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ゴーストマスター

2019年【日】 上映時間:90分
ドラマホラーコメディバイオレンス
[ゴーストマスター]
新規登録(2019-12-11)【ぴのづか】さん
公開開始日(2019-12-06)


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キャスト三浦貴大(男優)黒沢明
成海璃子(女優)渡良瀬真菜
板垣瑞生(男優)桜庭勇也
永尾まりや(女優)牧村百瀬
川瀬陽太(男優)土田太志
柴本幸(女優)白石景子
森下能幸(男優)松尾正平
手塚とおる(男優)柴田彰
麿赤兒(男優)轟 哲彦
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【クチコミ・感想(7点検索)】

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1.《ネタバレ》 映画愛を詠った映画には違いありませんが、その愛情表現は歪です。恨み辛み不満込々。映画をこんなに愛しているのに、映画は自分を愛してくれないのか。主人公の昇華されぬ映画への愛憎が、彼の分身ともいえる脚本に命を吹き込み、異世界の扉を開けたのでしょうか。その不満の源は映画業界を覆う富や機会分配の不均衡に由来するものかと。万年助監督の主人公だけでなく、30年生のベテランカメラマンが家賃7万6千円のアパート住まいという現実が痛いです。遣り甲斐搾取?でもそうしないと廻らない業界事情も理解できてしまうのが恐ろしい。もし隅々にまで適正なギャラが払われたら、制作される映画の本数は激減するでしょう。チャレンジングな企画は通るはずもなく、実績ある監督にしか仕事はまわって来ないのでは。そんな閉じた業界が繁栄するはずもなく。でも、だから、現状を容認するしかないの?いや、それは違うだろう。愛しているが、恨んでもいる。そんな光あたらぬ制作現場の人々の遣る瀬無さが、物語を通じて伝わってきます。きっとこの心情を表現するために「特撮」(SFX)が必須だったと思われます。かつて隆盛を極めた特撮も今は昔。CGに取って替わられ、映画業界において失われていく技術なのは間違いありません。アナログからデジタルへ、いやコストパフォーマンス至上主義の潮流に逆らう事など何人もできません。でも、不遇な人、切り捨てられる者にだって矜持があります。「特殊メイクも結構やるじゃん」「CGには無い味がある」そう思わせたら報われる。本作は映画を愛する全ての「勝てなかった者」に捧げられた鎮魂歌だと思います。 目隠シストさん [インターネット(邦画)] 7点(2023-08-28 21:29:28)

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【点数情報】

Review人数 7人
平均点数 5.00点
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2114.29% line
3114.29% line
400.00% line
5114.29% line
6342.86% line
7114.29% line
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