みんなのシネマレビュー

1964年【日】 上映時間:95分
ドラマモノクロ映画スポーツものスポコンもの青春もの学園もの小説の映画化
[ケン]
新規登録(2005-08-12)【イニシャルK】さん
タイトル情報更新(2021-03-28)【イニシャルK】さん
公開開始日(1964-03-14)


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監督三隅研次
キャスト市川雷蔵(男優)国分次郎
藤由紀子(女優)伊丹真理
川津祐介(男優)賀川
紺野ユカ(女優)藤代滋子
長谷川明男(男優)壬生
舟木洋一(男優)
橘公子(女優)
水原浩一(男優)
角梨枝子(女優)国分ひろ子
稲葉義男(男優)国分誠一郎
矢島陽太郎(男優)
木村玄(男優)
新宮信子(女優)
高見国一(男優)
原作三島由紀夫「剣」
脚本舟橋和郎
音楽池野成
撮影牧浦地志
企画藤井浩明
財前定生
配給大映
美術内藤昭
編集菅沼完二
録音奥村雅弘
照明山下礼二郎
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5.《ネタバレ》 三隅研次監督で市川雷蔵でタイトルに「剣」とあれば、昔の邦画が好きな方なら誰しも時代劇だと想像することであろう!ところがこれは完全な現代劇、それも今に通じる男と女の愛というものが描かれている。市川雷蔵演じる主人公の真っ直ぐな性格、タイトル通り「剣」の道、一筋に生きる男、そして、そんな男を僻む男と慕う男がそれぞれいて、更に女が絡んでくる。出演者の顔ぶれといい、まるで増村保造監督の映画でも見ているような感覚に陥る。市川雷蔵は勿論のこと、市川雷蔵に対して僻む男の見苦しさ、女から見たらこういう僻みぽい男はどうしようもない男にしか映らないはずですの川津祐介(増村監督の「赤い天使」に出演)とは正反対な男の長谷川明男にしても増村作品「刺青」に出演など、どう観ても増村作品としか思えない顔ぶれと内容である。男のだらしなさと女の強さ、男の不器用さと女の起用さ、女は男以上に愛する者の為なら自分を犠牲にしてまで嘘を付く。正しくこの男と女の画き方などどう考えても増村映画としてか思えない。市川雷蔵、川津祐介、長谷川明男の共通点はいずれも増村映画の中で若尾文子と競演している。また、ここのキャストの所には名前がないけど高見国一(あの坊主頭の少年、川島雄三監督の「雁の寺」「女は二度生まれる」で若尾文子と競演!観てる人なら解ると思うが「雁の寺」の慈念です。といい、出ている人達がいずれも若尾文子と競演しているという点についても興味深い。とにかく作品の雰囲気から何まで三隅研次作品てよりは明らかに増村保造作品でして、あのモノクロによるシャープな映像、腕立てのシーンの本人のカメラ視線で地面に落ちる汗、何とも大胆なこの構図に眼を奪われた。市川雷蔵の学生服姿が全くもって違和感のないのにはびっくりさせられたし、現代劇を演じてもその役に徹しきり、観ていても何一つ違和感の与えないところは本当に凄い。最後に市川雷蔵演じた国分という男はどうやら原作者三島由紀夫そのものらしいけど市川雷蔵のあの死に様は何だか三島由紀夫という人の男にしか理解出来ない何とも哀しい人間の切なさが現れているようでもある。 青観さん [ビデオ(邦画)] 7点(2008-06-21 16:29:01)(良:1票)

4.《ネタバレ》 時代劇だと思って観始めたのに、実は現代劇だったということで、完全に予想を裏切られた。
でも、私は時代劇での雷蔵より、現代劇での雷蔵の方が好きなので、私にとってこれは良い意味での裏切りだった。

本作での雷蔵の役回りは、まさに三島由紀夫の生き写しの様なキャラ。
自分が命を賭けて取り組んだものに挫折を感じたならば、死すことも厭わない。

完全にスポコンものの本作であるので、雷蔵のキャラは熱血だ。
クールな役柄が多い雷蔵なのに、見事に演じきっていた。
しかも、少しも違和感がない。
禁欲主義者で、女性の誘惑に一切乗らない。
女性に乗らないのだ。
こういうキャラを演じても、少しも違和感がないのに、女好きの好色男を演じさせても違和感なくこなす雷蔵は、まさに天才だ。
熱血で禁欲的な男と、クールで女好きの男。
この対極的な男を、完璧に演じ分けることのできる俳優、市川雷蔵。
前にも増してファンになった。

本作は、内容はまずまずのレベルだが、雷蔵ファンなら必見の三隅作品であろう。 にじばぶさん [ビデオ(邦画)] 7点(2008-03-03 00:05:47)(良:1票)

3.《ネタバレ》 思いつめ自ら命を絶った主人公、彼が必要としたのはあくまで自己完結、それのみであって、ラストシーンで剣道部員達が彼を理解し共感しようとするのは、余計な通俗化のようにも思えたのですが・・・ふと考え直して、これはこれで、映画らしい終わり方なのかもしれないなあ、などとも思ったり。映画の中で描かれる剣道部のトレーニング風景は規律正しく、非人間的でメカニックな動きのシーン。一方のラストシーンは、部員達が道場に静かに佇むシーンであり、主人公の一貫性を重視した生き方のもつ非人間性を象徴するシーンでありながら、映画全体の動的な印象とは対照的な、静的なシーンとなって、映画を締めくくる。確かに、こういうラストも、アリかもしれない。 鱗歌さん [CS・衛星(邦画)] 7点(2006-06-17 22:46:02)

2.大学の剣道部主将として剣の道に一途に生きる、ここまでバカ正直に生きられるのかという程の国分・雷蔵と剣も女も同じ遊び感覚で楽しむ副主将賀川・川津。国分のカリスマ性に嫉妬し色々事件が起きていくわけですが、私は雷蔵似合ってた、むしろ雷蔵以外無いのではと思ってしまう。この一途な生き方こそ三島由紀夫の目指したところでしょうか。三島と雷蔵イメージかぶるのは短命で伝説的だからなのかな。 亜流派 十五郎さん [ビデオ(字幕)] 7点(2005-11-20 00:05:02)

1.剣三部作の第二弾。「剣」というストレートなタイトルに雷蔵主演とくれば普通時代劇なのに現代劇なんですよね。大学の剣道部の主将という役で昔の俳優さんはただでさえふけてるのに無理してるなという感じは否めない。男の色気いっぱいの作品で、藤由紀子は美しいけど女の入り込む隙のない映画です。いつもクールな雷蔵のこんな暑苦しい場面が見られる映画なんてなかなかないと思う。 バカ王子さん [DVD(字幕)] 7点(2005-11-08 23:30:54)

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【点数情報】

Review人数 9人
平均点数 6.89点
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