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時をかける少女(2010)

2010年【日】 上映時間:122分
ドラマSFラブストーリーファンタジー青春ものロマンス小説の映画化
[トキヲカケルショウジョ]
新規登録(2010-01-16)【ユーカラ】さん
タイトル情報更新(2023-12-26)【にじばぶ】さん
公開開始日(2010-03-13)


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キャスト仲里依紗(女優)芳山あかり
中尾明慶(男優)溝呂木涼太
安田成美(女優)芳山和子
勝村政信(男優)浅倉吾朗
石丸幹二(男優)深町一夫
青木崇高(男優)ゴテツ(長谷川政道)
石橋杏奈(女優)1974年の芳山和子
柄本時生(男優)元宮悟
キタキマユ(女優)市瀬ナツコ
田島ゆみか(女優)堀田恭子
遠山俊也(男優)
肘井美佳(女優)看護婦
岡野真也(女優)
久野雅弘(男優)
原作筒井康隆「時をかける少女」 (角川文庫)
脚本菅野友恵
作詞松任谷由実「時をかける少女」(EPIC Records Japan)
作曲松任谷由実「時をかける少女」(EPIC Records Japan)
主題歌いきものがかり「ノスタルジア」(EPIC Records Japan)
挿入曲いきものがかり「時をかける少女」(EPIC Records Japan)
撮影上野彰吾
製作アニプレックス
プロデューサー武政克彦(エグゼクティブ・プロデューサー)
編集宮島竜治
録音小川武
照明赤津淳一
あらすじ
薬学を専門とする母が勤める大学に合格した女子高生あかり。幸せの絶頂にあるかと思われたが、ある日、母親が交通事故で昏睡状態に。そして、一瞬意識を取り戻した母が娘に託したのは、過去に戻ってある人に会うこと。母を愛するあかりは、決死のタイムトラベルに挑むが行き先を間違えてしまう。果たして母の思いを果たすことは出来るのか? 映画にドラマに幾度となく制作されてきた筒井康隆の名作SFが、続編のスタイルによって今再びスクリーンに。

タコ太(ぺいぺい)】さん(2011-07-26)
全てのをあらすじ参照する

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【クチコミ・感想(7点検索)】

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10.《ネタバレ》 とにかくヒロインの芳山あかりが陽性で表情豊かで楽しい。タイトルを生かすため冒頭で無意味に元気よく走ってみたり、タイムリープの場面でも走りまくっていたのはご愛嬌。深町の本名を聞いた時の微妙なリアクションは可笑しかった。他の登場人物もみな魅力的だったが、変にナイスガイになった深町が、冷徹なようでいても情に負けて目こぼししてしまうのは少し見直した。彼も心に痛みを感じていたのかも知れない。

今回のヒロインが行くのは1974年で、その年代自体には特に必然性が感じられないが、劇中に出ていたような“窮鳥懐に入らば”的な律儀さが生きていた時代とすればわかるような気もする。現代人が体験する70年代の青春というのも、時間モノとしては面白い趣向かも知れない。また、この時代から見た21世紀のイメージは劇中に出たとおりの未来都市が典型だったのだが(ちょっと古臭いか)、その後実際に起きたのは、あかりが誇らしげに示した携帯電話に象徴される情報通信ネットワークの急速な発達だったわけで、この辺の現実認識は適切だと思う。

ところで劇中では、中学生の和子が「記憶は消えても…心で憶えてる」と言っていたが、それよりも現実に誰にでも起こりうるのは、劇中の涼太が危惧したように“記憶はあるが思いは失われる”ことだろう。そこで涼太が、いわばタイムカプセルに封入するような形で思いを残そうとしたのは自然なことであり、あかりの側でも記憶がないことで、かえってその思いだけを前向きに受け取れたようだった。また和子も実際には記憶を取り戻して、双方が相手をちゃんと認識した上で再会を果たしており、1983年版のシビアな印象がかなり緩和されていた。これは映画全体の雰囲気からすれば妥当と思える。
ただ、ストーリー作りのために死人が出たことだけは理不尽だ。能代の母はこの先どうすればいいのか。

なお余談だが、完全版DVDの特典ディスクには劇中映画の完成版が入っており、何となくその後の新たな展開を予想させる内容になっているが、これは完璧なハッピーエンドを期待する特別なファンの思いに応えようとするものかも知れない。 かっぱ堰さん [DVD(邦画)] 7点(2012-02-11 22:49:09)(良:1票)

