みんなのシネマレビュー

僕たちの嘘と真実 Documentary of 欅坂46

2020年【日】 上映時間:137分
ドキュメンタリー音楽ものアイドルもの
[ボクタチノウソトシンジツドキュメンタリーオブケヤキザカフォーティーシックス]
新規登録(2020-08-31)【鉄腕麗人】さん
タイトル情報更新(2021-05-22)【イニシャルK】さん
公開開始日(2020-09-04)


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監督高橋栄樹
出演欅坂46
作詞秋元康「誰がその鐘を鳴らすのか?」
主題歌欅坂46「誰がその鐘を鳴らすのか?」
製作東宝
NHKエンタープライズ
企画秋元康
配給東宝(東宝映像事業部)
編集伊藤潤一
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1.欅坂46の5年間の物語とは結局のところ「『平手友理奈』とどう向き合うのか」であり、本人である平手、(申し訳ないが括る)メンバー、関係者そしてファンの一人一人が、それぞれ異なっていてもその結論を持つことがこの先にきっと繋がる。

その結論への手がかりとなるのが本作。
先に挙げた三様、いやファンも加えて四様か、それらすべてに対して「○○が正しい(おかしい)」と考えられるだけの材料が文字通りにイヤというほど提示され続ける。俯くしかないそんな時間を終えたときに、それぞれがなにを感じるか。ファンとしてもっとも多く落ち着けるところは「オトナが悪い」になるような気がするが、それとてオトナの味方となることもできれば、当然のところ「平手が正しくメンバーが間違っている」やその逆で「平手が間違っていてメンバーが正しい」となる場合もあるだろう。個人的には活動後半以降の“歌番組で平手は不在ながら、それならそれで別バージョンが観られるという楽しみ方を知る”という半ば自虐な考えをしていたのがよっぽど間違っていたのではないか、という気もしており、「ファンもよくない」もひとつの要素となるに至っている。

20年10月で活動を終えて、新しい存在となる欅坂46。本作にも組み込まれた『配信ライブ』にて、残されたメンバーの“脱平手”と同時に「平手が如何に大きな存在だったか」を観たと感じており、本作中にてどうしたって語りきれないメンバーの思いはそこで補完されている。あとはついて行く側(ファンだけでなく関係者も含まれる)がどう本作をもって結論づけるか、だろう。
さあ未来は君たちのためにある――。踏み出したメンバーだけでない、関係者もファンも卒業者も、そして平手友理奈にも、『欅坂46』として存在したすべてにこの一節が降り注ぐことを。 まつもとしんやさん [映画館(邦画)] 7点(2020-09-09 11:01:14)(良:1票)

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【点数情報】

Review人数 2人
平均点数 6.50点
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