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ゴーン・ベイビー・ゴーン

Gone Baby Gone
2007年【米】 上映時間:114分
ドラマサスペンス犯罪ものミステリー刑事もの小説の映画化
[ゴーンベイビーゴーン]
新規登録(2008-10-15)【Sgt.Angel】さん
タイトル情報更新(2023-01-15)【イニシャルK】さん


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監督ベン・アフレック
キャストケイシー・アフレック(男優)パトリック・ケンジー
ミシェル・モナハン(女優)アンジー・ジェナーロ
モーガン・フリーマン(男優)ジャック・ドイル警部
エド・ハリス(男優)レミー・ブレサント刑事
エイミー・ライアン(女優)ヘリーン・マックリーディ
ジョン・アシュトン(男優)ニック・プール刑事
エイミー・マディガン(女優)ビー・マックリーディ
エディ・ガテギ(男優)チーズ
マーク・マーゴリス(男優)レオン
マイケル・K・ウィリアムズ(男優)デヴィン
タイタス・ウェリヴァー(男優)ライオネル・マックリーディ
三木眞一郎パトリック・ケンジー(日本語吹き替え版)
石塚理恵アンジー・ジェナーロ(日本語吹き替え版)
坂口芳貞ジャック・ドイル警部(日本語吹き替え版)
菅生隆之レミー・ブレサント刑事(日本語吹き替え版)
勝生真沙子ヘリーン・マックリーディ(日本語吹き替え版)
一城みゆ希ビー・マックリーディ(日本語吹き替え版)
石田圭祐ニック・プール刑事(日本語吹き替え版)
西凜太朗デヴィン(日本語吹き替え版)
中村秀利ライオネル・マックリーディ(日本語吹き替え版)
板東尚樹(日本語吹き替え版)
原作デニス・ルヘイン〔原作〕『愛しき者はすべて去りゆく』(角川文庫刊)
脚本ベン・アフレック
音楽ハリー・グレッグソン=ウィリアムズ
挿入曲ガンズ・アンド・ローゼス"You're Crazy"
撮影ジョン・トール
製作ショーン・ベイリー
ミラマックス
美術クリス・コーンウェル(美術監督)
シャロン・シーモア(プロダクション・デザイン)
編集ウィリアム・ゴールデンバーグ
その他ハリー・グレッグソン=ウィリアムズ(指揮)
マット・デイモン(スペシャル・サンクス)
ジェニファー・ガーナー(スペシャル・サンクス)
マーティン・ブレスト(スペシャル・サンクス)
テレンス・マリック(スペシャル・サンクス)
ケヴィン・スミス(サンクス)
ジェリー・ブラッカイマー(サンクス)
ジェイソン・ミューズ(サンクス)
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【クチコミ・感想(6点検索)】

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9.《ネタバレ》 原作は未読なのでこの作品から受けた印象のみになってしまうのですが、あそこまでの大芝居が打てるなら福祉局に裏から手を回すとか、母親本人を逮捕するのが忍びないなら薬物中毒を更正する病院へ無理やり送り込むとか、友人や恋人崩れを片っ端から逮捕して引き離すとか、違法覚悟で小さな女の子を最悪の環境から救い出す方法は他にいくらでもあったはず。関わった人々全てが子供のためだったと懸命に訴えるのだけれど、どこかが、何かが違う。それは結局、大人の事情というか余計な欲や救いようのない過去が絡んで来るからなのでしょう。そして大ドンデン返しを前提に練られたプロットのせいでもあるのかな。
この複雑さが原作ではもう少し深く描写されているのでしょうか?どうしようもない母親の存在や生活環境のリアルさが、逆に後半で展開される真相の不自然さを強調しているようにも思えました。

ただ、どれだけ話の強引さを分析してみても、苦くて辛い。アマンダがあれぐらいの大きさだったら自分の身に何が起こったのか少なからず覚えているだろうし、もっと成長すれば事件のことを知ってしまう。寝る前にお話を聞かせてくれたライオネル伯父さんが刑務所へ行った理由も、サンドイッチを作ってくれたドイルさんが刑務所へ行った理由も、自分のせいではないとは言え事件に関わったレミー刑事が死んだということも知ってしまう。その時、あの母親は支えてくれるのでしょうか。つまり真剣にアマンダの未来を心配してしまうくらい、入れ込んで観てしまったということです。これで初監督作品なんて本当に凄いなー。大人達の選択の重さがいつまでも胸に圧し掛かります。
あまりの言動に呆然とさせられた母親役エイミー・ライアンの演技も凄まじいの一言です。リアルにいそうな感じが怖かった。
クジラばしさん [DVD(字幕)] 6点(2009-09-15 09:21:41)(良:3票)

8.家族で観たんですが、観終わった後に軽く討論会になりました。次の日には内容を忘れてしまうような映画が多い中で、観た人同士でテーマについて討論できる映画というのは貴重です。主人公の行動については観た人それぞれに賛否があって然るべきだし、そうなってこそ問題提起。初監督作にしてこの重量感。なんだかイーストウッドの映画を観ているような錯覚にも教われました。 8bitさん [DVD(吹替)] 6点(2009-03-13 22:19:31)(良:1票)

