みんなのシネマレビュー

宇宙戦争(2005)

War of the Worlds
2005年【米】 上映時間:114分
ドラマサスペンスSFパニックもの小説の映画化
[ウチュウセンソウ]
新規登録(2004-11-13)【rothschild】さん
タイトル情報更新(2022-09-08)【イニシャルK】さん
公開開始日(2005-06-29)
公開終了日(2005-11-09)


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監督スティーヴン・スピルバーグ
助監督ヴィク・アームストロング(第二班監督)
演出ヴィク・アームストロング(スタント・コーディネーター)
ジョーイ・ボックス(スタント・コーディネーター助手)
キャストトム・クルーズ(男優)レイ・フェリエ
ダコタ・ファニング(女優)レイチェル・フェリエ
ジャスティン・チャットウィン(男優)ロビー・フェリエ
ミランダ・オットー(女優)メアリー・アン・フェリエ
ティム・ロビンス(男優)ハーラン・オギルビー
リック・ゴンザレス(男優)ヴィンセント
リサ・アン・ウォルター(女優)バーテンダー
アン・ロビンソン(女優)祖母
ジーン・バリー(男優)祖父
チャニング・テイタム(男優)教会の男
エイミー・ライアン(女優)幼児を連れた住人
タイ・シンプキンス(男優)3歳の少年
ダニエル・フランゼーゼ(男優)兵士
モーガン・フリーマンナレーション
森川智之レイ・フェリエ(日本語吹き替え版)
本田貴子メアリー・アン・フェリエ(日本語吹き替え版)
寺杣昌紀ハーラン・オギルビー(日本語吹き替え版)
野島健児ロビー・フェリエ(日本語吹き替え版)
津嘉山正種ナレーション(日本語吹き替え版)
伊藤健太郎【声優】(日本語吹き替え版)
志村知幸(日本語吹き替え版)
塩屋浩三(日本語吹き替え版)
石住昭彦(日本語吹き替え版)
西凜太朗(日本語吹き替え版)
大西健晴(日本語吹き替え版)
佐藤しのぶ【声優】(日本語吹き替え版)
朝倉栄介(日本語吹き替え版)
浦山迅(日本語吹き替え版)
原作H・G・ウェルズ『宇宙戦争』
脚本デヴィッド・コープ
音楽ジョン・ウィリアムズ[音楽・1932年生]
編曲コンラッド・ポープ
撮影ヤヌス・カミンスキー
製作ドリームワークス
パラマウント・ピクチャーズ
トム・クルーズ
キャスリーン・ケネディ
製作総指揮ポーラ・ワグナー
配給UIP
特殊メイクジョエル・ハーロウ
特撮ILM/Industrial Light & Magic(視覚効果)
デニス・ミューレン(視覚効果スーパーバイザー)
マシ・オカ(デジタル・アーティスト)(マサヨリ・オカ 名義で)
美術リック・カーター(プロダクション・デザイン)
トニー・ファニング(美術監督スーパーバイザー)
アンドリュー・メンジース(美術監督)
トム・ウォーレン[美術](ニューヨーク班美術監督)
衣装ジョアンナ・ジョンストン
編集マイケル・カーン
録音ランディ・トム(サウンド・デザイナー)
アンディ・ネルソン[録音]
ゲイリー・A・ヘッカー
エリオット・タイソン
リチャード・キング[録音]
字幕翻訳戸田奈津子
スタントケイシー・オニール
エリザ・コールマン(ノンクレジット)
エリック・ノリス
その他ジョン・ウィリアムズ[音楽・1932年生](指揮)
あらすじ
その日、地球上には磁気嵐や落雷が続発し、交通網や通信網が遮断されていた。そして、落雷の跡の地面を突き破り出現した巨大な物体。その三本足の物体は、強靭な脚で構造物を破壊し、眼のような部分から発射する光線で逃げ惑う人々の肉体を分解した。それは、宇宙から飛来した知的生命体による地球侵略の始まりだったのだ。遠い過去から企てられた遠大な計画の始まりとして… H.G.ウェルズの古典的名作SFを約半世紀の時を経てスピルバーグがリメイク。

タコ太(ぺいぺい)】さん(2006-01-09)
全てのをあらすじ参照する

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未見の方は注意です!




