みんなのシネマレビュー

過ぎゆく時の中で

All About Ah Long
(阿郎的故事)
1989年【香】 上映時間:100分
ドラマラブストーリー
[スギユクトキノナカデ]
新規登録(2003-10-13)【きのすけ】さん
タイトル情報更新(2006-07-19)【カニ】さん


Amazonにて検索Googleにて検索Yahooにて検索

ブログに映画情報を貼り付け
監督ジョニー・トー
演出チン・シウトン(アクション指導)
ユエン・ブン(アクション指導)
キャストチョウ・ユンファ(男優)アロン
シルヴィア・チャン(女優)シルヴィア
ウォン・コンユン(男優)ポーキー
ン・マンタ(男優)
ウォン・ティンラム(男優)
原作シルヴィア・チャン(原案)
チョウ・ユンファ(原案)
脚本ン・マーファイ
レイモンド・ウォン[1956生・製作]
フィリップ・チェン
シルヴィア・チャン
チョウ・ユンファ
音楽ロー・ターヨウ
リチャード・ロー
作詞ロー・ターヨウ
作曲サミュエル・ホイ
ロー・ターヨウ
主題歌ロー・ターヨウ
挿入曲サミュエル・ホイ(挿入歌歌唱)
撮影ウォン・ウィンハン
製作総指揮レイモンド・ウォン[1956生・製作]
配給ポニーキャニオン
日本ヘラルド
編集ウォン・ミンラム
字幕翻訳秋元良介
その他トニー・チョウ(ポストプロダクション・マネージャー)
ベニー・チャン(スペシャルサンクス)
◆検索ウィンドウ◆

◆ログイン◆
メールアドレス
パスワード

◆ログイン登録関連◆
●ログインID登録画面
●パスワード変更画面

◆ヘルプ◆
●ヘルプ(FAQ)

◆通常ランキング◆
●平均点ベストランキング
●平均点ワーストランキング
●投稿数ランキング
●マニアックランキング

◆各種ページ◆
●TOPページ
●映画大辞典メニュー
●アカデミー賞メニュー
●新作レビュー一覧
●公開予定作品一覧
●新規 作品要望一覧照会
●変更 作品要望一覧照会
●人物要望一覧照会
●同一人物要望一覧照会
●関連作品要望一覧照会
●カスタマイズ画面
●レビュワー名簿
●お気に入り画面
Google

Web www.jtnews.jp

表示切替メニュー
レビュー表示 その他作品(無) 心に残る名台詞(投稿無) エピソード・小ネタ情報(投稿無) 心に残る名シーン(投稿無)
【新規登録順】 / 【変更順】 / 【投票順
【ネタばれ表示】/【ネタばれ非表示
通常表示】/【改行表示】
【通常表示】/【お気に入りのみ表示

ネタバレは禁止していませんので
未見の方は注意です!




【クチコミ・感想(10点検索)】

別のページへ(10点検索)
1


1.《ネタバレ》 周潤發の代表作なのに誰もレビューを書いていないことに驚いて、急いで書く。「男たちの挽歌」でスクリーンの英雄となったユンファが、アクションからどたばた喜劇まで映画に出まくった後、この作品で父親を演じる。黒社会の家長役の数作を除けば「女人心」以来、二作目の父親役だ。実生活では遂に子供を授からなかったが、子役との演技にはいつも暖かいものがある。

 若い頃の無軌道な生活の結果、惨めな運転手をしている「楊阿朗」。男一人で育てている息子との日々は、散らかった部屋での貧相な食生活、乱暴な言葉のやりとりで描かれるが、そこには日本では既に失われたといっていいような愛情がにじみ出ていて、昭和を知っている人間には、胸を締め付けられるところがある。
 そこに登場する実の母親。華やかな広告業界で働く女と再会して屈折する男。復縁を甘く夢見る男と息子にしか関心がない女との食い違いが、哀しくもおかしい。息子をアメリカに連れて行こうとする女に「俺の生き甲斐を奪うのは復讐か!」と言ったものの、その方が息子のためだと思うしかない阿朗は、息子を無理矢理彼女のホテルに住まわせる。(ここの父子喧嘩はすざましい。ユンファは金像奨最佳男主角受賞挨拶で、“息子を殴ることを許してくれたウォン・コンユンのママに感謝します”と述べていた。)広東人にしては珍しい長身と甘いマスクで出発した周潤發が、巷間でちまちま生きる男の哀歓を、微妙な眼の動きと頬のゆがみとで表現して行く。亜州影帝の名に恥じない。(玉木宏もこんな「男の哀愁」を演じられる役者に育ってくれ。)
 そして阿朗はすべてをもう一度やり直すためにオートバイレースへの再挑戦の準備を始める‥。髪を切るシーンを経て、突然、革ジャン短髪のユンファの立ち姿が映し出されると、ファンがオオッ!と姿勢を正すのはしょうがない。ここからお馴染みのユンファの逆襲が始まる(はずだ)。

 難点を書けば、日本人の感受性からすればラストのヘルメットの中に流れる血にはついて行きにくいだろう。しかしそれも何度かの鑑賞の後には気にならなくなった。哀愁を帯びた主題歌(決まり文句だがこれがぴったりだと思う。)が流れてくるラストシーン。炎の中に飛び込みかねない二人の姿で終わるタイトルバック。今見ても泣いてしまう。 TAMAKISTさん [DVD(字幕)] 10点(2009-12-27 16:32:53)

別のページへ(10点検索)
1


マーク説明
★《新規》★:2日以内に新規投稿
《新規》:7日以内に新規投稿
★《更新》★:2日以内に更新
《更新》:7日以内に更新

【点数情報】

Review人数 3人
平均点数 8.33点
000.00% line
100.00% line
200.00% line
300.00% line
400.00% line
500.00% line
600.00% line
7133.33% line
8133.33% line
900.00% line
10133.33% line

Copyright(C) 1997-2024 JTNEWS