みんなのシネマレビュー

ラスト サムライ

The Last Samurai
2003年【米・ニュージーランド・日】 上映時間:154分
アクションドラマ戦争もの時代劇歴史もの
[ラストサムライ]
新規登録(2003-08-24)【シネマレビュー管理人】さん
タイトル情報更新(2024-03-16)【イニシャルK】さん
公開開始日(2003-12-06)


Amazonにて検索Googleにて検索Yahooにて検索

ブログに映画情報を貼り付け
監督エドワード・ズウィック
助監督ゲイリー・カポ(第二班監督)
演出原田眞人(日本語吹き替え版【ソフト】)
伊達康将(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
キャストトム・クルーズ(男優)ネイサン・オールグレン大尉
渡辺謙(男優)勝元盛次
トニー・ゴールドウィン(男優)ベンジャミン・バグリー大佐
ティモシー・スポール(男優)サイモン・グレアム
真田広之(男優)氏尾
小雪(女優)たか
原田眞人(男優)大村
福本清三(男優)寡黙なサムライ
小山田シン(男優)信忠
中村七之助(二代目)(男優)明治天皇
池松壮亮(男優)飛源
菅田俊(男優)中尾
ビリー・コノリー(男優)ゼブロン・ガント軍曹
ウィリアム・アザートン(男優)ウインチェスター銃の商人
スコット・ウィルソン(男優)スワンベック大使
ジョン・コヤマ(男優)大村のボディガード
虎牙光揮(男優)官軍兵士
松崎悠希(男優)兵卒
舟山弘一(男優)
森川智之ネイサン・オールグレン大尉(日本語吹き替え版【ソフト/テレビ朝日】)
渡辺謙勝元盛次(日本語吹き替え版【ソフト】)
原田眞人大村(日本語吹き替え版【ソフト】)
中村七之助(二代目)明治天皇(日本語吹き替え版【ソフト】)
山路和弘ベンジャミン・バグリー大佐(日本語吹き替え版【ソフト】)
中村育二サイモン・グレアム(日本語吹き替え版【ソフト】)
吉田鋼太郎ゼブロン・ガント軍曹(日本語吹き替え版【ソフト】)
蛍雪次朗スワンベック大使(日本語吹き替え版【ソフト】)
金尾哲夫ベンジャミン・バグリー大佐(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
富田耕生サイモン・グレアム(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
佐々木敏ゼブロン・ガント軍曹(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
坂詰貴之信忠(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
内田直哉ウインチェスター銃の商人(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
稲垣隆史スワンベック大使(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
原作ジョン・ローガン(原案)
脚本エドワード・ズウィック
マーシャル・ハースコヴィッツ
ジョン・ローガン
音楽ハンス・ジマー
ブレイク・ニーリー(追加音楽)
編曲ブルース・ファウラー〔編曲〕
撮影ジョン・トール
ゲイリー・カポ(第二班撮影監督)
製作エドワード・ズウィック
スコット・クルーフ
トム・クルーズ
マーシャル・ハースコヴィッツ
トム・エンゲルマン
ポーラ・ワグナー
マイケル・ドーヴェン(製作補)
奈良橋陽子(製作補)
ワーナー・ブラザース
製作総指揮テッド・フィールド
リチャード・ソロモン
ヴィンセント・ウォード
チャールズ・マルヴェヒル
配給ワーナー・ブラザース
特殊メイクマシュー・スミス
ウォルド・メイソン
マリア・パラゾン
コナー・オサリヴァン(補綴スーパーバイザー)
特撮ウィリアム・メサ(視覚効果スーパーバイザー)
ポール・J・ロンバルディ(特殊効果コーディネーター)
ピクセル・マジック社(視覚効果)
美術リリー・キルヴァート(プロダクション・デザイン)
グレッチェン・ラウ(セット装飾)
ジェス・ゴンコール
クリーチャー・エフェクツ社(馬の造形)
衣装ナイラ・ディクソン
編集スティーヴン・ローゼンブラム
録音アンディ・ネルソン[録音]
字幕翻訳戸田奈津子
日本語翻訳佐藤恵子(日本語吹き替え版【ソフト/テレビ朝日】)
スタントケイシー・オニール
ツヨシ・アベ[スタント]
ジョエル・クレイマー
その他ケビン・デ・ラ・ノイ(ユニット・プロダクション・マネージャー)
ブレイク・ニーリー(指揮)
奈良橋陽子(キャスティング)
あらすじ
南北戦争で犯した原住民虐殺を悔やみ酒に溺れるオールグレン大尉(トム・クルーズ)に、日本軍で戦術指導する役が舞いこむ。戦争でしか自分を見出せないオールグレンは、日本に着いてからも心の安寧を見つけられずにいた。ある時、彼は新政府の意向に沿わず頑なに"侍"としての生き方を貫く武将・勝元(渡辺謙)の討伐を命じられる。しかし、部隊の士気は低く彼は勝元の奇襲に逢い捕えられてしまう。自らの刃で倒した武将の妻たけ(小雪)の家で静養するうちに、オールグレンは侍としての生き方に惹かれ、共に戦う道を選ぶ。