【クチコミ・感想】

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43.《ネタバレ》 久しぶりに背筋の凍る思いのする映画を観ました。普段どおりの平和な生活が突如全く未知のものに蹂躙され、徹底的に破壊される恐怖。あまりの力の差に人々は逃げ惑うほか無い。人間の本能に巧みに訴えるスピルバーグの演出は見事というほか無く、他の方も書いていますが、視点があくまでも人間の目の高さから外れないので、その場に投げ込まれたような錯覚に陥ります。そしてこの恐怖を倍増させるのが音響。トライポッドの「ブォオオオオオオ」という雄たけび(?)が鳴り響くたびに縮み上がり、隣に座ってる知らないおじさんと一緒にビクッとなてました。 原作が原作ゆえ、ラストはあっけないオチではありましたが、徹底的に破壊された文明社会の復興は容易なことではないでしょう。きっとこの恐怖はDNAに刻み込まれるが如く人類の思考パターンを替えてしまうと思います。スクリーンの向こう側の世界の行く末がとても気になります。 ロイ・ニアリーさん [映画館(字幕)] 8点(2005-07-05 10:57:01)

42.《ネタバレ》 序盤から中盤までの圧倒的な破壊、殺戮の描写は見応えあり。さんざんCMで煽っているが家族愛って程の事は無いと思うが人によるのかな?原作は多少知っている程度。考えてみると宇宙人は科学力は物凄いが頭が激しく弱いな。まぁ人間は地球の盟主でもなんでもない、ある意味寄生虫なんだなぁとも思った。それにしても最強はやっぱり大阪人でしたか。 スピルバーグはこの規模で作るのならリメイクなどでなくオリジナルで勝負して欲しかったな。 ロカホリさん [映画館(字幕)] 6点(2005-07-04 21:22:26)

41.素人の私でも,“ラストが弱い”という印象と全体的にいいかげんな印象は免れません.どうせなら,ぎりぎりまで追いつめられたトムが,偶然にも敵さんの弱点を見つけて,戦闘機で親玉につっこんで,奇跡の大逆転.バンザーイ♪みたいな感じにして,すっきりさせて欲しかったです.まあ映像・音響を楽しむ映画という意味では「映画館で観る映画」なのかもしれませんが・・・ マー君さん [映画館(字幕)] 6点(2005-07-04 21:16:09)

40.《ネタバレ》 正直なところ期待はずれの部分が大きいですね。さすがに、映像やテトラポッド襲来、陸・空軍により攻撃などのシーンは今までのどの映画よりも迫力があるのだが、ストーリー展開に難がある。正直、家族愛のシーンを見せすぎたと思いますね。その分、ドラマの部分が安っぽくなった。せっかくタイトルが「WAR OF THE WORLDS」なんだから、変にテーマ性を持たせすぎるよりも純粋な宇宙人との戦いの部分が見たかった。最後の「あれ!?終わっちゃった・・・。」という感じもオリジナルと同じですね。 アルテマ温泉さん [映画館(字幕)] 6点(2005-07-04 21:10:32)

39.《ネタバレ》 映像や音響的には観る価値があると思うけど・・・スピルバーグも撮ってる途中でヤバイなぁ~と思わなかったのだろうか?(まあ思ったところで止まらないだろうが)親子の話をメインにしすぎるため、あちら側の行動が説明不足だったり、意味不明だったりして、観ていてつらくなる場面が多々ある。ナウシカの巨神兵を思い出した。 カーヴさん [映画館(字幕)] 4点(2005-07-04 09:30:27)

