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プライベート・ライアン

Saving Private Ryan
1998年【米】 上映時間:170分
アクションドラマ戦争もの歴史もの
[プライベートライアン]
新規登録(不明)【シネマレビュー管理人】さん
タイトル情報更新(2024-03-18)【イニシャルK】さん
公開開始日(1998-09-26)


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監督スティーヴン・スピルバーグ
演出サイモン・クレイン(スタント・コーディネーター)
伊達康将(日本語吹き替え版【ソフト】)
キャストトム・ハンクス(男優)ジョン・H・ミラー大尉
トム・サイズモア(男優)マイケル・ホーヴァス軍曹
エドワード・バーンズ〔1968年生〕(男優)リチャード・ライベン二等兵
バリー・ペッパー(男優)ダニエル・ジャクソン二等兵
アダム・ゴールドバーグ(男優)スタンリー・メリッシュ一等兵
ヴィン・ディーゼル(男優)エイドリアン・カパーゾ二等兵
ジョヴァンニ・リビシ(男優)アーウィン・ウエイド伍長
ジェレミー・デイビス(男優)ティモシー・E・アプム伍長
マット・デイモン(男優)ジェームズ・フランシス・ライアン二等兵
テッド・ダンソン(男優)フレッド・ハミル大尉
ポール・ジアマッティ(男優)ウィリアム・ヒル軍曹
デニス・ファリナ(男優)アンダーソン中佐
ネイサン・フィリオン(男優)ジェームズ・フレデリック・"ミネソタ"・ライアン
デイル・ダイ(男優)国防総省の大佐
ハーヴ・プレスネル(男優)マーシャル元帥
ハリソン・ヤング[男優](男優)老いたライアン二等兵
リーランド・オーサー(男優)デウィンド中尉
ディラン・ブルーノ(男優)トインビー
マックス・マーティーニ(男優)ヘンダ―ソン伍長
ブライアン・クランストン(男優)国防総省の大佐
ライアン・ハースト(男優)空挺兵メンデルソーン
アンドリュー・スコット〔男優・1976年生〕(男優)浜辺の兵士
江原正士ジョン・H・ミラー大尉(日本語吹き替え版【ソフト】)
塩屋浩三マイケル・ホーヴァス軍曹(日本語吹き替え版【ソフト】)
後藤敦リチャード・ライベン二等兵(日本語吹き替え版【ソフト】)
平田広明ジェームズ・フランシス・ライアン二等兵(日本語吹き替え版【ソフト】)
家中宏アーウィン・ウエイド伍長(日本語吹き替え版【ソフト】)
堀内賢雄ダニエル・ジャクソン二等兵(日本語吹き替え版【ソフト】)
山野井仁エイドリアン・カパーゾ二等兵(日本語吹き替え版【ソフト】)
二又一成ティモシー・E・アプム伍長(日本語吹き替え版【ソフト】)
定岡小百合(日本語吹き替え版【ソフト】)
谷口節(日本語吹き替え版【ソフト】)
有本欽隆(日本語吹き替え版【ソフト】)
川久保潔(日本語吹き替え版【ソフト】)
中博史(日本語吹き替え版【VHS/DVD】)
成田剣(日本語吹き替え版【ソフト】)
仲野裕(日本語吹き替え版【ソフト】)
古田信幸(日本語吹き替え版【ソフト】)
大川透(日本語吹き替え版【ソフト】)
桜井敏治(日本語吹き替え版【ソフト】)
中田和宏(日本語吹き替え版【ソフト】)
宝亀克寿(日本語吹き替え版【ソフト】)
山寺宏一ジョン・H・ミラー大尉(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
山路和弘リチャード・ライベン二等兵(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
草尾毅ジェームズ・フランシス・ライアン二等兵(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
井上倫宏アーウィン・ウエイド伍長(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
大滝寛スタンリー・メリッシュ一等兵(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
安井邦彦エイドリアン・カパーゾ二等兵(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
小森創介ティモシー・E・アプム伍長(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
佐々木誠二(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
加藤精三(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
田原アルノ(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
金尾哲夫(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
福田信昭(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
田中正彦(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
猪野学(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
星野充昭(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
稲垣隆史(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
根本泰彦(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
脚本ロバート・ロダット
フランク・ダラボン(ノンクレジット)
音楽ジョン・ウィリアムズ[音楽・1932年生]
作曲アーロン・コプランド挿入曲"Fanfare for the Common Man"
挿入曲デューク・エリントン"Solitude"
エディット・ピアフ"Tu Es Partout"他
撮影ヤヌス・カミンスキー
製作スティーヴン・スピルバーグ
ゲイリー・レヴィンソン
マーク・ゴードン
イアン・ブライス
ケビン・デ・ラ・ノイ(製作補)
ドリームワークス
パラマウント・ピクチャーズ
プロデューサー梶淳(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
配給UIP
特殊メイクコナー・オサリヴァン(補綴スーパーバイザー)
特撮ILM/Industrial Light & Magic(視覚効果)
ウォルド・メイソン(特殊効果)
デヴィッド・ウィリアムズ(特撮)(特殊効果)
ステファン・ファングマイヤー(視覚効果スーパーバイザー)
ポール・キャトリン
美術トーマス・E・サンダース(プロダクション・デザイン)
ダニエル・T・ドランス(美術スーパーバイザー)
クリス・シーガーズ
リサ・ディーン(セット装飾)
衣装ジョアンナ・ジョンストン
編集マイケル・カーン
録音アンディ・ネルソン[録音]
ゲイリー・ライドストロム
ゲイリー・サマーズ
イーサン・バン・ダーリン
字幕翻訳戸田奈津子
日本語翻訳岸田恵子(日本語吹き替え版【VHS/DVD】)
スタントデレク・リー
その他デイル・ダイ(軍事アドバイザー)
あらすじ
第二次世界大戦さなかの1944年6月。ノルマンディー上陸作戦が行われた。多大な犠牲を出しながらなんとか上陸に成功した連合軍。そんな中、歴戦の勇者ミラー大尉率いる小隊に「ライアンという、ひとりの二等兵を生きたまま救出せよ」という命令が下る。彼らは前線奥深く侵入し任務を果たそうとするのだが・・・。

