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僕を愛したふたつの国/ヨーロッパ ヨーロッパ

Europa Europa
(Hitlerjunge Salomon)
1990年【独・仏・ポーランド】 上映時間:111分
ドラマ戦争もの実話もの
[ボクヲアイシタフタツノクニヨーロッパヨーロッパ]
新規登録(2005-01-04)【rothschild】さん
タイトル情報更新(2019-08-21)【Olias】さん
公開開始日(1993-04-16)


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監督アニエシュカ・ホランド
キャストジュリー・デルピー(女優)
アンドレ・ウィルム(男優)
ハンス・ジシュラー(男優)
脚本アニエシュカ・ホランド
音楽ズビグニエフ・プレイスネル
配給ギャガ・コミュニケーションズ
美術アラン・スタルスキ(プロダクション・デザイン)
エヴァ・ブラウン(装置)
字幕翻訳岡枝慎二
あらすじ
乳児の時に受けた割礼によってサラモンの体にはユダヤ人の徴が刻み込まれていた。十三歳の時にナチスの迫害で一家が離散し、ソ連の孤児院で博愛主義とロシア語を学んだ後、独ソ戦争の際にドイツ軍に保護されたサラモンは名前をヨゼフと偽り、生きるためにドイツ軍に献身的につくす。下半身さえ隠しおおせば、サラモンの素性を疑う者はない。前線を突破してソ連に戻る計画は不発に終わり、十六歳のサラモンには危険と隣り合わせの名誉が与えられる。それはエリート少年集団、ヒトラー・ユーゲントへの所属を許されたことだった。

かわまり】さん(2007-06-24)
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【クチコミ・感想(7点検索)】

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3.《ネタバレ》 面白いのは主人公が誰からも愛されてしまうこと、何となく助けてしまいたくなる。彼自身が必死に新しい環境に適合しようと努力しなくても、周囲が歓迎してくれちゃう。ドイツからロシアに投降しようとして、逆に英雄になるあたり笑える。投降ってのは本来、味方から敵への質的変化を伴った移動のはずなのに、彼にとっては等価のAからBへの衣装替えにしか過ぎなかったわけだ。「演じる」以前に、国家なんてものも仮に所属しているだけって感覚だったんだろう、ユダヤ人にとっては。これで民族からも自由になれればいいのだけど、ああそうか、割礼ってのは民族を拘束する儀式なんだな。20世紀の二大独裁者の間でピンポンされた青年。どうしようもないピンチになると、悪の根源であったはずの戦争の破壊によって(散乱する書類)救われる皮肉。医学的にユダヤ人とドイツ人の違いを教える授業が怖い、と思いつつ、本当に困ったことなんだが、ナチのマークの存在する画面って、なにか身が引き締まる清潔感を感じてしまうんだな。ユダヤという「病気」を外部に捏造した社会の、幻の清潔感なのは重々分かっていても。 なんのかんのさん [映画館(字幕)] 7点(2011-07-19 10:07:56)

2.《ネタバレ》 確かにこんなに奇妙な話は実話じゃないと映画にならないですよね、創作すれば、「このご都合主義の脚本はなんだ!」と、間違いなくと非難ごうごうです。ただ実話で本人が存命中の映画化だけに難しいところもあったのではと思います。「ユダヤ人はマダカスカル島に送られたと思っていた」という主人公の言い分には、「本当にそうだったの?、虐殺されていることに気づいていたんじゃないの?」という疑問が湧きます。ドイツ人になり済ますという苦労は理解できますが、エリート少年として扱われ、結構楽しい思いもできたのではないでしょうか。劇中終戦間際に収容所を生き延びた兄と再会した時、「僕が女を追いかけてたとき、兄はゲットーから収容所に送られんたんだ」と独白するシーンがそれを暗示しています。この時代にユダヤ人が生き延びるということは大変なことだったのだ、ということはもちろん否定しませんが。ラストにイスラエルで存命の老いた主人公の映像が出たとき、「あっ、スピルバーグは絶対この映画観てるな、“シンドラーのリスト”のラストの参考にしたな」と思いました。 S&Sさん [ビデオ(字幕)] 7点(2009-09-24 00:01:34)

1.あまり何も知らずに観たのですが、最後実話と知ってビックリ。事実は小説よりも奇なり、でした。割礼は言葉しか知らなかったのですが、そういうことにより、戦時中窮地にも陥りリスクを追うということがよく分かりました。またドイツとソ連と、ナチスとコミュニスト両方の教育の描写も興味深かかったです。途中、ヒトラーとスターリンがダンスするシーンにあるように、何か戦争やイデオロギーなるものが、一種馬鹿馬鹿しくも感じました。しかしヒトラー・ユーゲントの学校生活は、主人公にとって一瞬たりとも気が抜けず、観ていて一番厳しかったですね。話の展開もテンポよくてダルくならないし、シリアスだけどホッとする場面もある。地味に秀作でした。 泳ぐたい焼きさん [ビデオ(字幕)] 7点(2009-03-08 19:40:31)

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マーク説明
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【点数情報】

Review人数 6人
平均点数 7.50点
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【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 6.66点 Review3人
2 ストーリー評価 8.33点 Review3人
3 鑑賞後の後味 8.33点 Review3人
4 音楽評価 6.00点 Review2人
5 感泣評価 7.00点 Review1人

【アカデミー賞 情報】

1991年 64回
脚色賞アニエシュカ・ホランド候補(ノミネート) 

【ゴールデングローブ賞 情報】

1991年 49回
外国語映画賞 受賞 

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