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ヴェノム

Venom
2018年【米】 上映時間:112分
アクションSFアドベンチャーシリーズもの漫画の映画化
[ヴェノム]
新規登録(2018-09-05)【にゃお♪】さん
タイトル情報更新(2023-06-18)【イニシャルK】さん
公開開始日(2018-11-02)


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監督ルーベン・フライシャー
キャストトム・ハーディ〔男優〕(男優)エディ・ブロック/ヴェノム
ミシェル・ウィリアムズ(女優)アン・ウェイング
リズ・アーメッド(男優)カールトン・ドレイク/ライオット
ジェニー・スレイト(女優)ドーラ・スカース
メローラ・ウォルターズ(女優)ホームレスの女性マリア
スタン・リー(男優)犬の散歩をしている男
ウディ・ハレルソン(男優)クレタス・キャサディ/カーネイジ
諏訪部順一エディ・ブロック(日本語吹き替え版)
中村獅童ヴェノム(日本語吹き替え版)
中川翔子アン・ウェイング(日本語吹き替え版)
花輪英司カールトン・ドレイク/ライオット(日本語吹き替え版)
桐本拓哉ダン(日本語吹き替え版)
志村知幸トリース(日本語吹き替え版)
高乃麗マリア(日本語吹き替え版)
石住昭彦リチャード(日本語吹き替え版)
沢田敏子マンフレーディ(日本語吹き替え版)
斉藤貴美子コリンズ(日本語吹き替え版)
原作ジェフ・ピンクナー(原案)
スコット・ローゼンバーグ(原案)
脚本ジェフ・ピンクナー
スコット・ローゼンバーグ
音楽ルドウィグ・ゴランソン
ゲイブ・ヒルファー(音楽監修)
主題歌エミネム"Venom"
撮影マシュー・リバティーク
製作アヴィ・アラッド
エイミー・パスカル
製作総指揮スタン・リー
トム・ハーディ〔男優〕
配給ソニー・ピクチャーズ・エンタテインメント
美術オリヴァー・スコール(プロダクションデザイン)
編集メリアン・ブランドン
動物ベルベディア
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【クチコミ・感想(6点検索)】

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21.凶悪って割には、もっとすごいのが宇宙にはいるんだな。 TERUさん [CS・衛星(字幕)] 6点(2024-03-12 20:54:11)

20.単純に楽しめる映画。
見た目はイマイチだが、ヒーローものとしては成り立っている。もちろん気になるところはあるが、スピード感もあってまあいいか、と。 simpleさん [インターネット(吹替)] 6点(2023-01-15 15:16:15)

19.《ネタバレ》 ヴェノムは寄生した宿主に感化されるらしいが、そもそも寄生されたジャーナリスト?にさほどの正義感があったとも思われない点が問題。
正義感に基づく糾弾と言うよりも、有名になりたくて闇を暴く、という感じしか得られなかった。
そこがもっとはっきりしていれば、ヴェノムの地球側への寝返りがもっとスカッとしたのかな。
だから多分これはキャスティングの問題かと。
ただ、映像は素晴らしく、CGと実写の区別なんてもうほとんどつかない。
でもまあ、そこを褒められてもねって感じかな。
残念だったのは、ミシェル・ウイリアムズが予想外に魅力的に撮られてなかったこと。そこは返す返す残念。 roadster316さん [インターネット(字幕)] 6点(2022-07-21 14:52:20)

18.《ネタバレ》 ヴェノムがただ口が悪いだけで、良い子すぎる気もするが、テンポも良く普通に楽しんで見れました。 はりねずみさん [インターネット(字幕)] 6点(2021-12-05 21:17:15)

17.《ネタバレ》 まあ及第点はあげてもいいのはないでしょうか?
悪役、主役、ヒロインの単純構造でわかりやすいです。
スパイダーマンとは全然関係ないんですね。
宇宙から来たエイリアンが人間に寄生して超パワーが出るってのは見たことある感じがします。 承太郎さん [ビデオ(吹替)] 6点(2021-12-02 22:04:22)

