みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想(10点検索)】
10.男はつらいよが好きで もう3周以上してますが、マイベストは本作です。 「もうお金なんか要らない」で半泣き、「絶対売らない」で号泣。何回見てもそう。私的ツボに はまりまくりです。 【くろゆり】さん [CS・衛星(邦画)] 10点(2019-02-09 22:55:40)(良:3票) 9.宇野重吉といえば劇団民藝の顔であり代表。おいちゃんこと下條正巳もおばちゃん三崎千恵子も劇団民藝出身。この二人にとっては、自分たちの恩師というか演劇的に言えば原点の人との共演になった。ほんの数分の出演だが圧倒的存在感を示した大滝秀治、佐野浅夫も劇団民藝の俳優である。ちなみに博こと前田吟は俳優座出身。民藝、俳優座と言えばもう一つはの雄は文学座だが、その文学座の看板女優である太地喜和子をマドンナに迎え、新劇三代巨頭に演技バトルを競わせたのがこの作品である。そう考えるとこの作品がとらやの茶の間のシーンから以上にテンションが高い理由も分かってくる。劇団出身ではないタコ社長にまでそのテンションが伝染していくし。山田洋次は俳優の魅力を最大限に生かし、それを映画に反映させるというのが得意の手法だが、主役から端役まであまねく網羅させ成功したのがこの作品である。しかも、山田洋次はこの俳優陣を使い、大笑いさせたり、しんみりさせたり映画の中で振り幅を大きく変えてくるので、見ている方は映画に翻弄させられるしかない。男はつらいよシリーズの最高傑作は寅次郎相合い傘 だと思うが、寅次郎夕焼け小焼けはプログラム・ピクチャーの枠を超えた日本映画の最高傑作の一角に入っていい作品ではないかと思う。 【rosebud】さん [映画館(邦画)] 10点(2014-03-30 05:03:01)(良:2票) 8.《ネタバレ》 【寅次郎の夢 ジョーズ篇。 まるで竜宮城だったね 龍野篇。今回のマドンナ:太地喜和子さん。】 いもがコロコロ あひゃらひゃら。 おだんご 二百万円です。いや、五百万円です。 おからをバカにしてはイケンよ あなたタツノタツノと結構毛だらけ五月蝿いよ。 そんな今回、いつもと少しパターンが違ってきていましたね いつもの前半戦後半戦という境目なくして ジジイもぼたんも一話通しで出演、ほぼフル稼働。結果、一つのドラマとして綺麗に繋がりましたね そして最後の締めには寅が一度は怒りをぶつけ、どやしつけてしまった相手に対して〝申し訳なかった〟という思いと、〝感謝いたします〟という思いを込めて間髪入れずに〝速攻で侘びと礼〟 遥か東京方面へ向って手を合わせたところで終わるという、この胸のすきよう。なんと心地の良い終わり方なのでしょう。 し、か、し、 さすがにそこはまともには終わらなかったですね 結局、東京はあっちだったこっちだったとあたふたしてるところで引きのカメラでフェイドアウトしていってしまうという 見てるこちら側をほくそ笑ましてくれながらお終いですよとわからせてくれる このセンス。さすがでしたね 素敵です。 でも今回、ひとつ解せなかったことがありまして、 第7作:奮闘篇で花子役だった榊原るみさんが、ほんのちょい役で使われ出ていたことです しかも、なぜだかクレジットさえされていませんでした これはなぜなんでしょうか 花子ファンだった自分としてはとても解せない 再び登場されるんだったら(出すんだったら )ちゃんと花子ちゃんとして出してくれ 仮にも歴代マドンナの称号与えられてたんですよ やい 責任者は一体誰なんだ? ちょっとその責任者を出してくれ。 ってことは、この際、胸にしまってしまおう 抜きにして。。 いやぁ、夕焼け小焼け 良かったです。 またいつしか見たくなってしまう日が訪れること間違いないです。今回繰り返しで二回見たんですが、まだ見れる。ほんと胸のすく思いのハッピーエンドやったです。 【3737】さん [CS・衛星(邦画)] 10点(2014-02-12 21:15:47)(良:2票) 7.《ネタバレ》 純粋に感動できた映画だった。寅さんが鬼頭のところへ殴りこみに行ったシーン。ボタンが寅さんの気持ちをうれしく思い泣いていた。忘れてはいけないと思うものは、その寅さんの気持ちなんだよね。寅さんすごくカッコいいね。画伯の絵のお金をさくらが画伯の家に帰しに行った場面。お金を返しに行くという発想がはずかしながら自分にはなかった。素晴らしいとおもった。最後のシーンも清々しくて心が温まった。 またシリアスなシーンの後にも必ずオチもあって心が和みました。 【ホットチョコレート】さん [CS・衛星(邦画)] 10点(2014-02-11 08:39:49)(良:2票) 6.《ネタバレ》 マドンナは太地喜和子。 彼女の可愛らしさが光る。愛しい彼女の金銭トラブルを解決しようと奮闘する寅さん。思いは必死だけど、金のない寅さんにはどうしようもできない。これはつらい。でも最後に押し掛けた画家先生に思いが通じて、なんとかお金が工面できることに。こういう伏線があったのね。人徳は大事。寅さんの男気と優しさに感動した一篇。 【onomichi】さん [DVD(邦画)] 10点(2012-04-28 23:31:32)(良:1票) スポンサーリンク
