みんなのシネマレビュー

ブレードランナー 2049

Blade Runner 2049
2017年【米・英・カナダ】 上映時間:163分
アクションSFシリーズもの刑事もの小説の映画化3D映画
[ブレードランナーニゼロヨンキュウ]
新規登録(2017-08-17)【にゃお♪】さん
タイトル情報更新(2023-02-16)【イニシャルK】さん
公開開始日(2017-10-27)


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監督ドゥニ・ヴィルヌーヴ
キャストライアン・ゴズリング(男優)K
ハリソン・フォード〔1942年生〕(男優)リック・デッカード
アナ・デ・アルマス(女優)ジョイ
ジャレッド・レト(男優)ネアンデル・ウォレス
ロビン・ライト(女優)ジョシ [マダム]
バーカッド・アブディ(男優)ドク・バジャー
デヴィッド・ダストマルチャン(男優)ココ
ウッド・ハリス(男優)ナンデス
ヒアム・アッバス(女優)フレイサ
エドワード・ジェームズ・オルモス(男優)ガフ
デイヴ・バウティスタ(男優)サッパー・モートン
加瀬康之K(日本語吹き替え版)
磯部勉リック・デッカード(日本語吹き替え版)
小林沙苗ジョイ(日本語吹き替え版)
桐本拓哉ネアンデル・ウォレス(日本語吹き替え版)
深見梨加ジョシ [マダム](日本語吹き替え版)
行成とあマリエット(日本語吹き替え版)
恒松あゆみアナ(日本語吹き替え版)
木村雅史サッパー(日本語吹き替え版)
辻親八コットン(日本語吹き替え版)
七緒はるひジョイ日本語広告(日本語吹き替え版)
岡寛恵レイチェル(アーカイブ)(日本語吹き替え版)
白熊寛嗣ナンデス(日本語吹き替え版)
志田有彩(日本語吹き替え版)
出演ショーン・ヤングレイチェル(アーカイブ)
原作フィリップ・K・ディック『アンドロイドは電気羊の夢を見るか?』
音楽ハンス・ジマー
ベンジャミン・ウォルフィッシュ
撮影ロジャー・ディーキンス
製作アンドリュー・A・コソーヴ
ブロデリック・ジョンソン
バッド・ヨーキン
シンシア・サイクス
製作総指揮リドリー・スコット
制作グロービジョン(日本語版制作)
配給ソニー・ピクチャーズ・エンタテインメント
美術デニス・ガスナー(プロダクション・デザイン)
編集ジョー・ウォーカー〔編集〕
録音マーク・A・マンジーニ
ダグ・ヘンフィル
日本語翻訳アンゼたかし
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【クチコミ・感想(8点検索)】

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1


20.《ネタバレ》 人間と同じように物事を考えることができるアンドロイド(レプリカント)が、自己複製能力まで獲得してしまった場合、果たして人間とレプリカントを分かつものは何なのか。人間のアイデンティティが強く脅かされる。レプリカントから産まれた子を何としても殺そうとするのも頷ける。
人間であることを望んだ主人公が、大義のために死ぬことは人間らしいと言って、レプリカントから産まれた子を守ろうとする展開は興味深い。
その脚本に花を添える映像と音楽も美しい。
ただ、映画を観終わって振り返ってみると、大して話が進んでいないことに気づく。 アクアマリンさん [映画館(字幕)] 8点(2018-12-23 20:16:37)

19.《ネタバレ》 昔大好きだった映画が、まさかのパート2。いろんな思いで見せてもらいましたが、思った以上によかったです。ストーリーは単純で、あの博士がKの思い出で涙するあたりで確信に変わりました。前作の魅力はやはりレイチェル。今作はジョイでしょう。しかし、まさか本当に空っぽだったとは…。人間とレプリカントの戦いでパート3ができそうだけど、それは野暮だと思います。 木村一号さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2018-07-22 21:50:06)(良:1票)

18.《ネタバレ》  前作”LOS ANGELES NOVENBER,2019”の世界では、レプリカントたちの感情の芽生えとまだ生きていたいという渇望が大きなテーマだったが30年後の"CALIFORNIA2049"ではそれらには触れず、あらたに、