7.《ネタバレ》 賛否両論を呼ぶような終わり方はけっこう好きです。ザ・正義が勝ってめでたしめでたしばかりでは、あっという間に飽きるので。
しかしこれ、モーガン・フリーマンとかエド・ハリスとかは、主人公の前でずっと小芝居を打ってたってこと? 1人の少女を救うために自分のキャリアまで投げ出して? そう考えるとものすごく不自然。他にやりようがあったんじゃないかと。久しぶりに山田奈緒子の「どこまでも手間のかかることを」という名セリフを思い出しました。
それと、やっぱり銃社会は怖いね。 眉山さん [CS・衛星(吹替)] 6点(2022-06-05 23:39:16)

6.《ネタバレ》  よくある幼児誘拐。ミステリーサスペンス。と思いきや、実は善悪の判断基準を問うドラマ性の強い作品。法律に照らし合わせればドイル警部達は加害者で母親は被害者。しかし法律という枠組みを取り、倫理やモラルといった人間的視点で考えてみると、確かにドイル警部たちはアマンダの救世主なのかもしれない。
 職業柄、そしてその経験上、レミー、ドイル、ライオネルはネグレクトな母親の元にいるアマンダの末路が見えていたのでしょう。そして法の壁の前では救えないことも。ヘンリーの逃亡計画を知ったライオネル達が強行手段に出たのは仕方ないのかもしれません。
 パトリックの活躍により事件は明るみに出てしまいます。アマンダのことを一番に考え心配していた人たちは、一人残らず不幸な結果となります。叔母のビーは追い出され、レミーは死に、ドイルとライオネルは逮捕されます。事件を解決したパトリックは探偵料をもらえないどころか、最愛の人を失ってしまいます。麻薬におぼれ、娘への愛情が一番薄い母親だけが幸せな結末を迎えるという皮肉。
 こーゆー映画ならではの、すべての謎が明らかになったときのカタルシスは微塵も感じられません。
 見ている間は引き込まれますが、見終わったあとには充足感より虚無感が圧倒的に勝ります。
 映画としての完成度は高くとも、好きか嫌いかで問われれば間違いなく好きではない作品です。 たきたてさん [ブルーレイ(字幕)] 6点(2019-11-29 03:32:52)

5.正義の有処は何か。テーマはおもしろいんだけど、最後はやっぱり腑に落ちない。
ここまで強引なオチはノンフィクションだから成せるのだろう。誰が納得する?
シリアスに淡々と進む人間ドラマを描いたベンアフレックの監督センスはgoodです。 mighty guardさん [CS・衛星(字幕)] 6点(2018-12-31 19:09:48)

4.《ネタバレ》 子供1人のために警官がここまでやるか?とも思いましたが、警部が自分の娘を以前亡くしているという伏線があったので一応OK。最後、警部がアマンダを可愛がっていた一方で実の母親が心を入れ替えず娘に無関心という結末を迎えるところ、また、主人公と彼女もこの件が原因でケンカ別れしてしまうところについて、果たしてどちらの選択が正義だったのか考えさせられました(私だったら主人公と同じ選択をするかな)。キャストはバッチリ。警官役の脇役2人、モーガンフリーマンとエドハリスがどちらもいい味を出していましたし、主人公役もうまく雰囲気が出ていて良かったと思います。 まいったさん [DVD(字幕)] 6点(2016-10-02 01:40:13)

3.《ネタバレ》 何かモヤモヤするが映画としては楽しめた。周りが「あーだ、こーだ、何が正しい、間違ってる」といくら世話を焼いても、やはり自分を信じて、信念持って生きて行くしかない・・・この映画では、まだそんな判断が出来ない少女が対象だから、こんなことになってしまった訳だけど。 よりさん [ブルーレイ(字幕)] 6点(2012-04-15 00:05:43)

2.ドラマ要素の強いサスペンス映画。問題提起を促すラストの展開は良かったが、
サスペンス部分のシナリオの出来は今イチで、途中でオチがわかってしまったのは残念。
主人公の人間像も描写不足でよくわからないし、これならサスペンスはあくまでサブに回して、
ドラマのほうに力を入れてもらったほうが、もっと見応えのある内容に仕上がったと思う。
それでも、いろいろと考えさせてくれた作品だった。 MAHITOさん [DVD(字幕)] 6点(2011-09-05 02:29:00)

1.《ネタバレ》 そこまで隠蔽しなくても通常の手続きを踏めば幸せに
なれるだろうに。当たり前の結論。これを許せば
法治国家がなりたたない。しかしアメリカでは本当に
この手の探偵が大活躍できでいるのだろうか。
K2N2M2さん [DVD(吹替)] 6点(2008-12-28 19:24:32)

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マーク説明
★《新規》★:2日以内に新規投稿
《新規》:7日以内に新規投稿
★《更新》★:2日以内に更新
《更新》:7日以内に更新

【点数情報】

Review人数 51人
平均点数 7.12点
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100.00% line
200.00% line
300.00% line
411.96% line
5611.76% line
6917.65% line
71223.53% line
81733.33% line
959.80% line
1011.96% line

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 8.00点 Review1人
2 ストーリー評価 8.00点 Review1人
3 鑑賞後の後味 7.00点 Review1人
4 音楽評価 7.00点 Review1人
5 感泣評価 6.00点 Review1人

【アカデミー賞 情報】

2007年 80回
助演女優賞エイミー・ライアン候補(ノミネート) 

【ゴールデングローブ賞 情報】

2007年 65回
助演女優賞エイミー・ライアン候補(ノミネート) 

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