4.《ネタバレ》 恋愛未成就というマンネリは変わらず、でもサラッと流して最後は爽やかに終わる、シリーズ中でもこんなエピソードは他に無いと思います。ただし48作全て観てませんが…。 まだ主役級でない佐野浅夫さんが悪役をうまく演じてます。大滝秀治さんは商売っ気丸出しのいやらしい役ですが、やっぱりうまい。 それと不幸に負けまいと必死に明るく振舞う今回のマドンナ太地さんが、寅さんのキャラクターにピッタリ合っていて好印象です。「もてる女」と呼ばれる理由と、これが名編と言われる所以が分かった気がしました。 宇野重吉さんも男がストーリーに花を添えるという全作(観てませんが)でもあまり無いような、貴重な役でとっても微笑ましく登場します。さすが寺尾さんのお父さんで格好良い!親子競演も楽しいです。 もちろん肝心な寅さんやとらやの人たちも、芋が転がったり派手な言い争いが有ったりで絶好調。 とにかく面白いので未見の方へぜひお勧めします。後味が本当に良いのでまた観たくなりますよ。 【teruhisa】さん [DVD(邦画)] 10点(2008-02-04 00:19:06)(良:1票) 3.《ネタバレ》 私もイニシャルKさんと一緒でこの17作目がシリーズ最高傑作だと思います。いや、このシリーズだけでなく、山田洋次監督の撮った全ての映画の中でも最高の映画はすばりこれだと言いたい。少なくとも世間的にやたら好評で数々の賞を獲得した「たそがれ清兵衛」なんかではない。←ここが最も重要である。本物の山田洋次監督ファンならば山田洋次監督と言えば誰が何と言おうと「男はつらいよ」の監督です。と言う筈です。そんな寅さんシリーズの中にあって、唯一、寅さんがマドンナに振られない。失恋しない作品であって、また善人しか出てこないこのシリーズの中にあって、唯一の悪人が出てくる。大地喜和子演じるマドンナで芸者のぼたんの明るさ、そんなぼたんが大事に貯めた200万円という大きなお金を悪人に騙し取られたことを知った寅さんが裁判所が向こうの方を持つなら俺が何とかしてやるとばかりにぼたんの見方となる寅さんの男としての心意気、やってること、言ってることは滅茶苦茶だけど、その滅茶苦茶な生き方こそ寅さんそのもの!そんな寅さんの心意気に心を打たれたぼたんが「私、初めてや!男の人のあんな気持ち知ったの!」て言うその台詞にこそ寅さんの優しさが伝わる素晴らしさを見ることが出来る。話の前半、飲み屋で偶然、出会った画家との旅先での交流、更にはいつもと同じで旅先で出会う人々のやりとり、寅屋でのおいちゃん、おばちゃん、妹さくらと亭主の博、寅さんシリーズに欠かすことの出来ないお隣の印刷屋(朝日印刷)のタコ社長との会話の楽しさなど全てが面白くて可笑しくて、切ない。そして、この映画はラストも素晴らしい。寅さんシリーズ史上、最高の感動をもたらしてくれるあのラストシーン!寅さんがぼたん宛てに送ってきたもらった画家(青観先生)の牡丹の絵を見て、「先生!ごめんよ!」と言って東京に向って手を合わせるシーン!このラストがあるからこそこの作品がシリーズ最高傑作と言われる所だと思います。笑えて、泣けて、寅さんの惚れた女(マドンナ)の為なら自分はどうなっても良いというその姿勢、寅さん映画の素晴らしさが全て詰まった文句なしの大傑作! 【青観】さん [DVD(字幕)] 10点(2005-10-29 23:27:06)(良:4票) 2.シリーズ最高傑作だと思う。 【イニシャルK】さん [地上波(邦画)] 10点(2005-04-28 15:40:59)(良:1票) 1.いつものように期待しないで見た寅さん映画。だったのに、いい意味で裏切られた。宇野重吉と太地喜和子がいい。山田洋次の個人的ベストワン。 【リトル】さん 10点(2003-06-19 00:59:22)
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