オオカミ】さん(2004-01-22)
全てのをあらすじ参照する

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481.《ネタバレ》 「プライベート・ライアン」なんて邦題のおかげで「ライアンさんの個人的な話」と思い込み、邦画によくあるエセ反戦映画か何かと勘違いして長い間観てませんでした。「プライベート」とは「二等兵」という意味。意訳すれば「ライアン二等兵救出大作戦」といった所でしょうか。ちゃんと解る邦題にしてよ。冒頭ではスプラッタじみたリアル描写により戦争の悲惨さが描き出され、反戦主義者のハートをもしっかりゲット。さすが商売上手です。当然そういう映画ではなく、クライマックスでは戦地における勇敢さや自己犠牲の尊さが壮大に描き出されます。冒頭のスプラッタは「こんな状況でも、貴方は国や仲間の為に居残って戦うことができるのか」という問いかけへの伏線であり、更には「彼等のような人間が築いた土台の上に、我々は今生きているのだ」という自国民に対するメッセージへと繋がっていきます。どうオチるか疑問に思いながら見てたのでこの展開はお見事。(「わーい助かったー」なんて即座に戦線離脱してしまうアホ兵士だったら身も蓋もありませんけども・・・) 日本人から見れば敵国が勝った映画なのに、これは素直に感動できました。勝者として言うべき事をきちんと言っている感じ。スピルバーグ、老いてなお健在ですね。(といっても10年以上前か) 番茶さん [DVD(字幕)] 9点(2010-11-23 02:14:21)

480.アメリカの映画館で観賞しました。ノルマンディー上陸作戦をこれほどの迫力映像で見ることができるとは思いませんでした。私はロバート・キャパの「ちょっとピンぼけ」や彼の戦争写真が好きなのですが、あの銃弾をかいくぐって彼は作品を残したのだなと、想像することが出来ました。兵士のシルエットが印象的なポスターが秀逸でした。 ジャッカルの目さん [映画館(字幕なし「原語」)] 9点(2010-08-15 02:18:41)