魂の所在や「デザインされた(創り出された)もの」と「産み出されたもの」の違いといったテーマを持ち出していて、少し期待したけれど、ほぼ表層をかすめただけで、ぜんぜん掘り下げて無かった。
 まぁ、エンタテイメント性も必要な映画の尺では無理難題でしょうね…。


 作品世界全体が、CGのお陰で堂々と「昼」を描けるようになったが、細かい霧でいつも白けてるし、所詮CGは質量ゼロなのでわれわれの視覚が誤魔化されてる感だけで、そこに在るって存在感は無いんだよね。だから感動は少なくて「ふーん…」な感じ以上でも以下でも無い。

 前作が暗がりの多い部屋や夜の街や雨のシーンが特徴的で、さらに煙や強めのコントラストが多用されていたのは、世界観のためだけじゃなくて特撮効果や模型のアラ隠し(スピナーをつり下げるワイヤー隠し(出来てないけど)等)のためもあって、そういうシーンの数々が(女房に三行半された元・殺し屋)デカードのよく言えばフィルム・ノワール的な、投げやり感とやり切れないエネルギー感を彩っていて、ああ、こんな生き方って格好いいよなー、なんて当時の、私を含む多感な若者らにウケてたとおもう。少なくともそう感じさせてくれるほど、世界と生き様にリアリティが在った。

 当時自分はよく、何するともなしに夜の新宿に独りでいたりして、ブレランの夜のロサンゼルスと同じような、絶え間ない喧噪と猥雑さと、群衆の雑踏と刺激的な光で飛び込んでくる情報の洪水の中で、時々ふと空を見上げることがあって、そこは星一つもみえない真っ黒か、月一つあったらめっけもんの空間なんだけど、たぶん心にとっては避難場所みたいなものだった。
 それをデッカードがしたら、真っ暗な空をさえぎるようにブリンプが"OFF WORLD(ジャーン!)"って宣伝していて、「やれやれ…」って目をそらすシーンなんか上手くて、如何にも都市生活者らしくてリアリティがあった。


 本作のKはデッカードと違って、人間っぽさが設定でえげつなく制限されてるので、まさか飲んだくれてピアノで寝てしまわないし、小さな報酬系(垂れ流すほどのリビドーなんて無いであろう程度の性欲)で満足して、決して女に欲情し暴力的に壁ドンして「抱いてと言え」とか云ったりしない。さらに食欲もあるのか無いのかって感じなので、対面型屋台(店員さんとのコミュ必要)で、「(不味そうな青っぽいエビ天を)四つくれ!」なんてことも恐らく云わない。
 もう基本的に毎日が職場(LPD)と自宅アパートの往復で、たまに、ぜんぜん雑然としていないモールの独り席で宇宙食みたいなのたべる程度だったりする。

 ・・ただ、なんだかこれってそのまま、80年代の若者と現代の若者の違いのようでもあり、意図的なのかどうか知らないけどとても興味深い。


 あと、老いたせいか昔より短気で思慮が浅くなったようなデッカード(H・フォード)より、相変わらずどこか超然としてしまってるままのエドワード・J・オルモス演じるガフの挿入は、ファンサービスでしょうけど元気そうなの確認できて嬉しかったです。

 彼が会話中に手すさびに折った紙の牛(闘牛)で看破されたKとは、「おまえは闘牛みたいだな。だが所詮家畜」ってことなんでしょうね…。


 そういえば40年くらい前のテレビ番組で、「ロボット刑事K」ってのがあって毎週みてたんだけど、Kサツの仕事しか生きてる役割が無いなんて切なくって、子ども心ながら悲しくて仕方なかった。
 このブレランのKもロボットみたいに無表情だけど、JOIに安らぎを求めている時のあどけなさと、ずっと消えない戸惑いの表情は見ていて本当につらい。

 とは言え、続編を望むくらいに好い出来だったと思います。 みっしぇるさん [ブルーレイ(字幕)] 8点(2018-04-09 03:55:30)(良:1票)