fero】さん(2003-12-16)
全てのをあらすじ参照する

◆検索ウィンドウ◆

◆ログイン◆
メールアドレス
パスワード

◆ログイン登録関連◆
●ログインID登録画面
●パスワード変更画面

◆ヘルプ◆
●ヘルプ(FAQ)

◆通常ランキング◆
●平均点ベストランキング
●平均点ワーストランキング
●投稿数ランキング
●マニアックランキング

◆各種ページ◆
●TOPページ
●映画大辞典メニュー
●アカデミー賞メニュー
●新作レビュー一覧
●公開予定作品一覧
●新規 作品要望一覧照会
●変更 作品要望一覧照会
●人物要望一覧照会
●同一人物要望一覧照会
●関連作品要望一覧照会
●カスタマイズ画面
●レビュワー名簿
●お気に入り画面
Google

Web www.jtnews.jp

表示切替メニュー
レビュー表示 その他作品(無) 心に残る名台詞 エピソード・小ネタ情報 心に残る名シーン
新規登録順】 / 【変更順】 / 【変更順】
【ネタばれ表示】/【ネタばれ非表示
通常表示】/【改行表示】
【通常表示】/【お気に入りのみ表示

ネタバレは禁止していませんので
未見の方は注意です!




【クチコミ・感想(5点検索)】

別のページへ(5点検索)
1234


64.《ネタバレ》 渡辺謙という下敷きで真田広之を文鎮にしてアメリカ人が初めて筆で書いてくれた「武士道」と言う大文字。 漆塗りの立派な重箱にきちんと納まっている。 敬意を込めて盛大な拍手を送りたい。 しかし、ストーリーと言う紐がとてつもなく緩く、「おいおい何でここでこう縛るかなー、そこにそんな結びめいれないだろ普通。ハートマークまではいってるし。」という大雑把な縛りで、繰り返し持ち歩くと、紐がはずれて中の武士道までどこかへ消えてしまいそうだ。 大事に蔵にしまっておくのがいいかもしれない。 床の間に飾る「武士道」の文字は、作者に敬意を表してしばらくの間飾ることにしよう。 でも長く飾るにはやはり日本人の書いたものの方がしっくりくるような気がした。 殺陣の立ち回りのスピードと迫力はほかに類を見ない。ここだけ見ても価値はある。 いずれにせよこの作品、トム・クルーズという西洋きっての浮世絵の風呂敷に包まれている以上世界中の多くの人に見られるだろう。 「下敷き」と「文鎮」から一歩も二歩も踏み込んだ渡辺氏、真田氏の今後の活躍に期待する。  (追記)今の日本で果たしてこのテーマで撮れるだろうか。 もはや粉々になって空気の中に消えてしまい日常気付く事も無い「武士道」なる精神も、海の向こうから見るとキラキラ輝く大きなダイヤモンドに見えたのだろう。 両手に持って高く掲げ見せるような大きなダイヤモンドは、今の「日本人」には到底描けないような気がする。 皮肉だ。 (追々)やっぱりたかとオールグレンの関係はありえない。 吐き気がする。 たとえ仇であっても客人として迎えた以上凛としてもてなすのは百歩譲って道理としても、何で恋に落ちるんだよドァホ。 減点だ。 Berettaさん 5点(2003-12-09 02:38:21)(良:3票) (笑:3票)

