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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です!
【クチコミ・感想(8点検索)】
4.《ネタバレ》 人が死んで、迷える魂が徐々に浄化され、天国へ昇天するまでの過程を描いた宗教・反戦映画。聖書の知識があると理解しやすい。 「Jacob's Ladder」ヤコブの梯子は、旧約聖書でヤコブが見たという天使が上り下りする梯子で、天国への階段。恋人ジェジー=アラブ王の后で、不道徳な悪女ジェゼベル。妻サラ=聖典の民の始祖アブラハムの正妻サラ。長男イーライ=預言者エリア。次男ジェド=カナンを征服したヨシュア?三男ゲイブ=大天使ガブリエル。整体師ルイス=聖王ルイ9世が病人を接吻で癒したとされるのに由来?◆高学歴で人の好いジェイコブは、妻サラとの間に三人の子供をもうけ、高級アパートで幸せに暮らしていた。そこへ悪魔が忍び込む。三男が事故で死亡。心の空白を埋めるように性的魅力に富むジェジーと不倫。離婚してジェシーと安アパートで同棲。郵便配達の仕事に転職。ベトナム戦争に出征し、知らぬ間に軍の秘密の薬物の被験者にされる。薬物の副作用で狂った同僚ルイスに銃剣で刺される。◆ジェイコブの迷える魂は、悪魔や化け物の姿を目撃し、駅で閉鎖されたり、同僚が車で爆殺されたり、悪夢を見るなど様々な不条理な体験をする。これらは死への恐怖と不安、人生への後悔や悲しみ、他者への怒りや憎しみや憐みなどの感情が爆発的に見せるもので、全て生への執着を意味する。天使が手助けして魂を鎮め、天国に導くわけだが、天使はルイスやゲイブの姿となって登場する。生きている間には知り得なかった軍の薬物実験の真相も明らかとなる。高熱や氷風呂は、彼の地獄のイメージが喚起された結果だろう。魂が浄化していくに従って、美しい思い出がよみがえってくる。それは妻や子供たちとの平凡な生活だ。平凡だと思っていた生活が、最も美しい瞬間だったと悟るジェイコブ。最後はゲイブに導かれて天国の階段を上る。◆ルイスの言葉「死を恐れながら生き長らえると悪魔に命を狙われる。でも冷静なら悪魔は天使になり人を地上から開放する」これが主題となっている。心の持ち方で悪魔は天使に変わる。キリスト教的な死を正面から扱った映画だが、反戦思想を持ち込んだところが現代的で奥深さがでた。最大の悪魔は戦争というメッセージが根底にある。最愛の者を失った喪失感から心に悪魔が入り込む隙ができてしまうのは本当に悲しいこと。しかし、そこから立ち直るのが第二の人生だということを学んだ気がします。 【よしのぶ】さん [DVD(字幕)] 8点(2012-09-12 16:46:01)(良:1票)
3.最初は訳がわからずつまらなかったが、ここまで考えさせられたホラーはあまりないです。 【フィャニ子】さん 8点(2003-05-15 15:27:14)(良:1票)
2.ストーリーも演出も映像もスタッフも素晴らしかったです。恐怖を演出するところはエイドリアン・ラインは「シャイニング」を参考にしたのかな!?車の爆発シーンとかちょっと大げさなストーリー展開だと思ったけど。でも本当のホラー映画だと感じました。 【stoke on trent】さん 8点(2002-10-06 17:03:17)(良:1票)
1.あのグルグル回る首が怖いよお。「ねじ式」もそうですが、これ「アウククリーク橋の一事件」よね。映画ファンには「ふくろうの橋」の方が通りがいいかな。地下鉄のシーンも怖いよお。死ぬ前に悪夢みたくないよお。ブルブル。 【ちょうじ】さん 8点(2001-11-26 16:24:40)(良:1票)
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【点数情報】
Review人数 |
101人 |
平均点数 |
7.14点 |
0 | 0 | 0.00% |
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1 | 0 | 0.00% |
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2 | 1 | 0.99% |
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3 | 4 | 3.96% |
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4 | 8 | 7.92% |
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5 | 5 | 4.95% |
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6 | 15 | 14.85% |
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7 | 15 | 14.85% |
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8 | 28 | 27.72% |
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9 | 19 | 18.81% |
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10 | 6 | 5.94% |
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【その他点数情報】
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