みんなのシネマレビュー

ボヘミアン・ラプソディ

Bohemian Rhapsody
2018年【米】 上映時間:135分
ドラマ実話もの音楽もの伝記もの同性愛もの
[ボヘミアンラプソディ]
新規登録(2018-09-02)【にゃお♪】さん
タイトル情報更新(2021-08-30)【イニシャルK】さん
公開開始日(2018-11-09)
公開終了日(2019-04-17)


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監督ブライアン・シンガー
デクスター・フレッチャー〔1966年生〕(ノンクレジット)
キャストラミ・マレック(男優)フレディ・マーキュリー
グウィリム・リー(男優)ブライアン・メイ
ジョセフ・マッゼロ(男優)ジョン・ディーコン
ベン・ハーディ(男優)ロジャー・テイラー
ルーシー・ボーイントン(女優)メアリー・オースティン
アレン・リーチ(男優)ポール・プレンター
トム・ホランダー(男優)ジム・ビーチ
マイク・マイヤーズ(男優)レイ・フォースター
エイダン・ギレン(男優)ジョン・リード
飯島肇ジョン・ディーコン(日本語吹き替え版)
野島裕史ロジャー・テイラー(日本語吹き替え版)
咲野俊介レイ・フォースター(日本語吹き替え版)
志村知幸ジョン・リード(日本語吹き替え版)
花輪英司ジム・ハットン(日本語吹き替え版)
佐々木優子ジャー・バルサラ(日本語吹き替え版)
原作ピーター・モーガン〔脚本〕(原案)
音楽ジョン・オットマン
挿入曲クイーン
撮影ニュートン・トーマス・サイジェル
製作総指揮デクスター・フレッチャー〔1966年生〕
アーノン・ミルチャン
ジェーン・ローゼンタール
配給20世紀フォックス
編集ジョン・オットマン
録音ポール・マッシー[録音]
あらすじ
ロック史を語る上で欠くことの出来ない伝説的バンド「クイーン」の栄光へと続く足跡が、リード・ヴォーカルだった故フレディ・マーキュリーの生き様を軸に描かれる感動の音楽映画。学生バンドが世界的なスターにまで一気に駆け上がる姿と、その陰にあったフレディたちメンバーの苦悩や煩悶が、忠実に再現された名曲の数々に彩られ語られていく。

タコ太(ぺいぺい)】さん(2019-01-03)
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【クチコミ・感想(6点検索)】

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24.《ネタバレ》 なんの挫折も苦悩も紆余曲折もなく、映画の冒頭わずか30分でロック界の頂点に駆け上がってしまう展開には驚き呆れました。伝記映画としては何ひとつ面白くないのですね。そして、その後は、ロックスターらしい身勝手な振舞いと裏腹な繊細さによって孤独に陥り、やがて身を持ち崩していくのですが、そこにも、これといって観客を感動させるような要素は見当たりません。たんに出っ歯でゲイのアジア人が、生まれ持った才能を使い果たして、最後はエイズで死んでいく…というだけのクソみたいな人生なのです。
そんなふうに、さほど面白みもないアーティストの伝記物語を、目立った美化も脚色もせずに描いているのですが、しかしながら、そんなクソみたいな人生を歩んだ男が、最後にこぶしを振り上げながら「俺たちが勝者だ!」と歌いあげる姿には、やはり絶対的な"肯定"のメッセージがあり、それゆえにこそ魂を震わせる力があります。
つまり、これは伝記というよりも、その楽曲のメッセージを読み解くための優れた「クイーン論」であり「フレディ・マーキュリー論」なのでしょう。物語としてはつまらないけれど、ひとつの音楽論として評価できる映画だと思いました。 まいかさん [地上波(字幕)] 6点(2022-04-04 00:13:57)

