みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想(8点検索)】
13.こういう映画を見ると、昨今のCGに頼った映画が、いかに平板かがよくわかります。ストーリーもしっかりしてるし、ちゃんと人間が描けている。それに俳優の見せ方が上手い!マックィーンの登場の仕方の、カッコいいこと。パトカーが停まって、降りてくる、長袖ではなく半袖シャツを着ているところ、そんな細かい部分でも、どうすれば、カッコよく見えるか、ちゃんと計算してる。そして、最後まですの服装で通してるところの抜かりの無さは、「待ってました!」と大向こうから声がかかるようなカッコよさです。詐欺師で出てくる、フレッドアステアの見せ方も同様。ホテルの部屋で一人でいるところ、ちゃんとカメラをロング気味で、彼の全体を撮ってる。このタップの神様はロングで捉えた時が、最も華があって、カッコいいことを心得ている。たっワンカットだけど、彼への尊敬の念も、ちゃんとこっちに伝わってくる。ポールニューマンもいいし、子供たちに親切なバーテンがちょっとの出番だけど、すごく印象に残る。彼死んじゃうんですよね。可哀相で悲しかった。「こいつ友達になったら、きっといい奴だろうな」と思って見てた。いつのまにか。 アステア扮する詐欺師の老人の正体を見抜いていたジェニファージョーンズとの会話がとてもいい。「僕は詐欺師なんだよ。それも安っぽい」「それは違うわ。あなたは善良すぎて、人を騙す仕事に打ち込めないのよ。自分を騙せない人が他人を騙せるはずが無いわ」・・・・・いい会話だな・・・・。ストーリーと直接関係のないこういうところで、「ああ、人間は信じるに足るのかな」と思わせてくれるところが良き時代のハリウッドの娯楽大作の奥行きの深さ。娯楽の中でも、人間がちゃんと描かれてるってこと。 【ひろみつ】さん 8点(2003-04-01 01:57:35)(良:3票) 12.《ネタバレ》 怪獣映画とブルース・リー以外で劇場で観た最初の映画がこれでした。展望エレベーターをヘリで吊って降ろすシーンで、消防隊員がエアマットに落ちた瞬間、拍手が沸き起こりました。スクリーンに向かって拍手するんだ~、と大人の映画観賞の仲間入りをしたような気分でしたが、劇場が拍手で沸いたのはそれが最初で最後。かなり特別な映画だったようです。先日久しぶりに観直しましたが、長い尺を感じさせないスペクタクルに感心。ディザスター系作品で、解決後に重たい余韻が残るという意味で現代の作品と比べても全く見劣りしない。エンタテイメントとメッセージが見事に調和しています。主演のおふたりは故人となりましたが、双方の良いところが上手く噛み合っていたと思います。エンディングでマックィーンが「いつか1万人が死ぬ」と予告したことが9/11と重なります。ビル火災とテロを同列にはできないけど、高層建築が人命を詰め込んだ凶器になるという意味では同義でしょう。最初に倉庫が燃え始めたとき背筋に禍々しい戦慄が走りました。火災に対して初見の頃より過敏になっている自分に月日の流れを感じた次第です。 【アンドレ・タカシ】さん [映画館(字幕)] 8点(2010-11-25 19:16:28)(良:2票) 11.古き良き時代のパニック映画、と言えばまずこれが浮かびます(もちろん「ポセイドン~」も)。着想も構成も演出も役者も及第点なので、安心して観れる一本です。マクラーレン刑事はきっとこの映画を観て予習していたのでしょう。 【金子淳】さん [DVD(字幕)] 8点(2004-07-26 14:47:43)(笑:2票) 10.今日は友人と、懐かしの映画、タワーリングインフェルノを観に行って来ました。 この映画は何十回と見てますし、DVDも持っています。 でも、まあ、こういう大作は大きなスクリーンで観たいじゃないですか! 約3時間の作品を観終わって、やっぱり古くさくてちゃっちい。 でも、マックイーンはカッコええわ~。 オフィスラブが満載で、今だと倫理的にアウトです。 高層ビルも、模型感たっぷりでがっかり。 まあ、当時はワクワクして見ていたんだから、どうしようもないですねえ。 たまには、こういった古い映画でも見て、ノスタルジーに浸るのも、悪くないです。 公開当時は、マックイーンとニューマンと2大スターの共演だけに、出演クレジットだけでももめたそうです(どっちが主演か)。 