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マルサの女

1987年【日】 上映時間:127分
ドラマサスペンスコメディシリーズもの犯罪もの
[マルサノオンナ]
新規登録(不明)【シネマレビュー管理人】さん
タイトル情報更新(2024-03-27)【イニシャルK】さん


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監督伊丹十三
キャスト宮本信子(女優)板倉亮子
山崎努(男優)権藤英樹
津川雅彦(男優)花村
大地康雄(男優)伊集院
桜金造(男優)金子
マッハ文朱(女優)秋山
加藤善博(男優)山田
大滝秀治(男優)露口
伊東四朗(男優)パチンコ屋社長
小沢栄太郎(男優)税理士(クレジット「小澤栄太郎」)
ベンガル(男優)マンションの若夫婦
佐藤B作(男優)リネンサービス社長
上田耕一(男優)蜷川の腹心
橋爪功(男優)大谷銀行営業課長
高橋長英(男優)取引課長
柳谷寛(男優)食料品店の店主
杉山とく子(女優)食料品店の店主の妻
小坂一也(男優)中年の男
山下容莉枝(女優)花のような少女
横山道代(女優)ラブホテルの経理の女
絵沢萠子(女優)特殊関係人
汐路章(男優)不動産屋
小林勝彦(男優)機動部統括官
江角英明(男優)機動部統括官
志賀圭二郎(男優)査察官
田中明夫(男優)すばる銀行支店長
嵯峨善兵(男優)税務署長
高山千草(女優)屋根の上の女
松居一代(女優)鳥飼久美
しみず霧子(女優)剣持和江
辻村真人(男優)菊池
室田日出男(男優)石井重吉
芦田伸介(男優)蜷川喜八郎
小林桂樹(男優)査察部管理課長
岡田茉莉子(女優)杉野光子
加藤精三宝くじの男(ノンクレジット)
脚本伊丹十三
音楽本多俊之
立川直樹(音楽プロデューサー)
撮影前田米造
上野彰吾(撮影助手)
高瀬比呂志(撮影助手)
製作玉置泰
川崎隆(製作担当)
配給東宝
美術中村州志
編集鈴木晄
録音小野寺修
その他IMAGICA(現像)
あらすじ
おかっぱ頭とそばかすがトレード・マークの板倉亮子(宮本信子)はベテラン税務署職員。亮子の手にかかれば姑息な所得隠しをするパチンコ店経営者(伊東四郎)などは真っ青になる。そんな亮子が目をつけたのはラブ・ホテル経営・・・所得隠しの手口を探ろうと亮子は経営者(山崎努)宅を訪ねるが、そこは相手もその道の達人・・・頭を抱える最中に国税庁査察部の検査官、通称マルサへの亮子の抜擢が決まる。税金調査に関する警察権を取得した亮子と査察部の猛者達はどのようにしてラブ・ホテルの所得隠しの謎に迫るのか ・・・。

かわまり】さん(2004-03-12)
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9.《ネタバレ》 映画は大好きだったけど、この当時邦画って殆ど観てなかったんです。何でしょう、青臭い子供向けのアイドル映画か、カビ臭い年配の人が楽しむものって感じで、アニメ以外に私に合う邦画作品って無いと思ってました。
そんな中登場したのがこのマルサの女。子供向けでも年配向けでもない、とてもスタイリッシュな作風。そのまま当時のバブル期日本を舞台としたリアリティ。脱税という扱っているテーマの重厚さと、それを面白可笑しく、決して悪ノリしない絶妙なコメディタッチな味付け。こんな邦画もあるんだ!!って、本当に目からウロコでした。以降、邦画は殆ど観ないのはそのまんまだったけど、伊丹映画だけは別格として観てましたね。

税務署(&マルサ)と脱税の戦いって、とっても地味なテーマだと思うけど、ヤクザは出てくるけど銃撃戦とか度を越したアクションを入れること無く、しっかりと地味なまま、あくまでリアル路線で押し通した手腕が見事。序盤しっかり港町税務署の日常業務を入れて、身近な脱税のあるあるネタをたっぷり入れて、いわゆるハウツーものとして、観る人の興味を惹きつけるのに半分の時間を割いている。だって亮子がマルサ入るの、映画始まって1時間後だよ?タイトル『マルサの女』なのに。この思い切ったバランスの取り方がもう、伊丹監督すごい。

そして板倉亮子のキャラクター。おかっぱ頭にそばかす。レイバンのサングラスから除く眼光の鋭さ。頭の回転が速い切れ者税務署員。一方寝癖で出勤するシングルマザーで、残業しながら5歳の大ちゃんに電子レンジの使い方を教える、完璧じゃない一面も覗かせる。普通の税務署のベテランおばさんを、総じてとても魅力的な女性に魅せる手腕が素晴らしい。
彼女だけでない、権藤の足が悪い理由は描かれないけど、杖突いて歩く印象的な姿。憎めない悪党のお手本のような人物像が素敵。「俺たち、会う度におめでとう言い合ってるな」バーで亮子とサシ飲みするところの人間味と強敵感、ほんのり生まれる男女の感情。この時のハンカチの、結末での使い方がもう、カッコいいこと。あの印象的なテーマソングと昭和末期の風景と夕焼けの美しさが、何年経っても忘れられない。