23.《ネタバレ》 とても話題になった本作ですが音楽バンド映画として観るならとても凡庸な出来です。平均点ど真ん中くらいです。おそらくクイーンの楽曲が感動の底上げに三役くらい買っているのではないでしょうか。
クイーンの20年間を2時間に収めるのはたしかに難しいけど、どんな種類の伝記映画も抱える課題を克服できていません。各エピソードの羅列にとどまっており、フレディの内面を推し測るにはBSで放送していた英国製のドキュメンタリーを見た方がよほど有効です。
ライブ・エイドでのステージをクライマックスに持ってきたのにはなるほど、と思いました。当時わたしもテレビの中継にかじりつき、VHS3本に録画を収め、ラジオの音源も録音したものでした。お目当てのミュージシャンはクイーンではなかったのですが、しかし彼らのステージは間違いなくライブエイドにおける№1のパフォーマンスでありました。フレディの圧巻の熱量、声量、肉体の躍動には頬をひっぱたかれたかのような衝撃を覚えたものです。
そのライブを完璧に再現したという評価の本作。セットの細部やメンバーの動作など、確かに完コピできているとは思います。
でも、でもフレディじゃない。ラミ・マレックは誠実にフレディ・マーキュリーを演じたと思うけれど、そしてこれは彼にはどうにもできないことだけど、ラミにはフレディのような体格が無いのです。あのステージ映えする八頭身、長い脚、厚い胸板、頭部の小ささ。彼が舞台に仁王立ちして腕を高々と突き上げた時の筋肉美。他を圧倒するあの立ち姿をもってして、フレディはフレディ・マーキュリーたりうるのです。
汗光りしながら、マイクコードを華麗に脚でさばきつつステージを縦横に駆ける往時の「本物」の映像と比べると、最後まで涼しげにパフォーマンスを終えるラミ・マレック版ではフレディのオーラもナルシズムも感じることはできませんでした。
ブライアンやロジャー、ジョンが錯覚しそうになる位本人とソックリの役者さんなので、余計にラミが浮いて見えてしまいました。 tottokoさん [CS・衛星(字幕)] 6点(2021-07-17 00:07:25)(良:1票)

22.触手が動かず、TV放送を機にやっと録画鑑賞しました。20年ほどバンドマンだったのでクィーンも一応それなりに本物を知っているという前提です。まずブライアン・メイがそっくりで笑っちゃうレベルです。あとフレディ・マーキュリーがちっさいおじさん(ナイン〇〇〇インの〇〇)にしか見えず、最後まで別の意味でニヤニヤしてしまいました。

内容はよくあるミュージシャン系・バンド系お決まりの流れです。というか、ミュージシャンを映画にする場合はこれ以外ありえないのですが、とにかく無難&綺麗にまとまっているので少しでもクィーンの曲を知っていれば十分楽しめます。ただし、世間の評価は高めですが「曲の評価」と「映画の評価」がごっちゃになっているようには感じました。映画自体の出来はハッキリいってまあ普通の出来映えで、終盤で感動できるのはあくまで「曲」のおかげであることを理解すべきです。エイズで生い先が短いことも含め、フレディのこれまでの人生を重ねた歌詞&曲をライブエイドで見せられたら感動するに決まっています。(まあ口パクなんですが)

映画としては、長い割りに当たり障りが無さすぎて、イマイチ何が言いたかったのか、フレディが伝えたかったことなどもほとんど描かれていなかったように感じます。でもまあ悪くない作品です。余談ですが、、もうひとりのビートルズにスポットを当てた「バック・ビート」という映画がまた見たくなりました。(マイナー過ぎてほとんど見かけませんよねコレw) アラジン2014さん [地上波(吹替)] 6点(2021-06-24 18:06:10)

21.衛星録画を見そびれていたら民放テレビで放送してしまったので、慌てて衛星版を視聴。
プロフにも書くくらい事実に基づく系が苦手です。本人の気持ちは誰にも代弁できないから。

しかしクィーンの楽曲が好きな事や話題性も高かった事もあり、機会を伺っていました。
で、観たらば、やはり時系列を変えてあったり、想像部分も多かったり。仕方ないのですが。

でも楽曲によって最後までいざなわれました。
やはりライブエイドは感動しますね。上手に再現してありましたね。
一緒に口ずさんで楽しめました。 movie海馬さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2021-06-06 17:43:48)

20.クイーン愛に満ちた彼らのことをよくご存じの方にはこれで十分なのでしょうが何か大事な事が抜けているような違和感のあるストーリーでした。
とりあえず仲間割れが解消できてメデタシメデタシ ProPaceさん [地上波(吹替)] 6点(2021-06-06 11:37:38)

19.フレディ・マーキュリーの恋愛観などは正直興味がないので共感できなかったが、ラストのライブシーンは、なんか凄かった。 misoさん [DVD(字幕)] 6点(2021-03-05 00:12:36)