17.《ネタバレ》 SF映画の名作中の名作のと云われる作品の続編ということで期待が高い中での鑑賞でしたが、面白かったです。前作よりすっきりして綺麗な映像に、比較的静かな展開は私好みでワクワクします。それにしてもレイチェルが出産って、レプリカントももうほとんど人間です。ビックリです。難を言えばこの映画、ちょっと長すぎかと思います。途中、尻が痛くなりました。無駄な演出もあって、もう30分ぐらい短く出来そうな気がします。 ぽじっこさん [ブルーレイ(吹替)] 8点(2018-03-11 11:59:24)

16.《ネタバレ》 レプリカントが子どもを産む奇跡。そしてその子がレプリカントたちの心の支えでもある「思い出」デザイナーであるという設定。もうストーリーテリングここに極まれり!という感じです。
監督はヴィルヌーブですが、製作のリドリースコットは、「エイリアン」の最新作でも強いAIであるアンドロイドがエイリアンの産みの親であるなんていう発想しますからね。
SF古典の「1984」のレプリカント版といった感じで話はとても面白いです。管理と自由というテーマは映画でもおなじみのテーマですしね。
が、しかしレプリカントには感情移入しづらいのも確か。
やはり人間らしさとは何か?愛とは何か?というテーマを掘り下げた展開にした方が、観終わって充実感あります。
でも映像もアイデアも確実にスゴイですし、見応えあります。
何年かしたらまた観たいですね。旧「ブレードランナー」と続けて観たく思います。 トントさん [DVD(字幕)] 8点(2018-03-03 18:57:49)(良:1票)

15.《ネタバレ》 公開終了間近に映画館で見られてよかった。ドゥニ・ヴィルヌーヴは『ボーダーライン』での絵作りがとても印象的だったので、期待通りのオリジナルな(でも前作ファンを怒らせない程度の共通項を持った)絵が満載で、定番の混沌とした都市だけでなく、冒頭の「農場」から、ラスヴェガスの廃墟、廃棄場、ラストの海から雪までどのシーンも美しい。この点では、2D字幕だったのが悔やまれる。本当はIMAXで見たかった。そして、この絵のなかで展開されるストーリーが本当に切ない。ライアン・ゴズリングはあまり好きな俳優ではないけど、彼にここまでどっぷり感情移入できるとは驚き。自身の存在を否定しながら生きてきた彼が、「自分は実は何者かであるんじゃないか」という思いを抱くことで生まれる残酷な物語。でも、その物語の顛末で「特別ではない生」を受け入れる姿は本当に美しい。遅いテンポもシーンへの没入感づくりという意味では正解。正直『ブレードランナー』1回目でこんなにエモーショナルな体験をするとは思ってもみなかった(前作で、「感動」できたのって何回目だったろう)。一方で、会話シーンなどの描き方にはやや不満あり。ウォレスの登場シーンは恥ずかしいくらいの過剰演出だし、デッカードとKの対話シーンは退屈。ただ、ジョイとラヴの登場シーンはテンポも演出もよかったので、単にヴィルヌーヴ監督(あるいは私)の趣味の問題かもしれない。いずれにせよ、失敗する姿しか浮かばなかったクレイジーなプロジェクトでここまでできればOKでしょう。十分に新しい映像体験だったと思います。 ころりさんさん [映画館(字幕)] 8点(2018-01-05 15:48:53)

14.劇場で鑑賞して本当に良かったです。
ブーン(表現間違えていたらごめんなさい)と言う効果音に包まれ、これぞブレードランナーと言う素晴らしい映像。
Kの苦悩、Kの手際よさ、静かにそれでいて熱い思いがこちらに伝わってきました。
私は難しいことは理解できません。
そんな私でも旧作の世界観も大好きでした。
そして、新しいブレードランナーを今ここで観られて、幸せな時間でした。

もう一度書きます。
劇場で鑑賞して本当に良かったです。 たんぽぽさん [映画館(字幕)] 8点(2017-12-11 10:34:24)

