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アンジェラ(2005)

Angel-A
2005年【仏】 上映時間:90分
ドラマコメディファンタジーモノクロ映画ロマンス
[アンジェラ]
新規登録(2006-05-15)【ミスター・グレイ】さん
タイトル情報更新(2010-08-08)【イニシャルK】さん
公開開始日(2006-05-13)


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監督リュック・ベッソン
キャストジャメル・ドゥブーズ(男優)アンドレ
リー・ラスムッセン(女優)アンジェラ
神奈延年アンドレ(日本語吹き替え版)
本田貴子アンジェラ(日本語吹き替え版)
家中宏フランク(日本語吹き替え版)
田原アルノ(日本語吹き替え版)
脚本リュック・ベッソン
撮影ティエリー・アルボガスト
製作リュック・ベッソン
配給アスミック・エース
美術ジャック・ビュフノワール(プロダクションデザイン)
あらすじ
パリで暮らすアンドレはあちこちに借金があり、しかもギャング絡みの借金がもとで48時間後には殺されてしまう運命にある。やる事なす事全てが上手くいかず絶望したアンドレはアレクサンドル三世橋からセーヌ河を見下ろす。もう何も思い残すことはないと覚悟を決め身投げしようとした矢先、ふと横を見るとそこには自分と同じように身投げしようとする大柄の金髪美女〝アンジェラ〟がいた…。 6年ぶりにリュック・ベッソン自身が監督を務めた待望の作品。

ミスター・グレイ】さん(2006-07-09)
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【クチコミ・感想(3点検索)】

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2.《ネタバレ》  純然たる「男にとって都合の良い映画」であり、観ている間ずっと居心地の悪さを感じてしまいましたね。
 「お前だって本当は、こういう体験してみたいだろう?」「こんな彼女が欲しいだろう?」と作り手に囁き掛けられているかのようで、天使というよりも悪魔的な印象を受けてしまいます。

 だって、この映画の主人公ってば、作中で全く努力しているようにも成長しているようにも思えないんです。
 ただ「日頃から嫌いだった奴に不満をぶちまけた」「素敵な彼女が出来たので、彼女に好きだと言った」程度の事で、それだけでさも「勇気を出して、よくやった!」と、難事を成し遂げたかのように作中で肯定されているのだから、違和感が大きかったですね。
 特に前者に関しては深刻で、天使の助けを借りているだけなのに、偉そうに上から目線で借金相手と話す主人公を見せられるのだから、たまらない。
 そんなダメ男っぷりに母性本能をくすぐられる女性もいるのかも知れませんが、同じ男としては「情けないやっちゃなぁ」と、呆れる思いが強かったです。

 作中で常に右手をポケットに隠しているのも「引っ込み思案な気持ちの寓意?」「最後の最後で右手を出してアンジェラを止めるなり、抱き締めるなりする為の伏線?」と思っていたら、単に役者さんの右手が不自由だからそうしていただけというのも、正直ガッカリ。
 身体的障害も特徴の一つなのは間違いない訳だし、それならそれで、もっと「ポケットに右手を隠している」という役者さんの特徴を、作中でも活かして欲しかったところですね。
 この「最初から最後まで主人公はポケットに手を隠したまま」という現象が「結局、主人公は何も変わっていないし何も成長していない」という印象にも繋がってしまった気がします。

 こういう「男に都合の良い映画」は決して嫌いではないのですが、なんというか上手く騙してくれないと「都合良過ぎるだろ!」ってツッコんじゃうのですよね。
 甘やかして癒してくれる女性は好きだけど、度が過ぎると「いや、赤ん坊じゃないんだから」と反発してしまうというか……
 この辺りは、匙加減が難しいところだと思います。

 天使の像とヒロインとを重ね合わせるショットなど、リュック・ベッソン監督のオシャレな映像センスは感じられましたし
「他人に愛されないと、自分を愛するのは難しい」
 という台詞などは、魅力的だったと思います。
 難しく考えたりせず、モノクロの甘ったるい世界観に身を委ねさえすれば、きっと心地良い思いが出来たのでしょうけれど……
 自分としては、どうも馴染めなかった一品でした。 ゆきさん [DVD(吹替)] 3点(2017-02-10 12:57:10)

1.《ネタバレ》 アンジェラの正体に関する設定が出てくるまでの前半は、ありえない展開に期待が高まった。しかしそこから先は、その設定のファンタジーとリアリティとの折り合いに、思いつきのデタラメな答えで最後まで無理に突っ走った感がいなめない。これまでの「ニキータ」や「レオン」の好きなベッソンファンは見る必要のない失敗作。 小原一馬さん [地上波(字幕)] 3点(2008-07-30 02:48:35)

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マーク説明
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【点数情報】

Review人数 40人
平均点数 6.30点
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100.00% line
212.50% line
325.00% line
400.00% line
51230.00% line
6410.00% line
71230.00% line
8615.00% line
925.00% line
1012.50% line

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 8.20点 Review5人
2 ストーリー評価 6.80点 Review10人
3 鑑賞後の後味 6.63点 Review11人
4 音楽評価 5.77点 Review9人
5 感泣評価 5.25点 Review8人

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