479.《ネタバレ》 オマハビーチのシーンが全てであり、それ以降は理解の出来ない指令の為にバタバタと人が死んでいく不条理な話になります。ほんと上陸シーンは圧巻で、射撃の練習かのように狙い撃ちされて、ゴミのように散っていきます。無謀な作戦であり、命を粗末にしすぎる駄作戦。それにライアンを助けて国へ返そうとする指令ですが、言うまでも無く他のメンバーの命を危険にさらしてまで遂行する理由も無く、結果犠牲があまりにも大きすぎます。もちろん、感情移入はできないし、薄っぺらい感動映画になっているように感じます。俳優人は豪華ですが、あまりキャラを掘り下げていないので、誰が誰だか判りません。上陸シーンだけを評価して、この点数です。 マーク・ハントさん [DVD(字幕)] 7点(2010-08-08 16:40:56)

478.前半の先頭シーンは圧巻。バタバタ人が死ぬのを見て何でこんな無理な上陸作戦をするのかと疑問に思いましたが乾いた銃声音がリアルで痛いです。ただ構成がはっきり分かれているため、前半の衝撃は前編に行き渡らない部分はあります。「フルメタルジャケット」の印象に近いかもしれません。タイトルのライアン救出作戦より前半に圧倒された映画でした。 仏向さん [DVD(吹替)] 8点(2010-08-01 11:09:06)

477.《ネタバレ》 アメリカが世界の警察を誇張するような映画ではありません。ノルマンディー上陸作戦のシーンに唖然。悪や正義という概念よりも、前線の兵士個人からの観点から見た空しさなどが前面に押し出されてます。ヒーロー性を除外した戦場の悲惨さなんかも、ベトナムの反戦映画に通ずるものがあると思います。 シバラク・オバマさん [DVD(字幕)] 7点(2010-07-24 11:24:05)

476.映画史に残る20分間と言われるオマハ・ビーチ部分だけでも本作の価値は確かに存在する。墓地から回想シーンに切り替わるとそこは海の上。登場する人物の事など一切分からないまま激しい戦闘シーンに突入していく。まるでその場に放り込まれたような感覚。勝ち負けなど関係なく、ただただ銃弾が怖いという体験を映画でさせてもらったのは大きい。その後、上からの命令でライアン探しへ。ここでは不謹慎かもしれないけど、少々笑える場面も用意されていて緊張を解きほぐす工夫が感じられた。序盤、終盤を圧倒的な迫力で描き、中盤は内面描写を中心とする。このバランスの良さにより170分と長めの尺も苦にならない。素晴らしい。 リーム555さん [CS・衛星(字幕)] 10点(2010-07-23 20:49:23)

475.《ネタバレ》 主演がトム・ハンクスで、戦場で一人の兵士を命がけで助けるっちゅうめっちゃあり得ないヒューマンなドラマかと勘違いしていて、今の今まで見ていませんでした。が、とんだ勘違いでした。私がかような勘違いをするような(度々あるのですが)配給会社の戦略はいかがなものかと思います。危うく傑作映画を見逃してしまうところでした。 まずはスピルバーグ監督のマニアぶりに脱帽。オマハビーチ上陸シーンの迫力は間違いなく戦争映画史上に残る名シーンかと。 また、当初とってつけたようなヒューマンドラマを想像していたのですが見当違いもはなはだしく、決してそんな単純なものではなかった。主人公は忠誠心と正義感からだけでライアン救出に向かうわけではなく、不条理な任務に部下同様に疑問を感じ苛立っている。また、今までの戦争映画であるならば絶対的な敵として描かれていたはずのドイツ兵にも人格が与えられている。そうした個は、戦争という圧倒的な出来事の中であっけなく散ってゆく。そんな無念だったろう人たちにとって、戦う理由や正義が何の意味があるだろう? スピルバーグの痛烈な批判を感じました。また、しばしば戦争を正当化するためにプロパガンダとしてハリウッドが利用されることにも批判をしているのじゃないだろうか。 カエル本舗さん [DVD(字幕)] 9点(2010-07-15 16:26:07)