63.《ネタバレ》 アクションは迫力があって、エンターテインメントとして楽しめました。ただ、「大村」が(特に後半)ただの薄っぺらい「悪役」になっちゃったのは減点。あの時代に「近代化」という夢にとりつかれた日本人としてちゃんと描ければ、「サムライ」との対比も単なる「善玉・悪玉」じゃなくて、一つの時代の価値観の対立として、もっと深みがでてきたと思うのですが・・・。「大村」をちゃんと描けない点に(彼には、アメリカ人はエキゾチックな魅力を感じないんでしょう)、ハリウッド映画の限界が見えちゃった気がしました。 ころりさんさん 5点(2004-03-04 10:58:39)(良:2票) (笑:1票)

62.風俗考証がなってないとか、史実と違うとか、細かいところは「これは日本で製作された映画ではない。ハリウッド映画だ」ということで潔く諦める。が、それにしてもこの映画はちょっと…。片一方がサムライで、片一方が官賊というのはストーリー製作上のご都合主義でしかないし、そんな勧善懲悪でサムライを語られても説得力がない。サムライとサムライのぶつかり合い、これならば映画化する価値があったと思う。明治政府の中心人物にもスポットを当て、そのサムライ魂を描いていたら、もう少し点数高くできたのだが…。もちろん、政府高官になるにしたがって卑属に落ち、自分の権力を守ることに汲々とした人物はいた。だが、新国家建設に燃えていた明治初期、官側にもサムライ魂を持った人々がいた事実を忘れてはならない。また、当時の歴史背景に目を向ければ、日本政府は列強の食い物にされぬよう、富国強兵策に必死だった。もし内戦続きだったら、日本はそれこそアメリカあたりの植民地になっていたかもしれず、それを無視した勝元は狂信的な国粋主義者にしか見えない。民間人による近代的な軍隊の創設を目指した日本政府が、武士階級にのみ与えられる特権(武器を持たせる)を認められなかったのもムリはなかったのでは?勝元は、武士の力だけで列強諸国から日本を守りとおせると思ったのだろうか?更に、官軍側悪役の名前が「大村」という名前だった。大村といえば私は素直に大村益次郎を連想するし、映画の大村の人物設定は明らかに大村益次郎を意識している。大村益次郎は、日本の軍隊に近代化に貢献し、狂信的な国粋主義者達に暗殺されてしまう人物であるが、戊辰戦争のとき、江戸の町が戦禍に巻き込まれないように充分に気を遣って作戦を練ったというほどの知略の人。映画の大村とは似ても似つかない。架空の物語だと言うのであれば、特定の人物を連想させる名前は使わないで欲しかった。ストーリーは悪かったが、渡辺謙の演技はホントに良かった。セリフは少ないけど存在感たっぷりの真田広之も良かった。小雪も(役の設定に問題はあったが)良かった。トム・クルーズも頑張っていた。というわけで、役者さん達の熱演にこの点数。 ノコギリソウさん 5点(2004-02-24 00:30:56)(良:3票)

61.内容的には、可もなく不可もなく。ただ、道端に仏像があったり、冬の間抜け出せない豪雪の偏狭の村に、雪が降っている場面がない点や、天皇謁見の間で天皇までの距離が短すぎるなど納得いかない場面が多々ある。 孤島の鬼さん 5点(2004-01-05 18:42:57)(良:2票) (笑:1票)

