みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想(8点検索)】
73.《ネタバレ》 ひとつひとつのシーンを丁寧に演出している印象が強く、一見すると単調に思えるけど、完成度は高いと感じました。ストーリー重視で観たり、派手なアクションやお涙シーンを期待して観ちゃうと、損です。主人公が実は剣の達人だという設定も、「もっとおもしろく展開できたのでは?」とも見えるほど、サラッと描かれますが、かえって観客の想像をかきたててくれて、映画全体の内容を濃くしていると思います。刀を研ぐシーンの緊張感がたまりませんね。真田広之の表情や動作も、余計な演出一切なしで無駄がない。残念なのは、岸恵子のしゃべりとシーンだけが説明っぽすぎる点(そこだけ減点対象に) 【かねたたき】さん [地上波(邦画)] 8点(2009-06-27 08:55:50)(良:1票) 72.今、目に前にいる人を大切にしよう…優しくしてあげよう…幸せにしてあげよう…そう思わせる映画でした。そう思わせてくれたこの映画に感謝しています。(43歳) 【カスミン】さん [DVD(邦画)] 8点(2007-08-29 22:46:11)(良:1票) 71.今日日の商業映画はいち早く状況に入ることを良しとし、それに慣れてしまっている自分としては今作のように悠然と説明を重ねていく作風を観始めた当初は退屈だろうと思っていたのですが、いやはやどうして全くそんなことはありませんでした。 それはひとえに清兵衛に親しみを感じたからのような気がしまう。 感情移入を誘う機微の捉え方が素晴らしいのですね。 【カラバ侯爵】さん [地上波(邦画)] 8点(2007-03-26 14:40:33)(良:1票) 70.ストーリーは単純だったけど予想に反して深いものがある。 山田洋次監督の作品はこれが初めてだったりするのだけどなかなか良かったかな。 実は真田広之の演技が観たくてこの映画観たんだけど、やはり真田広之の演技は素晴らしい。それと宮沢りえの演技も良かった。 宮沢りえ以上にあの役が合う人は恐らくいないだろう。和服が似合うね。 2人の子供がいてそれなりの生活が出来て、たそがれ清兵衛の人生は十分幸せじゃないか。百姓はもっと過酷・・・なんて観てる最中思ったからラストのセリフには共感できた。 たそがれ清兵衛は一見地味な男だけどあれほど理想的な人間はいない。武士としてはなんとなく不満が残る人物だったけど人間としては出来すぎなくらい。そんな人物にちょっと惹かれたから面白いと思えたのかも。 でも最後の余韻に浸ってるとき、エンディングを聴いたとたん井上陽水の顔が浮かんでて来て物凄いスピードで萎えた。 それと途中が若干退屈なのと、ラストの語りは良いけど合間合間の語りが嫌だった。 【ケ66軍曹】さん [地上波(邦画)] 8点(2006-12-23 00:11:19)(良:1票) 69.《ネタバレ》 前半のほのぼのとした雰囲気と命を受けてからの緊張感の対比(自分が緊張してただけかも。。。)がよかったです。見る人によって評価は違うと思うし見る人が見たらつっこむところはいろいろあるだろうけど、僕は全体の雰囲気も殺陣も好きだったし、 素直におもしろかったです。ただ、時折入るナレーションは気が散った。刀がうまい具合にひっかちゃったのもベタすぎる。ラストも、まぁナレーションで始まったからあんなラストなんだろうけど、その後なにごともなかったかのように仕事をして黄昏時に帰るでよかったんじゃないかと思います。戊辰戦争で死んだ話なんかむしろ聞きたくなかった。舞台は幕末であったけども、一介の下級武士の生活を描いていたのだから、日常でしめてほしかった。いろいろ文句は言ったけど、楽しめたのは事実です。でもこれ、日本人以外わかるのかな。。。 【アンダルシア】さん [DVD(字幕)] 8点(2005-12-03 05:01:55)(良:1票) 68.《ネタバレ》 壬生義士伝のような温かみのある内容だったと思います。やはり東北弁のもつ独特な暖かさ優しさがそう感じさせるのでしょうか。二人の子役がとても可愛らしくて良かった。宮沢りえはどちらかと言えばあまり好きな女優さんじゃなかったのですが、今作で見直しました。清兵衛の身支度を整える時の頭の切り替え、無駄のない身のこなしが秀逸。あぁ言う女性になりたいですね。好きな男のために一生懸命、今自分ができる最大限のことをする。良いな~。大杉さんはすっかり酔っ払いキャラになっちゃいましたねぇ。