みんなのシネマレビュー

春にして君を想う

Children of Nature
(Börn náttúrunnar)
(ミッシング・エンジェル/春にして君を想う<ビデオ>)
1991年【アイスランド・独・ノルウェー】 上映時間:85分
ドラマファンタジーロードムービー
[ハルニシテキミヲオモウ]
新規登録(2004-08-22)【rothschild】さん
タイトル情報更新(2008-09-01)【+】さん


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監督フリドリック・トール・フリドリクソン
キャストブルーノ・ガンツ(男優)天使
フリドリック・トール・フリドリクソン(男優)
脚本フリドリック・トール・フリドリクソン
音楽ヒルマル・オルン・ヒルマルソン
製作フリドリック・トール・フリドリクソン
配給ケイブルホーグ
シネカノン
あらすじ
凍てつく大地のアイスランド。78歳の農夫ソウルゲイルは疲れ、都会に住む娘と同居しようとするが馴染めず、老人ホームに入る。そこで幼なじみの老婦人ステラと再会する。彼女は故郷で死にたいという思いから何度もホームから逃げ出していた常習犯だった。彼女に共感したソウルゲイルは、2人で故郷に向かうことを決意する。ジープを盗み、警察の検問をかいくぐり、目的の死に場所である故郷へと向かうのであった。

花守湖】さん(2007-09-05)
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6.《ネタバレ》 アイスランド映画。大きく3つのパートにわかれています。(1)田舎住まいの独り身の爺さんが、娘家族の住む都会のマンションに出てきて暮らす。(2)マンションでは家族に疎んじられ、老人ホームに移り暮らす。(3)老人ホームでたまたま出会った幼馴染みと故郷の廃村に向けて逃避行する。(1)では、「東京物語」のような、田舎から出てきた老人が、子供家族に疎んじられる内容かなと思ったのですが、(2)で、いきなり老人ホームに場所が移り、今度は、老人ホームでの様々な問題を扱った内容かなと思ったのですが、(3)で、ほどなく、幼馴染みの婆さんと一緒に車を盗んで、故郷への逃避行に出発しロードムービーになるといった具合です。季節は春なのか夏なのか(邦題からすれば春なのでしょう)、雪や氷には覆われていないものの、樹木が育つ環境にはないようで、大地は草に覆われています。その草も、葉緑素が薄く、光が透過しやすいためか、蛍光ペンのように鮮やかな色をしていて、どこか寒々しい。海は荒く波しぶきを立て、大地に靄をもたらしていて、どこかシットリ、ヒンヤリ感があるとういう、独特の自然風土が面白いです。テーマを絞って、深掘りすることはないのですが、だからといって軽薄になることはなく、アイスランドの厳しい自然、辺境、最果ての土地が持つ寂寥感と相まって、渋くて深い味わいが得られているのですよね。 camusonさん [DVD(字幕)] 6点(2023-03-26 15:40:06)

5.ファンタジーですね。自分の場合はとか、親孝行したいなどと思いました。 HRM36さん [DVD(字幕)] 6点(2011-06-20 11:32:30)

4.《ネタバレ》 荒涼とした風景が見もの。かえってああいう風景の中での生活をリアルに見せてくれたほうが、ファンタジックになったかもしれない(と思うのは、そこで暮らしていないせいかも)。かつての村が生き生きしてた時代の場に、味わいがあった。セリフのない冒頭。犬の埋葬はラストの伏線であった。埋葬で始まり埋葬で終わる仕掛け。ジープでのホームからの脱走、ふっと消滅してから幻想が入り込んでくるのか。労働者を逮捕できない警察のエピソードは、あれは不法出稼ぎ外国人労働者かなんかなのか。死んだステラの脇を流れる砂が美しい。風土と幻想性が互いに相殺してしまっているような気がした。風土そのものの幻想性をもっと掘り起こせたのでは。 なんのかんのさん [映画館(字幕)] 6点(2011-03-03 09:28:16)

3.アイスランドの荒涼とした大地が美しく畏怖をも感じさせる。娯楽性は薄いかもしれないが、幻想的な世界観の中で孤独な老人の姿を見て考えさせられる面もあった。 こまごまさん [DVD(字幕)] 6点(2007-02-07 00:27:55)

2.我慢できない状態になった。その状態を間接的に表現するならば、うとうと・・・。すやすや・・・(禁句だからストレートには表現しない) とにかく意識がもうろうとしてきた。私は果たして映画を観ていたのだろうか?それとも夢を見ていたのだろうか? 映画が始まって最初の15分くらいは台詞がなかったので、もしかしてこれはサイレント映画か?と、びびってしまいました。 登場人物は、おじいちゃんとおばあちゃん。 動きが信じられないくらいにスローであり、強制的に観客を眠りの世界へと引きずり込もうとする。この時点でわれわれ観客は、老人と同様に夢と現実の世界を彷徨する羽目になる。もしこれが監督の意図したものであるならば大したものである。 本作は、死に場所探しの物語だと思う。普通は、愛する人達に看取られて死にたいと考える人が多いかもしれない。しかし本作は、死に場所に、こだわっている。老人たちの死は、まるで死期を悟った象が、ひっそりと誰も見られぬ場所に行って息を引き取るのと似たような印象をもつ。そこに恐ろしい孤独を感じる。人はどれほど友人や愛する家族が存在していても死ぬ時は1人なのである。
花守湖さん [DVD(字幕)] 6点(2006-11-20 19:53:31)(良:1票)

1.眼前に茫洋と広がる霞む大洋。それは現実でありながら同時に、老境の心象風景のようで。私にはまだ、現実と夢との間に確固とした境界線がある。でも老境に立ち、生からの分離を目前とした者にとっては、現実と夢の境界線は、私が思うよりも無価値で無意味なものなのかも知れない。2人の老人のこれは紛れもない現実で、でも同時に1つの夢のように思えた。人生はいつか終わるし、夢もいつか醒める。その両者に、何の違いがあるのか、と。 ひのとさん 6点(2004-10-12 05:22:55)(良:1票)

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マーク説明
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【点数情報】

Review人数 11人
平均点数 6.09点
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319.09% line
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500.00% line
6654.55% line
7436.36% line
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900.00% line
1000.00% line

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 8.00点 Review1人
2 ストーリー評価 7.00点 Review1人
3 鑑賞後の後味 3.00点 Review1人
4 音楽評価 9.00点 Review1人
5 感泣評価 2.00点 Review1人

【アカデミー賞 情報】

1991年 64回
外国語映画賞 候補(ノミネート) 

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