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不良姐御伝 猪の鹿お蝶

1973年【日】 上映時間:88分
アクションシリーズものヤクザ・マフィアエロティック漫画の映画化バイオレンス
[フリョウアネゴデンイノシカオチョウ]
新規登録(2008-11-14)【Nbu2】さん
タイトル情報更新(2023-08-02)【イニシャルK】さん


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監督鈴木則文
助監督志村正浩
キャスト池玲子(女優)猪の鹿お蝶・葛西杏子
根岸明美(女優)仕立屋お銀
三原葉子(女優)八重路
河津清三郎(男優)黒川義一
名和宏(男優)岩倉直蔵
遠藤辰雄(男優)稲村
林真一郎(男優)常太郎
殿山泰司(男優)葛西徳造
有川正治(男優)倉科
成瀬正(男優)柊修之助
中村錦司(男優)市長
大泉滉(男優)羊川実磨
笹木俊志(男優)木崎
脚本掛札昌裕
鈴木則文
音楽荒木一郎
撮影わし尾元也
企画天尾完次
配給東映
編集市田勇
録音堀場一朗
あらすじ
三歳の頃、目の前で父を惨殺された猪の鹿お蝶。犯人の手がかり猪鹿蝶の三枚の札「=三人の犯人」を持ち敵討ちの旅を続けていた。旅の空知り合った少女が女郎として売り飛ばされる事を知った彼女はポーカー勝負で黒幕のところへ乗り込むが、その男が敵の一人と知り仇を取ることに成功する。ところが残る二人は彼女にとって意外な関係を持つ人物であった。日本最高のバットガールであり「ポルノ女優第一号」池玲子の最高傑作の一本。

Nbu2】さん(2008-11-15)
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【クチコミ・感想(7点検索)】

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1.《ネタバレ》 このちょっと以前からの東映任侠ものの系譜を継ぐ作品…なのは間違いないのですが、主演・池玲子さんというコトもあって、もう一つこの頃の「東映ポルノ(その他)」の要素をも高度に孕むエロティック・アクション(任侠もの)といった感じですかね。その意味では、最大の見どころは完全に冒頭のアクション=玲子さんが風呂場で襲われるシーンに尽きますね。腰巻きくらいは付けてくるのかと思ったら、マジで全裸で猿の如くに暴れ回りますからね!んでもって正に血は湧くわ(諸々の)肉は踊り跳ねるわ、腕は落っこちるわ雪は降ってるわ⇒その雪の白のみならず玲子さんの白い肌にも血飛沫が紅い花を咲かせるわ、ココにはモ~度胆を抜かれてしまいましたです。タランティーノの脳裏にも焼き付いて離れなかった…としても、然も在りなん…としか言えません。

上記のシーンが在る時点で、正直高評価からは既に外し難いのですが、それでもちょっとそっから先がだいぶんアバウトな映画であるのも確かなのですよね(やや悩ましい)。池玲子さん=猪の鹿お蝶は父の仇として名和宏・河津清三郎(+ほかシークレット一名)を狙っていて、で愛国青年ヤクザみたいなイケメンが同じ様なコトを考えてて、んでクリスチーナ・リンドバーグが(イギリスのスパイだけど)その愛国青年と恋仲で…みたいにそもそもワリと入り組んだ話だと思いますし、んでまたクリスチーナちゃん自体がドエラい大根だったりもして…(まあ、日本語にせよ英語にせよその方の演技に単に馴れてないってコトかも知れませんが…)あとはシンプルに、全体としてもかなりポルノの方面に注力してる作品なので、尚更にそのややこしい筋を描く方に力が回らなかった…というコトにも思えますかね。

ただ、いちばん根っこのトコロではまたシンプルな話でもあるので、ラスト付近はサッパリと分り易く観れますし+そのオーラスのカチコミ場面とて中々リキが入っていて好かったと思いました。あと、エロ&アクションな娯楽作にも関わらず音楽や画づくり(画のモチーフに何を使うか)の方面に関してはだいぶ凝ってるな…とゆーかなんかアート系ぽい雰囲気すらも在って個人的にはソコもかなり面白かったすね。もう一点、エロスという意味では、池玲子さんとて若くてピチピチのグラマラス+クリスチーナちゃんは超美人(+コッチもごくグラマー)なのですがもう一人、絵に描いた様な豊満熟女!という三原葉子さんが、演技的な意味での「色っぽさ」の表現の面で若い二人より一枚上手だったかな(いいアクセントだったかな)とも思われました⇒これは、多分に私自身の「趣味」というコトかも知れませんケドも。 Yuki2Invyさん [インターネット(邦画)] 7点(2023-08-14 11:47:44)

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【点数情報】

Review人数 3人
平均点数 8.00点
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