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ルパン三世 THE FIRST

2019年【日】 上映時間:93分
アクションコメディアドベンチャーシリーズもの犯罪ものTVの映画化漫画の映画化CGアニメ
[ルパンサンセイザファースト]
新規登録(2019-09-24)【イニシャルK】さん
タイトル情報更新(2021-08-18)【イニシャルK】さん
公開開始日(2019-12-06)
公開終了日(2020-06-03)


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監督山崎貴
栗田貫一ルパン三世
小林清志次元大介
浪川大輔石川五ェ門
沢城みゆき峰不二子
山寺宏一銭形警部
広瀬すずレティシア
吉田鋼太郎ランベール
藤原竜也ゲラルト
伊藤和晃ブレッソン
白熊寛嗣黒服
原作モンキー・パンチ
脚本山崎貴
音楽大野雄二
作曲大野雄二「GIFT」/「THEME FROM LUPIN III 2019」
編曲大野雄二「GIFT」/「THEME FROM LUPIN III 2019」
製作市川南〔製作〕
島村達雄
トムス・エンタテインメント(製作幹事/2019映画「ルパン三世」製作委員会)
日本テレビ(製作幹事/2019映画「ルパン三世」製作委員会)
東宝(2019映画「ルパン三世」製作委員会)
読売テレビ(2019映画「ルパン三世」製作委員会)
白組(2019映画「ルパン三世」製作委員会)
渋谷紀世子(2019映画「ルパン三世」製作委員会)
プロデューサー阿部秀司〔製作〕(エグゼクティブプロデューサー)
制作トムス・エンタテインメント
配給東宝
特撮大屋哲男(テクニカルプロデューサー)
作画友永和秀(コンテ/原画)
編集宮島竜治(編集協力)
録音オムニバス・ジャパン(プレスコ・アフレコスタジオ)
東北新社(音響制作)
その他モンキー・パンチ(献辞)
渋谷紀世子(ディベロップメント協力)
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【クチコミ・感想(5点検索)】

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3.《ネタバレ》 …今回もイマイチでした。こちらの平均点が高めなので、今度こそはと期待したのですが…。
自分にとって面白いルパンは緑ジャケの第一期&カリオストロ、その次に赤ジャケの第二期です。それ以外のルパンはどれも楽しめないのです。一つ一つツッコミを入れてったらキリがないので出来ませんが、それら「駄目なルパン」と第一期の違いは何だろうと考えました。
もちろん第一期とカリ城には、かの天才・宮崎駿氏が関わっています。でもそれだけではないのです。宮さんが関わり出したのは第一期7話目からですが、自分は大隅正秋氏が手掛けた開始当初のハードボイルドなルパンも本当に好きなんです。むしろあの頃が一番と言っていいくらいです。
なぜなのか必死に考えました。これが正解かは分かりませんが、これかなというのが。それは「間の取り方」です。
緑ジャケのルパンは結構繊細なのです。失敗して凹んだりします。うるせーちきしょーとヤケになったり。あっさり人を、特に女を信じます。そしてあっさり裏切られます。そして時たまとても寂しそうな顔をします。そのまましばらく静止します。そこに山下毅雄のバラード曲。哀愁があるのです。
常にポジティブで元気でコミカルで、超人的な身体能力と天才的な頭脳を駆使し数々のピンチを切り抜けるのがルパンですが、同時に初期のルパンは拗ねたり感傷に耽ったりしていたのです。超人にも苦悩がある事を垣間見せてくれていました。
以降のルパンは考えてみるとこの「間」がありません。終始ドタバタしっぱなしで哀愁が感じられない。ルパンの苦悩が描かれず、超人そのものです。我々凡人は、超人には感情移入出来ないのです。ヒットメーカーCLAMPさんも万能キャラは作ってはいけないというポリシーを持っておられます。
もちろんそれ以外にも足りないものは幾多あります。今回の「THE FIRST」も、残念ながらキャラの魅力が足りません。今回のメインゲストである少女・レティシアをお嫁さんにしたいと思った人はどれくらいおられるでしょう。敵であるランベールやゲラルトの真似をしてみたいと思う人は。斬鉄剣が訳の分からない使われ方をしておたおたする五ェ門をカッコいいと思った人は。不二子みたいになりたいと憧れる女の子は…銭形のとっつぁんが味方になってくれた!いい味出してる!とっつぁんなくしてこの映画は有り得ない!と思った人は…。
ストーリーに関しても特筆すべき所はありません。むしろツッコミ所の方が多い。とっとと殺せばいいのにいつまでも銃爪を引かない大ボスのゲラルトさん、なんか知らんけど錯乱しっぱなしで落ち着けと言いたくなる安っぽい博士・ランベールさん、ラストの別れにしてもなんでレティシアはルパンになびいてついて来ようとしたのでしょう。ちょっと強引じゃありません?あなたの夢は考古学の道に進む事なのでしょう??クラリスのオマージュなんでしょうけど、クラリスは大半の視聴者がお嫁さんにしたいと思う程魅力的に描く事に成功したヒロインであり、そんな子が(我々が感情移入する側のキャラである)ルパンについて来ようとしたら、そら男のロマンってもんでしょう。やったぜです。ガッツポーズです。もう脳内でクラリスと世界を飛び回りいちゃついてベッドインしてと一瞬妄想してしまうのが普通の感覚です。さらにそんなお嫁さん候補の行く末を案じ必死に我慢して身を引くルパンがまた粋であり哀愁なのです。ルパンには哀愁が似合うのです。よくよく考えればそれが正しい選択であり、妄想に浸る我々も目を覚まします。ルパンは正しい。そんなルパンが魅力的であり、感情移入出来るのです。残念ながらレティシアは、そんなロマンを感じさせるキャラクターに育てる事に成功していない気がします。
長文失礼致しました。今回は真ん中の5点です。見ててもう本当に何も無くて、このままだとかなり低い点数つけちゃいそうだったのですが…ランベールがレティシアの身代わりになった所。策略的な関係ではあったが長く共に暮らした家族への人情が垣間見えて嬉しかったのと…ルパンのお爺ちゃんの帽子のとこですね。祖父がこう切り抜けたのだろうと発想し、突破し、祖父の帽子を被り。お馴染みの曲のサビの部分にピッタリ合わせた演出は圧巻でした。痺れました。音楽ってすごく大事だと思います。上記2点のプラスが退屈さと物足りなさによるマイナスを押し上げて5点です。 にしきのさん [地上波(邦画)] 5点(2020-11-28 03:43:57)(良:3票)