13.《ネタバレ》 面白かった!当該監督作品は初めて観たが、うまい監督さんですね。2時間40分程の上映時間も殆ど気にならずに楽しめた。世界観もきちんとブレードランナーを継承できていたと思うし、この世界観を漏らさずに描ききるには製作者の皆さん相当腐心されたのだろうなあと感心した。美術面は本当に素晴らしい。演出面では例えばラブがマダムを殺すシーンではナイフで刺す瞬間カメラが建物の外に出て無音になる所など、なかなかセンスを感じた。(こういう映画的な演出は最近見ることが少なくなった気がする。)惜しむらくは音楽がヴァンゲリスでないことで、恐らくそれは、制作サイドが一番悔しいとは思うが、やはり自分の中でブレードランナーをそうたらしめていたのはあの音楽に拠るところが多いため、「ここでヴァンゲリスの音楽が入って来れば最高だったな・・」と思うシーンが多かった。オリジナルの方も初見時は正直「?」という感想だったので、本作もこれから何度も見ることで更に面白さが増していきそうな予感がする。余談だが本作でjoi役のアナ・デ・アルマスに心奪われた男性諸君はそのまま「ノック・ノック」を見ることを強くお勧めする。(女性不信になると思いますが。) rain on meさん [映画館(字幕)] 8点(2017-12-02 14:46:22)(良:1票)

12.《ネタバレ》 ブレードランナーといえば「レイチェル」なわけで、その他ストーリーとか未来風の効果音とかデッカードはそりゃカッコよかったけどそんなの脇役だった。
今作でもやはりそこらは心得ていてレイチェルが「妊娠、出産、帝王切開、腸骨に傷、産道がー」!!おお!女そのものを押し出してきましたねー。
前作で問題になっていたのはどこまでレプリカントなのか?だったような気がするが、結局全部レプリカントなんですかね。
で、レイチェルがデッカードとナニをして出産まで漕ぎつけたってのも作られた記憶なんですよね。
よくわからないけど。

レプリカントという仮定を用いて人間の実存とは何か?考えさせる哲学映画という見方もできる。
これに関してはただ一言。
「われ思う故に我あり」でいいと思います。 小鮒さん [映画館(字幕)] 8点(2017-11-18 22:49:25)

11.《ネタバレ》 あの免疫不全の博士、すげーレイチェルに似てるよ。ラストで気づいて、泣きそうになった。監督が「ブレードランナー大好き」だってのが伝わってきた。 センブリーヌさん [映画館(字幕)] 8点(2017-11-18 01:03:14)

10.《ネタバレ》 社畜VS非正規雇用でした。
レプリカントは機械式だと思っていましたが、バイオ系ですかね?
Kのメンタルは普通の人、可愛いペットが癒してくれて正気を保っている。非正規雇用の上セクハラ横行の職場で給料もらうのにいちいち嫌がらせされて。
今回のレプリカントは、産業革命後人間性剥奪されてた労働者のイメージ。原作者は「人間とそれ以外を分けるものは何か」という問いかけをし続けたのですが、Kが異常に殴られ強い以外どこが違うのか分からなくなっている。それに人間じゃなかったからって落ち込むことないよ、K! 人間って身体の問題じゃなくて心の問題だからね。
単なるプログラムであるAIが一番人間ぽいのも皮肉だろうか。それに可愛いお顔がついていれば尚更。踏まれた時は泣けました。
それから、ガフ。
ガフは出て来て当然なんだろうけど、ガフ演った人がその後ギャラクティカでアダマになったことを考えると非常に興味深い。同じ展開だぞこら。
増えないからって誕生日おめでとうからいきなりばっさりって。お金持ちで傲慢な人間が一番怖い。
それにレプリの皆さん。大義のために生きている人間はもう絶滅したと思う。少なくとも地球上からは。 えんびすさん [映画館(字幕)] 8点(2017-11-12 22:44:29)

