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イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密

The Imitation Game
2014年【英・米】 上映時間:115分
ドラマサスペンス戦争もの歴史もの伝記もの
[イミテーションゲームエニグマトテンサイスウガクシャノヒミツ]
新規登録(2015-01-31)【DAIMETAL】さん
タイトル情報更新(2018-03-20)【TOSHI】さん
公開開始日(2015-03-13)


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監督モルテン・ティルドゥム
キャストベネディクト・カンバーバッチ(男優)アラン・チューリング
キーラ・ナイトレイ(女優)ジョーン・クラーク
マシュー・グード(男優)ヒュー・アレグザンダー
ロリー・キニア(男優)ロバート・ノック刑事
アレン・リーチ(男優)ジョン・ケアンクロス
マシュー・ビアード(男優)ピーター・ヒルトン
チャールズ・ダンス(男優)アラステア・デニストン中佐
マーク・ストロング〔男優・1963年生〕(男優)スチュワート・メンジーズ少将
アレックス・ロウザー(男優)学生時代のアラン・チューリング
三上哲[声優]アラン・チューリング(日本語吹き替え版)
佐古真弓ジョーン・クラーク(日本語吹き替え版)
有本欽隆アラステア・デニストン中佐(日本語吹き替え版)
てらそままさきスチュワート・メンジーズ少将(日本語吹き替え版)
脚本グレアム・ムーア〔脚本〕
音楽アレクサンドル・デスプラ
撮影オスカル・ファウラ
製作総指揮グレアム・ムーア〔脚本〕
配給ギャガ
美術マリア・ジャーコヴィク(プロダクション・デザイン)
衣装サミー・シェルドン・ディファー
編集ウィリアム・ゴールデンバーグ
字幕翻訳松浦美奈
その他クリント・マンセルスペシャル・サンクス
あらすじ
イギリスがドイツに宣戦布告した1939年。英国海軍のアラステア・デニストン中佐(チャールズ・ダンス)はブレッチリー・パークにて、チェスの英国チャンピオンのヒュー・アレグザンダー(マシュー・グード)をリーダーとするナチスの暗号「エニグマ」の解読チームを結成する。メンバーのうち、ケンブリッジ大学特別研究員のアラン・チューリング(ベネディクト・カンバーバッチ)は「クリストファー」と名付けた巨大な解析装置を独自に完成させるが、独軍が毎日暗号を変えるため解読は難航する。

DAIMETAL】さん(2015-03-14)
全てのをあらすじ参照する

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【クチコミ・感想(8点検索)】

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32.だいたい実話ですよね。天才でゲイでアスペルガーらしい孤独と苦悩。そしてなんとも言えない最後をむかえるのが切ない。 真尋さん [インターネット(吹替)] 8点(2023-11-04 01:23:10)

31.ユダヤ人を迫害したナチスを倒した英国ですが、自国では同性愛者を迫害していました

そして、ナチスの暗号を解読することで勝利の最も貢献者の一人であるアランチューリングもその犠牲に

社会の多様性について、見ると考えさせられる映画です amickyさん [インターネット(字幕)] 8点(2022-01-05 20:15:40)

30.《ネタバレ》 事実に基づく映画でありながら、終始飽きずに鑑賞できたし、率直に面白かった。

「天才の頭脳戦」と思って見始めたので、それはいい意味で裏切られた。

キーラ・ナイトレイが超綺麗だった。

途中、アランとジョーンに一緒に幸せになってほしいと思ったのは、鑑賞後、実に野暮だったと。 2年で12キロさん [インターネット(字幕)] 8点(2021-03-28 11:13:04)

29.《ネタバレ》 天才数学者アラン・チューリングの人生を、時間軸を交錯させながら巧みに描いた作品。
カンバーバッチの演技はさすがの一言。というか、カンバーバッチ自身、チューリング同様に名門パブリックスクール出身のエリートであるから、共通点がたくさんあって、演技がしやすかったのではないか。

主に3つの時間軸が交錯する脚本だが、筋の破綻もなく、有機的に機能しており、実にお見事な出来栄え。脚本、演技は素晴らしかったが、演出面はやや平凡か。特に戦闘機や軍艦が出る場面のCGはちょっとちゃち過ぎないか。パンチの効いた画面作りはあまりなかったような気がする。そういう意味では、満点評価はあげられないというのが本音のところだ。