18.《ネタバレ》 ※個人的意見です。
焦点の当て方が微妙だと感じました。
デビューに関してあっという間に成功した描写に入っていること
様々な苦難や苦労があったはずですが、特段そういったシーンがありませんでした。
ライブエイド で 終わってしまっていること
フレディ・マーキュリーを描くのであれば、最後まで描いた方がよかったのではと思いました。
タイトルを何故ボヘミアン・ラプソディ にしたのか理由が作中で見付けられなかったこと
歌詞はもちろん印象に残るフレーズではありますが、今回の作品なら「Freddie Mercury」にするか
「QUEEN」としてもっとデビューから最後までをバンド視点で描いたのも見たかったかな
細部まで拘る映画は本当に評価に値すると思いますが、
この映画に関しては、それじゃライブ動画を見たらいいのでは?とか
音楽で勝負するなら 音楽聞いてればいいのでは?
となってしまいました。

ノンフィクションということもあり、どうしても範疇の域を出ない作品でした。 メメント66さん [インターネット(字幕)] 6点(2020-12-30 13:06:55)

17.ライブの再現シーンは文字どおり迫真の演技で見応えがありました。なら本物のライブ映像を見ていればいいじゃん、と言われれば苦しいですが。
しかしライブに至るドラマの部分は、どうなんでしょうね。フレディ・マーキュリー自身が有名人すぎたせいもありますが、だいたい想定の範囲内の話ばかり。馴染みの童話をあらためて紙芝居で見るような感覚でした。もう少しサプライズを見たかった気もしますが、実話ベースだと難しいですかね。 眉山さん [インターネット(字幕)] 6点(2020-12-01 02:47:43)

16.《ネタバレ》 クイーンの4人のステージ外においての形態模写再現という点については、極めて高度な内容が達成されています。フレディ以上にブライアン・メイの空気感まで含めた再現度が凄いし、ロジャー・テイラーもいい感じで出番をもらっています。しかし、それ以外に何かがあるかというと、実は特に何もありません。●序盤、ジョン・ディーコンがしれっとステージで新メンバーになっていますが、この奇跡のような4人の組み合わせについて、何で最初の顔合わせとか音合わせの場面を描かないの?●クイーンの最高作は「Ⅱ」と確信している自分にとっては、それがまるまるすっ飛ばされている時点で、すでに大幅減点。大体、「オペラ座」で初めてロック・オペラに挑戦したかのように描写されてますが、クイーンはそんなことはすでに「Ⅱ」で達成していたのであり、「オペラ座」はむしろそれを一般向けに分かりやすく噛み砕いた作品ですよ。●その「オペラ座」より前のツアーで"Fat Bottomed Girls"が演奏されているとか(見ていて「え、そこまで話飛ぶの?」と焦っちゃったよ)、すでに80年代に入っているはずなのに"We Will Rock You"が作曲されているとかいう根本的な間違いは、すでにどこかで指摘されていると思いますが。●そもそも、ライブ・エイドで終わりというのが中途半端なのです。そこまで行くんだったら「ミラクル」と「イニュエンドゥ」も盛り込んだ上でフレディの最期まで行くべきだし、そうでなければ逆にデビューからボヘミアンの楽曲完成くらいまでをじっくり時間をかけて描けばよいのです。●それから、メアリーという人の出番多すぎ。むしろ邪魔。●ただし、最後の最後に"The Show Must Go On"を炸裂させてくれたことだけは感謝したい。もう1曲も、同じ時期でエンディングにふさわしい曲でいえば、例えば"Was It All Worth It"とかでもよかったんじゃない? Oliasさん [ブルーレイ(字幕)] 6点(2020-06-12 01:42:08)

15.音楽は、良かった。うん、音楽は。
誰もが聞き覚えのある名曲は、もはや反則級である。

ただ、映画としては物語はどうだろうか。
個人的に、人間性にあんまり共感できなかった。 愛野弾丸さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2020-04-29 20:39:41)