60.《ネタバレ》 何より腹立たしく痛恨なのは「未亡人たかが亭主の仇オールグレンに接吻なんてフツーありえなくね?」とか「ヲイヲイ明治時代にニンジャ?」とか「村の入り口に鳥居?」とか「なぜオールグレンにはガトリング銃が当らないのか?」とか「官軍兵士一同なぜラストで土下座?」とか(皆さんの今までのレビューで散々ガイシュツだしキリがないので割愛!)そういう些細なツッコミ処では断じてなく、こんな陳腐かつ薄っぺらい「日本&武士道」勘違い映画をお耽美に撮るしか能がないエドワード・ズウィック如きに渡辺謙をオスカー(助演男優賞)へノミネートせしむるだけの力量を見せつけられたコトだ!珍妙な日本の風俗描写に辟易かつ失笑したヒトらも、勝元の画面における存在感には目を見張り、合戦場面のスペクタクルには思わず息を呑んだハズ。つまりそういうコトだ。要するに我が邦画界は”役者のポテンシャルを十全に引き出し増幅させる”という点に絞っても「ブラックレイン」のリドリー・スコットや本作のエドワード・ズウィックといったハリウッド二流作品及び監督にさえ完敗を喫している、という屈辱的な苦い”事実”を認めざるをえないのが現状なのである。取り敢えず日本人監督による(ジブリアニメ以外の)映画で逆にハリウッドをぎゃふん(死語?)と言わしたるくらいに奮起していただきたい!! へちょちょさん [DVD(字幕)] 5点(2006-02-14 02:59:44)(良:2票)

59.《ネタバレ》 緑鮮やかな芝生の上を、昼間 桜をバックにして、ヨロイ姿で刀を
振り回す騎馬サムライ達と、西洋かぶれ風の衣装に身を包んで銃・
機関銃を連射する日本兵達が闘う・・・・
もうねアホかとバカかと・・・www
挙句の果ては、タコ坊主頭の渡辺兼と、ロンゲ長髪のトムクルーズが
抱き合いながらの自害シーン。
さらにさらに、最後の最後は、日本軍全員土下座で闘いに敬意を払う・・・
もうね監督さん、武士の闘いもう一度勉強し直して鯉www
そりゃさ、『武士道』ってのを主題にかかげておけば、
アメリカ人は なんかよう分からず、うおおおおおとか言いながら
喜んでくれるのかもしれないけれど、 日本人にしてみれば、寒すぎ
る感があるんじゃないですか? もうね( ´,_ゝ`) プッって感じw
千葉真一がジャパニーズ忍者って言ってるノリと変わらないですよwww
久しぶりにツッコミ入りまくりの映画ですよwwww
アキトさん 5点(2004-07-15 23:37:06)(良:1票)

58.《ネタバレ》 意外と面白くてびっくり。でも好きかと聞かれたら、好きじゃないです、ってはっきり言える。そんな映画でした。きっとすごくいっぱい日本のことも勉強して、脚本も練って、美術も凝って(美術は特に素晴らしかったと思います)、きちんと作り上げてるのはわかるんです。でも好きかって言われたら、好きにはなれない。なんでしょうね。うまく言えませんが、武士道って絶対にこういうことではないと思うんですよ、僕は。この映画で描かれる武士道って、どこかで滅びの美学、みたいなものにすり替わってる気がするんです。そしてすり替わってしまった武士道が、自己犠牲を美化してて、何かに殉じて死んでいくことを称揚している気がするんです。それって全然武士道ではないと思う訳です、僕は。武士道って、そんなことだと履き違えるからこそ、滅びてしまった概念だと思うんですよね。いかに生きるかをがむしゃらに突き詰めていったはずの考えを、滅びていくものへの哀惜みたいなものに巧みにすり替えてしまうことへの違和感が最後まで拭えませんでした。滅びる事への限りない哀惜はたとえば、「ワイルドバンチ」(最高に好きな映画です)みたいな形でしか現れないと思うんですよ。つまり何かに殉じて死ぬなんて何の意味も無いばからしいことだ、そんなのわかってる、それでもそれを全部わかった上であえてその醜さにに踏み込んでいく。滅びていくことってそういうことだと思うんです。この映画で肯定されて、美しく描かれているものって、大げさかもしれないけど、結局、アメリカが振りかざす正義とか、アルカイーダやオウムやパレスチナのテロリストが振りかざす正義につながってしまうものだと思うんですよ。美しさと正しさを、それと気づかずに混同してしまうことはやっぱり僕は違うと思う。まあ、そんなでかいこと言わなくたって、細かく言えば笑っちゃう突っ込みどころ満載なんですけど、この映画。いや、しかしトムクルーズ。彼がいなきゃこの企画自体成り立たなかったんでしょうけど、それにしたって、彼のポジションはあくまで狂言回しなんだから、それに徹して欲しかったです。チューすんなよ!小雪ちゃんと!最後も予感で終われよ!顔で終わんなよ!それじゃただのスター映画だろ!結局この映画のほんとのサムライは渡辺謙さんでも真田さんでもなく、日本一の切られ役、福本さん(ボブ!)だったなあ。そう思っちゃいます。 amさん 5点(2004-03-12 23:48:26)(良:2票)