9.《ネタバレ》 続編作成を知った時、これ以上の愚行は無いのでは?と率直に思ったが、ライアン・ゴズリングが主人公を演じると報じられた時、
作品の行く末に一筋の光明が見えた様な気がした。
鑑賞前の事前情報入手を頑なに全て断ち、唯一の予習は丸の内ピカデリーで開催された爆音映画祭での「ファイナルカット」鑑賞のみ。
「駄作だったらどうしよう・・・」と鑑賞前にここまでひどく心配になったのは久しぶりな気がする。
肝心の内容は、正直な所もの凄く評価が難しい作品では無いかと思う。
一作目の世界観・登場人物を取り込み新しい解釈を盛り込んだ構成を「一作目に対する冒涜」と受け取るか、「新たなチャレンジ」と受け取るか。
ここで本作への評価は真っ二つに割れるのでは。
私個人は新たなチャレンジとして肯定的に受け止めさせて頂いている。
まずは何よりもライアン・ゴズリングの起用。
寡黙な演技が信条の役者を主役に起用した事は、主人公「K」の置かれた境遇や作品の中で与えられた使命を考えると、
彼以外には考えられなかったキャスティングでは無かろうか。 
魅力的な女性陣達の出演も加点要素だ。
鑑賞された方には説明不要だと思うが、キュート極まりないAI彼女「ジョイ」を演じたアナ・デ・アルマス(最期の表情には惚れました)、
そして、冷徹なラヴを演じたシルヴィア・フークス、二人共に輝いている!
特筆すべきはシルヴィア・フークス。「鑑定士と顔の無い依頼人」を私はとても興味深く鑑賞させてもらったが、まさかあの女性と同一人物とは!
本作の謎解きの根幹となる「奇跡」が、シンプルだが壮大なテーマである「我々は何処から来て、何処へ行くのか」をかなり拡大解釈しているところが
少々気にはなるものの、大御所ハリソン・フォード、貫禄の付いたエドワード・J・オルモス、そしてまさかの「あの方」再登場と即時退場(笑)など、
一作目にこだわりを持つ人達へのサプライズ含め、2時間40分と言う長尺ながら全く飽きる事はなかった。
「K」の最期は、私には「あしたのジョー」の矢吹丈の最期を想像させる。
雨が雪に変わり、Kはレプリカントの新しい未来を思いながら死んでいく...美しいシーンだった。
最期に、絶望的な程のプレッシャーの中で本作を創り上げたD・ヴィルヌーブ監督を筆頭とした製作陣に感謝。
絶対にもう一回観る。 たくわんさん [映画館(字幕)] 8点(2017-11-07 13:30:05)(良:1票)

8.「メッセージ」が残念な出来だったので心配したが
この作品はとても良かった

意外とシンプルなストーリーながら、長さは感じず
世界観に浸れる上手い演出が盛り沢山

大筋の話には疑問も残るが、それを軸とした
人間とは何か、何処へ向かうのか
という問題をひしひしと考えさせられる作品
久しぶりに唸るような良作に出会えた

攻殻機動隊を知った今からだと
人間と見分けの付かないものを造るよりロボットで良いし
人間本体を強固にするには義体化で良いと思うが
ブレードランナーの世界観では違う方向性
記憶の扱いなどは双方の作品に深みを与えている

これから鑑賞する方にアドバイス
HPにある短編3作を先に観ておくことを、強くお勧めする
本来なら作品に含まれて然るべき内容だ(3時間越えへの考慮か)
本編で詳しく語られない背景が映像化されており、出来も素晴らしい

映画を観た!という余韻が残る、満足な一本 カーヴさん [映画館(字幕)] 8点(2017-11-06 11:41:33)

7.「切ない」なんて一言では言い表せないくらいに、切ない。
ただこの切なさこそが、伝説的前作から引き継がれたこの映画世界が持つ根幹的な“テーマ”そのものであろう。
それは即ち、すべての「生命体」が持つジレンマであり、前作で、強力なレプリカントの“ロイ”が最期まで抱え続けた苦悩だ。

「我々は 何のために生まれ どこから来て どこへ向かうのか」

レプリカントたちの苦悩と葛藤は続く。
きっと、彼らが「生命」として存在した瞬間から、そのた闘いに終わりはない。
そう、まさしく人間と同様に。


世界中の映画ファンからある種カルト的な「偏愛」を博している前作に対してのこの「続編」のハードルは極めて高かったろう。
監督を担ったドゥニ・ヴィルヌーブ自身が漏らしたように、ある意味常軌を逸した企画であり、一歩間違えば「誰得」な映画になってしまうことは容易に想像できる。
それでもこの続編に挑み、確固たる価値を持ったSF映画として仕上げてみせたドゥニ・ヴィルヌーブ監督をはじめとする製作陣を先ず賞賛したい。