電車男でも酔っ払いでしたし。果し合いのシーンははらはらドキドキでした。両者ともに格好よかった。「ワシを甘く見たな」のあたりから俄然エンジンかかりましたね。でも最後があんまりにもあっけなくて、ちょっと萎え。岸恵子で終了かよー!明日会社で終業時間になったら「おのおの方、ご苦労はんがんした。本日はこれで。」って言っちゃいそうな自分が怖いです。 【ゆみっきぃ♪】さん [DVD(吹替)] 8点(2005-08-10 00:14:43)(笑:1票) 67.いまだに「真田広之=高校教師」だった私にとって、これは革命。最初から最後まで彼の魅力にグイグイ引っ張られてしまった。清兵衛の優しい性格が全体に滲み出ている上、果たし合いはこれ以上ない程男前だった。ラストの勝ち方はちょっと間抜けだけど。メディアも宮沢りえの7冠だか8冠だかを騒ぐ前に真田広之の殺陣をほめてやってくれよ。頼むから。---地上波放送にて二回目の鑑賞(サッカーと二股で)。↓おっしゃる通り、清兵衛には色気がある。静かな男の色気。ラストサムライの氏尾には無い匂い。あぁ、思い出したらなんかドキドキしてきた。清兵衛さまのところなば、嫁さ行ってもえがんす。 【ぽめ】さん 8点(2004-02-16 22:48:12)(笑:1票) 66.藤沢周平の作品によく登場する「海坂藩」とは,彼の故郷鶴岡,即ち庄内藩のことですが,個人的にその隣町生まれである私にとって,ついつい手前勝手な感情移入と愛着をもって彼の諸作品に対してきました。そうした意味でも映像化された本作に対する期待は大きかったですし,逆に多くの人たちに賞賛されている本作に対して「どれほどのもんか見てやろうじゃねえか」みたいないつもの天の邪鬼も頭をもたげていました。いろいろ突っ込んでみると,まず登場人物の庄内弁ですが,残念ながらかなりイントネーションの違いが散見され,東北=ズーズー弁といった偏見を助長するような結果となりそうなのが残念でした(尤も,山形は県が3つあるような地勢なので,秋田に近い庄内弁は訛が強いのですが・・)。あと,あのお城はどこで撮ったのか(エンドロールを見落としてしまったので・・),鶴岡の城は典型的な平城なのにどう見ても平山城に見えてしまうし,月代ぼうぼうの清兵衛の風貌も侍らしくはない。その他↓皆さんがご指摘のことを私も感じました。ただ,藤沢文学の根底にあるのが,最終的に本作のような人間肯定の理念であるならば,本作は原作の味わいを妙に歪曲させず,且つ無用に声高になることもなく,あくまでも淡々とした筆致で,それでいて十分なテンションを保ちながら,あたかも60年代の時代劇を彷彿させるようなくすんだ色合いのトーンとカメラワークをもってして,それを十分に感じさせるものとなっていたと思います。ピューリタンでストイックな清兵衛の生き方には賛否両論あるでしょうが,私としては自分とは正反対であることを棚上げしても是としたいものです。真田広之と宮沢りえの共演て,平成3年の某大河ドラマ以来ではないか,と思いますが,すごくしっくりいっている感じでしたし,脇を固める役者たちも(方言に注文をしつつも)子役を含めて熱演だったと思います。少なくとも,「助太刀屋助六」や黒澤の遺稿とも云うべき「雨あがる」などと比しても,こちらの圧勝だと思います。見事な出羽富士や月山の撮影ポイントは羽黒町か三川町でしょうか。郷愁を無性にかき立てられます。 【koshi】さん 8点(2003-08-31 22:34:56)(良:1票) 65.《ネタバレ》 五十石の武士の質素で堅実な暮らしぶりを、丹念に、丁寧に、時間をたっぷりかけて撮ることで、清兵衛の誠実な人柄が浮かび上がってきて、彼に幸せが訪れて欲しいと祈るような気持ちで観ていた。 そして田中泯さんの演技はやはり圧倒的で、たった数分の出番でありながら、清兵衛の好敵手として見事な存在感を放っている。 少し残念なのは、ナレーション役の娘が語りすぎること。 語らずとも、観るものには清兵衛が幸せであったことは伝わっているのだから、ラストはト書きくらいで簡単に済ませて欲しかった。 山田監督、岸さんと何か約束でもあったのかなと勘ぐってしまった。 【roadster316】さん [インターネット(字幕)] 8点(2019-12-07 03:33:51) 64.最初に観た時はこんなに響かなかったんだけど年食ったかな?なんで余五善右衛門を鉄砲で討ち取らないのかよく分からないけど、清兵衛と朋江の内に秘めた思いにやられたでがんす。 