38.《ネタバレ》 私は映像技術や撮影技術には詳しくないので、映像的には十分迫力があったと思うけど、ストーリーの方は正直、がっかりした。トムは一生懸命頑張っているし、俳優陣もフル・パワーで頑張っているのは分かるけど、いかんせん、散漫なストーリーに空回りしているよう。圧倒的破壊力を誇るトライポッドの威容も武器も、マト・レボよりも余程クリアで、いかにも駆逐という感じが出ている。なのに、肝心の感動はいつまでたっても出てこなかった。っつうか、時間が経つごとに白けてしまった。車を奪い合うシーンは、呆気に取られるほど定番過ぎてお粗末だったけど、地下室でのオグルビーは、正直、いらない。これでは直前に起こった爆発で、もしかしたら死んだかもしれないロビー=息子の存在意義が全く薄れてしまう。意図は分かる。ただ、初めからフェリアー親子の絆を視点に描いているなら、死なせてしまったかもしれない息子を思いつつ、親子二人で息を潜めているところに現れた異星人への復讐心と、娘を守る為に堪えろという親父としての葛藤を描いてくれた方が好かった。ロビンスの演技が悪いのではないが、オグルビーに時間を割くくらいなら、ここでワン・ショットでも、潰走する軍隊と混じって逃げるロビーを映して、ここでロビーに「ダディ」と呟いて欲しかった。ラストで、何故かそこだけ無事なボストンで、いきなり沸いて出たロビーと再会されても、ご都合主義としか思えない。終息も、どこかで「原作とは違う」と書いてあったから、どう違うのかと期待していただけに、「なぁんだ、原作通りじゃん」だったけど、それだけに、最後に取って付けたような軍事的勝利はあまりにも蛇足。これもまた、潰走してきた軍隊の中に見つけた息子と再会の喜びも束の間、追ってきたトライポッドの出現で「もう駄目だ」な時、急に動きを止めて、何がなんだか分からないうちに終わっていた方が真実味があるような気がする。それにしても、半世紀前ならともかく、200mも300mも、場合によっては1kも掘り下げてビルおっ建てる時代に、「奴らは地下に埋まってた」設定はないよなぁ。初期のウルトラマンの設定かと思ったよ。ついでに、レイチェルはダコタでなくてもよかったと思う。最近のダコタは、主張が強くて子役としてはうるさく感じるのは私だけ? ただ、映像の迫力は、確かに映画館で見た方がお得。 由布さん [映画館(字幕)] 6点(2005-07-04 01:18:44)

37.ひさしぶりに派手にお金をかけたっぽい映画を見ました。スピルバーグも久しぶり。 出だしはけっこう良かったんだけどなぁ。スピード感あって。 都合よすぎるのが鼻についてきたへんからもうダラダラでした。 ダコタ叫びすぎだなーとか、宇宙人案外かわいい顔してるなーとか 思って見てました。 しかもティム そんな役でいいの… なんか悲しい。 さらに、オチがそれなんですか!! いろいろ納得いかないので4点。 ckeruさん [映画館(字幕)] 4点(2005-07-04 01:16:04)

36.《ネタバレ》 何も考えなくて観てたから、そこそこ楽しめました。 でも、納得できない箇所が数点・・・。 宇宙人って・・・100万年も虎視眈々と地球を狙ってて、やっと攻めてきたと思ったら環境(ウィルス?微生物?)が合わなくて自爆ですか(+_+) あんなスゴイ技術があるんだから、もうちょっと下調べしてから来ましょうよ。 あと、トライポッドですけど100万年も埋まってたら地形の変化とかで1体ぐらい発見されたりしないのかな~。 めっちゃ深い所に埋まってたんだろうか?? 人間の血ィ吸うのも意味不明やし・・・最初のほうは、ビームみたいなので殺してたのに、途中からせっせと拾い集めて籠に入れて潮干狩りみたいでした(^_^;) よしぞーさん [映画館(字幕)] 7点(2005-07-04 00:57:59)(笑:1票)

35.《ネタバレ》 途中までは良かった。突如始まった理不尽な攻撃からただ逃げる恐怖、パニックになった人々の恐怖がリアルに描かれていた。本当に怖い。宇宙人よりも人間のパニック行動の方がよほど恐怖だ。冷たい演出+ダコタ・ファニングの名演技もあって、鳥肌が立った(ただ、この子は大人になったら落ちぶれちゃうかもなぁ、すでに老け顔だもんなぁと観てる間に思った)。特に前半の宇宙人襲来シーンは人間が無感情に次々とやられていき、”夢と希望のスピルバーグはどこへ??”とあっけにとられていた。 でも、ラストがグダグダ。どうしても人間、というかアメリカが勝たなければいけないのか。スピルバーグ監督久々の駄作。『ジュラシック・パーク2』以来だと思う。原作と違うオチにするくらいの気概を見せて欲しかった。 おしりはばとびさん [映画館(字幕)] 7点(2005-07-04 00:56:01)(良:1票)

34.《ネタバレ》 皆さんが書いてる通り、怖い怖い。宇宙人めちゃ強い。オリジナルの方も遠い昔にテレビで見た記憶がありますけど、無機質な宇宙船(トライポッド?)が次々に街を破壊していくのが怖かったです。アメリカでは今後、投資額の回収が難しくて大金を投入した大作映画は作りづらい状況になるそうですが、大金かけてもつまらない映画は確かにあります。でも、大金かけないとできない映像ってのもあるんだなと感じました。家がバリバリ割れちゃったりフェリーがひっくり返るのとかどうやって撮ってるのかな。ラストは賛否両論あるでしょうけど、あのまま息子が死んでいたら、観客は何の救いもない重たい気持ちのまま家に帰ることになるので、良かったんじゃないでしょうか。 しまうまさん [映画館(字幕)] 7点(2005-07-04 00:00:17)