16.《ネタバレ》 ヴェノムについては、昔よくやってたセガサターンの格ゲーで見たことあるなーってくらいにしか知りません。見た目から完全に悪キャラを想像していたのですが、実際見ると善悪の判断のつかない天然キャラという感じでしたね。基本的に自分中心の性格なヴェノムさんなんですが、唯一自分と適合するエディの言うことを聞かざるを得ないということもあり、ちょっとずつ人間社会に馴染んでいきます。性格的にはもののけ姫の山犬みたいな感じかな。

エディが少し短絡的な性格なのが残念だったかな。登場シーンでバイクを颯爽と駆るカット割は格好良かったのに、ジャーナリストとしては短絡の一言。あれだとライフ財団に干されなくてもいつか違うところでトラブってただろうな。あれだけ念押しされたのに突っ込み取材して、クビになって、リスクを考えなかったとは言わせない。あそこはまだ大人しい取材に徹して、それほど疑惑を感じるならその後詳細な証拠集めをした上で記事で告発するべき。それこそがジャーナリストなのではと思ってしまった。まあそれするとこの話始まんないんですけどね笑
なんで腹が減るのかとかなんで水槽に浸かりたくなるほど体が熱いと感じるのかも教えて欲しいな。あと4000〜6000ヘルツの音に弱いってのも、元々の設定か何かなんですか?アメコミにそんなん言っても仕方ないんですけど、よく原因のわからない現象に尺を使って欲しくないなあと思ってしまった。ヴェノムを体から引っ剥がしたいだけなら、たとえば犬アレルギーだとか、お酒が入るとだめだとか、そんなんでも別にいいですよね。どういう理由で音が嫌なのかをちゃんと説明してくれれば別に良かったんですけどね。ちょっと製作者本位の作り方だったかなと感じました。 TANTOさん [インターネット(字幕)] 6点(2021-10-03 20:02:44)

15.出だしはターミネーター風。内容は寄生獣??
でもさすがのハリウッド映像だしヴェノム愛嬌あるし楽しめたからこの点。
でもヴェノムが出てくるまでが長すぎた、、、。
続編も見ると思う。 movie海馬さん [地上波(吹替)] 6点(2021-08-08 00:10:57)

14.《ネタバレ》 日本が誇るマンガ寄生獣を想起させる設定。当たり前だけど寄生獣に比べると浅く薄っぺらいですが、映像で最後まで飽きることなく観れます。今後アベンジャーズに関わってくるのでしょうか。そうなれば、強力な戦力になると思われます。 いっちぃさん [CS・衛星(字幕)] 6点(2020-04-18 13:48:46)

13.SFアクションなのにカタルシスは無し。何でかよく分からんけどヴェノムとエディは最初からずっと仲良し。ペロペロしてるのが可愛い。思ってたよりアクションも少なくほのぼのとした作品でしたね。ただ、ウサギが侵食されるシーンや人間を食べるシーンが不自然にカット割りされているのが気になりました。監督の意向に反して編集に手が加えられたんじゃないのかな?と思わされました。だとしたら勿体ない。 Kの紅茶さん [インターネット(字幕)] 6点(2020-02-08 00:57:22)

12.《ネタバレ》 約2年ぶり2度目観賞。続編公開に向けての復習。スパイダーマン崩れの風貌に白目むいて長い舌がビヨヨ~ン。コイツに乗っ取られそうになるオイラをトム・ハーディ怪演。オイラの体で散々に暴れ回ったあげく、何とか手懐けてちょっぴり大人しくなったコイツ。アメコミからダークヒーロー誕生。洋画版の寄生獣。エンドロールの後にスパイダーマンのアニメ動画付き。 獅子-平常心さん [DVD(字幕)] 6点(2019-09-22 23:01:09)