結果、マックイーンを左、ニューマンを右、ただしニューマンの名前は一段上にもってくる。 これで、左から読めばマックイーンがトップ、上から読めばニューマンがトップの折衷案。 【ミスプロ】さん [映画館(字幕)] 8点(2023-07-31 21:52:21)(良:1票) 9.初めて見たのは中学生の頃だろうか、 映画が好きになったきっかけになった作品のように思う。 同じ時期にポセイドンもあるが、 迫力はこちらの方があり、 CGなしに撮影したことを思うと本当に凄いと思う。 200人の死者で済んだと言う発言が 映画の世界ではなく 現実として起こることも想像させ 一層印象に残る作品となっている。 【プエルトガレラ】さん [ビデオ(字幕)] 8点(2020-10-10 19:31:47)(良:1票) スポンサーリンク
ドラマツルギー的に、社長とか市長は他人を押しのけて逃げようとするものだが今回は毅然としていたり、やっとのことで途中まで逃げ延びた婦人があっさり滑落したり、そういった意味でお約束にとどまらない脚本が良い。中盤までニューマン、それ以降はマックイーンの活躍になるのは配分的にやむを得ない。 どうしても今見ると、随時挿入されるビル全景の火災シーンが迫力不足だったり、もう火事が起こっているのに悠然と入場してくる消防隊長ってどうなのとか思ったり、突っ込みどころもある。けれど、ひとつの総決算として作られた意気込みは十分伝わる。当時の観客にもたらした衝撃は今の私達では計れない。そんなヒストリカルインパクトに敬意をこめて8点。 【カツルギ】さん [DVD(字幕)] 8点(2014-05-04 21:41:29)(良:1票) 7.マックイーン&ニューマン、私に取って史上最高最強タッグです。こんな豪華な映画は二度と現れないでしょう。ニューマンの脱出シーンも、消防士スタイルのマックイーンも最高にきまっている。ミニチュア再現したというビルもリアル。 【バトルコサック】さん [DVD(字幕)] 8点(2012-02-13 06:19:48)(良:1票) 6.《ネタバレ》 今さらながら初見。しかし、古さも時間の長さも感じさせない怪作でした。主役2人の活躍もさることながら、意外だったのは上院議員と市長の描き方。「きっと権力を振りかざして我先にと逃げようとするんだろうなぁ」と思って見ていたら、しっかり“最期”まで立派でした。もし日本の議員や首長がこういう場に居合わせたら、どいつもこいつも醜態を晒すんじゃないでしょうか。そう考えると、ちょっと気が滅入りますが。 【眉山】さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2010-11-26 19:07:28)(良:1票) 5.『ポセイドン・アドベンチャー』の成功を受けて作られた本作は、いわば「続編」と呼べると思います。『ポセイドン~』は、逆さになった部屋というギミックが効いていましたが、火災ビルではそれは使えない。ただ火を避けて、一階に下りていくだけではつまらないな、と思っていました。すいません、浅はかでした。迷宮脱出ものだった『ポセイドン~』とは構図を変え、集団作業によるレスキューが大胆に取り入れられています。主人公は建築士ダグ(ポール・ニューマン)。ビル内に恋人がおり、観客が感情移入できる存在です。対する消防隊長オハラハン(スティーブ・マックイーン)の出番はずっと少ない。プライベートのことも判らない。なのに印象に残るのは、もちろんマックイーンの上手さもありますが、敢えて「通りすがりのプロのおやじに過ぎない」、そのかっこよさを徹底させたからでしょう。いやいや満喫しました。ただ、主人公二人のビジュアルがかぶってるのが気にかかりましたが。そしたらどっちが髪型を変えるかでまた大もめするんでしょうね(メイン主役をどちらにするかは、当時深刻な問題だったらしいです)。 【円盤人】さん 8点(2004-09-11 21:28:35)(良:1票) 4.子供の頃、テレビでの初見で「二度と高層ビルには上るまい」と思いましたが、そう思わせた時点で勝ちでしょう。さらに、いまとなっては「トップリーダーは、一大事となったらすぐに最良の決断をしなければならない」--火事が判明したら渋らずにすぐに客を退避させなければならない--ということもわかりました。