映画全体を通して、当時のイギリス中・上流階級の様子がよく活写されていたと思う。オックスブリッジの閉鎖性、エリート人脈の中で蔓延する共産主義、同性愛…。余談だが、当時、諜報関連の仕事に従事する人間の多くはエリートの出身で、かつ他人には言えない秘密(共産主義シンパ、同性愛傾向)を抱えていたという。当局も半ば承知の上で、そういう人間を採用していたらしい(秘密を頑なに守ろうとするから利用しやすい、もしくは何かが起きたときに使い捨てがしやすいから)。結局のところ、チューリングも、当局にとっては利用しやすい人間の一人だったのかもしれない。

戦後、チューリングの貢献・功績は徹底的に隠匿され、彼自身は同性愛の告発、その後の投薬治療で心身を害し、遂には自ら命を絶ってしまった。
大変な功績のある人物に対して、当時の社会や国家がした仕打ちはあまりに冷淡だった。それと同時に、戦争や諜報というものがいかにシビアな世界であるのかを感じた。 nakashiさん [ブルーレイ(字幕)] 8点(2020-04-04 11:00:47)

28.《ネタバレ》 そうだったのか!ノルマンディー上陸作戦も、あの解読がなければもっと厳しい戦いになっていたのか!
スイスのクリプト社の暗号解読事件もショックだったが、この事実を知って第二次世界大戦の印象が相当変わった。 チェブ大王さん [インターネット(字幕)] 8点(2020-03-14 23:28:51)

27.エニグマ、知れば知るほど怖いくらい。
この映画は余分なこともなく、足りないところもない、素晴らしい映画でした。
ストーリーが事実だったことに仰天し、そして同時に連合軍が勝たせてもらっていたことに、英国がいつまでも「偉大」とされていることに納得。恋の駆け引きが何かを知らない主人公が戦争の駆け引きに勝った。忘れられない一本になります。 HRM36さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2020-03-02 12:17:09)(良:3票)

26.《ネタバレ》 暗号キーが毎日変わる上に暗号元の平文の内容が分からないのに
解読する為に論理回路もそうだし
平文が正しい文章である事を解析する為の構文解析が必要だから
絶対無理だよなぁって思いながら見てました。

手でこれをやると結果を見て文章だと分かりますが
機械にはわかりませんからねぇ。

今ならGoogle翻訳使えばよいですが。

なので、定型文がある事を気づいたシーンは
あぁー、これなら総当たりでいける。
と、個人的にかなり熱い展開でした。

で、そこで終わると思いきや
それを全部使わう事によるリスクにすぐ気づくのが
あぁーなるほどって感じでした。

確かにばれたら詰みますね。

高校野球でサイン盗むが問題になるのも
やりすぎるからですからねぇ。

で、その後のパートはだいぶ重すぎて
なかなか爽快感のある終わり方ではなかったですが、
途中の展開はかなり好みの映画でした。

ってことで8点で

なお、コンピューターの元はノイマンだけ知ってましたが、
チューニングもそうだったのですね。 シネマレビュー管理人さん [地上波(吹替)] 8点(2019-07-22 21:10:18)(良:1票)

25.《ネタバレ》 恐らくほぼ事実に基づいたストーリーなのだと思いますが、
民主主義の街で100年も経っていないのに、価値観が異なる世界。
今後100年で世界はどう変わっていくのだろう?
と恐怖を感じてしまう。
解読できるヒントを掴むシーンは当時の事実に基づいているだろうか?
事実では無いとしたら、ちょっと安易な発想だと思った。 yoshi1900olololさん [インターネット(字幕)] 8点(2018-09-19 15:39:29)

24.《ネタバレ》 ベネディクト・カンバーバッチ出演以外の知識無く、prime videoで適当に選んだ何の期待も無く観た作品が大当たり。
天才数学者に纏わる物語が見事に交通整理された三つの時系列でもって描かれた奥行きの深い作品。
第二次大戦時ドイツ軍の暗号解読に成功した勲章ものの功労者に対するヒトラー総統と大して違いのない国の仕打ちが余りにも酷い。チャーチルは何をやっとったんじゃ(怒)
収監よりホルモン治療を選び衰えてしまったチューリングがクリストファーと別れたくないと泣く姿に胸を衝かれる。非業の最期をテロップのみで示してくれた演出により、悔し涙が止まらない事態は避けられた。半世紀の時を経ての謝罪やら恩赦に、国としての取り返しのつかない損失を思い知ればいい。
主役はベネディクト・カンバーバッチ以外考えられず、一世一代の名演技に拍手喝采。 The Grey Heronさん [インターネット(字幕)] 8点(2018-05-03 23:02:26)

