みんなのシネマレビュー

恐怖のまわり道

Detour
1945年【米】 上映時間:67分
サスペンスモノクロ映画犯罪もの
[キョウフノマワリミチ]
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監督エドガー・G・ウルマー
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【クチコミ・感想(8点検索)】

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2.短い尺で少なそうな制作費($30,000だそうで 驚)でありながら、1992年にアメリカ国立フィルム登録簿にB級作として最初に登録されたというのも納得の秀作ノワール超掘出物であります。冒頭から結末まで目が離せずMIPアン・サヴェージ登場からはハラハラし通し。初めてお目にかかる女優さんですが、スーザン・ヘイワードを思わせる顔立ちでベティ・デイヴィスを凌ぐ悪女っぷりが素晴らしい。とってつけたようなラストショット(-1点)はヘイズコードによるものなのか、無粋なことです。 The Grey Heronさん [インターネット(字幕)] 8点(2021-07-25 09:56:27)

1.スクリーンプロセスの多用などはいかにも予算の制約を感じさせつつ、
一方ではトム・ニールの電話シーンに交換手がそれを繋いでいくショットを律儀に
入れもする。
低予算映画ならば真っ先に削れそうなショットなのだが、この簡潔な長距離電話の描写が
あってこそ、後の大陸横断ヒッチハイクの距離感が印象づけられることになる。
同時にその電話線もまた終盤に活きてくるわけで、巧い。

道中、最初の思わぬ悲劇。
黒い車体に降りかかる激しい土砂降りの雨が、それだけでその後に主人公が陥っていく
泥沼状況を予感させる。
助手席で眠っていたかと思われたアン・サヴェージが不意に目を開けて
運転席のトム・ニールを凝視する、それだけの動き、その無表情がなんとも恐ろしい。

レコード盤からドラムへと、円によってスムーズにフラッシュバックへとカットを
繋ぐなど、編集の工夫も随所で光る。

満載されたノワールの意匠と低予算ならではの美徳が、不思議な魅力を放っている。

ユーカラさん [DVD(字幕なし「原語」)] 8点(2014-02-07 23:42:25)

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マーク説明
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【点数情報】

Review人数 8人
平均点数 6.62点
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【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 9.00点 Review1人
2 ストーリー評価 6.00点 Review1人
3 鑑賞後の後味 6.00点 Review1人
4 音楽評価 7.00点 Review1人
5 感泣評価 Review0人

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