あと、これは父に聞いた話ですが、上映当時、屋外エレベーターでの避難シーンで、やっと地上に着いたときに劇場の観客から拍手が起こったそうですよ。そこに居合わせたかった。居合わせていたら9点、10点、思わず付けてしまったと感じています。 【まつもとしんや】さん 8点(2003-11-24 16:40:38)(良:1票) 3.《ネタバレ》 当時、「ポセイドン・アドベンチャー」などと並び称されたパニックモノですね。手抜き工事による火災により、完成披露パーティーが悲惨なことになり、そこで繰り広げられる人間ドラマがテーマでしょうか。多くの人物を描くとどうしても冗長になってしまがちですし、本作もややそうなりかけていますが、ポール・ニューマンとスティーブ・マックイーンがそれを引き締めています。もちろん脇を固める、ウィリアム・ホールデンの社長、ロバート・ヴォーンの上院議員、フレッド・アステアの詐欺師なども好い演技をしています。この手の映画は誰かが死ななければならないのですが、あの女性が子供達をフェイ・ダナウェイに渡してエレベーターから落ちてしまうシーンは悲しいですね。映画のクライマックスたる屋上タンクの爆破シーンの後、助かったアステアが彼女を捜し回るシーンが印象的です。座り込むニューマンにマックイーンが語りかけるラストシーン、やっぱり格好いいですね。 【オオカミ】さん 8点(2003-11-17 00:55:48)(良:1票) 2.公開当時オールスターの超大作パニック映画、っていうので入場料が値上げされた(と思う)。マックイーンの印象が強くて迫力のあったのは確かで・・もう一度みたい。 <ということで30年ぶりの再見>昨今のCGやVFXのない時代にこの火事の迫力あるシーンは今見てもすごい!と思います。当時は全て判別できなかったスターたちもそれぞれしっかりと見せ場があって存在感がある。みんなかっこいいんですよね。ただ今見ると他の方も言われるようにパニックにも存外おっとりした感じもあるし疑問点もないわけではない。でも最近のハリウッド大作よりずっとドラマ部分がしっかり描いてあって見ごたえがあります。 【キリコ】さん 8点(2003-04-06 22:28:08)(良:1票) 1. 制作者:アーウィン・アレン、監督:ジョン・ギラーミン…コイツらには後々何度となく煮え湯を飲まされたが、コレは…まぁ、パニック・ムービーとしては上出来の一編。第一の勝因は二つの原作を巧みに折衷させて見事な脚本に仕上げたスターリング・シリファントの「ポセイドン・アドベンチャー」に次ぐ大活躍!!個人的に「ミスター・パニックムービー」の称号を与えたいくらいコノ手の映画への貢献度は偉大だ。お次はお約束のオールスター・キャスト!スティーブ・マックィーン、ポール・ニューマン、フェイ・ダナウェイ、ウィリアム・ホールデン、フレッド・アステア、ジェニファー・ジョーンズ、ロバート・ボーン、ロバート・ワグナー、リチャード・チェンバレン、O・J・シンプソン…!!結構豪華なのは勿論、各人に見せ場がキチンと用意されているのが凡百の顔見せ駄作パニック映画群と決定的に違う点。中でも出色なのは皆さんも仰ってる通り、マックィーン演じる消防隊長オハラハン!実際ニューマンが中盤まで引っ張るが、彼、オハラハンの登場で一気に影が薄くなったからねぇ…。この存在感は流石の一語!上記のスター中死亡するのは…《ネタバレ》人知れず不倫してて人知れず焼死するロバート・ワグナー、(どなたかが実に上手く評してたけど)芥川龍之介の「蜘蛛の糸」を彷彿させるロープ椅子脱出シーンでロバート・ボーンとリチャード・チェンバレンが墜落死、ジェニファー・ジョーンズお婆ちゃんが展望エレベーターから墜落死…とそれほど意外性はない。個人的にはフェイ・ダナウェイには派手に焼死して欲しかったんだが…残念!因みに当時スタントマンだったジョン・ランディスが飛び降り役を派手にやってたそうだ。うーーーーん、何処に出てるんだろ?当時のNY市長だったリンゼイも特別出演…って誰よ、そのオッサン!?難を言えば、出火の原因がショボ過ぎるってコトかな。あと、ラストはあの程度では鎮火しないと思うけど…「それを言っちゃあオシマイよぉ!」ってか? 【へちょちょ】さん 8点(2003-01-26 02:35:42)(良:1票)
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