57.《ネタバレ》 勝元たちが戦った理由付けが曖昧だと感じました。“それが武士道だから”で片付けられていたような。誇りを守るため。死に場所を見つけるため。それだけの戦いに見えました。(明治初頭の士族の反乱は、士族がその権益、すなわち生活の術を守るためのもの。いわば生きるための戦いです。死を前提とする本作のような戦いとは別物では。)そもそも武士道とは何でしょう。文字どおり士族階級独特の道徳、倫理観です。名を重んじ、主君への忠誠を誓うこと。日本人の大多数を占めた農民、工商人には関係のない思想です。(しかもこの思想は徳川の治世になって植え付けられたもの。その方が体制維持に便利であったから。)徳川以前の武士を含め、多くの日本人のベースとなる精神があるとすれば、それは“家”の観念です。個よりも血を優先する考え方。家を守る(子孫を絶やさぬ)ことが重要。そのためには、耐えがたきを耐え、忍びがたきを忍ぶ。地べたを這いつくばっても家族を守る。この精神のほうが尊く、美しいと感じます。ですから、現代の私たちが抱く“武士道”の概念とは、遺伝子に組み込まれたような元からある類のものではなく、近代文化の中で整理されたものだと思います。“礼節を重んじること”や“潔しを宗とすること”ではないかと。私たちが世界に誇れる“武士道”とは、そういうことだと思います。決して捕虜にツバを吐きかけたり、負け戦において一人でも多く道連れにするような戦いを肯定するものでは無いはずです。生きることを前提としない戦い、守るべき家族をないがしろにする戦いに、美しさはありません。ただの自己満足だと思います。例えば勝元が自らの首を差し出して事態が収束するのであれば、迷わずそうするべきです。否定的な意見を述べましたが、渡辺謙がハリウッド進出の足がかりを掴んだことについては、素直に嬉しいですし、一娯楽作品としての出来が悪いとは思いません。外国で賞賛されるのなら分かります。 目隠シストさん [地上波(吹替)] 5点(2006-12-12 18:05:39)(良:1票)