33.いやぁー、宇宙船地中から来襲してくる場面や船がひっくり返されて人間が捕まるシーン等は、おおーーと感動。期待してた通り感動できる映像はいくつかあって、そこは大満足! ただやはり予想通り、空振りというところも‥‥というかストーリーが予想以上にチンケ。原作を見た事がないからこんな事言うのは駄目な事かもしれないが。もし原作と同じストーリー構成をたどってんなら、アリキタリなんじゃないの?といいたい。異星人ものが数多く出回る昨今、宇宙戦争という壮大な題名に見合った2005年の宇宙戦争を観せて欲しかったかな。ツッコミどこは数多くあり過ぎてアレなんですが、ラストもなかなかの酷さですね。観た人ならどう酷いか理解されていると思うのでわざわざ説明しませんが。何故こんなに酷くしたのか首の骨が折れるほど首をかしげました。簡単な総評としては全体的に酷いです。オススメはできませんが、観たい人は劇場で。自宅観賞等では睡魔に勝つ事ができないでしょうからお早めに。 ホーラン℃さん [映画館(字幕)] 3点(2005-07-03 18:01:36)

32.《ネタバレ》 深夜なのに、かなりの入り。評判通りとにかく怖い。正当派パニック映画といえるのでは。特に音。雷などの大音響も、席の後方から聞こえるかさこそ動く小さな気配も。普通の下町が粉々になる絶望感で、始まる前は結構賑やかだったグループも息をのんでました。物語は、とにかく一個人が逃げまくるだけ、という点が好感もてた。大統領も学者も、祖国愛も人類愛も皆無。解説も主人公が聞く風評のたぐいだけ。ドラマとしては、何かもうちょっと伏線が欲しかったかもしれないけれど。 coco2さん [映画館(字幕)] 7点(2005-07-03 13:19:36)

31.《ネタバレ》 テレビCM以外の予備知識は全く無しに観てきました。これ、全然「宇宙」戦争じゃないですよね?地球が一方的にエイリアンに侵略され地球人が駆除される話であって、地球軍対侵略者軍という構図にはなってない。(まあ、邦題についてはスピルバーグに文句を言うのは筋違いだし、映画そのものの評価とは何の関係も無いのですが…。)絵的には凄かったです。トライポッドの圧倒的なスケール感と言うか、こんなものが突如街に現れて攻撃してきたら私だったら逃げる気力さえも無くなってその場に呆然とうずくまるしかないでしょう。逃げるったって、一体何処に逃げりゃいいのさ?あと、駆除を開始するときの、あの「ボー」っていうサイレン音、滅茶苦茶怖いです。小さい子が観たら絶対トラウマになりますよ(笑)。地球の軍事力では全く歯が立たないし、どうやって攻略の糸口を見つけるんだろうと思っていたら、あんなオチだったとは。しばらく開いた口が塞がりませんでした(苦笑)。でもある意味、何かしら弱点を見つけて反攻に出るのだと思い込んでいた分、大どんでん返しな結末ではありました。彼らがこの後、ワクチン打って万全の体制で再来しないことを望みます。 (^o^)y-~~~さん [映画館(字幕)] 6点(2005-07-03 12:45:42)(笑:1票)

30.《ネタバレ》 自分もリアルに映画の中で逃げまどう感覚におちいる映画。素直に怖い。 すごい迫力。ですがやはり古いですよね。設定が。今風じゃないんです。 だってあれだけの技術力をもつ宇宙人が微生物が害であることに気づかなかった ってあり得ない。100万年も前から用意周到にしてたわりにはねぇ・・・。 とまさん [映画館(字幕)] 8点(2005-07-03 02:03:44)

