みんなのシネマレビュー

繕い裁つ人

2015年【日】 上映時間:104分
ドラマ漫画の映画化
[ツクロイタツヒト]
新規登録(2015-02-09)【DAIMETAL】さん
タイトル情報更新(2019-02-14)【かっぱ堰】さん
公開開始日(2015-01-31)


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監督三島有紀子
キャスト中谷美紀(女優)南市江
三浦貴大(男優)藤井
片桐はいり(女優)牧葵
黒木華(女優)葉子
杉咲花(女優)ゆき
永野芽郁(女優)
小野花梨(女優)
奥野匡(男優)
松岡依都美(女優)
永野宗典(男優)
中尾ミエ(女優)泉先生
伊武雅刀(男優)橋本
余貴美子(女優)南広江
脚本林民夫
作詞財津和夫「切手のないおくりもの」(アリオラジャパン)
作曲財津和夫「切手のないおくりもの」(アリオラジャパン)
主題歌平井堅「切手のないおくりもの」(アリオラジャパン)
製作ポニーキャニオン(「繕い裁つ人」製作委員会)
ギャガ(「繕い裁つ人」製作委員会)
講談社(「繕い裁つ人」製作委員会)
関西テレビ(「繕い裁つ人」製作委員会)
プロデューサー宇田川寧
配給ギャガ
衣装伊藤佐智子(衣装デザイン)
録音深田晃
その他文化庁(助成)
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【クチコミ・感想(3点検索)】

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1.《ネタバレ》  坂を上がってヒロインの店に行く描写が繰り返され、それはまるで天上の、別の次元へと至る道のようで。ヒロイン自身が店と自分を別世界のものとして気取っていたりもしますし。

 だけどその対比は殆ど無効。何故なら映画そのものが現実から遠く離れたぬるい、温室の中の世界としてしか成立していませんから、そこに描かれる現実っぽい問題も、ありそうな苦悩も嘘くさい絵空事にしか見えてきません。絵空事であるならば、絵空事として閉じてしまった方がまだマシなんじゃないか?と。

 ヒロインの店に足繁く通い、一日の大半をのんびりとそこで過ごす大丸百貨店のバイヤー・・・大丸百貨店って随分ラクな仕事ができちゃうんですねぇ、と。わざわざ固有名詞まで出して描く事なのでしょうか?

 年に一度の夜会に集う排他的とも言える人々、自分のスタイルを貫く事の苦悩、影響されて「改心」してゆく女学生達・・・それぞれに自己完結しまくる登場人物達。
 そして最大の問題はその自己完結から生じた価値観を他者にまで押し付ける、その姿勢。その人、この映画だけ、この世界だけで完結すればそれでいいのでは? ステキなドレスに囲まれた温室ワールド、そこに酔えればそれでいいのでは? 何故押し付けてしまうのでしょう?
 私にはそれが無自覚な優しい暴力のようにすら思えてしまい、気持ちの悪い映画という印象でした。私にとってこれはある意味ホラー映画。 あにやん‍🌈さん [映画館(邦画)] 3点(2015-04-06 21:49:25)(良:1票)

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マーク説明
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【点数情報】

Review人数 5人
平均点数 5.60点
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【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 Review0人
2 ストーリー評価 7.00点 Review1人
3 鑑賞後の後味 7.00点 Review1人
4 音楽評価 6.00点 Review1人
5 感泣評価 Review0人

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