14.《ネタバレ》 今やレジェンドとなったクイーンですが、日本で流行りだした当初は圧倒的に女性ファンが多いいわゆるミーハー・バンドって感じでした。当時の中高生男子が支持するのはレッド・ツェッペリンやピンク・フロイドやディープ・パープルといった面々で、「けっ、クイーンなんて…」という風潮でした。フレディ・マーキュリーがゲイであることは当時でも周知で、とくに男子にはホモということが敬遠される要因でもありましたね。決してロック界の王道ではなくサブカル扱いだったわけですが、この熱狂的な日本の女子ファンの底力がクイーンを世界的な存在することに貢献していることは認めなければならないでしょう。この映画が社会現象になっていた時リアルタイム世代の男性音楽ライターや文化人がクイーンを語っていましたが、「お前らそのころホントにクイーンが好きだったのかよ、ツェッペリンだったんじゃないの?」と心の中で優しく突っ込んでいました(笑)。 とは言いながらも期待して視聴したわけですが、意外と普通の出来の音楽映画という感じで拍子抜けしました。中盤すぎまで脚本もありふれた伝記映画という感じで、クイーンの音楽製作の実態にもっと迫った撮り方の方が良かったんじゃないかな。比べちゃうのは失礼かもしれませんが(どっちが?)、『スパイナル・タップ』の方がよっぽどリアルなロック映画ですよ。レミ・マレックの熱演を否定するわけではありませんけど、フレディー・マーキュリーを「我が強くて仲間とも諍いが多かったけど、エイズになってけっきょく良い人になって早世した人」とかなり単純化した人物像にしたのは安易なような気がします。それでも大してクイーンが好きでもなかった自分なのに、劇中流れるクイーンの楽曲を全部知っていたのは、我ながら驚きました。そしてライブ・エイドのシークエンスはやはり鳥肌ものです、その再現力は凄過ぎです。 S&Sさん [CS・衛星(字幕)] 6点(2020-01-08 22:56:10)

13.《ネタバレ》 クイーンの曲は嫌いじゃない。
でもフレディ・マーキュリー(本人)のあのビジュアルがどうも受け付けず、
見るのを敬遠していました。
しかし話題作だしと見始めると、一気に入り込めました。

実際のフレディは分かりませんが、
この映画で描かれるフレディの孤独というのは、胸が痛くなるものでした。

最後のライブシーンも感動したし、
何だかクイーン聞き直してみよう!と思える映画でした。

ロジャーがかっこよかった。 クロリンさん [CS・衛星(字幕)] 6点(2019-10-24 21:01:15)

12.《ネタバレ》 昨年一番の話題作を今回満を持して鑑賞。クイーンは確かファースト・アルバムと世界に捧ぐ?(あのウィウィルロックユーとウィーアーザチャンピオンの入ったやつ!)の二枚を十代のころに買ったくらいのファン。それ以外の曲はあんまり知らないながらも、それでもやぱ有名な曲がかかるとテンション上がりますよね~。ただ、映画としては僕はそこまで嵌まらなかったですかね。もともとこの監督とは昔からいまいち相性が良くないみたいで、有名なやつもいくつか観ましたが僕はそこまでって感じだったので今回もそんな感じでした。映画館で観たらまた違ったかもですけど。次は僕の大好きなプリンスの生涯を誰か映画にしてくれないかな~~。 かたゆきさん [DVD(字幕)] 6点(2019-06-01 21:29:58)

11.《ネタバレ》 クイーンはよく知らない。
フレディ・マーキュリーがペルシャ系がルーツであることも最近知ったばかりだ。
そのため純粋に映画として見ると、彼の栄光と挫折、愛と孤独という在り来たりなストーリーには何かしらの捻りがなく、
演出も予想通りの陳腐さである。
そのマイナスポイントを誰もが聴いたことのある有名な楽曲とラミ・マレックら俳優陣の頑張りで大幅にカバーする。
7割方はこれらとライブ・エイドの再現による勝利だろう。
もっとも本物の歌唱力までは真似できず口パクで、エンドロールに本人たちの映像を流すあたり、
トップクラスのモノマネ大会に終始している感は拭えず。
数十年後も残る名作になるかひとときの熱狂で終わるかはこれからだろう。
クイーンを大まかに知れる分には悪くないかもしれないけれど。 Cinecdockeさん [映画館(字幕)] 6点(2019-04-23 00:30:36)(良:1票)

10.《ネタバレ》 特にファンではなく、曲も誰でも知ってる曲を知ってる程度です。
でも、その程度なのに作中のほとんどの曲を知ってたのは、
当時それだけクイーンの曲が周りに流れていたのだろうと思うと、
本当に凄いバンドだったんだなと改めて思います。

ただ、映画の内容は、フレディの孤独感の根源がどこにあるのかが曖昧で良くわかりませんでした。
「運命の人」であるメアリーを女性として愛せないけど側にいてほしい、
でもそれが叶わないのが辛い、に終始しているように見えてしまいました。
仮にそれが事実としても、最期まで寄り添ってくれた恋人が、
最後にサラっと出てきて終わりなのはどうかと思います。
家族(主に父)との軋轢やセクシャルマイノリティとしての葛藤、メンバーとの確執が
表面的に描かれていて焦点がぼやけているようでした。

