みんなのシネマレビュー

家路(2001)

JE RENTRE A LA MAISON
2001年【ポルトガル・仏】 上映時間:90分
ドラマ
[イエジ]
新規登録(2003-11-15)【ぐるぐる】さん
タイトル情報更新(2014-06-19)【ESPERANZA】さん
公開開始日(2002-03-02)


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監督マノエル・デ・オリヴェイラ
キャストミシェル・ピッコリ(男優)
カトリーヌ・ドヌーヴ(女優)
リカルド・トレパ(男優)
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【クチコミ・感想(8点検索)】

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3.何度も何度も映される薄暗い家の中に眩いばかりの光が凝縮された窓。その美しさにいちいち感動していたら、あっというまに映画は終わる。印象的なエンディングをもって。子供の視線がおじいちゃんを見上げる視線からゆっくりとス-ッと下りてゆく。妻と娘を同時に亡くした老俳優の孤独が描かれる全編の中から、両親を同時に亡くした少年の孤独がブワッと浮き上がる瞬間。何度観てもこのエンディングにやられる。途中、退屈だったかもしれない。でもたまに観たくなるし、いつも観て良かったと思う。音楽の入るタイミングがまた絶妙。 R&Aさん [DVD(字幕)] 8点(2006-01-05 16:19:05)(良:1票)

2.若い頃見てもよく解らなかった映画だと思います。実年齢が主人公に近づきつつある今は、自分もこうなるのかなあと予想できる気持ちがあります。自分のリズムを崩したくないという頑固さと、いつまでも社会に認められたいと思う気持ちは、年を重ねるに従って強くなります。そんな気持ちを、優しく、ちょっと寂しく映像にした作品です。観終わった後、「はぁ・・・」と、ため息をしてしまいました。 ソフィーの洗濯物さん 8点(2004-03-16 17:53:14)(良:1票)

1.なんとなく「いい映画なんだろうなあ」というのは分かるのですが・・・。ポスターやビデオの写真から、「おじいちゃんと子供の話なのかな?」と思っていたのに、ほとんど子供が出てこないし、ラストも意表を突かれたというか「え?」って感じだったので・・・ごめんなさい、マスター。5点<2005.2.13追記> ←以上は、確かBSでこの作品を鑑賞した時のレビュー。多分この時良く分からなかったのは、この作品がいわゆる「普通の映画」のようにストーリーの展開の面白さで見せる(魅せる)タイプの作品ではなく、【なるせたろう】さんの仰る通り「対象をじっと見つめる」作品だったからだと、今は思います。だから、「冒頭の、老いと死を恐れる愚かな王の芝居が、主人公の状況の静かな隠喩として機能している」とか「そのものズバリを見せるのではなく、周辺を捉えることで観客に全体をイメージさせる」とか「日常の反復の中での小さなズレが、ささやかな物語を紡ぎ出す」とか、言ってる本人も実は良く分かってないよーなもっともらしい事はいくらでも言えるけれど、そんな事は実は割とどーでも良くて、ちょうど音楽に耳を傾けるがごとく画面を凝視していると「映画の悦び」が感じられるという、そういう作品だと思います。 ぐるぐるさん 8点(2003-11-16 20:21:56)(良:1票)

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マーク説明
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【点数情報】

Review人数 11人
平均点数 6.45点
000.00% line
100.00% line
2218.18% line
300.00% line
419.09% line
519.09% line
600.00% line
7218.18% line
8327.27% line
900.00% line
10218.18% line

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 7.00点 Review2人
2 ストーリー評価 7.00点 Review2人
3 鑑賞後の後味 6.66点 Review3人
4 音楽評価 Review0人
5 感泣評価 Review0人

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