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歌麿をめぐる五人の女(1946)

1946年【日】 上映時間:95分
ドラマ時代劇モノクロ映画小説の映画化
[ウタマロヲメグルゴニンノオンナ]
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監督溝口健二(演出)
キャスト坂東簑助(六代目)(男優)喜多川歌麿
坂東好太郎(男優)小出勢之助
田中絹代(女優)難波屋おきた
高松錦之助(男優)重三郎
中村正太郎(男優)庄三郎
川崎弘子(女優)お蘭
飯塚敏子(女優)多賀袖太夫
草島競子(女優)おまん
大原英子(女優)狩野雪江
富本民平(男優)竹麿
葉山純之輔(男優)山東京伝
堀正夫(男優)十返舎一九
南光明(男優)狩野法眼
尾上多見太郎(男優)松平周防守
松浦築枝(女優)鶴半の女将 おはん
原作邦枝完二「歌麿をめぐる女達」
脚本依田義賢(脚色)
音楽大沢寿人
望月太明吉
撮影三木滋人
製作松竹(京都撮影所)
企画絲屋寿雄(企画担当)
配給松竹
美術本木勇
編集宮本信太郎
録音加瀬寿士
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【クチコミ・感想(6点検索)】

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2.道具としての女、その女が男を刺すこと。なんか大枠だけ捉えると、溝口っぽさが感じられなくはない。田中絹代のアップの凄味が変に印象に残っている。あんまりアップで捉えたことなかったんじゃないか。時代が変わって、何かやってみたってことなのか。時代と言えば手ぐさりをめぐるエピソードなんか「戦後」を思った。自由に描ける時代になったんだ、って気分が底にあったのでは。自発的なテーマと言うより、そういうことをテーマとする時代になったんだ、という手探りのような。ま原作ものなので、あまり物語から監督の狙いを探っても意味はない。溝口と言うとまず明治で、江戸時代だとそれまでは侍階級だった(『元禄忠臣蔵』とか)。やがて西鶴や近松に惹かれていく彼が、江戸時代の町人階級を扱ったのはこれあたりかららしい。 なんのかんのさん [DVD(邦画)] 6点(2014-01-02 08:51:57)

1.溝口映画の女たちはけして男の添え物にはならない。(↓男が添え物なんですね。)一人の人間として女を描く。この作品ではそれを特に感じる。女をしっかりと描けばこんなにも生々しいモノが出来あがる。女の情念、女の欲、女のプライド、女の意地がぎっしりと詰まった映画。製作時からすればそれだけでも評価されるべき作品なのかもしれません。資料の少ない謎の絵師・歌麿(写楽ほど謎ではないですが)にまつわるエピソードも時代考証がきっちりとされており、そのおかげで楽しく拝見することができました。ただ、『雨月物語』の後に見たせいか、それともタイトルから勝手にもっと妖艶なものを期待してしまったせいか、いまひとつ物足りなさを感じてしまったことも事実。歌麿なのに肝心の「絵」があまり出てこないのもなぁ..いや、絵は出てこなくていいんですが絵を書いてる時のモデルを、舐めるようにじと~っとカメラが捉えてくれたら..あっ、それじゃぁ男の添え物映画になっちゃうか..。まだまだ修行が足りんようです。 R&Aさん 6点(2005-01-06 12:36:39)(良:1票)

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【点数情報】

Review人数 6人
平均点数 5.50点
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【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 5.00点 Review1人
2 ストーリー評価 5.00点 Review1人
3 鑑賞後の後味 5.00点 Review1人
4 音楽評価 5.00点 Review1人
5 感泣評価 5.00点 Review1人

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