23.《ネタバレ》 エニグマの解読機、ついに成功! でも物語の焦点はここからでした。
解読して、すぐに対応策を実行に移すと、敵に暗号を解読していることがバレてしまうため、助ける命と見捨てる命を選別。その結果、戦争を早く終結させることができ、多くの人の命を救いました。現代に生きる私たちからすると、その判断の良し悪しよりも「戦争を起こしたこと自体が悪」という結論を下すかもしれません。ですが、その当時の人々にとっては、命を選別することも、この事実を機密事項としたことも、同性愛を犯罪として扱ったことも、すべて「正しい判断」だったのだと思います。
過去の選択を「過ち」と判断するのは、現代という時代性。その価値基準や行為も、数十年後・数百年後から振り返ると「とんでもない過ち」なのかもしれません。正しい判断というのは「時代に合っている」ということなんでしょう。

いつの世も、必要なのは、天才よりも天才を上手に活かすことのできる人なのかもしれませんね。アランのような天才的頭脳を、この時代は「暗号解読」にしか使えなかったバカバカしさ、同性愛者ということで心身をボロボロにされて、果ては自殺させてしまう愚かさ。
いろいろなメッセージを、興味深くしっかりと感じさせてくれる本作品は、映画として非常に優れていると思いますが、個人的には、彼の功績が後の社会に大きな影響を与えていることの救いよりも、時代の巡り合わせが悪かったとしか言いようのない彼の人生の哀しさがズッシリと胸に残り、重苦しい気持ちにさせられました。 ramoさん [CS・衛星(字幕)] 8点(2018-03-05 18:39:11)(良:2票)

22.《ネタバレ》 エニグマ解読の成功を何年も隠しながら味方の犠牲に目を瞑り続ける、是即ち戦争終結を2年以上早めて1400万人の命が救われたという歴史家の論理。この辺は日本への原爆投下同様、勝者が歴史を作るのが世の常なんだろうけど、もうちょっと検証してほしいですね。このような作品を見ていると論理的冷徹さが勝者への必要条件だということを思い知らされます。生まれてくる時代がちょっと早かったために悲運に見舞われたLGBTの主人公、冷徹な見方をすればこれも社会環境の進化の一過程なんですか。映画の方は登場人物等かなり脚色されているように見受けられましたが、同時進行の3時代の映像や構成のバランスが素晴らしいのであっという間に引き込まれました。 ProPaceさん [CS・衛星(吹替)] 8点(2018-01-30 22:05:53)

21.エニグマ解読の裏に、こんなドラマがあったとは・・・すごい。 へまちさん [インターネット(字幕)] 8点(2018-01-20 10:07:22)

20.《ネタバレ》 面白かった。
はじめはビューティフルマインド的な映画かと思ったが、こちらの方がリアリティがあり面白いと思った。
暗号を解き明かしても、相手に気づかれない程度に利用するというところが、なんとも悲しいところである。
全てのゲームなどにおいてもそうなのだろう。
スポーツやゲームで相手の癖やサインを見抜いても、それを完全に利用してはすぐに相手にバレる。
相手にバレない程度に利用するということが重要で、そのためには非道になるくらいの精神力が必要だということを痛感させられる映画である。 シネマファン55号さん [インターネット(吹替)] 8点(2017-02-18 02:31:39)

19.《ネタバレ》 発明するというのは、仲良しチームでのんびりと・・とはいかないようです。
天才の才能の凄さ、ひらめき、独断と偏見。
素晴らしさと同時に許せないほどの傲慢さもあり、やっかみも相まって騒動を起こして行きます。

しかし、天才アランはそんな位ではへこみません。
やりたい気持ちに正直に、誰が何と言っても貫いて行きます。

最初はなんだこの人・・と冷めた目で見ていましたが、その情熱に感心し、人間関係の下手くそ具合にハラハラし、成し遂げられるのか現実は厳しいのかなと思ってみたり。
いつの間にか私は、物語と一体となってアランの心配をしていました。
その立ち位置はあたかもジョーンのようでいた(笑