【ProPace】さん [CS・衛星(邦画)] 8点(2017-04-14 23:07:19) 63.《ネタバレ》 剣の達人でありながら貧しい生活を強いられ、それでも家族のために慎ましい生活をおくる武士。単純なストーリーだが真田広之のチャンバラシーンや美しい宮沢りえとのシーンは見ごたえがあった。宮沢りえが待っててくれたのが本当に嬉しくて! 【ぺん】さん [DVD(邦画)] 8点(2013-01-27 16:43:15) 62.《ネタバレ》 日頃ほとんど時代劇を見ない私からすると、妻に先立たれた中年公務員のシングルファーザー奮闘記・・のように見え、思いがけず心穏やかに鑑賞できた作品だった。上司から行政代執行を任されて現地に赴いたところ、立ち退きを迫った相手に苦労話を聞かされて戸惑いつつも思わず同調して茶飲みに応じてしまう人の良い小役人とか、本当にいそう。あの小屋のシーンは、そこだけで8点あげたいぐらい展開が秀逸だった。その分エンディングがあっけなさすぎて肩すかし感のまま終わってしまうのがやや残念。 【lady wolf】さん [CS・衛星(邦画)] 8点(2010-08-21 13:14:38) 61.今の時代、主人公の清兵衛のように生きることは精神的にも難しいのですが、でもやっぱり憧れますね。ひさしぶりに見た宮沢りえも芯の強い女性を好演していました。そして井上陽水の主題歌「決められたリズム」もとてもすてきです! 【きのう来た人】さん [DVD(邦画)] 8点(2009-05-16 05:58:37) 60.唐突なストーリー展開であると感じる部分もありますが、その場面ごとに画面から漂う登場人物の気持ち、心の平静さだったり、確固とした決意だったり、そういった感情が静かな物語の流れから感じ取ることができます。普段の暮らしと「死」が現代よりもずっと身近であった時代の、ささやかな幸せへの願いがにじみ出ていました。 【shoukan】さん [DVD(邦画)] 8点(2008-09-13 23:02:11) 59.《ネタバレ》 意外と面白かったです。冴えないサラリーマン侍が凄腕剣士というのも面白いですが、昔の侍の慎ましい生活ぶりも良かったですね。最後の決闘に向かうシーンは、なかなかいいですね。宮沢りえも吹っ切れた感じ。欲を言えばもう少し盛り上がっても良かったかな。 【パオ吉】さん [DVD(邦画)] 8点(2007-08-21 00:12:40) 58.いい映画です。俳優の格といいますか、真田広之の貫禄勝ちですかね。残念ながら、ラストのスタッフロールの井上陽水で一気に冷めましたけど。 【ひで】さん [DVD(字幕)] 8点(2007-02-18 22:03:46) 57.すごくいい話です。やはり真田広之は光ってました。頼もしい一家の大黒柱像。東北弁が印象的。とぼけた母親面白い。 【獅子-平常心】さん [DVD(邦画)] 8点(2007-01-14 00:53:58) 56.《ネタバレ》 とにかく宮沢りえが美人!彼女を見るためだけでも見る価値がある作品です。朋江(宮沢りえ)の元亭主を木刀で倒すシーンは爽快です。 【腰痛パッチン】さん [地上波(邦画)] 8点(2006-12-27 13:36:24) 55.《ネタバレ》 真田広之が格好良すぎますね。演技も剣さばきも非常に素晴らしかったと思います。 現代の会社員が見ても共感できるストーリーに、上意討ちのシーンのような手に汗握る殺陣シーンが上手くはまって非常に見ごたえのある作品でした。(ただ、最後の墓参りのシーンはちょっと蛇足っぽい感じがしましたが・・・・) 【TM】さん [地上波(邦画)] 8点(2006-12-23 13:41:01) 54.邦画で見られる「日常を切り取りました、ただそれだけ」って(東京日和のような)味わい、結構好きなんですが、それに「ラストシーンをつけときました」というような印象を受けましたです、なんでかわかりませんが。味わい深い良い作品です。 真田さんって離婚して以来ぱっとしない印象があったのですが、いやなんの、やっぱカッコいいですね...清兵衛の、不甲斐なさ加減がまた、人間臭くて、なんともカッコいいですよね。あと、宮沢りえって敬遠していたんですが、和装するとこりゃまた、なんとも言えずキュートですなぁ(←ただのオヤジ)、ちょっとみなおしました。 【んぽ】さん [DVD(字幕)] 8点(2005-11-19 17:43:03)
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