今作を「リブート」ではなく、「続編」として、30年余りのリアルな時間を経て繋ぎとめたことの価値は大きいと思う。
前作から通ずるテーマ性を確実に引き継ぎつつ、映画世界の内外で幾つもの時代を越えてきたからこそ生じる新たな価値観と葛藤を加味し、今この時代に語られるに相応しい「ブレードランナー」の世界観を構築してみせている。


この映画は、ライアン・ゴズリング演じるレプリカント「K」の物語である。
「K」は、まさしく我々現代人を象徴する存在として描き出されている。
彼の存在性のすべてから醸し出されれる哀しさ、弱さ、脆さ、無様さ、そして苦悩と葛藤は、今この世界を生きる現代人に通じ、非常に身につまされる。
だからこそ、彼が辿る切なすぎる旅路が、あまりにもダイレクトに我々の感情に突き刺さるのだろう。

そういう観点を重要視するならば、前作に引き続きハリソン・フォードが演じるデッカードの登場と一連のシーンは、「続編」だからとはいえ、必ずしもあそこまで必要ではなかったのではないかと思える。
往年のカルトファンに限らず、デッカードの登場は、多くの映画ファンを熱くさせる要素ではあったけれど、彼の登場シーンがサービス精神旺盛に展開される程に、主人公である「K」の物語がぼやけてしまったようにも感じた。

勿論、今作のストーリーテリング上、前作のラスト以降のデッカードの物語を辿ることは必要不可欠なわけだけれど、御大ハリソン・フォードにクライマックスの展開であんなに出張られては、「K」の立場が益々ぞんざいに追いやれているように見え、「そりゃないだろう」と思えてしまう。
まあそういう“やるせなさ”も含めて、この映画の「切なさ」に繋がっているといえば、確かにそうなんろうけれど……。

個人的には、「スター・ウォーズ/フォースの覚醒」におけるルーク・スカイウォーカー(マーク・ハミル)よろしく、最後の最後に1シーンだけデッカードが登場して「彼女」との邂逅を果たすくらいのバランスの方が、更にエモーショナルに今作が伝えるべき物語性を表せたのではないかと思う。


「生命」として存在した以上、誰もが己の「存在価値」を追い求める。
ミミズだってオケラだってアメンボだって、人間だって、レプリカントだって、その「価値」と「意味」を求める旅路の本質は変わらない。
“或る役割”を果たし、降りしきる雪のもとで静かに「生命」を終えようとするレプリカントの心に、ほんの少しでも“温もり”が生じしていたことを願ってやまない。 鉄腕麗人さん [映画館(字幕)] 8点(2017-11-05 00:23:16)

6.《ネタバレ》 7点にするか8点にするか悩み、おまけで8点。
減点理由:
・長い。撮影前段階で何分の作品にするつもりだったのだろう
・続編モノは大抵「前作を観ていなくても」っていうけど、今作では嘘。
 観ていないと、レイチェルが出てくるシーンは脳内補正である程度は
 わかると思うけど、ガフ(とは言ってないがガフだよね)のシーンは
 さっぱりだと思う。

前作のファイナルカット版を前日に観て復習してから観ましたが、
『人は何を持ってして人たるのか』を考えてしまいます。 hyamさん [映画館(字幕)] 8点(2017-11-02 20:44:52)

5.《ネタバレ》 まさかブレードランナーの正当な続編が見られる日が来るとは・・・それに尽きる。美術は文句なし。完全に前作の延長線上の世界が構築されていたと思う。その、まんまぶりに訳もなくジーンしてしまう瞬間がいくつもあった。只、「ブレードランナー」の世界を現代の技術で再現していたことには違いないのだが、前作の30年後の世界としてみた場合、テクノロジーの進歩具合にちょっと違和感があった。それと旧作の公開当時はレプリカントの存在意義にそれ程疑問を抱かなかったが、今となってはクローン技術や再生医療も現実味を帯びてきているので、わざわざ人造人間を作る意味や、有能だが身体検査でオフ・ワールドに行けない人々の存在等、設定に無理が生じているように感じた。しかしながら、個人的にはブレードランナーの続編としては想像以上の出来だったと思う。興行がコケたとかはどうでもいい。そもそもこのシリーズで扱われているテーマなぞ深遠なようでいて実際は私のような暇人にしか興味のない事柄なのだから。ラストシーンの「Tears In The Rain」はかなりグッと来た。 J.J.フォーラムさん [映画館(字幕)] 8点(2017-11-02 00:20:50)

