みんなのシネマレビュー

アップサイドダウン 重力の恋人

UPSIDE DOWN
2012年【カナダ・仏】 上映時間:109分
サスペンスSFロマンス
[アップサイドダウンジュウリョクノコイビト]
新規登録(2013-08-28)【マーク・ハント】さん
タイトル情報更新(2013-09-21)【8bit】さん
公開開始日(2013-09-07)


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監督フアン・ソラナス
キャストジム・スタージェス(男優)
キルスティン・ダンスト(女優)
ティモシー・スポール(男優)
脚本フアン・ソラナス
音楽ブノワ・シャレスト
配給角川映画
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【クチコミ・感想(8点検索)】

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3.《ネタバレ》 美しい映像を楽しむための映画です。まるで大型美術館のなかに「二重重力の世界」が存在するかのようです。観客は美術鑑賞を楽しんでください。あくまでもストーリー重視ではなく、視覚重視の映画です。試されているのは観客の感性なのです。上と下の世界がそんなに遠くない距離にあるところが素敵でした。ロープを使って上から下へ。また下から上へ。面白いじゃないですか。遠そうで近い距離にある上と下の世界─。会社内ではジャンプをすれば、下の社員は上の社員にタッチできそうだ。しかし見た目は近そうでも、そこにはルールが存在し、実質的には遠いのですね。この上と下の、曖昧模糊とした距離感が絶妙です。もはやこのシュチエーションは芸術だ。恋愛の描写は素直にかわいいと思います。スパイダーマンよろしく、いつしかダンストは、アクロバットなキスをする女優と呼ばれるでしょう。それと青年のほうは必死すぎて笑えます。お前は体が燃えているのに彼女を追いかけるのかよ。残酷な現実が二人を引き裂けば、より一層強く惹かれ合う(by宇多田)というのは、天地開闢以来の恋愛の真実のようです。重力の都合でアクロバットなキスが多かった2人ですが、しっかりとセックスもしていたようです。さぞかしアクロバットなセックスだったのでしょう。やはりロープでどちらかを縛ってやったのでしょうか。さすがに映像化はできなかったようです。いずれにせよ、できちゃった婚で、メデタシ、メデタシ。ご存じの通り、この映画には矛盾が多いです。しかし私はこういう想像力に富んだアイデアを素直に面白いと思える感性を持った観客でありたいと思います。

花守湖さん [DVD(字幕)] 8点(2014-09-21 20:47:22)(良:1票)

2.最近見た映画の中では、珍しく高評価です。矛盾点は多々ありますが、途中からのめり込めました。映像が綺麗なのと、ストーリーが単純明快なのが、逆に新鮮だったのかも。
主人公の一途な気持ち、うらやましいです。 ♯34さん [DVD(吹替)] 8点(2017-10-20 03:03:46)

1.《ネタバレ》 さて、唐突で失礼ですが、私は障害の無い恋愛映画は嫌いです。何の障害も無く結ばれてハッピー幸せに過ごす恋人たち、そんな恋愛は映画で観ても何の糧にもならないし、実際の恋愛においても楽しくないとすら思っています。この映画で描かれる障害は“重力”です。遠距離恋愛とか親の反対とか性格の不一致とか、そんな甘っちょろい障害でなく、厳然たる一つの物理的法則が主人公二人を引き離す。これ程に絶望的な障害は中々ありません。だから二人の行く末を本気で応援できる。
また二つの世界が上下を逆様に向かい合っているビジュアルも純粋にわくわくさせるものでした。こういうアイデア自体はSF・ファンタジー小説や漫画、ゲーム等で既に何度も使われているものですが、矢張りCGの技術の進歩により、そのユニークな世界観を実写で非常に実在感ある形で観れたことはとても嬉しい。
それらの同アイデアの過去作において重力の向きが異なる世界に社会性を付加し、貧困や差別を描くという手法は定番であり、本作もその例に漏れず、(便宜上)上側の大企業が下側の世界を搾取して貧富の差を生み出していたり、という設定がありますが、個人的にはそこは匂わす程度にして主人公二人の運命をしっかり描いてほしかった気もします。少なくとも二人が最初に出会って恋に落ち、愛し合うまでの過程はもっと見せてほしかった。逆に、大企業による暴挙や、それに関する顛末は、無難に纏めたという感じで、やや蛇足に感じた。(この辺りのバランス感覚は傑作SF映画『ガタカ』を見習いたい) 民朗さん [DVD(字幕)] 8点(2014-08-19 00:15:00)

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マーク説明
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【点数情報】

Review人数 23人
平均点数 6.65点
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314.35% line
400.00% line
514.35% line
6521.74% line
71356.52% line
8313.04% line
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【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 5.50点 Review2人
2 ストーリー評価 5.50点 Review4人
3 鑑賞後の後味 8.00点 Review3人
4 音楽評価 7.00点 Review1人
5 感泣評価 3.00点 Review1人

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