みんなのシネマレビュー

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2015年【アイルランド・カナダ】 上映時間:118分
ドラマ小説の映画化
[ルーム]
新規登録(2016-02-05)【DAIMETAL】さん
タイトル情報更新(2019-09-24)【Olias】さん
公開開始日(2016-04-08)


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監督レニー・アブラハムソン
キャストブリー・ラーソン(女優)ジョイ
ジェイコブ・トレンブレイ(男優)ジャック
ジョアン・アレン(女優)ナンシー
ウィリアム・H・メイシー(男優)ロバート
ショーン・ブリジャース(男優)オールド・ニック
野沢由香里ナンシー(日本語吹き替え版)
原作エマ・ドナヒュー「部屋」
脚本エマ・ドナヒュー
音楽スティーヴン・レニックス
撮影ダニー・コーエン[撮影]
製作総指揮エマ・ドナヒュー
配給ギャガ
あらすじ
小さな部屋でそこから外に出ることなく暮らす母子。窓はなく自然の光が入るのは天窓だけ。日常を暮らすには足りる最低限の衣食住。しかしある日、母子は外の世界に出ることになる。そこで二人を待っているものは…。実際にあった事件をモチーフとしたエマ・ドナヒューの同名小説を映画化。

タコ太(ぺいぺい)】さん(2022-12-28)
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【クチコミ・感想(10点検索)】

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3.《ネタバレ》 理不尽な犯罪によって7年もの間自由を奪われ性暴力に晒され絶望の淵に立たされながらも、望まない妊娠だったとは言え健やかに育っていく我が子に一筋の光を見出し生きる力を取り戻した若い母親。

生まれてから5年間、日々暮らす小さな部屋こそが全世界であり自分以外の現実の存在は母親と定期的に訪れる男性だけという異常な状況にありながら一歩ずつ成長を重ねている息子。

実話をモチーフにした原作の映画化と考えると、尚更にこの悲惨で恐ろしい事件は重く心にのしかかって来ます。

作品の前半は監禁された母子の異常な日常が描かれます。敢えて事件の経緯や実態は具体的に描かず、妊娠し自力で出産し赤ん坊を育てた状況も全く描かれていません。このシンプルな表現が事件の異常性や悲惨さを逆に強く訴えて来ます。

強いて野暮なことを言わせていただけば、脱出劇が少しばかり上手く行き過ぎたこと。とは言え、そこを描き込み過ぎても作品全体を壊してしまいかねないですね。あの流れで良かったのかも知れません。

そして救出後の後半。恐ろしい犯罪の被害者である母子がそれぞれに異なる視点や立場から異なる変化を見せて行きます。

母親はかつての生活を取り戻そうと実家への帰宅を急ぎ、結果として自らの現状を真正面から見つめることになってしまい心を病んでしまいます。息子は見たことのない世界に怯え、生まれてから母親とずっと過ごして来たあの部屋に戻りたいとさえ思ってしまう。

共に運命共同体の如く暮らして来た二人が、部屋で暮らす以前の日常の有無により部屋の外の世界の受け止め方が大きく異なってしまう。脱出したことでかえって希望を失ってしまう母親と、見るもの全てから日々学び続ける息子。部屋では母親が息子の絶対的な守護者でしたが、外の世界では部屋との繋がりを断ち切ることの出来た息子が母親を救います。

二人を取り巻く人々。母親の両親は既に離別しています。7年ぶりに帰って来た愛娘と5歳の孫。それぞれに複雑な心境をもって迎えますが、7年の間に二人の間に何があったかは、会話や表情から浮かび上がって来ます。

そして祖母の新たなパートナー。実の娘や孫ではないからこその冷静で暖かな眼差し。母子の再出発になくてはならない存在だと思います。

限定的に捉えればハッピーエンド。後半のドラマに救われました。非常に丁寧に描かれたドラマ。子役は勿論のことオスカーに輝いた母親役を始め出演者の演技が素晴らしかったです。ひさびさに10点献上します。 タコ太(ぺいぺい)さん [インターネット(字幕)] 10点(2022-12-28 11:35:05)(良:1票)

2.最近ネットでこの映画を知って見たのですが、今年のナンバー1です。
ママ役はおスカー獲ったらしいけど、この映画の一番の役者は子役の子です。
予備知識ゼロでジャケットだけ見たので、てっきりファンタジーものかと思いハードルを下げていました。
冒頭から二人だけの密室劇だとばかり思っていたのですが、ママが子供に監禁されていること告白してビックリ。
この子が密室の外を全く知らないという衝撃的な現実。
子供と婦人警官のやりとりでは号泣してしまいました。
まだご覧になられていない方には是非見てもらいたいです。
ブルーレイソフト購入しようかな。 クロエさん [DVD(字幕)] 10点(2019-08-15 23:31:29)

1.《ネタバレ》 僕には同じくらいの息子がいるので、前半はもう観るのが辛くて、まるで息とめて映画見てるみたいで、正直、DVDを何回か止めて、ひと呼吸置いて観たりしました。それくらい、子供への感情移入が半端なかったです。ただ、子供が外へ出て初めて世界の空を観た瞬間、子供の不安と驚きが直に伝わってきて、なんかよくわからん感動がきて、ゾクゾク震えました。後半は落ち着いて観れたんですけど、それでも二つ目の課題、この境遇で、どう社会にて適応していくかをドキドキしながら観てました。最後の部屋に訪れるくだり、子供が世界へ一歩前に進んだことで、もう二度と後戻りはできない、その切なさと勇気感とゆーか覚悟感に、成長することへの残酷さと素晴らしさを同時に味わった気分になりました。ちなみに、涙は映画見てる間、最初から最後まで止まりませんでした。それにしても子供って、適応能力が凄いですね。 なにわ君さん [DVD(字幕)] 10点(2016-11-11 11:18:08)

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マーク説明
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【点数情報】

Review人数 46人
平均点数 7.22点
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412.17% line
536.52% line
61123.91% line
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81328.26% line
948.70% line
1036.52% line

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 7.33点 Review3人
2 ストーリー評価 7.25点 Review4人
3 鑑賞後の後味 7.75点 Review4人
4 音楽評価 8.50点 Review2人
5 感泣評価 7.33点 Review3人

【アカデミー賞 情報】

2015年 88回
作品賞 候補(ノミネート) 
主演女優賞ブリー・ラーソン受賞 
監督賞レニー・アブラハムソン候補(ノミネート) 
脚色賞エマ・ドナヒュー候補(ノミネート) 

【ゴールデングローブ賞 情報】

2015年 73回
作品賞(ドラマ部門) 候補(ノミネート) 
主演女優賞(ドラマ部門)ブリー・ラーソン受賞 
脚本賞エマ・ドナヒュー候補(ノミネート) 

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