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プルガサリ/伝説の大怪獣

Pulgasari
1985年【朝鮮】
ドラマSFファンタジー時代劇特撮ものモンスター映画
[プルサガリデンセツノダイカイジュウ]
新規登録(不明)【シネマレビュー管理人】さん
タイトル情報更新(2023-07-16)【イニシャルK】さん


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監督シン・サンオク
ならはしみき(日本語吹き替え版)
石森達幸(日本語吹き替え版)
沢木郁也(日本語吹き替え版)
宮田浩徳(日本語吹き替え版)
細井治(日本語吹き替え版)
高木渉(日本語吹き替え版)
特撮中野昭慶(協力特撮監督【ノンクレジット】)
久米攻(特殊効果【ノンクレジット】)
字幕翻訳根本理恵
スーツアクター薩摩剣八郎プルガサリ(ノンクレジット)
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【クチコミ・感想(6点検索)】

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8.《ネタバレ》 まずオープニングで、この国定番の千里馬と白頭山が映るので期待が高まる。
プルガサリというのは伝説上の怪物とのことで、この映画としても時代劇になっている。登場人物が怪獣のことを「トッケビ」と言った(ように聞こえた)り、「ムーダン」に除霊を依頼していたりするのは、けっこう伝統的な感覚を生かした感じである。これを現代劇にして、人民軍の旧式戦闘機や貧弱な潜水艦が出動して怪獣を攻撃するというのも面白かったろうが、いくら怪獣映画でも現体制下の国家を破壊させるわけにはいかないだろうから、時代劇以外にはありえなかったのかも知れない。 

また特撮映画としては日本人のスタッフが作っているので日本並みの水準だが、城の楼閣とか宮殿建築が非常に細かく作ってあるので破壊場面は見ごたえがある。怪獣の着ぐるみはスマートともいえないが硬質感があり、多少の攻撃など難なく跳ね返しそうな感じが出ていて頼もしい一方、顔に表情を付けられるようになっているのは芸が細かい。幼獣時代の動きがユーモラスなのは日本でいえばミニラかと思ったが、実際に中の人もミニラと同じだったらしい。劇中では一見間抜けな官軍側もいろいろ工夫して健闘していたようだが、特に新兵器「獅子砲」「将軍砲」のデザインはユニークで面白かった。 

ところでストーリーとしては、よくこの国でこんなものを作ったものだと思うような皮肉含みのお話になっている。序盤から民衆の再生産が危うくなるほどの苛斂誅求をしていること自体、今も昔も大して変わらないと思わせるのは問題だろうが、平和になった後は圧政を覆した力そのものが民衆を圧迫する要因になるというのも、軍事が全てに優先する国家ではかなり強烈な体制批判のように思われる。さらに日頃から徹底的に自国本位なこの国で、なんと“世界平和のために”ヒロインが犠牲になるというのは思いもよらない展開で、これはもう絶賛に値する。こういうものをあえて作った制作者の気骨ある態度には感じ入ってしまった。 

そのようなことで全く意外にも、かなり面白く見られる映画なのだった。これはやられたという感がある。 
なお劇中に実写の王宮が出るので、高麗時代の王都だった開城にこういう遺跡が残っているのかと思ったところ、実際は北京の故宮で撮ったとのことだった。なるほどあまりに立派すぎる。 かっぱ堰さん [DVD(字幕)] 6点(2014-12-13 14:44:09)

7.《ネタバレ》 日本の技術協力を借りて北朝鮮が作った「大魔神」風怪獣映画ですがスケールがハンパねぇ。北朝鮮だからと甘く見てかかった自分がバカでひた、なんじゃこりゃぁぁああああ!!!!!な感じで普通に面白い(笑)ものすんげえ都合がよすぎてネタでもこんな脚本思いつかねーよと思ってしまうところが所々ありますけどこのスケールはほんとハンパねぇ。普通の怪獣映画なのに人間の都合不都合で振り回されるプルガサリがよく表現されてるし王や皇帝がどんだけ権力を持ってるかというのもよく表現されてるのでこれを一概にただの怪獣映画だと評価するのは大きな間違いですね。 M・R・サイケデリコンさん [DVD(字幕)] 6点(2013-06-25 12:16:42)

6.だまされた!
これB級映画を装ったちゃんとした怪獣映画じゃないか!!