また、私の記憶ではフレディはもっとカルスマ性のある人物だったような気がするので、
その力強さが主役の人から感じられなかったのも残念でした。

あくまでも曲の素晴らしさが映画の評価を上げているのだと思いました。
エンドロールで流れたご本人映像が一番興奮しました。 nanapinoさん [映画館(字幕)] 6点(2019-02-19 19:37:03)

9.《ネタバレ》 IMAXにて遅ればせながらの鑑賞。世間での高評価に水を差すようで申し訳ないが、結構な粗が目立つ作品だった。
この内容で7点以上の評価は付けられないと思った。

本作をよく注意してみてみると、クイーンという要素を外してしまえば、本作の物語の骨子は驚くほどありきたりなものだ。とある集団の栄光と挫折、そこからの復活。サイドストーリーには運命の恋人との出会いと別れ、家族との確執と和解まで、実にテンプレート的に盛り込まれている。映画の脚本としては、今からすると非常に陳腐な内容とも言え、そこには新鮮味もなければ深みもない。さらに言えば、クイーンファンなら即座にわかると思うが、本作では史実の順序が入れ替えられていたり、或いは誤解を招きかねない史実の省略を含んでおり、もちろん本作はドキュメンタリーでなく映画であるから仕方がないのだが、しかしそれでも、史実に対しての誠実さをあまり感じることができない脚本となっている。

演出面に目を向けても、フレディ以外の登場人物の描き方が雑。Love of My Lifeというわりにあまりにあっさり付き合い、あまりにあっさり別れるメアリーとの関係、バンドの他のメンバーのあまりに一面的な描写には、とにかく雑な演出という印象しか覚えなかった。クイーンは何もフレディ一人に依存していたわけではなく、他のメンバーの演奏能力の高さや各自が様々なジャンルの音楽を咀嚼してヒット曲を制作できる能力もあって、世界的にブレイクしたバンドであった。たとえば本作ではブライアンメイのレッドスペシャルや、ジョンやロジャーがいかに音楽的な成長を遂げて、ヒット曲を制作できるようになったのかといった部分が見事にオミットされている。結果的にフレディのみがフォーカスされて、他の人物の描写が粗雑になってしまったのでは、と思う。

とはいえ本作はあくまで映画である。限られた時間の中で史実の完全再現など出来るわけがなく、誇張や省略があってもいいと私も思う。ただし、史実の誇張や省略を含んだ映画が、それでも人の心を撃ち抜くためには、何かずば抜けた、それこそ狂気に近い域の演出や脚本や演技が必要だと私は思う。ただ残念ながら、本作でそうした部分を見つけ出すことが私はできなかった。史実への偏執的な拘りよりも映画的ダイナミズムを優先させた脚本はあまり高評価できず、演出も上述したように雑、CG合成だとまるわかりのライブエイドの映像も興ざめだし、ラミマレックの熱演は素晴らしかったものの、私が驚嘆する域までは達していなかった。フレディの振り付けは似ていても、歌唱部分は過去の音源の流用であり、これがもし彼自身で歌唱まで行っていればそれこそ驚嘆するしかなかったのだが…。

長々と書いたが、本作をまとめると映画的ダイナミクスを優先した、エンターテイメント要素の強い伝記映画ではあるものの、一方で不正確な史実の描き方や雑な演出も目立つ作品でもある。また、そうした難点をぶち破り、観客をねじ伏せるほどの狂気的な拘りもない映画である。クイーンに初めて触れる人や音楽ファンでない人たちには大満足の作品かもしれないが、ある程度目の肥えた批評家からの評価が高くないのは、本作のそうした弱点を見抜かれたからではないだろうか。 nakashiさん [映画館(字幕)] 6点(2019-02-02 10:56:58)(良:2票)

8.《ネタバレ》 クイーンはファンと言うほどでもなくいい曲だなぁというくらい。
ゲイ描写があるということで二の足を踏んでいたけど
評判が良いので結局見に行くことにしました。

映画館で見てよかったというのが感想です。

名曲を大音量で聴く贅沢ができました。
ただこれをDVDで見てたら3~4点くらいで付けてたかも。
内容に関してはいまいち乗れなかった。

主人公が割とスムーズにスター街道を駆け上がって
自業自得で仲間割れし、間違いに気づいてよりを戻す。
主人公を応援できなかった。 Dry-manさん [映画館(字幕)] 6点(2019-01-21 20:03:53)

