みんなのシネマレビュー

キングコングの逆襲

KING KONG ESCAPES
1967年【日】 上映時間:104分
SFアドベンチャーファンタジーシリーズもの特撮ものモンスター映画
[キングコングノギャクシュウ]
新規登録(2004-01-09)【M・R・サイケデリコン】さん
タイトル情報更新(2024-02-11)【イニシャルK】さん
公開開始日(1967-07-22)


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監督本多猪四郎
演出久世竜(殺陣)
キャスト宝田明(男優)野村次郎
リンダ・ミラー(1942年生)(女優)スーザン・ワトソン
浜美枝(女優)マダム・ピラニア
天本英世(男優)ドクター・フー
沢村いき雄(男優)モンド島の老人
堺左千夫(男優)ドクター・フーの助手
黒部進(男優)ドクター・フーの手下
田島義文(男優)ドクター・フーの助手
桐野洋雄(男優)ドクター・フーの助手
草川直也(男優)ドクター・フーの助手
伊吹徹(男優)ドクター・フーの手下
鈴木和夫(男優)ドクター・フーの手下
北龍二(男優)本部長
広瀬正一(男優)
中島春雄(男優)野次馬
加藤茂雄(男優)
緒方燐作(男優)
オスマン・ユセフ(男優)
岡豊(男優)
久野征四郎(男優)
勝本圭一郎(男優)
吉頂寺晃(男優)
田口計カール・ネルソン司令官
山東昭子スーザン・ワトソン
脚本馬淵薫
音楽伊福部昭
撮影小泉一
製作田中友幸
東宝
配給東宝
特撮円谷英二(特技監督)
中野昭慶(特殊技術 助監督)
富岡素敬(特殊技術 撮影)
川北紘一(光学撮影)
向山宏(特殊技術 合成)
井上泰幸(特殊技術 美術)
岸田九一郎(特殊技術 照明)
美術北猛夫
編集藤井良平
録音下永尚(整音)
照明高島利雄
スーツアクター中島春雄キングコング
その他東京現像所(現像)
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3.《ネタバレ》 東宝創立35周年記念大作!五年前の30周年は『キングコング対ゴジラ』、東宝特撮どんだけキングコングが好きなんでしょうか。 どうも本作は同年に放送されたアニメ版『キングコング』シリーズとコラボレーションなのか共通点が多く、アニメ版も実は日米合作で東映動画が製作しています。設定はもちろん違うけど、悪役はドクター・フーでヒロインはスーザンが名前というのも被ってます。そして今までのキングコングのイメージを一新するような人間の味方的なキャラ付けになっているのも両者の特徴。 コングの造形は、『キンゴジ』に比べれば体型がオリジナル・コングに近くなっているけど、よく見れば顔は相変わらず不細工です。特に眼つきがヘンで、視線がどこに向いているのか判りにくいのがなんかおかしい。でも敵役のメカニコングは東宝特撮に登場するロボット怪獣ではピカイチの造形美、コングの特徴を巧みにメタル化させた秀逸なデザインじゃないでしょうか。メカニコングは『地球防衛軍』のモゲラと同様の土木作業用ロボットという設定、本格的な敵役ロボット怪獣はメカゴジラまでいなかったんですね。モンド島のやられ役は、大ウミヘビは別にして、ゴロザウルスはCG登場以前の恐竜造形としては出色の出来栄え、ハリウッドのストップモーション恐竜も負けてるんじゃないかな。「怪獣の流血を見せたくない」という円谷英二の拘りで泡を吹くゴロザウルスの断末魔になったのは割と有名なエピソードですが、同時期のガメラ・シリーズが“怪獣スプラッター映画”化しているのと比べてみると東宝と大映の製作カラーの違いを感じさせられます。体長20メートルのコングに合わせた縮尺のミニチュアセットは東宝特撮の絶頂期だけあって完成度は高いですけど、一部に過去作の特撮カットが挿入されていたのはちょっと残念でした。 本編はこれまたユニークな脚本で、“南海の王者”のはずのコングを北極に連れてくるという発想には驚き。そしてドクター・フーの組織が巨額の資金を投じてメカニコングまで製作してシャカリキになっているのが鉱物採掘と言うのが、なんかぶっ飛んでますね。メカニが役立たないから本家コングを拉致してくるという発想ですが、これじゃブラック企業でこき使われる社員じゃないですか。だいいち、なんで北極に大地があるの?(アラスカかシベリアの北極圏というなら判らんでもないが) 本編での見せ場はやはり浜美枝のマダム・ピラニアということでしょうね。彼女は『キンゴジ』でもヒロインだったし、東宝には“浜美枝=キングコング”という方程式でもあるんでしょうかね(笑)。登場シーンの衣装はすべて違うし、北極アジトの中にラウンジ風自室を作らせてカクテルドレスを纏って色仕掛け、『二度死ぬ』なんかよりずっとボンド・ガールぽかったです。それにしても彼女、どこの国の工作員だったのでしょうか。「中国・タイ・ヴェトナム・ビルマ、そのどこの国でもないね」というドクター・フーのセリフがありましたが、まさか北朝鮮? S&Sさん [CS・衛星(邦画)] 5点(2021-11-07 21:58:28)

2.天本英世率いる悪の組織がおもろいくらいに間抜けです。コングがちょっと暴れたからと手錠の鍵、机の上において、牢屋を空けたまま全員で様子を見にいくあたりがものごっつ間抜けです。それに釣られて、主役の三人も、牢屋脱走後、女工作員の部屋でちゃっかり服まで着替えてお酒を飲んでくつろいでるところが、コングの顔以上に間抜けです。とゆうわけで真剣に観るとハラタチますが、この年代のゆる~い演出を余裕もって楽しめればそれなりにはおもろいと思います。最後の東京タワーでの戦いは、どでかいタワーのセットの大きさも含め、それなりに迫力あるし。 なにわ君さん [DVD(字幕)] 5点(2005-10-20 15:18:30)(良:1票)

1.どういう経緯でメカニコングが登場したのかは忘れてしまったけど、キングコングとの対決はユーモラスである種のインパクトがあった。突っ込みどころ満載で駄作と言っても間違いないだろうところだけれど、どこか味わい深いものがある。これがこの時代の映画の魅力であろう。 鉄腕麗人さん [ビデオ(邦画)] 5点(2004-03-04 02:25:20)

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【点数情報】

Review人数 17人
平均点数 6.65点
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5317.65% line
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7952.94% line
815.88% line
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【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 5.00点 Review1人
2 ストーリー評価 10.00点 Review1人
3 鑑賞後の後味 10.00点 Review1人
4 音楽評価 10.00点 Review1人
5 感泣評価 10.00点 Review1人

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