拉致された監督が作った。後に亡命したから本国で上映が禁止されたらしい歴史上価値のある?映画。
将軍様の映画好きからか、監督は韓国の巨匠(らしい)、お金は使い放題、日本からゴジラスタッフもお手伝い、おまけにエキストラとして軍一万人投入とあって大作の怪獣映画となっている。
 
ドラマにも重きをおいて、真面目な作風とあって、怪獣映画としてはつっこみどころなんて無いに等しい。
 
途中で気づいてはっとした。僕は、怪獣映画よりもB級映画が観たかったんだ…。
 
怪獣映画にB級感を求める人には不向き。
純粋に怪獣映画が好きな人には◎。

 
見終わったあと、DVDの待受の声を聞いて、反射的に少しもの悲しい声でプルガサリヤー…と言ってみた。結構上手に言えて満足した。 おでんの卵さん [DVD(字幕)] 6点(2013-05-26 15:04:53)(良:2票)

5.《ネタバレ》 これってある意味思い切り反日映画なのかもしれませんね。一度山にこもった後、再び戻ったプルガサリが民衆を率いて圧政に立ち向かう展開は金日成の逸話そのものだし、最後に倒される王を包む白いカーテンが赤い血に染まっていくシーンはモロに日の丸を意味しているのでしょう。だからこそあのラストが誰かさんの逆鱗に触れ、長い間封印されたのかも。 とかげ12号さん [ビデオ(字幕)] 6点(2005-11-05 21:04:50)

4.膨大な数のエキストラにとにかく圧倒されっぱなし。プルガサリの造形も秀逸。へっぽこなCGで重量感が皆無だった韓国産怪獣映画「怪獣大決戦ヤンガリー」と比べても、こっちの方がよっぽど良く出来ている。 終末婚さん 6点(2004-10-19 23:09:27)

3.映画好きなキム・ジョンイルが北朝鮮の民話だっけ?を映画化!というか撮らせた映画。
簡単に言ってしまえば、北朝鮮版「大魔神」なんですけどね、これ。でも「大魔神」のように最後に怒って悪い奴をまとめて片付けるってわけではなくて、序盤からプルガサリは登場して劇中かなりの露出度なんで怪獣ファンにはウハウハです。序盤のプルガサリって手のひらサイズで可愛いんですよね。で、鉄食って徐々にでかくなる訳ですが、人間サイズ位まではかなり可愛いです。後半はゴジラサイズで大暴れ。この時代に、このデカさでプルガサリ暴れたら、あっという間にけりは付きそうですが以外に苦戦、悪い奴らもいろいろ作戦考えてなかなかけりがつきません。途中やや人間の勝手でプルガサリかなり農民にこき使われますし、最後も人間の都合でちょっぴりかわいそうなプルガサリでした。 カズゥー柔術さん 6点(2004-08-30 12:37:14)

2.つい、ビデオのパッケージにつられて見てしまった(笑)。怪獣そのものは見ての通りゴジラに似ていますね。しかし、ストーリーは勧善懲悪、民話調で「巨人ゴーレム」や「大魔神」に近いかな。しかも人間側の都合通りにはいかない、という教訓めいたオチ付きでタッブリと余韻も残してくれた。(情感に訴えた演出でラストはかなりなものです)  ちびプルガサリはホントかわいかった。 光りやまねこさん 6点(2003-05-31 13:09:38)

1.伝説の怪獣映画ですが、確かに、かの国での上映は出来ないかも。なにせ生活困窮のため圧政に対し叛乱起こした農民がプルガサリの力で勝ってしまい支配者打倒してしまうんだから.... あと最後を見ると人間ってホント身勝手だと思わずにいられません。 NOPPOさん 6点(2000-12-29 20:57:02)

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【点数情報】

Review人数 23人
平均点数 5.74点
014.35% line
100.00% line
200.00% line
314.35% line
414.35% line
5521.74% line
6834.78% line
7417.39% line
8313.04% line
900.00% line
1000.00% line

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