7.《ネタバレ》 テンポの良いサクセスストーリー、そして転落、最後はライブといった内容
ゲイ要素やキャッチーな音楽性も含めて、日本人にウケるのも納得といった感じの出来

ただ似たような内容の「ジャージー・ボーイズ」と比較するとストーリーが軽すぎるかなと思ってしまう
フレディ役の俳優も独特の雰囲気は出ていたが、やはりフレディ本人ほどの魅力は感じなかった Nigさん [映画館(字幕)] 6点(2019-01-09 01:18:44)

6.《ネタバレ》 大ヒット上映中だが、確かに私も20年以上前にクイーンにはまってCDをききまくった時が一時期あった。
そして、いまでも、なにかとテレビでも曲が流れることがあるので、知ってる知ってるという感じになる人も多いかと思う。
ただ、やはり映画の内容としては、事実に基づいたストーリーであるがゆえ、この手の歌手の上り詰めて、落ちていくというワンパターンは
どうしても仕方なく、ありがちな話になってしまう。
この映画を観た後すぐにイーストウッドのジャージー・ボーイズをみたが、ストーリー展開的には似たようなものだった。
ただ、自分的にはジャージー・ボーイズのほうが好きだったが。
なので、クイーンの大ファンというわけでない私では、6点という感じか。
大ファンだったら8点くらいの評価の映画にはなるだろう。 シネマファン55号さん [映画館(字幕)] 6点(2019-01-08 13:13:21)

5.《ネタバレ》 名だたる評論家たちが年間ベストに挙げ、巷も大絶賛。どうやら僕はそこに乗れない少数派のようだ。

たしかに良い映画だとは思うが、この映画の「感動」って元のクイーンの曲の力にあるんじゃない?それは別に悪いことじゃないし再現度はそりゃ素晴らしいが、そこが大事ならもっと音楽に焦点を当てればよかったのにと思う。しかし長い上映時間の大半を占めるのはフレディのセクシュアリティの葛藤。果たしてこれはストーリーとして何度も繰り返して表現すべきプロットだろうか?。フレディのソロ活動がカネまみれでクイーンを裏切る「完全悪」みたいな扱いなのもよく分からない。もっと分からないのはライアン・メイとロジャー・テイラーがこの映画のかなりの権限を握っているらしいこと。つまりその他史実の改変もこの二人の意向てこと?(少なくともOKは出しているはず)

ライブ・エイドの演奏場面はもちろん素晴らしいのだが、当たり前だけど本物のライブ映像の方がもっと良いんだよ(笑)。このへんは音楽やスポーツの伝記映画の宿命ではある。しかしこれをクライマックスにするのならそこに至る雌伏の時期が物語上必要だが、それは「無駄な」ソロ活動や乱痴気騒ぎに「うつつを抜かしていた」フレディが「ファミリー」の元に帰る、という話なんだな。それでいいのかブライアン&ロジャー?

個人的にはフレディ役は当初の予定だったらしいサシャ・バロン・コーエンで観てみたかった。ラミ・マレックは確かに頑張っているが、フレディ・マーキュリーという人のとんでもない「強さ」を表現しきれていないように感じる。そりゃフレディは繊細で闇も弱さもある人だったろうが、どんな大観衆も圧倒する強さがこの役には必要だろう。サシャならそれができたように思うのだが。 tubirdさん [映画館(字幕)] 6点(2019-01-01 20:43:25)(良:2票)

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【点数情報】

Review人数 130人
平均点数 7.38点
000.00% line
100.00% line
210.77% line
321.54% line
421.54% line
596.92% line
62418.46% line
73023.08% line
82216.92% line
93123.85% line
1096.92% line

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 7.54点 Review11人
2 ストーリー評価 5.73点 Review15人
3 鑑賞後の後味 8.06点 Review15人
4 音楽評価 9.65点 Review20人
5 感泣評価 7.72点 Review11人

【アカデミー賞 情報】

2018年 91回
作品賞 候補(ノミネート) 
主演男優賞ラミ・マレック受賞 
音響効果賞 受賞 
編集賞ジョン・オットマン受賞 
録音賞ポール・マッシー[録音]受賞 

【ゴールデングローブ賞 情報】

2018年 76回
作品賞(ドラマ部門) 受賞https://www.goldenglobes.com/film/bohemian-rhapsod
主演男優賞(ドラマ部門)ラミ・マレック受賞https://www.goldenglobes.com/film/bohemian-rhapsod

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