2.《ネタバレ》 シリーズ初のフルCG映像による「ルパン三世」で、スピンオフやクロスオーバーを除くと約四半世紀ぶりとなる劇場版。ルパン自体を久しぶりに見たのだが、確かに映像自体はクオリティも高く滑らかであまり違和感を感じさせず、普通のアニメでは出せないような迫力もあり、見る前に思っていたような映像的な不安(見慣れた普通のアニメの映像のほうが良いのではとか、フルCGにする意味とか。)は見ている間はほとんど感じることがなかった。しかし、ストーリー面だけを見ればいつものテレビスペシャルとあまり変わり映えがせず、まあ無難といえばそうだが、このサブタイトルなのだから第1シリーズを意識した渋めの作風でも良かったのではと思ってしまう。(このサブタイトルには初めてのフルCGアニメという意味があるそう。)それよりも「カリオストロの城」を意識したシーンがあまりに多く、同じ作曲家といえど主題歌の曲調まで似ていて、単に山崎貴監督が思い入れが強い故にやったオマージュ・・・というよりはただ過去作に媚びているだけのようにしか見えず、いい加減過去の栄光は忘れたほうが、このシリーズの今後のためにもいいと思う。(今回に限らず、このシリーズでは「カリオストロの城」を意識しているような作品が多い気がする。)話としても、「インディ・ジョーンズ」でやりそうな感じで、どうせなら考古学者を目指しているヒロインの育ての親である老博士を「最後の聖戦」のヘンリー(ショーン・コネリー)のような飄々とした人物にしてほしかった気もする。ゲスト声優の三人についてはそれほど演技に違和感は感じなかった(広瀬すずは最初ちょっと「ん・・・」となったが、そのうち慣れた。)が、藤原竜也が声を演じているゲラルトは「上手い、下手」以前にキャラの顔と声が合っていない感じがした。次元と五右衛門は今回、セリフが比較的少なく、寡黙な感じを出しているのかもしれないが、次元に関しては小林清志の負担を考慮しているのだろうなとどうしても感じてしまう。 イニシャルKさん [DVD(邦画)] 5点(2021-08-19 19:18:33)(良:2票)

1.《ネタバレ》 話の内容的には、メインである「なんとかダイアリーの謎」の真相にせよ終盤のナチ絡みにせよ、はっきり言ってどうでもいいレベルの取って付けで、かつ全体的に少し盛り上がりに欠ける上に特に終盤はテンポも悪く、シナリオ面はハッキリ言って相当に不出来であると感じている。ただ、ルパン三世に限らずキャラもののアクション系ってどれも毎回こんなもんじゃねーかとも思うので、キャラ映画としての出来が良ければ別段気にはならないと言っても過言ではないとも思う。

じゃあそっち方面の出来はどーなのかというと、ルパンチームの見せ場のボリュームが全体的にやや不足しているような気もするが、ルパン自体の出来(CGとか声の演技とか)は鉄板だし、次元と五ェ門はなんかかなりシブくて格好良いし(特に次元)、これも全体としてまずまずと言ってよいレベルではあると思う。個人的に少しだけ残念なのは不二子で、改めて聴くとやっぱり声に色気が絶妙に足りないと感じる(オッパイ大きくすれば良いってもんじゃない)。CGの質で言えば、これもアクションは十分に迫力ある出来だが、キャラの演技(表情・全体の動き・リップシンク等)のシーンは少しだけ世界最高水準には劣るかもといった印象(個人的には十分違和感無く観れるレベルだと思うが)。ルパンが大好きだとゆーなら、劇場で観てもよいかなとは思う。 Yuki2Invyさん [映画館(邦画)] 5点(2019-12-08 18:10:30)

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マーク説明
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【点数情報】

Review人数 17人
平均点数 6.29点
000.00% line
100.00% line
200.00% line
300.00% line
415.88% line
5317.65% line
6529.41% line
7635.29% line
8211.76% line
900.00% line
1000.00% line

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 Review0人
2 ストーリー評価 3.00点 Review1人
3 鑑賞後の後味 Review0人
4 音楽評価 Review0人
5 感泣評価 Review0人

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