56.2時間半全く退屈しないで楽しめる希有な映画だが、名作ではないな…というのが最初の印象。しかし、米での評価に興味を覚えてyahoo.comをチェックしているうちに、この映画の精神性についてもっと深い理解ができる、あるいは、すべきないかという心持ちになった。米でも一般視聴者にはおおむね好評で、圧倒的にA評価が多い。一方でDFをつける人も多く、BCは少ない(Cはほとんどない(公開当時、評価が大きく分かれるのは、名画の要素の1つである))。もちろん、トム様大好き的な評価も多いが、私には気が付かなかったような精神性を解き明かそうとする米人が少なからずいる。それに、例えば、D評価の人の、小雪がトム・クルーズを介抱するのを、「自分の夫を殺した男に親切にするのは馬鹿げている」というコメントを読むと、太平洋に横たわる精神性の溝に驚くのである。確かに、トムの逡巡は自分の中にもある。特に、誉(honor)については、もう少し自分自身の中で熟成したい心持ちになった。何度か見た上で、再評価したい映画である。◆戦闘シーン、美術、音楽(ハンスジマー!)、演技全てが一流。真田広之の起用も大きいか。彼の殺陣の技術や細かい指導(出番がない日にも、着こなしや道具の使い方を自主的に指導していたらしい)が光っている。例えば、監督が事故を恐れCGでやろうとした真田がトムクルーズに斬りつける場面も、真田がこんなの軽いと実演してみせて本番で使うことになったらしいが、私のような一般視聴者が見ても、CGでは出せないであろう本物の迫力が伝わる。◆設定や考証も高い水準である。この映画の設定や考証への不満を間違っているというつもりはない。しかし、この映画に不満がある人は、例えば、黒澤の「赤ひげ」にもクレームをつけるべきである。◆ただ、NewYorkPost誌の指摘とおり、ラストシーンは別のチョイス(("I should have died so many times before"のようなせりふで終えるか、トム・クルーズの突撃シーンで終えるか)の方がよりよくなると思う。また、小雪のような大柄な女性を使ったため、トム・クルーズや小山田との映像的対比において損をしている(なにしろ、当時の日本人の平均身長が150程度だったらしいから)。◆【はむじん】さんに全面的に賛成。蛇足をつければ、日本にも、真田や渡辺のような俳優が残っていることを誇りに思いたい。 みんな嫌いさん [映画館(字幕)] 5点(2003-12-18 11:50:32)(良:1票)

55.和をもって尊しとなす、テロリストなのかレジスタンスなのか、異国の文化を認め会話を楽しむ勝元。無益な殺しを好まぬ漢が、急進的な西欧化改革に異を唱え、私利私欲のためでなく国益のために、あえて無謀とされる”戦”に臨み、日本人としての”アイデンティティー”を貫き通す。現代日本人のハートにも響くとは、武士道の遺伝子は日本人の中にまだ眠っているということでしょうか。潔く華々しく散る死に際に目が行きがちであるが、いつ如何なる時に死が訪れようとも、恥じること、悔いることのない生き方、そのために日々精進する生き様こそが武士道ということでしょうか。ただ客側がかなり読み取ってあげないとツライ映画。イラクに散った2名の外交官にこの映画を捧げたい。 亜流派 十五郎さん 5点(2003-12-08 16:56:40)(良:1票)

54.《ネタバレ》 公開当時劇場で鑑賞してから何十年か振りの再鑑賞。新たな発見は特になく、最初に観た時と変わらぬ印象。合戦シーンはCGでない本物の迫力があって見応えは十分。ただどうしても腑に落ちないのは、勝元が最初天皇陛下に刀を返上しようとしたら無言で拒否られたのに、なんで戦死してネイサンが持ってきたら急に受け取ったりしたのか。そこんとこだけがどうしても分からない。それに忍者を使って勝元たちの根城を襲わせるシーン。忍者=暗殺者=見つかってはいけない。普通は寝込みとか襲うよね。てか近代国家を目指している割には忍者とかは承認なのね。最後にネイサン、いやトムくん、生き残りすぎ。不死身かってw Dream kerokeroさん [インターネット(字幕)] 5点(2019-05-21 18:31:44)

53.《ネタバレ》 作品を通じてリスペクトは感じるが所詮は外様が描いた異文化ストーリー。
違和感は大いにあり。トムが捕虜になったら勝元に殺されているに決まってる。
ラストは自分で討った侍の妻に恋心を抱き村に戻るなんてのは嫌悪感でしかない。
これが侍スピリッツなの? mighty guardさん [CS・衛星(字幕)] 5点(2017-12-16 23:32:09)