私もけっこうな変わり者なので、天才の鋭さや実力それと共にぎくしゃくした生きづらさも、自分の体験に重ね合わせて見ていました。

それから、このレビューもコンピューターで打ってこちらに送っています。
アランの功績に敬意を表し、感謝したいと思っています。 たんぽぽさん [DVD(字幕)] 8点(2016-10-11 16:04:01)

18.《ネタバレ》 有名な方らしいですが全く知らなかったです。「コンピューターの父」と聞くと偉大な人物なんだろうなと思いましたが、実際は孤独で名声とは縁がなかったんですね…とても悲しいです。唯一キーラ・ナイトレイや仲間達との絆が救いでしたが。ベネディクト・カンバーバッチの演技は流石ですね。戦争系・歴史系の映画は色々思うことがありますが、今回は「何が正しいのか?」の他に「天才の苦しみ・孤独」がとても印象に残りました。辛い気持ちになりましたが、いつか自分に子供ができたら観てほしい映画でもあります。 forestcrownさん [ブルーレイ(字幕)] 8点(2016-05-30 21:40:13)

17.《ネタバレ》 天才の偉業と孤独が存分に伝わってくる作品。彼の存在や実績が後に表舞台に出てきて世界に認知されたことで少しは報われたのかな。コンピューターの礎を築いたのもこの人なことに驚いた。 ぷるとっぷさん [CS・衛星(字幕)] 8点(2016-05-21 16:11:32)

16.《ネタバレ》  映画を観始めた直後に「あっ、シャーロックが主演だ!」と驚き、中盤にて「戦争映画じゃなかったのか……」と再び驚かされましたね。
 確かに戦争を描いた映画でもあるのですが、それ以上に『同性愛』という業を背負った天才にスポットの当てられた映画だったと思います。

 自分は数学音痴なもので、そんな観客にもストーリーを分かりやすく構成してくれた事は、本当に嬉しい限り。
 「真っ当な方法でエニグマを解析しようとしたら、二千万年も掛かってしまう」など、その任務の困難さが明確に伝わってくる辺りは、凄く良かったですね。
 途中、ヒロインが唐突なプロポーズを受け入れてくれたり、犬猿の仲であったはずの同僚が庇ってくれたりする流れには(ちょっと主人公に都合が良過ぎない? もっと仲が親密になるまでの描写が必要だったのでは?)なんて思ったりもしたのですが、後にキチンとそれらに対する答え合わせも用意されているのだから、お見事です。
 ヒロインは自分も「普通じゃない」という引け目を感じているがゆえに、同じく「特別」な存在である主人公に惹かれていたと明かされるし、同僚はソ連のスパイだったというオチ。
 後者に関しては察知する事も出来ましたが、前者に関しては、良い意味での驚きを味わえましたね。
 自分は同性愛者である、という秘密を告げられて「それが何?」と返す姿には、惚れ惚れとさせられました。

 それにしてもまぁ、主演のカンバーバッチさんは「SHERLOCK」でワトソンとの同性愛疑惑を掛けられたと思いきや、今度は本当の同性愛者を演じる事になるとはなぁ……なんて、微笑ましく思っていたのも束の間。
 まさか、こんな悲劇的な結末を迎えるとは予見出来ず、終盤には何とも重苦しい気分を味わう事となりました。

 夭逝した初恋の少年と同じ名前を機械に付け、それを偏愛する主人公の姿は、どこか滑稽でありながら、とても哀しいものを感じさせます。
 観客としては(あんなに素敵な女性が愛してくれているのだから、その愛に応えてやれば良いじゃないか)と、もどかしい気持ちになったりもするのですが「クリストファ」を再び失う事を恐れる彼の姿を目にすれば、何も言えなくなってしまいますね。
 慰めるヒロインの手を取った瞬間、その指に既婚者の証のリングがはまっている事に気が付き「おめでとう」と告げて、微かに笑うシーンの演技なども、素晴らしい。

 作中、ヒロインが「貴方の行いによって命を救われた人が沢山いる」と慰める場面では(でも、それによって殺された人々も沢山いるのでは?)と思えてしまい、全面的に彼を「正義の人」と感じる事は出来ませんでした。
 けれど、そんな事は彼女も承知の上で、彼を全肯定してあげる言葉が必要だからこそ口にしたのだろうなと、自然と納得させられる作りになっていたのも、上手かったですね。
 「誰を助けて、誰を殺すのか」を決める立場に置かれた過去を持つ彼の苦悩を、ほんの一時でも癒してあげる、優しい言葉だったと思います。

