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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です!
【クチコミ・感想(6点検索)】
3.《ネタバレ》 『時計仕掛けのオレンジ』を観た人なら分かると思いますが、『時計仕掛け…』の中でアレックス達のやってた“恐怖のお宅訪問”という困った“遊び”あの部分を一本の映画にしたような感じ。 でも全体の雰囲気なんかはフランソワ・オゾン監督の『海をみる』にかなり近かったように思いました。 【ケムマキ】さん 6点(2003-07-09 11:17:30)(良:2票)
2.《ネタバレ》 どこまでも嫌な話でしかないことは明らかなのに、導入から終盤まで一気に見せきってしまう無駄な脚本の巧さに腹が立つ。肝心の部分は一瞬で済ませて結果だけを見せる、犯人逃走後の10分以上の定点長回し、など、演出がやたら冴えているのにも腹が立つ。それで最後は、観客を強制的に引きずり込むメタ構成によって、「この話を最後まで進めたのはアンタなんだよ」という強制宣告(ちなみに、例の巻き戻しの場面、見る側が犯人よりも先にコントローラーをつかんで素早く再生を終わらせれば、この作品はハッピーエンドで終了なのである。そういう意味だよね?)。単に悪意の形を提示するだけではなく、底板を外して見る側を落下させないと気が済まないというような、そういう作品。 【Olias】さん [DVD(字幕)] 6点(2015-10-25 23:45:00)(良:1票)
1.《ネタバレ》 アメリカのホラーやサスペンスが、怖いとは思っても精神的負担が少なくて済むのは、そこに確固たるフィクションの壁が存在しているからだと思います。BGMや効果音を入れることで、場の空気を盛り上げると同時に、フィクションの世界と現実とを明確に区別してくれている気がするのです。それは作成者側のサービス精神であると同時に、良心の表れとも見てとれます。『これはあくまで映画だからね!』って。 そんで、その良心をとっぱらってしまうと、こーゆー作品ができてしまうのではないかと思います。 また、もっとも凄惨な場面は悲鳴と声だけにとどめ、結果のみを映像に映すという手法はこの作品において絶大な効果を発揮していると思います。不条理さと絶望感がより際立ってくるんです。今作において、子供が撃ち殺され呆然とする夫婦、ラストで湖に沈められる奥さん、この2つのシーンが個人的には特に凄まじい、衝撃的なシーンでした。 ただこの映画は、せっかく作り上げられたノンフィクションのような世界観を、『カメラ目線』『問いかけ』『巻き戻し』という反則技を駆使して、台無しにしちゃっています。完成された世界観を自ら壊しにかかる暴挙ともとれる行動。いったいどういうことなのか、・・・謎です。 確かに、この映画でしか感じることのできない何かを感じることができる作品ですね。 ただし、上記の目的がわからないことと、序盤、あまりにも無抵抗な奥さんに不自然さを感じてしまうことで、本筋とは関係ない部分でイライラさせられた点は大きくマイナスです。 【たきたて】さん [DVD(字幕)] 6点(2014-05-18 23:59:24)(良:1票)
マーク説明 |
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★《更新》★ | :2日以内に更新 |
《更新》 | :7日以内に更新 |
【点数情報】
Review人数 |
97人 |
平均点数 |
6.19点 |
0 | 4 | 4.12% |
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1 | 3 | 3.09% |
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2 | 5 | 5.15% |
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3 | 6 | 6.19% |
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4 | 4 | 4.12% |
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5 | 14 | 14.43% |
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6 | 12 | 12.37% |
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7 | 15 | 15.46% |
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8 | 12 | 12.37% |
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9 | 10 | 10.31% |
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10 | 12 | 12.37% |
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【その他点数情報】
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