11.《ネタバレ》 実験では寄生に失敗続きだったのに何故かヴェノムとライオットは問題なく次々と寄生に成功している。
しかも移り変わると元の宿主は死んでいたのに主人公と彼女は死ぬことはない。
主人公が殺されそうなところに彼女が都合よく現れ過ぎだし、最後の宇宙船発射のときにタイミングよく主人公たちが現れるのも出来すぎている。
アクションやCGは申し分ないけど話はかなりちゃち。
「最も凶悪なダークヒーロー誕生」ていう宣伝文句だけどそれほどダーク感はなかったけどな。 ume0214さん [CS・衛星(吹替)] 6点(2019-07-27 15:04:55)

10.《ネタバレ》 ヴェノムのアクションは面白くつまらなくはないけど、ヴェノムが地球側に寝返る過程が薄すぎて面白味がないのが難点。もう少しヴェノムの心変わりの過程を丁寧に描いた方が良かったかな 映画大好きっ子さん [CS・衛星(吹替)] 6点(2019-07-18 22:37:17)

9.《ネタバレ》 率直に言って日本が世界に誇る傑作漫画「寄生獣」のハリウッド版。
アンチ・ヒーロー的な作品と思い込んでいたので肩透かし。
ヴェノム君は見かけとは大違いで窮地に陥った宿主をスーパーパワーで救うだけじゃなく、
他の人にも危害が及ばぬ様に色々気遣いの出来るいい奴。
終盤、身を挺して宿主を救い潔く退場かと思いきや、ちゃっかり生き残っているのはご愛嬌。
最後の決め台詞シーンが予告で事前に垂れ流されている事に愕然、幾らなんでもそりゃないでしょう。
それにしても、ウディ・ハレルソン出てましたっけ? たくわんさん [CS・衛星(字幕)] 6点(2019-07-16 13:28:31)

8.いくら映画でも、人間を食べるのは…。あとは、期待していなかった分面白かった。 木村一号さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2019-07-14 22:36:10)

7.《ネタバレ》 宇宙から飛来した凶悪寄生生物ヴェノム、その宿主となってしまった男の闘いをダークに描くアメコミ・ヒーロー作品。設定だけはけっこう奇抜なのに内容は案外平凡なのですね、これ。CGを多用したその画のクオリティは相変わらず高く画的には充分観ていられますけど、中身の方はありがちかな。最後に何故かスパイダーマンのアニメが流れてましたけど、調べてみるとこれってその中のキャラクターの一人だったのですね。シリーズは一通り観ているはずなのに全然覚えてなかったですわ。まぁぼちぼちってとこでした。 かたゆきさん [DVD(字幕)] 6点(2019-06-03 21:27:48)

6.《ネタバレ》 母星では負け組エイリアンのヴェノム
地球の負け組エディ・ブロック

何の因果か負け組同士が融合してみたら、
想定外のスーパーパワーを発揮してしまった、というお話し。

そして負け組連合が地球を救います。

その理由というのが…。
母星から勝ち組エイリアンが地球を侵略するために乗り込んできたら
ヴェノムはまた負け組に逆戻り。そんなの嫌だ、という後ろ向きな理由で
侵略の先鋒をぶったたくという流れ。

そんな流れなので、当然映画自体がギャグ基調。
残虐シーンもゆるーいので、デートムービーに良いんじゃないでしょうか。

可愛いヴェノムを見るための映画で、
ダークヒーローや物語の深みを求めないなら吉、です。 kirieさん [映画館(字幕)] 6点(2018-12-07 17:48:50)

5.《ネタバレ》 いいですよね、あのドロドロ感
元来の設定とはだいぶ違うようですが、CAPCOMの格ゲーで親しんだあのヴェノムを実写で見られるのは嬉しい限りです。
まぁ話の流れは意外とオーソドックスなヒーローもの一本目に収まりつつも敵を食べたり、殺したりとダークヒーローらしさも出ていますね。ですが描写はマイルドなのでみんな見れる安心仕様。まぁもうちょっと過激でも文句言われないような気がしますが。
そしてヴェノムさん。なんだかんだ愛嬌のある奴なんで主人公との掛け合いが楽しかったです。どういたしまして。
バトルはかなりの無敵っぷりを発揮していてかなり爽快感ありますし、バイクチェイスもかなり長くてびっくり。
悪者も良い具合にワルな感じでちょうどいいですね。
まぁ警察相手にもあんだけ暴れといて、顔も見られているはずなのにラストお咎めなしというのはなんとも御都合ですが、最期まで楽しめました。
えすえふさん [映画館(邦画)] 6点(2018-11-19 11:36:43)