9.《ネタバレ》 途中で話が停滞してグダグダしてくるところもありますが、丁寧に作られていて楽しめました。最後の切ない話の展開も良かったです。キャストも主役も含めて気に入りました。 紫電さん [DVD(邦画)] 7点(2011-08-21 21:09:06)

8.《ネタバレ》 換骨奪胎というのだろうか?巧く作られていると思う。
今回、あるTVドラマの影響で、「失われた忘れじの想い」というテーマで知世ちゃん版を見直した勢いでこれも観てみたら、リメイクというより続編なのでびっくりした。
そして、知世ちゃん版で私が不満だった、「"真実の愛"と映画冒頭で示された、知世ちゃんの深町に対する思いが、全然納得できない」という問題が、今回、その部分が描かれていない事によって、却って問題なく受け入れる事ができたのが不思議、というか皮肉。そればかりか、薬学を専攻して、時間を飛び越える薬の研究を続けていたのを知って、「忘れじの想い」の強さに感動。

ところで、今回の時かけは、意識的に時間を越える話なので、前作のような「タイムリープの不思議」な感じがなくなった。母のメッセージを届けるという目的が付いた割には、あんまりそっちに熱心な感じがしないのは痛い所。でも今回の映画のキモは、涼太くんとの想いだから。
と、ここでふと思い出した。そういえば、昔「Wの悲劇」という映画がやはり原作を劇中劇に閉じ込めて、全く違う青春ドラマに仕立ててあった。あの頃は、観客はミステリなどではなく、薬師丸の青春ドラマを求めていて、作る側も原作本屋とのしがらみを乗り越え、それを成し遂げた。

ああっ!?今回の時かけも、この仲里依紗という少女のための映画だったのか。でも、そういう映画って、何故か魅力的だよね。
/*上記一行、2020.3.2変更*/
……というレビューをさっき間違ってアニメ版の方に投稿してしまいました。 Tolbieさん [DVD(邦画)] 7点(2011-07-18 01:06:37)(良:1票)

7.正直、評判の良いアニメ版があまり好きではない上、原田知世のオリジナル版も観たことはないのだが、本作はなかなか良かったと思う。これは原作によるところが大きいのだろうが、あまりにも簡単にタイムリープできてしまうところがそもそも「?」なのだが、全体的なストーリー構成は悪くない。主人公が1972年と間違えて1974年にタイムリープしてしまうことで生じる、微妙なズレも面白い。しかし、何と言っても、特筆すべきは主役を演じる仲里依紗の存在感だろう。2時間たっぷり彼女の魅力を存分に味わえるだけでも、この映画を観た甲斐はあった。 フライボーイさん [DVD(邦画)] 7点(2011-02-08 06:51:30)

6.タイムリープの描き方は疑問符がつくが、「バス」の伏線など結構面白いストーリー展開だった。まぁ、想定の範囲内だけどね。
仲里依紗は良い演技をしているよなぁ。
ちなみに原作は未読、オリジナルも未見。 あきぴー@武蔵国さん [DVD(邦画)] 7点(2010-11-20 23:16:41)

5.なかなか面白かった。はっきり言うとアニメ版のほうが断然面白いんですが、こちらもまあまあ。釈然としないところも多く、もっと面白くできるのではないかという場面も多いけど、魅力ある映画だと思います。 ゆうろうさん [ブルーレイ(邦画)] 7点(2010-10-29 15:33:36)

4.1983年の「時をかける少女」は、大林宣彦監督がノスタルジーたっぷりに描き出した映画世界に、原田知世というアイドルを荒削りな原石のまま息づかせ、映画全体から滲み出てくる素晴らしい初々しさをもって仕上げた伝説のアイドル映画である。
以降、幾度もリメイクがされてきた作品だが、2010年に生まれた今作は、リメイクというよりも、正真正銘の「続編」と言った方が正しい。

かつてタイムリープを経験した母親からある伝言を託された娘が、過去に遡り自らの両親、その友人らと接することで生まれる切ない物語。
そこには、大林版「時をかける少女」への尊敬と、映画という表現自体に対する愛情が溢れていて、映画自体の完成度以上の感動が生まれていると思う。