52.「ダンス・ウィズ・ウルブズ」のインディアンを、サムライに置き換えたような作品。
日本人にはさすがに「ん?」という場面もあるけど、大作だけあって、金がかかっており、
合戦シーンや美術には見応えがある。「武士道の精神」というテーマは十分伝わってくるし、
侍をアメリカ人に紹介するにはこれで十分かも。後半の浪花節のような展開には苦笑するも、
そういった意味では日本には好意的に製作されている作品。 MAHITOさん [ブルーレイ(字幕)] 5点(2012-08-15 04:18:52)

51.久々に見直したんだけど、渡辺謙演じる勝元って一体ナニと闘ってたんすかね??? ととさん [地上波(吹替)] 5点(2011-05-19 18:14:05)

50.渡辺謙の熱演は凄いと思うが、それ以外に見所が見つからない…。美しい景色だったり、男同士の友情だったりするのだろうか…?トムクルーズの日本語にどうしても違和感を感じてしまった。英語圏の人間は、日本人キャストの英語に違和感を感じるのだろうが。メイン以外の日本人の役もちゃんと日本人が演じていたところは良いと思うが、2時間半の上演時間は長すぎではないだろうか。色々と惜しい気がする作品。 Sugarbetterさん [DVD(字幕)] 5点(2011-03-16 23:15:16)

49.みんなサムライ、ニンジャ、ゲイシャ、ハラキリ、フジヤマ大好きなんですね。小雪のお色気シーンで、失礼、とか言いつつガン見しているトム・クルーズには笑いました。 色鉛筆さん [地上波(字幕)] 5点(2010-05-15 18:25:06)

48.お金をかけているのだろうが、台詞、雰囲気全てがB級っぽく見えてしまう。
のははすひさん [DVD(字幕)] 5点(2010-03-27 15:06:12)

47.《ネタバレ》 イーストウッドの硫黄島で外人でもこんな映画取れるんだと感動しましたが、やはり侍は日本人しか表現できないと思いました。 osamuraiさん [DVD(邦画)] 5点(2010-02-08 20:33:43)

46.なんか渡辺謙と小雪が出ている事で、「日本の俳優も世界に通用した!」とか騒いでましたけど、主演がトム・クルーズの時点で演技も何も……。 民朗さん [DVD(字幕)] 5点(2009-12-07 23:14:10)

45.《ネタバレ》 日本人同士なのに、新旧で争っている様が滑稽に見えてしまった。武士道の美学を見せつけていて、説教臭い。もったいぶった場面が多く、無駄に長く感じた。日本人の役者達は、良い演技だったと思う。 VNTSさん [DVD(字幕)] 5点(2009-06-10 17:29:50)

別のページへ(5点検索)
1234


マーク説明
★《新規》★:2日以内に新規投稿
《新規》:7日以内に新規投稿
★《更新》★:2日以内に更新
《更新》:7日以内に更新

【点数情報】

Review人数 674人
平均点数 6.85点
010.15% line
160.89% line
2121.78% line
3263.86% line
4294.30% line
5649.50% line
611016.32% line
716624.63% line
813419.88% line
98312.31% line
10436.38% line

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 6.75点 Review48人
2 ストーリー評価 6.02点 Review70人
3 鑑賞後の後味 6.70点 Review71人
4 音楽評価 7.01点 Review60人
5 感泣評価 5.66点 Review48人

【アカデミー賞 情報】

2003年 76回
助演男優賞渡辺謙候補(ノミネート) 
音響賞アンディ・ネルソン[録音]候補(ノミネート) 
美術賞リリー・キルヴァート候補(ノミネート) 
美術賞グレッチェン・ラウ候補(ノミネート) 
衣装デザイン賞ナイラ・ディクソン候補(ノミネート) 

【ゴールデングローブ賞 情報】

2003年 61回
主演男優賞(ドラマ部門)トム・クルーズ候補(ノミネート) 
助演男優賞渡辺謙候補(ノミネート) 
作曲賞ハンス・ジマー候補(ノミネート) 

Copyright(C) 1997-2024 JTNEWS