みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想(8点検索)】
8.昨日(5/9)の「虎ノ門」でさんざんこき下ろされてたこの「X-メン2」。曰く「こんなのは映画でもエンタテインメントでもない、ただのアトラクションで、観ても何も心に残らない」。ううっ、ひどいよ井筒監督ぅ~「スパイダーマン」は結構評価してたじゃないかあ。せめて前作観てから評価してよ。「X-メン」のところでも書いたんですけど、ミュータントっていうのは現代世界情勢の中の差別されていたり迫害されている国や民族の象徴だと思うんですよ。マグニートー(前作の悪の親玉。ミュータント)が実はナチに迫害されたユダヤ人ってところがミソなんです。ずっと迫害され、やっとの思いで自分たちの国を作ったユダヤ人が、じゃあ他人の痛みのわかる人々になったかって言うと、パレスチナの人々に対してかつて自分達がされたような迫害をしてたりするわけですよね(←別に僕はユダヤ人に対して悪意を持っているわけじゃないです。念のため)。そういう、なんていうのかなあ、単純にどっちが正義でどっちが悪とか、どっちが被害者でどっちが加害者とか(←何しろこの両者、時には劇的に逆転したりするんですから)単純に割り切れないこの世界を、かなり荒唐無稽で漫画チックとはいえ、表現してると思うんですよ、「X-メン」シリーズって。今回の映画でも(以下部分的ネタばれ)人間に対する怒りのあまりマグニートーについていく決意をした生徒が出てくるんですけど、これも僕にはテロリストとかゲリラに(やむにやまれず)なってしまう人たちとダブって見えるんですよ(別にテロ行為を是認するわけじゃないですよ、重ねて念のため)。そういう意味で、ホントいい映画だと思うけどなあ。・・・なんだか映画評なのに堅苦しいことばっかり書いちゃいましたけど、純粋に娯楽として、それこそ「アトラクション」としても楽しめると思います。これ、もう完全に「スタートレック」みたいなシリーズものとして作られてますね。凄く楽しみ(でも反面「キャラクター商品とかもいっぱい売れるんだろうなあ。高度資本主義社会って一体・・・」とか思ったりもしますが)。そうだ、キャラクターの中では、僕もはがっちさんと同じでナイトクロウラー(この人、「スパイキッズ」でテレビ番組の司会者やってた人かな?勘違いだったらごめんなさい)が良かったです。なんかすごく哀しい感じがして、キュンと来ちゃいました。ともあれ、これから観る人は是非前作で予習してから。 【ぐるぐる】さん 8点(2003-05-10 21:23:27)(良:6票) 7.《ネタバレ》 前作よりも、ミュータント個々人の見せ場が増加。前作の主要メンバーの活躍はもちろんのこと、ナイト・クロウラーという新メンバーの目覚しい活躍が楽しい。また、パイロの火炎ショー、アイスマンの氷の壁、シャドウキャットの物体すり抜け、全身鋼鉄のコロッサスの活躍など、主要メンバー以外の見せ場がちょっとずつ出てきたのも、この世界の広がりが見えて嬉しい。 ストーリーは前作に比べると複雑化。ストーリーが複雑というより、見せかたが複雑になっています。『ストライカーはミュータントの息子に奥さんを殺されたことを逆恨みして、全ミュータント抹殺の復讐計画を立てる。それは困るとマグニートとX-MENが手を組む。』たったこれだけのことなのに、随分わかりづらい脚本にしちゃったせいで、わかりづらさのほうが目に付いちゃいます。そうでなくともこの登場人物の多さに加え、多種多様な能力のオンパレードなんだから、ストーリーはスパイダーマンくらいシンプルなほうが絶対面白いと思うんですけどね。 今作は能力の見せかた、能力の使い方が理にかなっているシーンが多く、それだけでも盛り上がります。『能力展覧会』という点に関しては、前作よりスケールアップで楽しめます。ビジュアル的にも迫力あるシーンが多いですね。『学園襲撃⇒パイロの火炎ショー⇒戦闘機の追跡をかわすときのストームの竜巻⇒ナイトクロウラーのテレポレスキュー』の一連の流れを見られる中盤が、個人的には一番盛り上がります。後半はいささか失速気味になりましたが、3作目へのつなぎと考えればこんなものかもしれません。 昔ゲームセンターで、『ウルヴァリン』と『サイクロップス』をよく使っていました。この二人、めっちゃ強いんです。格ゲーが苦手な僕でも使いやすくて。ですので、脇役が活躍するのが好きな自分としては、自分が使っていたキャラ以外が大活躍するこのシリーズはほんと好きです。 3作目はまだ見たことないので、3作目にも期待ですね! 