.11% line
1018034.68% line

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 7.96点 Review30人
2 ストーリー評価 8.52点 Review50人
3 鑑賞後の後味 8.98点 Review55人
4 音楽評価 8.59点 Review44人
5 感泣評価 6.92点 Review27人

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