 それと、ストーリーの序盤にてチラッと語られた「主人公は林檎が好物である」という情報が、現実の彼の死と直接リンクしていると知った時には、大いに衝撃を受けました。
 (この映画でも、もっと林檎にスポットを当てても良かったのでは?)とも思えるのですが、それをやると寓意性が高まり過ぎると考えて、故意にオミットしたのでしょうか。
 判断の難しいところです。

 ラストシーンの「チューリング・マシーン。今それは、コンピュータと呼ばれている」のナレーションには、本当に鳥肌が立つのを、はっきりと実感。
 今、自分はノートパソコンを使って、この映画の感想を書かせてもらっている訳で、それを考えるだけでも、非常に感慨深いものがあります。

 この映画を「後味が悪い」と感じなかった理由は色々とあるのですが、一番の理由は「彼を愛してくれた女性がいた」と、丁寧に描いてくれた事。
 そして、少なくとも今現在の我々の世界においては、主人公の業績は正当に評価され、偉人として称えられているのだと、ハッキリ伝えてくれた事にあるのでしょうね。
 本人がそれを喜ぶかどうかは、もう決して分からない事ですが、映画の観客としては救われるような思いがしました。 ゆきさん [DVD(吹替)] 8点(2016-05-17 07:35:22)

15.《ネタバレ》 面白かった。やはり異質者の方が、一歩下がって、世を見るので詩や数学に秀でるのかもしれない。いや、待てよ、この面白い作品の秘密そのものであったかも・・(笑)。見応えがありました。世が世なら、キーラナイトレイと結ばれたかもしれず、自殺もしなかったかもしれない。いや、やはり世の中が変わったから、こんなことも言ってるのかも・・。世の中を変える天才とは孤独なものかもしれないな。 トントさん [DVD(字幕)] 8点(2016-03-06 22:59:59)

14.《ネタバレ》 変わり者が世界を救う。けど、その特異さ故に犯罪者となるとは…。同性愛差別という意味ではナチスと変わらないことに、イギリス人は気づいていなかったのかな?映画という形で、チューリング博士の業績が世に知られる形になってよかったと思います。 木村一号さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2016-02-28 22:16:44)

13.《ネタバレ》 題材・内容・演技どれも良かった。これが実話に基づいているのがすごいし、映画化そのものに価値があると思う。天才の側面よりも人間的な部分(同性愛も含めて)にスポットが当たっていたように感じられたのは、愛すべき人物として描かれていたからだ。最後にかけられた言葉で彼が救われたと思いたい。 ラグさん [ブルーレイ(字幕)] 8点(2016-02-03 00:17:42)

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【点数情報】

Review人数 92人
平均点数 7.50点
000.00% line
100.00% line
200.00% line
300.00% line
400.00% line
555.43% line
61415.22% line
72426.09% line
83234.78% line
91314.13% line
1044.35% line

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 8.00点 Review5人
2 ストーリー評価 7.83点 Review6人
3 鑑賞後の後味 7.83点 Review6人
4 音楽評価 8.00点 Review4人
5 感泣評価 7.75点 Review4人

【アカデミー賞 情報】

2014年 87回
作品賞 候補(ノミネート) 
主演男優賞ベネディクト・カンバーバッチ候補(ノミネート) 
助演女優賞キーラ・ナイトレイ候補(ノミネート) 
監督賞モルテン・ティルドゥム候補(ノミネート) 
作曲賞(ドラマ)アレクサンドル・デスプラ候補(ノミネート) 
美術賞マリア・ジャーコヴィク候補(ノミネート) 
脚色賞グレアム・ムーア〔脚本〕受賞 
編集賞ウィリアム・ゴールデンバーグ候補(ノミネート) 

【ゴールデングローブ賞 情報】

2014年 72回
作品賞(ドラマ部門) 候補(ノミネート) 
主演男優賞(ドラマ部門)ベネディクト・カンバーバッチ候補(ノミネート) 
助演女優賞キーラ・ナイトレイ候補(ノミネート) 
脚本賞グレアム・ムーア〔脚本〕候補(ノミネート) 
作曲賞アレクサンドル・デスプラ候補(ノミネート) 

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