花村もマルサの管理課長も、マルサのジャック・ニコルソンも、働いてる大人の男って感じがとっても素敵。それとちょい役でもクセ強めな登場人物が揃ってる。私は特に宝くじの男の高い声のギャップと、ブルブルって首を振る銀行の課長が好き。
私は邦画の、いわゆる“濡れ場”が嫌いだったんだけど、この映画のはどれも笑える。看護婦の乳首を必死に吸うジジイ。「女はここに隠すんだー!」オバサンのM字開脚。スリップ姿で屋根を這うオバサン。「ダメよぉ~、ダぁ~んメ!!」。極め付きはケツに挟まったティッシュ。
『邦画の濡れ場なんて、笑えば良いんだよ』って、伊丹作品が教えてくれた。ありがとう伊丹監督! K&Kさん [地上波(邦画)] 10点(2024-01-13 14:28:28)(良:1票)

8.《ネタバレ》 抜群に面白い!もぅTVでは何回も観てるけど今回大真面目に鑑賞致しました。エンターテイメントに振った娯楽性もさることながら、マルサと脱税をテーマにした着眼点が素晴らしい! そして的確な配役・効果的な音楽、、、間違いなく伊丹監督の代表作ですね。何度見ても面白い映画というのは、こういうものを言うのでしょう。もうホント素晴らしい!文句なしに満点でゴザイマス Kanameさん [CS・衛星(邦画)] 10点(2013-03-21 08:46:08)

7.かなりの傑作だと思います。おしい監督を亡くしたのが残念です。 doctor Tさん [DVD(邦画)] 10点(2010-09-15 18:38:02)

6.《ネタバレ》 もう10回以上も観ています。私の中のバイブルの一つです。 まいったさん [DVD(字幕)] 10点(2007-12-17 00:51:52)

5.小さい頃に観て、初めてワクワクできる大人の映画を観た気持ちになれた。あんまり細かい意味がわかってなかったにもかかわらず。たぶん、マニアックな描写やたたみかけるテンポ、それにマッチした不気味感をあおる音楽、そして、あたりまえのように存在してるけど知らなかった世界が、自分の中の好奇心欲を刺激したからもしれん。特に最初の衝撃やったんは、隠す方も探す方も、ここまでやるんかってところ。大人の世界やのに子供っぽい事してる部分なんかも、おどろいたな~。それ以降、何回か観てるけど、いっこうにあきへんし、色々社会がわかって映画の意味がわかってきてから観たら、さらにおもしろく観れた。俺、十三に住んでるし、彼女は伊丹に住んでるからヒイキしてるわけちゃうけど、伊丹十三の映画は邦画の中でも特におもろいわ。んで、そん中でも、これとマルサ2が一番好き。 なにわ君さん [DVD(字幕)] 10点(2006-01-24 15:07:54)

4.《ネタバレ》 伊丹十三作品の中ではタンポポと悩みましたが、WOWOWハイビジョン初放送でこちらのほうが先だったので満点つけてしまいました。あまりにも放送が待ち遠しくてD-VHSに録画しながらも、同時に生で見てしまいましたが、4:3放送だったのには唖然としました。画質はアップコンバートでなく、ハイビジョンだったのでまぁ許しますが・・・。と、映画の本来の話からちょっとそれてしまいましたね。
良いですね。もう20年近く前の作品とは思えません。キャスト(顔や人気だけの俳優)に頼らず、ここまでテンポの良い作品に仕上げているのが素晴らしいです。税金用語が分からない人への用語説明を俳優の会話の中に入れてみたり、脱税された陰湿な方法などを紹介してみたりと無駄なカット・シーンは一切ありません。どうしても小道具では年代車・黒電話・ショルダータイプ携帯電話・パチンコ台・各キャストが若いなど”歴史的古さ”は感じますが、カメラ割りとか音楽、編集技術など映画としての古さは全然感じないどころか、未だに追いつけていない邦画が多いことは、伊丹監督にはまだまだ作品を作って欲しかったなぁ~と感じます。
私はWOWOWの営業ではありませんが、伊丹十三監督作品が12月末まで随時放映されますので、皆で見ましょう!!(笑) お好み焼きは広島風さん [CS・衛星(字幕)] 10点(2005-11-27 22:21:37)

3.伊丹監督作品の中でこの作品が私にとって最高です。知恵と度胸の板倉亮子への憧れと、査察部の面々の一丸となっての仕事振りを観た時の羨ましさは、当時も今も変わりありません。受けて立つ権藤との攻防は手に汗握りました。この作品を作り上げた方々の一丸となっての仕事振りにも敬意を表します。 The Grey Heronさん [映画館(邦画)] 10点(2004-09-13 00:58:02)(良:1票)

2.音楽と役者、どこをとってもよい。 林檎☆さん 10点(2001-08-30 03:20:35)

1.今までの日本映画に無いシュールなレイアウトとかコマ割りはよかったです。山崎努、大地康雄、桜金造、益岡徹、みんな個性が強いのに他が打ち消されないで映像に出てくるってのは凄いよね。 奥州亭三景さん 10点(2001-07-18 20:35:09)

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マーク説明
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《更新》:7日以内に更新

【点数情報】

Review人数 116人
平均点数 7.80点
000.00% line
100.00% line
200.00% line
300.00% line
410.86% line
543.45% line
676.03% line
73429.31% line
83832.76% line
92319.83% line
1097.76% line

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 8.42点 Review7人
2 ストーリー評価 8.30点 Review10人
3 鑑賞後の後味 8.30点 Review10人
4 音楽評価 8.54点 Review11人
5 感泣評価 5.80点 Review5人

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