みんなのシネマレビュー

赤い風車

Moulin Rouge
(ムーラン・ルージュ 赤い風車[DVD])
1952年【英】 上映時間:123分
ドラマ実話もの伝記ものロマンス小説の映画化
[アカイフウシャ]
新規登録(2004-02-26)【--------】さん
タイトル情報更新(2021-05-16)【イニシャルK】さん
公開開始日(1953-05-13)


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監督ジョン・ヒューストン
キャストホセ・ファラー(男優)アンリ・ド・トゥールーズ・ロートレック/父ロートレック伯爵
ザ・ザ・ガボール(女優)
モーリン・スワンソン(女優)
ジル・ベネット(女優)サラ
セオドア・バイケル(男優)
ピーター・カッシング(男優)
コレット・マルシャン(女優)
シュザンヌ・フロン(女優)
クリストファー・リー(男優)ジョルジュ・スーラ(ノンクレジット)
浦野光(日本語吹き替え版)
脚本ジョン・ヒューストン
アンソニー・ヴェイラー
音楽ジョルジュ・オーリック
作曲ジョルジュ・オーリック主題曲「ムーラン・ルージュの歌」他
撮影オズワルド・モリス
フレディ・フランシス(カメラ・オペレーター)
製作ジャック・クレイトン(製作補)
ジョン・ウルフ(ノンクレジット)
ジョン・ヒューストン(ノンクレジット)
配給ニッポンシネマコーポレーション
特撮ウォーリー・ヴィーヴァーズ(ノンクレジット)
美術マルセル・ヴェルテス(プロダクション・デザイン)(セット装飾)
ポール・シェリフ(美術監督)
ジャック・スティーヴンス〔美術〕(ノン・クレジット)
衣装マルセル・ヴェルテス
編集ラルフ・ケンプラン
録音ボブ・ジョーンズ[録音](ノン・クレジット)
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【クチコミ・感想(8点検索)】

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4.《ネタバレ》 絵画に疎い私ですら、この映画は大変心に残る映画であった。パリのキャバレー「ムーラン・ルージュ」歌い踊り騒ぐ歓楽の世界の中で、ひたすら酒を飲みデッサンするロートレック、ショーが終わり、楽士たちが楽器を片付け、閉店が告げられてもまだそのまま。上半身から身体全体の姿に拡大されたとき、視聴者は彼が不具者であることを知らされる。とても衝撃的なシーンである。
己の醜い姿を忘れるため酒におぼれるが、それでいて彼の家は伯爵、お金には不自由しないし、絵は好きなだけ描ける。言い寄る女性は彼のお金目当て、愛しても裏切られ逃げられる。一度は自殺を試みながら、思いとどまったのはやはり絵画に対する執着だった。
この映画を見て初めて彼が単なる絵かきでなく、ポスター制作、リトグラフに貢献したことを知った。
ところで私が最初に見たときの映像はとても鮮明だった。それが今DVDで見ると何とも無惨で、夜空に輝くムーラン・ルージュの赤い風車の看板さえ、ひどくくすんでいる。家の中の人物は夜だとまったく見えないくらいだ。何としてもデジタル・リマスター版の出現を望みたい。
言い忘れたが、音楽もとてもよい。この映画の「ムーラン・ルージュの唄」は「夏の日の恋」や「ムーン・リバー」と共にパーシー・フェイス楽団の代表的な曲となった。
ESPERANZAさん [映画館(字幕)] 8点(2011-05-07 13:46:07)

3.クリストファー・リーとピーター・カッシングというハマー・フィルムを代表する2大スターが端役で出ている。ヒューストン監督は、ザ・ザ・ガボールの大根振りに激怒したらしい。ロートレックの有名なポスターと同じように顎の長い人が出てきたのにはビックリ。ヒューストン監督は後に「007カジノ・ロワイヤル」で、この映画のセルフ・パロディをしているので、興味があればそちらもどうぞ。
bluespowerさん [DVD(字幕)] 8点(2005-10-31 18:38:48)