4.《ネタバレ》  記憶の映画でした。

 思い出という、その曖昧な存在に拘って生きる事の悲しさ、そしてその甘美さ。総ての人がそうであるように。
 登場する多くの過去の記憶(エルヴィスやモンロー、シナトラも)と共に、前作の存在もまた過去の記憶であり、この映画もまた過去の記憶になってゆくという(映画という存在自体が光と影と音が創る幻でしかなくて)、人の記憶についての入れ子細工映画。
 印象的な映像の数々(前作に比べてもハンパない寂寥感に包まれています)が、やがて遠い過去の記憶の中のオリのように残ってゆくのだとしたら、それでこの映画は成功という事でしょう。前作がそうであったように。

 もう十何年も見ていない前作を復習してから見ようと思っていたのですが、忙しさに結局見られないままに今日を迎えてしまいました。でもそれで良かったのかも。過去の記憶であるからこそ、その間にある時間を実感できましたし。

 前作に直結するイメージを持ちつつ、『未知との遭遇』に対するオマージュがそこかしこに見られたのが個人的に嬉しかったです。冒頭、土煙の中に現れる人影や、闇の中のスピナーの回転(もちろんダグラス・トランブルへのオマージュにも直結しております)、坊主頭の子供達に囲まれ、支えられる主人公。『メッセージ』といい、この人はスピルバーグが好きなんだろうなぁ。 あにやん‍🌈さん [映画館(字幕)] 8点(2017-10-30 22:25:47)(良:2票)

3.《ネタバレ》 前作から35年ぶりの続編。「スター・ウォーズ」でも「ジェダイの復讐」から「ファントム・メナス」までは16年。「インディ・ジョーンズ」でも「最後の聖戦」から「クリスタル・スカルの王国」までの間は19年ということを考えると35年ぶりの続編というのは相当珍しいのではないか。「ハスラー」でも「2」までは25年じゃないか!うっひゃあ!だいたいこの作品に続編が作られるなんて誰が思っただろうか。公開時はともかく今ではSF映画の金字塔と言われるまでになった作品に誰が手をつけようと思うのか。想像するだけで恐ろしいほどのプレッシャーだがドゥニ・ヴィルヌーヴが監督をすると聞いて不安は少々消えた。今のリドリー・スコットが監督するよりいいのではないかという思いもあった。

前作の世界観はウェットで物語はドライな印象だったが、今作の世界観はもう少し乾いた感じの印象だ。そして物語は湿度を増した印象。前作から30年後の世界、歴史的な大きな事件もあったようだし変わっていて当然。現代が「ブレードランナー」のような世界だと言われて久しくなった今では同じものを見せられても意味はない。前作と似たシーンはあってもこれ見よがしではない。一歩引いたような視点で映画は流れていく。どこか絵画的なのもヴィルヌーヴの世界観だろう。

自分でも驚いたことだが3時間近くの長尺で眠くなったり飽きたりする瞬間は皆無だった。スクリーンに釘付けだった。自分の想像以上に「ブレードランナー」の続きの物語に興味津々だったのだろう。前作より娯楽性は増しているが意外な程にスリリングなサスペンス要素が今作を引っ張っていく。ハンス・ジマーの重低音を効かせた音楽は(うんざりしている人も増えているようだが)それを助けるものだ。次々と出てくる新事実を食い入るように観ていたのだが、前作のデッカードとレイチェルの出会いが仕組まれていたのではないかというところはくすぐったいような感覚に陥った。人間とレプリカントが自然に恋に落ちるから素敵なんじゃないの!と。ロイがデッカードを助けたのももしかしてタイレル社でそういう計画を知ったからとか(あくまで個人的な)妄想をし始めると…。うーん、あの物語性の希薄な前作が計画的なものであったとなるとどこか壮大になってやはりくすぐったい。