4.《ネタバレ》  予告編の映像を見て、これって『寄生獣』みたいな映画?って思って、惨虐な映像を覚悟していったら、そこは全然安心な感じで。『デッドプール』なみのブチブチゴロゴロがあるのかと思ってたわ。
 そして、その設定からヘヴィな物語が展開するのかと思ってたら、意外と軽いノリで。
 そういう意味では、ちょっと肩透かし?

 ダークヒーローでスパイダーマンの仇敵、のわりにはアメコミヒーローもののフォーマットに則っている感じで、コレは!っていうこの作品ならではの面白さは、少なくとも陰謀がどうこうとかアクションとかクライマックスの展開とかって部分にはあまり無かった気がしちゃった。

 主人公とヴェノムとのやりとりが面白くて、そこをもっと見せてもらいたかったかな。2人が近づいてゆく過程みたいなのは、必ずしもキチンと描かれてるとは思えなくて、なので、その関係性をもう少しやりとりから感じさせてくれればいいのに、って。
 コレってつまりバディものなのだからね。

 ヴェノムはあんなビジュアルなのだから、もっともっと怖い存在でも良かったんじゃないかなぁ。絵的にそこまで恐怖を飾るような魅せ方はしてなかったし。っていうか、むしろ可愛かったりしてたし。っていうか、途中のレディヴェノムはちょっと萌えちゃったわよ。

 最後の最後に流れる映像は蛇足すぎちゃって、あれは付ける必要なかったんじゃない? オマケっていうか、宣伝よね? アレ、逆に『スパイダーマン』の世界観を損ねちゃう可能性ない? まだトム・ホランド=ピーター・パーカーの次の映画だってあるのだし。

 でも、わりと最近、『ヴェノム』とよく似た映画を見た気がするんだけど、って考えて思い出したわ、『ボス・ベイビー』。 あにやん‍🌈さん [映画館(字幕)] 6点(2018-11-04 17:55:35)

3.《ネタバレ》 ヴェノムのデザインと本家の声は、個人的に超好きです。いつもパッとしないトム・ハーディもそのパツとしない感じが功を奏していい味になっています。その味の一つに、寄生したヴェノムが主人公の持つ正義感に感化されてしまうという点があげられます。正義感だけで突っ走るがゆえに、大事なものを失っていく。うまくいかない。パツとしない。でもそのおかげでヴェノムを善へと導けた。この辺の演出と演技を、おろそかにしていないとこは評価に値します。ただそのせいで、ヴェノムが寄生するまでの尺が長すぎました。丁寧に描きたかったのは分かるんですが、どうにも、あれ!?これってラブコメだっけ!?と勘違いしそうなほど長く感じてしまいました。きっとこの映画に対する評価も、まずここの部分が問題視されるんでしょう。

そして肝心のアクションシーンは、可もなく不可もなく、といったとこでしょうか。ラストのシンビオート同士のバトルよりも、中盤でのカーアクションの方が印象に残ってしまうのは歯痒いですね。最後のバトルはもっともっと盛り上げて欲しかった。倒し方も、へっ!?でしたし。

エンドロール中の特別映像で、エディが刑務所でとある囚人に会いに行きます。その囚人は、ウディ・ハレルソン演じるクレタス・カサディという男です。こいつもシンビオートに寄生されていて、ヴェノムの宿敵になる奴です。たしか・・・。続編を意識したんでしょうが、この映画自体の評価が本国ではイマイチみたいで、はてさて、どうなるんでしょ・・・。個人的には続編、観たいです!