2.《ネタバレ》 トゥールーズ・ロートレック、哀愁の男。2001年の「ムーラン・ルージュ」で華やかなムーラン・ルージュの豪華絢爛さを売りにしていたのとは違い、こちらはパリの影の部分、暗黒と退廃の面を描いていますね。それでもダイナミックなカンカンの舞踏、目まぐるしく展開される色彩表現には圧倒されます。はっきり言って何故ロートレックが一番目の女にあそこまで拘ったのかはよく分からないけど、文字通り人生の階段を転げ落ちた彼の姿には悲哀の念を感じます。ラストの幻想シーンはフェリーニをも思わせる美しさでした。 かんたーたさん 8点(2005-03-13 10:14:34)

1.《ネタバレ》 19世紀末に実在した仏人画家アンリ・ド・トゥールーズ=ロートレックの波瀾の生涯をハリウッド風味で上品に仕立て上げたジョン・ヒューストン監督の伝記モノ映画。後期印象派に属し、今や巷に溢れる”宣伝ポスター”というものを創案した「イラストレーターの元祖」的存在、という評価が美術史上でのロートレックへの最も一般的な位置付けである。その画風は何とも猥雑で(良くも悪くも)人間の生きる姿を活写しているのが特徴だが、個人的にはどうにも好きになれないタイプ。本作でその彼に扮するはホセ・ファラー。カメレオン・アクターの称号はデ・ニーロやダニエル・デイ・ルイスの為だけにあるのではないコトが本作での彼の熱演を観れば実によく理解して頂けようかと思う。長身の彼が膝を折り曲げて僅か150cmの小男ロートレックを演じる姿には「役者バカ」という最大級の賛辞こそが相応しい。伯爵家に生まれながら不具者としてのコンプレックスと孤独に苛まれた彼がパリに出て根城に据えた一つが巴里名物のキャバレー「ムーランルージュ」(つまり邦題は店名のモロ直訳)。冒頭の踊り子たちが一斉にY字バランスをきめるシーンは圧巻だ。ここで酒をあおりつつ踊り子たちや酔っ払った客をひたすら描き続け、先述の”宣伝ポスター”へと繋がってゆく。しかし、皮肉にも”宣伝ポスター”をきっかけにして「ムーランルージュ」は彼の愛した”陽気で卑猥なバイタリティ”を失い「高級な紳士淑女の社交場」へと変貌してしまう。私生活でも娼婦マリーに捨てられた恋の痛手から、素直になれないばかりに掴みかけたミリアムとの恋までも失うことになるロートレック。まぁ実際のロートレックの私生活は酒と娼婦にまみれた、映画どころではない退廃ぶりだったのだが、ヒューストンのバランス感覚は過剰なリアリズムにまでは暴走しない。当時の検閲コードから考えても正解だろう。オズワルド・モリスの豊かな色彩に満ちたカメラワーク、ジョルジュ・オーリックによる主題歌「ムーランルージュの歌」も強く印象に残る。強いて言えば女優陣がホセの名演に拮抗しきれていない気が。コレット・マルシャンもシュザンヌ・フロンも勿論ザ・ザ・ガボールもだ。ココで遺憾ながら2点マイナス。 へちょちょさん 8点(2004-09-20 03:53:06)(良:2票)

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【点数情報】

Review人数 11人
平均点数 6.91点
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【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 4.00点 Review1人
2 ストーリー評価 6.00点 Review1人
3 鑑賞後の後味 7.00点 Review1人
4 音楽評価 8.00点 Review1人
5 感泣評価 8.00点 Review1人

【アカデミー賞 情報】

1952年 25回
作品賞 候補(ノミネート) 
主演男優賞ホセ・ファラー候補(ノミネート) 
助演女優賞コレット・マルシャン候補(ノミネート) 
監督賞ジョン・ヒューストン候補(ノミネート) 
美術賞ポール・シェリフ受賞 
美術賞マルセル・ヴェルテス受賞 
衣装デザイン賞マルセル・ヴェルテス受賞 
編集賞ラルフ・ケンプラン候補(ノミネート) 

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