みんなのシネマレビュー

彼らが本気で編むときは、

2017年【日】 上映時間:127分
ドラマ
[カレラガホンキデアムトキハ]
新規登録(2016-11-25)【にゃお♪】さん
タイトル情報更新(2017-03-14)【イニシャルK】さん
公開開始日(2017-02-25)


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ブログに映画情報を貼り付け
監督荻上直子
演出飯島奈美(フードスタイリスト)
キャスト生田斗真(男優)リンコ
桐谷健太(男優)マキオ
ミムラ(女優)ヒロミ
小池栄子(女優)ナオミ
門脇麦(女優)佑香
田中美佐子(女優)フミコ
りりィ(女優)
脚本荻上直子
撮影柴崎幸三
製作電通
ジェイ・ストーム
パルコ
編集普嶋信一
照明上田なりゆき
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【クチコミ・感想(8点検索)】

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2.《ネタバレ》 観る前は正直、苦手なジャンルの映画だと思っていました。ですが、観ていくうちに段々と引き込まれていき、登場人物の多くに感情移入してしまいました。

正直なところ、私はLGBTQなどの性別問題は自分とは無関係だと思っています。自分は違うし、でも無関係というからにはそんな人が周りにいても極端に反応したり差別したりも特にしません。自分は違うので恋愛対象にはなりませんが、友人であればこちらも特になんとも思いません。何かの拍子に誰ががそうだと分かったとしても、「あ、そうなんだ。ふーん」程度の反応しかしないと思います。「わたし、日本人より欧米の人の方が好みなの」とか言われるのと同じくらいどうでもいい。
子供の頃から思っていたことで、なんというか、説明が難しいのですが、そういう人たちに特別な呼び名をつけたり、「こういう人たちもいるから理解して」という運動そのものが既に差別なんではないかと思っている自分がいて、そういうのを見ていると言い方は悪いのですが、アホらしい、と思ってしまいます。
人権、ともよく言うがそういう呼び名を付けられた人たちの人権には特別配慮してそうでない人たちには配慮しないこともよくわからない。この映画では取り上げられなかったが、体が男で心が女であっても女子トイレには行かないだろう。女風呂にもおそらく行かないだろう。そこは自分の仕組みと、社会の仕組みとを双方に考えた上でバランスを考えるべきだと思う。性的には大多数に属する男の自分だって、性とはまた違う自分の個性の仕組みと、社会の仕組みとのバランスをうまく考えて折り合いをつけているのだから。誰にだって多かれ少なかれ、大なり小なりそういう面はあるだろう。だから、リンコさんが検査入院になったとき、病院の事情も考えずに人権侵害だと大騒ぎするマキオには大いに違和感を感じた。ああ、彼にとっての人権というのもそういうことなんだな、と。

別にこういう考えの自分が大正義だとも思っていません。ただ、上述したリンコさんの病室を変えるよう病院のスタッフに迫るマキオのように、相手の事情やその場所の仕組みも考えず、ただ自分たちはこうだからこうしろ、と迫るのはなんだか嫌だな、と率直に感じました。病院のスタッフが、リンコさんの容姿や特性に対して明らかに差別的な態度や嫌がらせ等の攻撃をしてきたというなら話は別ですが。そういう意味では、トモがカイの母親に持っていた洗剤をぶっかけるシーンは痛快でした。ああいうのは良い!!スカッとしましたね。

改めて、私は自分はこういった性別問題とは無関係だと思っています。もし私が誰かを攻撃したり悪口を言っていたら、多分それはその人のことが嫌いなだけです。体は男で心は女で…とかどうでもいいです。その人そのものと仲良くなれるかどうかは別問題なので。ただ、社会の仕組みを無視して権利の話ばかりしているシーンは見たくないなというのが率直な感想です。映画のレビューっぽくは無いですが、この映画を観てこういうことを思いました。一つの考え方としてご一読ください。 TANTOさん [インターネット(邦画)] 8点(2022-03-03 23:57:11)

1.《ネタバレ》 まず、冒頭の部屋の中に下がった洗濯物で、だらしない雰囲気が出ています。
ブラジャーの干し方、下着とストッキングを一緒に洗ってるみたいなところ。
そして、それを取り込んでたたみ、コンビニおにぎりを食べる少女。
保護者としての「母」の不在を感じさせる巧い導入だと思います。

母性とは?普通とは?子どもの幸せとは?
ここには、いろいろなタイプの母親が出てきて見ている人に投げかけます。
産んだだけで母親になれるのか。
心が母性に溢れてるのに、トランスジェンダーだからといって母親になれないのか。

子どもをありのまま受け入れ守るリンコの母親と、反対に自分の価値観以外認めず子供を追いつめる同級生の母親。
成長したリンコを見れば、揺るぎない拠り所さえあれば強く生きていけると思われます。
同級生の人生は、この先多難だろうけど、きっとトモやリンコが力になってくれると信じたいです。

生田斗真のリンコは、本当に絶妙な人物像を演じてました。
綺麗だけど、パっと見て女性ではないなとわかる人。
お化粧してワンピース着たら女性にしか見えないような人では、この物語は成立しません。
服装センスも微妙にダサくて上手いと思いました。
優しい心根が伝わってくるような話し方や佇まいが素敵なので、ちょっと作り過ぎで鼻につくところもありますが、余り気にならずに見れました。

編み物が重要なアイテムになってるのも良かったです。
リンコにとっては母からの愛情の象徴であり、トモの母ヒロミにとっては忌まわしい母の呪い。
登場人物一人一人の、環境や背景が想像できるようなセリフや人物造形が見事だなと思いながら見ていました。

演技が上手な役者ばかりで安定感がありましたが、一番良かったのはトモ役の柿原りんかちゃんです。
大人びて見えるけど、諦めてたくさん我慢しているから。
ボキャブラリーが少ないから行動でしか感情を表せないところ。
感情がついていかなくて、ただ相手をじっと見つめるだけの表情等々。
すべてがリアルで演技と思えないほどでした。
とても良かったです。 nanapinoさん [インターネット(邦画)] 8点(2020-08-01 12:43:19)

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マーク説明
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【点数情報】

Review人数 10人
平均点数 6.90点
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5220.00% line
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7440.00% line
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【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 4.50点 Review2人
2 ストーリー評価 7.00点 Review2人
3 鑑賞後の後味 7.00点 Review2人
4 音楽評価 7.00点 Review1人
5 感泣評価 6.00点 Review2人

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