みんなのシネマレビュー

狙撃

1968年【日】 上映時間:86分
アクションドラマサスペンス犯罪ものハードボイルド
[ソゲキ]
新規登録(2004-08-15)【ハイラムK】さん
タイトル情報更新(2020-11-12)【イニシャルK】さん
公開開始日(1968-11-23)


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監督堀川弘通
キャスト加山雄三(男優)松下徹
森雅之(男優)片倉譲二
浅丘ルリ子(女優)小高章子
岸田森(男優)深沢
小沢昭一(男優)李康生
船戸順(男優)山際
藤木孝(男優)花田
鈴木和夫(男優)片倉の手下
荒木保夫(男優)密輸団
川合伸旺(男優)
田中浩(男優)
久野征四郎(男優)
大前亘(男優)
吉頂寺晃(男優)
脚本永原秀一
音楽真鍋理一郎
撮影長谷川清
木村大作(撮影助手)
配給東宝
美術村木忍
編集黒岩義民
録音下永尚(整音)
その他東京現像所(現像)
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【クチコミ・感想(6点検索)】

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1.《ネタバレ》 冒頭の新幹線狙撃のシーン、冷静にあんなこと絶対にできるはずないじゃんと突っ込んじゃいますけど、煙草の煙で風向を測ったりする手順を丁寧に見せられると「こいつなら出来るかも」と納得させられちゃうから不思議です。若大将をプロのスナイパーに転職させるとは東宝も当時としては思い切ったものですが、もともと演技力には難がある加山雄三ですからこういう寡黙で劇中ほとんど表情を変えないキャラは彼の素質を活かす新境地だったかもしれません。新境地と言えばなんと浅丘ルリ子とのベッド・シーンまであるというまさかの展開、今の眼では全然大したことないですけど若大将には胸毛が生えていたというのは新発見でした。たしかに銃に対する拘りは印象的で、森雅之がモーゼル・ミリタリーを撃つシーンではちゃんと薬莢が排出されるところが映っているのはさすがだなと思いました。日本映画では、コルトガバメントみたいな自動拳銃でも撃っても銃身がスライドせず、銃口から火花が出るだけというのが当たり前ですからねえ。これまた極端にセリフがない殺し屋森雅之もある意味加山を超えたカッコよさで、金髪女を侍らせて殺し屋家業に励み一人でカートを引っ張ってゴルフコースをラウンドするというちょっと訳が判らない渋さです。浅丘ルリ子も割と早めに加山の稼業を知ったのに大して驚きもせずその後も離れない、悪女チックなキャラは好演です。でもあのニューギニアの原住民(?)に扮装して民族の踊りを披露するところは、シュールというよりもほとんどギャグですよ。とくに黒塗りした加山の顔は、私にはラビッド関根(関根勤の若かりし頃)にしか見えず困りました。ほんとこの映画の脚本はクセが強くて、当時全盛だった全学連のアジ演説みたいなモノローグが入ったりして、今の眼で見ればクサ過ぎます。浅丘ルリ子の幻想的なというかサイケデリックな心象シーンなんかも、シュールというよりも『あの胸にもういちど』の単なるパクりのような気がします。説明過多とは無縁なストーリーテリングは良かったですけどね。 S&Sさん [CS・衛星(邦画)] 6点(2021-03-15 22:17:54)

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マーク説明
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【点数情報】

Review人数 6人
平均点数 7.17点
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【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 9.00点 Review1人
2 ストーリー評価 Review0人
3 鑑賞後の後味 Review0人
4 音楽評価 Review0人
5 感泣評価 Review0人

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