あと「スパイダーマン」のアニメがありました。あれは来年公開予定の作品で、その一部分を特別公開しているものです。色んな時間軸のスパイダーマンが一堂に会する世界を舞台に描かれるそうです。実写の権利があちらにいってしまったので、アニメでやるんですね。まぁ面白ければOKです。はい。

ヴェノムとエディの凸凹コンビという素材は十分に出来上がってるんで、後はこれをいかに料理するかだと思います。頼むよ、監督さん! Dream kerokeroさん [映画館(字幕)] 6点(2018-11-03 08:59:34)

2.アメコミ映画が飽和状態で、食傷気味になりつつある中、今作が孕んでいたテーマとアイデアからは、充分に新たな独自性を放つ可能性を感じた。
そうきっぱりと断言できるくらい、“ヴェノム”というダークヒーローの存在感は魅力的だったと思う。
宇宙の果てから明確な“悪意”を持って地球に侵入した謎の生命体(実は負け犬)が、人生に打ちひしがれた主人公(もちろん負け犬)に寄生し、融合し、共に傍若無人で残虐な制裁を繰り広げるというプロット。
宇宙の片隅で奇跡的に混じりあった負け犬同士の“リベンジ”を描く物語構造は、間違いなく胸熱で、ボンクラ映画ファンを狂喜に包み込むだけの可能性を秘めていたと思う。

日本のポップカルチャーファンとして、そこに垣間見えたのは、「寄生獣」のおぞましさと、「ど根性ガエル」の可笑しさだった。
が、しかし、残念ながらこの映画が表現し得たのは、あくまでもその一端に過ぎず、随所に目を引く娯楽性は散見するものの、トータル的には、僕たちボンクラ映画ファンが求める娯楽性を突き詰め切れていなかった。

この映画に足りなかったものは明らかだ。
クライマックスに向けて、主人公とヴェノムの間に生じたのであろう互いに対する「信頼性」と「必要性」の描きこみが、全くもって希薄であったことに尽きる。

残虐で不可思議な宇宙生命体との間で「友情」なんてものを安易に描く必要はないけれど、“彼ら”が稀有な運命の中で邂逅し、反目と拒絶を繰り返しながらも、徐々にお互いを必要とするプロセスをちゃんと描いてほしかった。
それは、この映画にとって、ド派手なアクションシーンなんかよりもずっと重要なものであり、せめてあと2、3シーンでも彼らがキャッキャする様が軽妙な掛け合いと共に描きこまれていたならば、今作はもっとサイコーな映画になっていただろう。

また、「最も残虐な悪」なんて謳ってはいるけれど、その表現方法も極めて中途半端だった。
元々、スパイダーマンに登場するヴィランのダークヒーロー化なわけだから、ヴェノム自体を“純真な悪”として振り切って描くべきだった。
表向きには主人公との共存共栄を望んでいるようにみせて、実のところは主人公の心身を侵食し支配していくおぞましさを表現してほしかった。

そういうこの題材がもつツボをちゃんと理解し、それこそ「寄生獣」や「ど根性ガエル」すらもフォローするオタク魂全開で、映画世界を構築することが出来る人が監督を担っていたならば……極めて“好物”な雰囲気を醸し出していただけに、口惜しくてならない。 鉄腕麗人さん [映画館(字幕)] 6点(2018-11-02 23:14:11)

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マーク説明
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《新規》:7日以内に新規投稿
★《更新》★:2日以内に更新
《更新》:7日以内に更新

【点数情報】

Review人数 46人
平均点数 5.91点
000.00% line
100.00% line
200.00% line
312.17% line
436.52% line
5919.57% line
62145.65% line
71021.74% line
824.35% line
900.00% line
1000.00% line

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 Review0人
2 ストーリー評価 5.00点 Review2人
3 鑑賞後の後味 7.00点 Review2人
4 音楽評価 7.00点 Review1人
5 感泣評価 8.00点 Review1人

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