【たきたて】さん [ブルーレイ(字幕)] 8点(2015-06-22 14:59:33)(良:3票) 6.第一作公開時、よく出来てはいるが物足りなさの残る仕上がりへの批難は、娯楽作の経験のないブライアン・シンガーに集中しました。あんな生真面目なのじゃなく、面白い映画を撮れる人間に監督させるべきではなかったかと。しかしシンガー、第二作ではやってくれました。冒頭から見せ場の連続。第一作で技術的な経験を積んだことから映像表現を自在に操る術を学び、SFX満載、超能力を操るミュータント達の戦いを想像力の限りを尽くして描きます。火薬満載だが知性を感じさせる見せ場作りはさすがシンガー。他の監督ではここまでのものは作れなかったでしょう。また脚本レベルの完成度も高く、学園を襲撃されたウルヴァリンの反撃、暴力の限りを受けたマグニートーの脱獄と、虐げられるミュータントが、忍従を重ねた末にその特殊能力を発揮して反撃をするという構図のアクションには燃えに燃えましたとも。ストライカーという共通の敵の登場でX-MENとブラザーフッド(と言ってもマグニートーとミスティークの二人だけですが…)が手を組んで闘うというモロ少年マンガの展開にも、やはり燃えてしまいます。難を言えば、ブライアン・シンガーの悪い癖で後半のバトルが冗長になりすぎたことでしょうか。この人は非常に丁寧に作品を作る監督なのですが、やりすぎて観客の生理を無視してしまう傾向があります。後半ももっとコンパクトで畳み掛けるような展開にすれば充実したアクション大作になったと思うのですが、いかんせん長い。あと、X-MENのリーダーでありながら何の役にも立たないサイクロプスと、ミュータントの指導者でありながら敵の手に落ちて足を引っ張るプロフェッサーの扱いは、さすがにどうなんでしょう。「3」ではあんなことになってしまうし。「1」の後で売れっ子になったヒュー・ジャックマン、ハル・ベリー、イアン・マッケランの見せ場を増やすために、彼らの役回りが悪くなったようにも感じます。 【ザ・チャンバラ】さん [映画館(字幕)] 8点(2009-09-10 21:00:46)(良:3票) 5.《ネタバレ》 X-メンVSマグニートのミュータント対決は、表面上のぶつかり合い。その裏にあるミュータントVS人間の構図が本シリーズの本質です。それが強調される第2作目。敵対するX―メンとマグニートが一時手を組み、危機を乗り越える展開は巧みだと思いました。全ミュータントの命が、悪の親玉の力によって救われる展開はお見事。しかしすぐさま状況は一転。やはり敵は敵だと再認識させられます。シビレる巻き返しでした。ラストの主要キャラクターにの死は、物語を盛り上げる上での常道手段。ただ、あのシチュエーションで死ぬ必要があったでしょうか。無理やりエピソードを突っ込んだ気がしました。(次作での復活はあるのかな?)多彩なミュータントの能力と比べると、主役の能力は実に平凡。しかも本作では同一の能力者が現れる始末。主役の能力にスペシャル感が全く無いのも、めずらしいと思います。でもそれがいいところ。アメコミ原作の映画では一番好きなシリーズかもしれません。 【目隠シスト】さん [地上波(吹替)] 8点(2008-01-26 21:11:09)(良:2票) 4.X-MENから2の間にヒューのイメージが変わってウルバリンが少し幼く(紳士的?)に観えました。けど最後に行くにつれて違和感なく役にハマてて良かったです。主役の活躍が少ないって意見もあるけど、大量に出てくるミュータントの能力美味しい所取りって感じで見てて飽きさせなくて、お徳な感じでした。3への複線も張られてたみたいですし。。。もし、この作品が3への中継ぎだとしたら最高の中継ぎ映画だと思います!(何じゃそりゃ)本当素直に面白かったです! 【しょう】さん 8点(2003-05-19 17:19:06)(良:2票) スポンサーリンク
2.全く期待しないで観たが久しぶりにいい意味で期待を裏切られた。アメコミ原作としては初めて面白いと感じた。日本でいう「ジョジョの奇妙な冒険」で最強の「ザ・ワールド」もありメチャクチャ強すぎ。 【まさサイトー】さん 8点(2003-10-13 02:37:17)(良:1票) 1.前作も面白かったけど、それ以上に良かった。各キャラクターの描き方やアクションが良いのはもちろんなんですけど、今回はそれ以上に話が良く、初めから終わりまで安定した面白さだった。 【カズゥー柔術】さん 8点(2003-09-17 11:04:04)(良:1票)
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