みんなのシネマレビュー

痴呆性老人の世界

How to Care for the Senile
1986年【日】 上映時間:84分
ドキュメンタリー
[チホウセイロウジンノセカイ]
新規登録(2010-02-17)【にじばぶ】さん
公開開始日(1986-05-17)


Amazonにて検索Googleにて検索Yahooにて検索

ブログに映画情報を貼り付け
監督羽田澄子
脚本羽田澄子
録音滝沢修〔録音〕
◆検索ウィンドウ◆

◆ログイン◆
メールアドレス
パスワード

◆ログイン登録関連◆
●ログインID登録画面
●パスワード変更画面

◆ヘルプ◆
●ヘルプ(FAQ)

◆通常ランキング◆
●平均点ベストランキング
●平均点ワーストランキング
●投稿数ランキング
●マニアックランキング

◆各種ページ◆
●TOPページ
●映画大辞典メニュー
●アカデミー賞メニュー
●新作レビュー一覧
●公開予定作品一覧
●新規 作品要望一覧照会
●変更 作品要望一覧照会
●人物要望一覧照会
●同一人物要望一覧照会
●関連作品要望一覧照会
●カスタマイズ画面
●レビュワー名簿
●お気に入り画面
Google

Web www.jtnews.jp

表示切替メニュー
レビュー表示 その他作品(無) 心に残る名台詞(投稿無) エピソード・小ネタ情報(投稿無) 心に残る名シーン(投稿無)
【新規登録順】 / 【変更順】 / 【投票順
【ネタばれ表示】/【ネタばれ非表示
通常表示】/【改行表示】
【通常表示】/【お気に入りのみ表示

ネタバレは禁止していませんので
未見の方は注意です!




【クチコミ・感想(7点検索)】

別のページへ(7点検索)
1


1.《ネタバレ》 「痴呆になると、知能のレベルは落ちる。しかし情緒のレベルはそのままである」
「心を大切にする介護を続ければ痴呆は治らないが、症状は軽減できる」
(作中における病院長室伏医師の話より)

ドキュメンタリー作家として女性の視点から数多くの作品を
手掛けられている羽田監督。ジャンルとしては芸術・福祉
、あと(女性の)人権問題等に秀作が多いが、個人的に
印象深かったのは岩波ホールで鑑賞したこの作品。

痴呆症患者=人格を失った者であり、他者への迷惑を
防止する為に行動制限を徹底して行う事が最適な対処方法
として行政や世情世論がまかり通っていた80年代。そんな中
「あくまでも人間として尊重し、残りの人生を実りある様にする」
「患者に寄り添い、失った人格をも肯定してゆく」事を
方針とした国立病院内の痴呆症施設を2年間に
渡って描いたドキュメンタリー。

「個人の尊厳を尊重する」「QOLの質を高める」事を
介護上教えられる流れは現代では当たり前のこと。
なので昨今の認知症を取り扱う映画に比べ、
目新しさや啓蒙させられる点は薄いのは否めない。
ただこの映画が優れてるのは認知症に関する知識が
少なった当時、フィルムに映し出された不安・焦燥感は
ドキュメンタリーとは言え劇場用映画よりも印象強い。
そしてこの映画に出てくる彼女らはもしかしたら
未来の自分達なのかもしれない、という点で
後世に与えたインパクトは大きかったのではないか。
(但、私自身はこのラストに関しては「正しい知識をもって
認知症に対応すればきっと社会はより良くなる」という
 希望を感じさせて好きです)

どうすればよいか、皆それぞれ考えてみよう。
機会があれば是非。長文失礼しました。 Nbu2さん [映画館(邦画)] 7点(2022-01-12 15:07:07)

別のページへ(7点検索)
1


マーク説明
★《新規》★:2日以内に新規投稿
《新規》:7日以内に新規投稿
★《更新》★:2日以内に更新
《更新》:7日以内に更新

【点数情報】

Review人数 3人
平均点数 7.00点
000.00% line
100.00% line
200.00% line
300.00% line
400.00% line
500.00% line
6133.33% line
7133.33% line
8133.33% line
900.00% line
1000.00% line

Copyright(C) 1997-2024 JTNEWS