29.《ネタバレ》 前半は本当にすばらしかった。ビグザムを思わせるトライポッド登場のシーンはすごすぎて爪先がつりそうになりましたよ。「激突」より、スピ演出の真骨頂は目線をまったくぶらさないことにありますが、その集大成とも言える名場面。「マイノリティ・リポート」前半の追跡劇といい、流れをもったアクション演出においてスピに勝てる監督はいないでしょう。そのぶん、スポットでの破壊力に欠けるのがスピの弱点。思えばスピルバーグ、彼は娯楽映画の王者とされながらも、今まで大量破壊映画を撮ったことがないんですよね。正直、私はそんなスピにスペクタクル描写ができるのだろうかという不安があったのですが、その不安は的中してしまいました。この映画には、「宇宙戦争」に当然期待される荒唐無稽なまでにとんでもないシーンってのがないんですよ。「ロストワールド」でも、せっかくT-REXをサンディエゴに上陸させながら、都市で暴れ回らせず郊外を散歩させるだけだったスピ。意図的にやってるのかと思うほど、彼はここぞというスペクタクルシーンを見せてくれません。軍隊総攻撃など、全然描写が足りませんでしたよ。軍隊がめっためたにやられるシーンまできちんとあれば、もっと絶望感が出たと思うんですけどね。一方で地下室の場面とかはムダに長すぎ。ティム・ロビンスの役が必要だったとはどうしても思えないし。ノコノコと宇宙人が出てくる必要もありませんでしたね。「ブーン」ってお時間のチャイムが鳴ると、すごすごとトライポッドへ帰っていく宇宙人さん達。観光に来たんですか?問題のクライマックスもカタルシスなさすぎ。ウィルスで弱った宇宙人を10人程度の兵隊さんがバズーカで攻撃。「うちの町でもトライポッドを倒したんですよ」みたいな終わり方では、ねぇ。やっぱり、形勢逆転に乗じてこれでもかってくらいの地球側の大反撃が見られれば、お腹いっぱいにはなれたでしょうに。こうして考えると、「インデペンデンス・デイ」とかぶることを極端に避けてるような気がしてきますね。都市の破壊、宇宙人相手に歯が立たない軍隊&ラストの猛反撃。「宇宙戦争」と聞いて誰もが連想する見せ場が、この映画からはことごとく排除されています。意図的なまでに。まさか、これがスピにも目覚めた巨匠のエゴの結果だったら、それはちょっと残念ですね。彼には、最高の技術を持った映画少年であり続けて欲しかったんですけどね。 ザ・チャンバラさん [映画館(字幕)] 7点(2005-07-03 01:27:05)(良:1票)

28.《ネタバレ》 宇宙人って案外弱いんですね。 たまさん [映画館(字幕)] 5点(2005-07-02 20:15:57)

27.《ネタバレ》 大変私事なのですが、私、先日離婚をしてしまいました、ダメパパでございます。当然のごとくオープニング10分で完全に主人公に入りきっていました。「せんえつながら、今から私はトムでございます!」と心の中でさけび、そこから始まる、完全主人公目線の大スペクタクル!!私にはまだ小さな息子しかいなかったはずですが、いつの間にか兄妹の父となり、とてつもなく恐怖を感じながら、一緒に逃げまどいました。そして、我が息子ロビーが戦場へ。号泣しながら「ロビーぃぃぃぃぃ!!!」。完全にヒキまくってる連れを尻目に、そこからはもう涙が止まりません。「子守歌歌って。」「ああ!そんな歌わからないよ!すまん!ダメパパで!!」号泣。ようやく前妻の元にたどり着くと、そこには。。。ああ!!我が息子よ!!!生きていたか!!!息子が生きていた嬉しさで、終わったことすら気づきませんでした。帰ってからも涙が止まらず、ようやく落ち着いた今、この文章を書きながらまたもや涙しております。日本で一番この映画で涙したであろう私は、あまりの感情の高ぶりのために、なぜ宇宙人が滅びたのかを完全に見逃した馬鹿者なため、今晩また再見する予定でございます。今のところ、私には10点以外をつける余裕はございません。 take4さん [映画館(字幕)] 10点(2005-07-02 15:14:27)(良:3票) (笑:15票)

26.《ネタバレ》 実はこれ、ウェルズ原作の宇宙戦争は小学校の時に挿絵入りの子ども向けの本で読んだことがあります。もしかしたら私のSF初体験だったかも。遠い記憶だけど、主役のおじさんは子ども連れではなかったはず。そこはそれ、スピルバーグですから。【ここから激しくネタバレ】 映画はすごかったです。緊張感満載です。音もすごいけどね。原作のかの有名なタコ型宇宙人はマシンになってまして、中身の宇宙人は、インディペンデンスデイからの借り物ってかんじでした。もう、じゃんじゃんお構いなく大量殺戮。人間灰燼化マシーンでまるで心臓に杭を打たれたバンパネラの如く人間が塵と化していきます。あとのほうでは、人間の血を栄養にして赤い植物をはびこらせていく・・・。あまりに悲惨な状態が続き、我らがヒーローのトム君も今回は幼い娘を抱えて反撃もままならず・・・。原作を読んで結末を知っているにもかかわらず、ああこのまま地球は滅びてしまいそうだ・・・とか思ってしまいましたよ。ま、あっけないといえばあっけない結末なのですが(この結末は有名なので誰もが知っているというお約束なのかな??)原作の通りだとあっけなさすぎるので、もう中の火星人が死にかけてよれよれのマシンに総攻撃仕掛けて、倒して、ちょっと溜飲をおろすなんてオマケもついてますけど。――父親像―さて、ぐうたらだけど、逞しくて宇宙からの侵略にもサバイバルできるお父さんと、金持ちで小奇麗なお父さんとどっちがいい?―― Maryさん [映画館(字幕)] 8点(2005-07-02 14:32:26)