その感動の中心にあるのは、他の何でもない仲里依紗という女優の輝きだ。
この若い女優が、映画全体を走り回り、画面いっぱいに笑い、泣く。キャラクターに合致したその天真爛漫な輝きこそが、この映画の感動そのものだと思う。

1983年の「時をかける少女」が、原田知世が居たからこそ成立したことと同じように、2010年の「時をかける少女」も、仲里依紗がいたからこそ成立し、「映画」という表現自体の素晴らしさが溢れているのだと思う。

ラスト“2シーン”の仲里依紗の「涙」と「笑顔」、それを観るための映画だと言って過言ではない。
そして、そう言い切れることが、この映画の揺るがない価値だ。 鉄腕麗人さん [映画館(邦画)] 7点(2010-06-14 16:02:56)(良:2票)

3.他の映画を見に行ったついでにハシゴして見ました。全く期待してなかったせいかオリジナルの時かけのストーリーを軸に再構築された世界は思ってた以上によかった。オリジナルへのオマージュ的なシーンやセリフが随所にちりばめられています。タイムリープのチープさも大林作品を彷彿とさせます。仲里依紗の下品になりすぎない程度の現代っ子的な雰囲気や中尾明慶演じるアマチュア映画監督の涼太、それに五郎ちゃん役の勝村政信、どれもがキャラクターとして光り輝いていて素晴らしいキャスティング。ただ唯一、安田成美の芳山和子というのだけがどうにもピンとこない。どうせならオリジナルキャストの原田知世をと思ったけど、1972年に中学3年生の15歳として1957年の生まれで2010年現在は53歳前後。まだ若すぎるか。 時計仕掛けの俺んちさん [映画館(邦画)] 7点(2010-03-16 09:52:21)

2.2010年の母親が意識不明でありながら主人公の行動が暢気で悠長であったり、その使命自体に何の切迫感もないなど根本的な設定の欠陥も多い上、寄り画面の多さにも辟易するけれど、その役者たちの魅力的な表情は救いだ。
8mmキャメラを一心に覗く中尾明慶の眼差し。ラストの安田成美の美しいクロースアップと、シルエットとしての存在の石丸幹二との切り返し。そして喜怒哀楽の表情豊かな仲里依紗がなんとか映画を支える。何度か登場する、小さな炬燵を挟んでの主演二人のシーンも良い。菓子やラーメンの食事を交えながら二人の対話と沈黙を捉える長廻しが、あるいはお互い逆向きに足を伸ばし合う俯瞰ショットが、二人の微妙な距離感を醸し次第に湧き上がる情感を巧く掬い取っている。そして相合傘、おでん屋台、実験室の机での二人の横並びのショットが、彼女の最後の決断にそれなりの納得性を持たせていく。

70年代のアイテムやファッションやオマージュシーンを目一杯画面に散りばめながら、それをあくまで細部に留めさせるさりげなさも好ましい。別れの廊下のノスタルジックな光、父親と会う公園の風と木漏れ日、時を越える装置としてのフィルムに感応するヒロインの大粒の涙など忘れ難い。 ユーカラさん [映画館(邦画)] 7点(2010-03-14 20:24:40)

1.《ネタバレ》 「時かけ映画祭」(原田知世版、アニメ版、仲里依沙版の連続上映)で見てきました。
前の2本に比べてもデキは悪くないと思うけれど、最近の「泣かせようと躍起になってる日本映画」の血脈を受け継いでるなあ、という印象。泣きの視点がちょっと子供っぽい。大人が共感する心に響く切なさがこれまでの時かけに比べると少なめだなあと感じました。それがいいか悪いかは好みの問題だけどね。仲里依沙はいい女優だと思う。芝居に緩急があるし、感情表現に無理がない。なによりスクリーンを支配する華もありました。今後に期待。 ケルタさん [試写会(邦画)] 7点(2010-03-01 11:32:31)

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【点数情報】

Review人数 43人
平均点数 5.86点
000.00% line
112.33% line
200.00% line
324.65% line
4511.63% line
5511.63% line
61534.88% line
71023.26% line
8511.63% line
900.00% line
1000.00% line

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 6.00点 Review4人
2 ストーリー評価 5.87点 Review8人
3 鑑賞後の後味 6.42点 Review7人
4 音楽評価 6.33点 Review6人
5 感泣評価 6.14点 Review7人

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