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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です!
【クチコミ・感想(7点検索)】
3.《ネタバレ》 丁寧に作られた前半に比べると、後半はだいぶ何でもアリになっちゃいましたね。後半になるほど現実感は薄れ、化け物ドゥーチェや女装警官ポール・スメッカー(ウィレム・デフォー)など、キャラ押しの感が強くなります。 最初の殺人は成り行きでしたが、不起訴になった後、今度は自分達の意思で悪人を狩っていくというストーリーが、いたって単純明快で面白いです。ただ、『悪人』の定義が本人達の中でも全然定まっていないせいで、こーゆー作品ではぜひ欲しいカタルシスが最後まで見ても得られないのが残念。 また、個人的にはロッコが不要。彼が仲間として二人を手伝うようになったせいで、ただでさえブレ気味なテーマがよけいブレブレになってしまった感があります。その上で、三人に味方しようとするデフォーは、悪い意味でご都合主義的であり、説得力がありません。 極めつけは悪役が悪役に徹し切れていない、悪役の華の無さにあります。不遜、不快、恐怖、非道といった悪の要素をこれでもかと盛り込んじゃうからこそ、『処刑』の爽快感が増すわけです。今作は、贔屓目に見ても足りません。悪には悪の、華が欲しい。 ラストの街頭インタビューしながらのエンドロールはかなり好きです。正直フィクションばりばりの本編から急にドキュメンタリータッチでしめくくるので、いきなり何事かと思いましたが、このアンバランスな感じは新鮮で悪くないです。 あれ?なんか批判的なコメントが多くなりましたが、映画としては全然面白いです(笑) 【たきたて】さん [ブルーレイ(字幕)] 7点(2015-06-20 04:03:24)(良:2票)
2.最後の町の人たちの声は、「この作品を見たらみんなこんな感想をもつだろう」っていう監督の遊びと、世間に対する言い訳が半分半分なのかな?と思いました。 これを全員イスラム系の人にして撮ったら、観てる側は間違いなく「テロリストの発端ってこういうことなんだ」って思うのかも;;; でも、肩の力を抜いてみたらかなり気軽に楽しめる作品ではあります。 【wood】さん 7点(2002-04-06 20:30:52)(良:2票)
1.かなりストレートで重厚なメッセージ性を含んだ内容。誤解している人もいるみたいですが、別に「報復殺人」を美化したり正当化している訳ではなく、現行法の甘さに対する警鐘と再考を促すために、あえて「敵討ち」という行為を極端化して見せているだけです。実際、日本でも少年法の甘さを指摘する声は多いですし、複数の人を殺してもなかなか死刑にならず、「加害者の人権を優先する」現行法の甘さゆえに、安易な殺人が横行する側面があるという点を失念してはならないでしょう。それを強烈に訴えかけているだけでも、この作品には価値があると思います。 【FSS】さん 7点(2004-03-27 03:32:51)(良:1票)
マーク説明 |
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★《更新》★ | :2日以内に更新 |
《更新》 | :7日以内に更新 |
【点数情報】
Review人数 |
192人 |
平均点数 |
6.73点 |
0 | 8 | 4.17% |
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1 | 2 | 1.04% |
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2 | 4 | 2.08% |
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3 | 2 | 1.04% |
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4 | 10 | 5.21% |
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5 | 24 | 12.50% |
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6 | 27 | 14.06% |
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7 | 37 | 19.27% |
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8 | 28 | 14.58% |
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9 | 28 | 14.58% |
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10 | 22 | 11.46% |
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【その他点数情報】
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