25.《ネタバレ》 「人類が宇宙で襲われる」のではなく、「エイリアンが地球に来襲する」ことをテーマにした作品の中では、ダントツに恐い演出だった。攻撃自体は比較的ジミだが、「インデペンデンス・デイ」の様に一撃で都市を破壊するのではなく、明らかに「人類の駆逐」を目的にしているのでエゲツない。息の詰まるような地下室のシーン、パニックになった人々のエゴ剥き出しの姿、逃げまどう人々を水の中まで執拗に追い掛けて来るポッド、疲れ果てた人々をさらに絶望へと誘う炎の列車‥‥‥「もう沢山だ」と言わんばかりの、絶望に次ぐ絶望、この「絶望の演出」が大変に凝っていてスリルがあった。そんな状況の中でダコタ・ファニングのヒステリックな演技が生々しく、特に素晴らしい。流石に当代随一の子役の名を馳せるだけの事はある。一方で、絶望の状況下での主人公の苦悩は良く演出されていたが、家族愛をテーマに見るにはちょっと難しい。出来の悪い父親だったのは分かるが、オープニングから彼の家族構成や背景の掘り下げが甘い。あと、原作どおりのエンディングになってしまったのは「やっぱりそうか」と思いながらもちょっと残念。戦えない故に「運良く助かった」と救われた気持ちにはなれるのだが、映画としては、絶望に打ちひしがれた人々の、希望へと繋がる一発逆転が欲しかった。 ‥‥‥以下、変更レビュー‥‥‥上の「うさぎ」さんのレビューに感服。今までの映画と何かが違うと思っていたが、この映画の恐さは「視点」がポイントだった。終始主人公の視点で描く、この手法がこれまでの「インデペンデンス」などの宇宙人来襲パニック映画と異なるところだ。映画を観ている方も主人公と共に情報を遮断され、世界がどんな状況になっているのかも分からず、主人公と共に逃げまどうしかないのだ。目ウロコで納得だ。 six-coinさん [映画館(字幕)] 7点(2005-07-02 13:46:23)

24.《ネタバレ》 原作を知らずに観たので、え?こんな終わり方なの?と正直感じちゃいました。でも、ずーっと身体に力を入れて観ていたので、無事?に元妻一家に会えた時は、むしろ、終わりで良かったぁと、ホッとしました。ジェットコースター苦手な私が、最後の落下を終えてゴールが見えた時の心境かな。A.Iみたく長すぎなくて良かったかも(苦笑)ただ、ドキドキハラハラ感は十分だったし(ジュラシックパークを観た時と同じような感じ!)それ以上に人間の怖さを強く感じた作品でした。ダメパパのトムが、我が子への真実の愛を徐々に滲み出していく上手さは感動しました。 らふらんすさん [映画館(字幕)] 7点(2005-07-02 13:35:40)

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【点数情報】

Review人数 383人
平均点数 5.89点
051.31% line
1112.87% line
2112.87% line
3225.74% line
44311.23% line
55414.10% line
67018.28% line
78822.98% line
84411.49% line
9225.74% line
10133.39% line

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 3.89点 Review55人
2 ストーリー評価 5.09点 Review66人
3 鑑賞後の後味 5.36点 Review60人
4 音楽評価 5.79点 Review53人
5 感泣評価 3.95点 Review42人

【アカデミー賞 情報】

2005年 78回
視覚効果賞デニス・ミューレン候補(ノミネート) 
音響効果賞リチャード・キング[録音]候補(ノミネート)(音響編集賞として)
音響賞アンディ・ネルソン[録音]候補(ノミネート)(音響調整賞として)

【ゴールデンラズベリー賞 情報】

2005年 26回
最低主演男優賞トム・クルーズ候補(ノミネート) 

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