“奇跡”を知った者たちの反乱を予想はさせるが直接的な描写は無くホッとした。これはあくまでKの物語なのだ。新型レプリカントがブレードランナーの仕事に従事するような世界。先の“大停電”のこともありレプリカントへの差別はさらに酷くなっているようだ。仕事を終え帰宅し会話をする相手は実体のないジョイという存在。なんとも寂しい男なのだ。デッカードはレイチェルに対して強引な態度をとったが、Kはジョイに対していつも受け身だ。続編であっても世界観や主役が対照的に描かれるのも興味深い。“奇跡”の調査はいつの間にか彼のアイデンティティを探る旅になっていく。その過程が面白い。自分が“奇跡”の当事者ではないと知ったKはうなだれる。「誰もがそう考える。」という言葉にレプリカントたちの哀愁がつまっている。人間を憎んではいても記憶だけではないものに対する憧れがあるのだろう。Kは恋人と同じ名前を持つ巨大なモノの前に立ち尽くす。自分に名前を与えてくれた恋人はもういないが彼女の前で選択をする。それは思想に染まったものではない。個人的で普遍的な人間としての選択だ。

命を散らしていく者に降りそそぐものは雨から雪に変わった。更に儚いものに、切ないものになった。レプリカントが哀しみから解放される時は来るのだろうか。でも更なる続編をあまり観たくはないな。続編ゆえの難しさも痛いくらい感じたが自分を大いに興奮させ、感動させてくれた今作に素直に賛辞を送りたいと思う。しかし、賛辞と共に改めて感じるのはアナログ技術だけで作り上げた前作がどれだけ神がかり的な仕事だったかということ。どれだけ大予算の超大作になろうとも、CGの技術が向上しようとも35年前の前作の映像や美術の魅力には及ばないと自分は感じてしまった。


ちなみに「おかしな二人」の続編まででも30年なんです。 さん [映画館(字幕)] 8点(2017-10-29 21:45:25)

2.《ネタバレ》 ブレードランナーの続編で一番危惧していた、背景となる世界観の維持(というか深刻化)は満足できる内容でした。この映画の凄いところは観客一人一人で様々な解釈が可能であること。デッカード自身レプリかどうか分かっていないというのが良い。いろんな場面で観客が自由にストーリを創造できるように仕組んであり、それが物語の重厚さを醸し出している。例えばKがなぜデッカードを救ったのか、その理由の解釈をオリジナルのロイと対比して考えると面白い。一方で、レプリカントがホログラムで疑似愛を体験しているというのは我々に対しての痛烈な皮肉なので、不快感を感じたとしたら監督の狙いは成功している。などなど、いろいろ語れる映画は良い映画だと思うのと、この映画の最終的な評価にはオリジナルと同様に時間ががかるような気がするのでとりあえずこの点数。 けごやさん [3D(字幕)] 8点(2017-10-29 00:04:13)

1.《ネタバレ》 初日初回、IMAX 3Dで鑑賞。

ヴァンゲリスっぽいけど違う音楽が今一慣れませんでしたが、でもラストシーンで流れた旋律でドッと来ました。人に従順である様に作られた新型ネクサスが、自分の為に戦った結果の静かなラストシーンは、前作へのオマージュがあふれていて良かったです。
ハリソン・フォードもちゃんと存在感があって良かったです。
一方、都市の猥雑さとかは前作程は感じられませんでしたが、ここらへんは色々やりつくされているので、まあ、良いかなと思います。 ahiru3さん [3D(字幕)] 8点(2017-10-27 21:44:56)(良:1票)

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【点数情報】

Review人数 95人
平均点数 6.48点
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100.00% line
222.11% line
344.21% line
488.42% line
51010.53% line
62425.26% line
71616.84% line
82021.05% line
988.42% line
1033.16% line

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 7.85点 Review7人
2 ストーリー評価 6.84点 Review13人
3 鑑賞後の後味 6.76点 Review13人
4 音楽評価 7.00点 Review13人
5 感泣評価 6.27点 Review11人

【アカデミー賞 情報】

2017年 90回
撮影賞ロジャー・ディーキンス受賞 
視覚効果賞 受賞 
音響効果賞マーク・A・マンジーニ候補(ノミネート) 
音響賞ダグ・ヘンフィル候補(ノミネート) 
美術賞デニス・ガスナー候補(ノミネート) 

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