みんなのシネマレビュー

闇の子供たち

Children of the Dark
2008年【日】 上映時間:138分
ドラマ犯罪もの政治もの小説の映画化
[ヤミノコドモタチ]
新規登録(2008-08-20)【JUKE】さん
タイトル情報更新(2022-04-15)【イニシャルK】さん
公開開始日(2008-08-02)
公開終了日(2008-08-31)


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監督阪本順治
キャスト江口洋介(男優)南部浩行
宮崎あおい(女優)音羽恵子
妻夫木聡(男優)与田博明
豊原功補(男優)清水哲夫
鈴木砂羽(女優)梶川みね子
塩見三省(男優)土方正巳
佐藤浩市(男優)梶川克仁
原作梁石日「闇の子供たち」(解放出版社/幻冬舎文庫)
脚本阪本順治
音楽岩代太郎
作詞桑田佳祐「現代東京奇譚」
作曲桑田佳祐「現代東京奇譚」
菊池俊輔「みなしごのバラード」
主題歌桑田佳祐「現代東京奇譚」
撮影笠松則通
製作ジェネオンエンタテインメント(「闇の子供たち」製作委員会)
企画中沢敏明
プロデューサー遠谷信幸(エグゼクティブプロデューサー)
美術原田満生
録音志満順一
照明杉本崇
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7.《ネタバレ》  あれれ、臓器売買がテーマじゃなかったの?売られてきた子供たちの売春シーンが延々でてくるけど、肝心な臓器売買シーンはほとんどでてきません。病院につれてこられた女の子が助かったのかどうかも確認できません。(ラストシーンで水辺で遊ぶ子がいたけど、それがその女の子だったか確認できませんでした)
 それに南部の自殺というオチ。自殺の原因は、実は南部は小児性愛好者であり、罪の重さで自殺したと暗示されています。こんな余計なエピソードを入れるからややこしくなるのだ。南部がその男の子の写真を大切に持っていたのも不思議といえば不思議。(男の子はどうなったんだろうね?)又東京に戻っても自分の妻や娘にも会わないのはどうしてだろうか?
 もっとも不思議なのはゲーオの行動。ボランティアを装っていたが、その正体はマフィアの手先で、邪魔なNGOを潰すのが仕事とか。仲間と一緒に公園のデモにやってきたのはいいが、一方的に自分の正体をばらしたかと思うと警察官に発砲する。まさに自殺行為である。デモの邪魔をするか、NGOの代表者を殺したように、女も殺せばいいはずである。射殺されるときも普通でない表情をしていたね。(わざわざスローモーションで)
 そういえば、女衒の若者も警察に手錠をかけられて連行されているときずっと笑っていた。このように違和感の有るシーンが多すぎる。
 思うに、車に乗るシーンや車から降りるシーンなど、無駄なところが長い。だからテンポが悪くなるのだ。テーマを決めたら、カットすべきところはカットして、テーマに沿って素直に撮ろうよ。あれもこれも詰め込もうとするから失敗になってしまうんだね。
 最後にもう一つ。病気になった子供を始末するのに、黒いビニール袋にいれてゴミ運搬車に投げ込むだろうか?病気とはいえ、ビニール袋くらい自力でやぶけるはず。それにゴミ業者が気づくでしょう。すぐに警察が調査に乗り出すはず。マフィアにしてもあまりにずさんすぎますな。 よしのぶさん [映画館(邦画)] 5点(2009-01-27 23:59:14)(良:1票)

6.ショットは良い、役者はまずまず。ストーリーは・・・・

特段にひどいわけでもないが、まとまりきっていないし、キャラクターも曖昧。
記号的な存在でしかなく、生命力があまりない。

どうしてもルポという意味合いが強くドラマにはなっていない。

阪本監督の安定感が無ければ観ていられないだろうという感想。 病気の犬さん [DVD(邦画)] 5点(2015-11-07 17:11:11)

5.《ネタバレ》 映画として面白くは無い。作り話って感じがずっとしてる。一言で言うとウソ臭い。 虎王さん [DVD(邦画)] 5点(2013-05-21 03:25:38)

4.《ネタバレ》 目を背けたくなるような描写も多かったが、多分タイに限らず世界にある現実はもっとひどいのだと思う。そう思いつつ最後まで観た。そういう現実があり得るということを知っているかいないかで、今の日本でのほほんと暮らす人間が世界を見つめ直すきっかけになるのかも、という点でこの作品の存在意義はあると思う。が、あえてあのラストにする意味がよく分からない。さらに歌詞付きで主題歌を延々と流すなんて思いっきり興醒めな演出も?? lady wolfさん [CS・衛星(邦画)] 5点(2009-10-07 12:27:48)

3.銃撃戦とラストの歌詞はいらないなあ。 すたーちゃいるどさん [DVD(邦画)] 5点(2009-07-19 23:29:26)

2.《ネタバレ》 問題提起としてはいい、でも映画としてみるとどうだろうか。出演している日本人の役者はみな使命感を背負った熱い演技をしているが、その熱が空回りしている印象を受ける。へたれカメラマンの妻夫木君、正義感が強いだけの宮崎あおいちゃん、などが妙に浮いていた。原作では淡々としていたキャラクター達に肉付けしたためにそうなってしまったのだろうか。
映画なのでストーリー上決着をつけなくてはいけないのだろうけど、売春宿が摘発され、ボランティアによる劇的な救出もあり、村に帰された子供達が楽しそうに遊ぶ妙に希望を持たせたラストシーンがぬるく感じて仕方なかった。
問題は現在進行形であって、摘発されてもマフィアと警察の関係は崩れず、子供を売ったはずの親は子供のやり場に困り、小児性愛者はどこにでもいるということが見る者に伝わったであろうか?
新聞記者である江口洋介の疑惑を持たせるシーンの数々、謎の最期が「人身売買された子供の行く末」という映画のテーマを見る者の頭からポーンとすっ飛ばしてしまう感じがして仕方ない。劇場の外で「江口洋介は結局・・・」と口々に言い合う人の多さ。
しかし性的虐待シーン、生きたまま臓器を奪われる子供、承知でそれを子に与える先進国=日本の親、など衝撃的なシーンは考えさせられる。
報道の力、映画の力を信じたい。 さん [映画館(字幕なし「原語」)] 5点(2008-11-16 00:36:10)

1.《ネタバレ》 売春宿内の演出や脚本がおぞましいくらいに丁寧なのに、他の部分が雑で、落差を感じた。命からがら逃げ出した売春宿のすぐ近く、その売春宿の入り口も見えるところで逃げ出した直後にのん気に話し合う人はいないと思う。最後、歌手の作詞した詞を文字としてスタッフロール以外の画面に延々と映しているが、社会的な意図の強い映画で歌手の詞にあそこまで映画を委ねるのは不自然に感じる。 鈴木さん [映画館(邦画)] 5点(2008-08-28 23:35:54)

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【点数情報】

Review人数 45人
平均点数 5.49点
012.22% line
112.22% line
236.67% line
336.67% line
4511.11% line
5715.56% line
6920.00% line
7817.78% line
8613.33% line
924.44% line
1000.00% line

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 8.00点 Review2人
2 ストーリー評価 7.00点 Review2人
3 鑑賞後の後味 7.00点 Review2人
4 音楽評価 6.00点 Review2人
5 感泣評価 2.50点 Review2人

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