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映画ドラえもん のび太の宝島

2018年【日】 上映時間:108分
SFコメディアドベンチャーアニメシリーズものファミリーTVの映画化漫画の映画化
[エイガドラエモンノビタノタカラジマ]
新規登録(2018-01-03)【イニシャルK】さん
タイトル情報更新(2023-01-15)【イニシャルK】さん
公開開始日(2018-03-03)
公開終了日(2018-08-01)


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監督今井一暁
水田わさびドラえもん
大原めぐみのび太
かかずゆみしずか
木村昴ジャイアン
関智一スネ夫
大泉洋シルバー
山下大輝フロック
折笠富美子セーラ
悠木碧クイズ
早見沙織ビビ
大友龍三郎ガガ
長澤まさみフィオナ
亀井芳子マリア
乃村健次紋次郎
鳥海勝美チョー
陶山章央ホセ
一条和矢ムッシュ
勝杏里詩人
渡辺宜嗣アナウンサー
三石琴乃ママ
松本保典パパ
金元寿子ミニドラ
萩野志保子出木杉
原作藤子・F・不二雄
脚本川村元気
音楽服部隆之
作詞星野源「ドラえもん」/「ここにいないあなたへ」
作曲星野源「ドラえもん」/「ここにいないあなたへ」
菊池俊輔「ドラえもん」(間奏作曲)
編曲星野源「ドラえもん」/「ここにいないあなたへ」
主題歌星野源「ドラえもん」
挿入曲星野源「ここにいないあなたへ」
撮影東京アニメーションフィルム
製作藤子プロ
小学館
テレビ朝日
シンエイ動画
アサツー ディ・ケイ
小学館集英社プロダクション
企画藤子プロ(企画原案)
プロデューサー川北桃子
配給東宝
作画堤規至(3Dレイアウト)
上條安里(3Dデザイン)
亀田祥倫(キャラクターデザイン/総作画監督/作画監督)
今井一暁(絵コンテ)
大塚正実(原画)
三原三千夫(原画)
丸山宏一(作画監督)
美術松谷早苗(色彩設計)
編集小島俊彦
録音田中章喜(録音監督)
その他八鍬新之介(おまけ映像)
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1.《ネタバレ》  初代アニメ版ドラえもんを盛大にリスペクトした「奇跡の島」に続いて、二代目アニメ版、所謂「大山ドラ」をリスペクトした内容となっている本作。

 とはいえ「野沢雅子が主役級のキャラとして復帰」というほどの衝撃は無く、リスペクト度合いとしては低めに感じられましたね。
 一応、キャラデザには「大山ドラ」調のテイストも取り入れられており、特に主人公のび太とドラえもんの造形が前作までとは異なっている為
(せっかく2006年から原作通りのキャラデザになったのに……)
 という抵抗も大きかったのですが、脚本や声優陣はキチンと「現行アニメ版」の空気を保持している為、安心して観賞する事が出来ました。

 ちょっとメタ的な分析をすれば
「フロックは新世代ファンの象徴」
「ジョンは旧世代ファンの象徴」
 であり、この映画はそんな両者の和解を描いている……なんて事も言えそうなのですが、そんな事よりも何よりも、純粋に娯楽映画として「面白い!」と言える作品であった事が、嬉しかったですね。
 上述の通り、脚本や声優陣の力も大きかったのですが、何と言っても、これが映画デビュー作である今井監督の演出が素晴らしい!

 特に、クライマックスの流れは、本当に手に汗握るものがありましたね。
 ドラえもんが地球を守る為に奮闘し、スーパー手袋やタケコプターが壊れていく中でも、身一つで頑張り続け、とうとう意識を失う。
 それを受けて、のび太が怯える我が身を勇気でもって抑え込み、危険を顧みず奈落の底に飛び込んでみせる。
 どちらも非常に熱い演出であり、普段のテレビ放送回にて今井監督が見せている切れ味を、映画という舞台でも如何なく発揮してくれた事が、心底嬉しかったです。

 単なる「可愛いマスコット枠」かと思われたミニドラが、のび太達を救ってみせる際の、絶望の中に光を差し込ませる演出も良いんですよね~
 船で旅をする魅力、皆で外泊する魅力、美味しそうな食事シーンの魅力と「ドラえもん映画なら、ここは押さえておいて欲しい」と思える要素が、きちんと揃っている辺りも良い。
 挿入歌「ここにいないあなたへ」の使い方も上手くて、その曲が流れる親子の和解場面では、涙で画面が滲んでしまった程です。

 そんな具合に、褒めだすといくらでも褒められる映画なのですが……欠点というか、気になる部分も多かったですね。
 まず、主題歌の「ドラえもん」に関しては、ドラえもんという作品そのものをテーマにした曲である為「映画宝島の主題歌」という感じがせず、ラストに流れても今一つピンと来なかった事。
 名曲「夢をかなえてドラえもん」が流れなかった事。
 「ここは俺達に任せて、先に行け」という場面が二つ存在し、最初のジャイアンとスネ夫の方は凄く熱くなれたのに、二回目になるマリアさん達の場面では(それ、さっき同じ展開やったばっかりじゃん)と思えてしまい、白けてしまった事。
 そして、静香ちゃんとセーラが瓜二つである理由について、説明が為されていない事が挙げられるでしょうか。

 最後の点に関しては、過去作の「奇跡の島」において「のび太とダッケが瓜二つである理由」を、タイムマシンを絡めて劇的に説明してみせた前例があるだけに、実にもどかしい。
 恐らく「人のしあわせを願い、人の不幸を悲しむことのできる人」という劇中の台詞からすると、フロックもセーラもジョンも、のび太と静香ちゃんの子孫なんだよって事だとは思うんですが、そこはもっと断定的に表現して欲しかったです。
 この描写だと、観賞中に(これって多分、のび太達の子孫って事だよな……いや、深読みし過ぎか?)とアレコレ考えてしまい、せっかく感動しているのに、気が散る形になっているんですよね。
 ここでハッキリと「のび太とフロック達は血が繋がっている」と確信させてくれる描写さえあれば、思う存分映画に没頭して、より感動出来ていた気がします。

 総評としては、前作の南極が「完成度の高い傑作」であったのとは対照的に「欠点も目立つけど、長所がそれを補って余りある傑作」であるように思えましたね。
 ラストに金貨を手に取り、冒険の日々を思い出して笑顔になるのび太達という「本当の宝物は、金貨じゃなくて、そこに込められた思い出だった」と示す終わり方も、凄く良かったです。

 ……そして、来年は八鍬監督による「異説クラブメンバーズバッジ」を題材にしたオリジナル映画であるらしく、こちらにも大いに期待!
 予告映像からすると、再びキャラデザも原作準拠な形に戻るようですし、心から楽しみに待ちたいと思います。 ゆきさん [映画館(邦画)] 8点(2018-03-03 12:33:13)(良:1票)

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【点数情報】

Review人数 9人
平均点数 5.22点
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100.00% line
2111.11% line
3111.11% line
4222.22% line
5111.11% line
600.00% line
7333.33% line
8111.11% line
900.00% line
1000.00% line

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