474.題名に「プライベート」て付いてるからプライベートビーチを想像してしまい、そこに寝そべっているお姉さんを想像してしまうのです。実際はお色気一切なしなのです。お色気映画だと勘違いしてしまう未見の方のためにも、この罪な邦題の変更を求ム! くまさんさん [DVD(字幕)] 8点(2010-07-07 01:35:28)

473.長かったよ~~ (T T) ダルコダヒルコさん [ビデオ(字幕)] 4点(2010-04-30 00:18:21)

472.結局のところ「アメリカ様がぶっつぶしてやりました!」って話にまとめられているのが好きになれませんでした(その手のバカSF映画は大好きだけれども)。好きで戦争に行く人間なんていないと思うんですよ。善人も悪人もないと思うんですよ。それぞれに闘う理由が、それぞれに正義があって戦場に向かうと思うんですよ。デリケートな題材なだけにそこんところをもっと描いて欲しかったです。戦闘シーンは圧巻ですね。歴史に残ると思います。 Kの紅茶さん [ビデオ(字幕)] 5点(2010-02-19 13:06:05)

471.《ネタバレ》 スピルバーグの軍事マニア魂が全開で、おそらく本作を超える戦場描写はしばらく出てこないのではないでしょうか。とにかくこの映画は「音」に対するこだわりが半端じゃなく、銃の発砲音はもちろん、兵士が被弾するときの音まで実際に肉塊へ銃弾を撃ち込んで採録していて、ここまでやるとはスピルバーグの「狂気」さえ感じます。ドラマ自体は兵士各人のキャラが丁寧に描かれているので、ちょっとあり得なさそうなストーリーですが説得力はあるかなと思います。何度観てもいらいらさせられるのはアパム伍長の戦闘時の行動で、「なんでそこで撃たないんだ!」と叫びたくなりますよ。最後はちゃっかり生き残ってるし。 S&Sさん [ビデオ(字幕)] 7点(2009-11-15 22:00:36)

470.《ネタバレ》 長丁場なので休憩しながら鑑賞しました。戦闘シーンの臨調感は、他の戦争映画とは一線を画します。さすがスピルバーグ、戦争映画でも十分に通用する才を持ってるんですね。トム・ハンクス演じるミラー大尉の性格が好感持てました。冒頭に出てくるおじいさんは、てっきりミラー大尉だと思っていたので、意表をつかれました。この映画を見て、つくづく戦争は嫌だなと思いました。加えて、戦争を美化するアメリカも嫌だなと思いました。 VNTSさん [DVD(字幕)] 7点(2009-10-07 00:53:09)

469.《ネタバレ》 戦争の悲惨さ・指導者の愚かさをまざまざと思い知らされました。内容的に??の箇所もありますが、あまり細かいことは気にせず、戦争という愚かな人間が作った地獄の臨場感を思う存分味わって欲しいと思います。 TAKAさん [DVD(字幕)] 8点(2009-08-10 09:33:44)

468.戦争映画の中ではかなり好きです megring777さん [DVD(吹替)] 8点(2009-05-22 21:02:58)

467.まあまあ。7人の侍みたいなもんですね。 承太郎さん [ビデオ(字幕)] 7点(2009-05-04 11:16:02)

466.この作品がバンドオブブラザースにつながったことを考えるとその価値は大きいと思う。歴史的価値と映像はすごいが、設定はいまいちなので、6点。「バンド~」の叩き台的な意味合いに対してプラス1。 MARTEL1906さん [DVD(字幕)] 7点(2009-04-30 00:17:29)

465.見た後、拉致被害者を考えてしまう。アメリカは犠牲を覚悟でき、日本は犠牲を恐れる。 東京ロッキーさん [DVD(吹替)] 7点(2009-03-02 00:56:55)

464.《ネタバレ》 作品としては凄いと思うし戦争映画は嫌いではないのだけれど、何故かイマイチ。最初のシーンは確かに凄まじい迫力ですが…なんていうか任務そのものもなんで?って感じだし、戦争の悲惨さはわかるけど、ストーリーが面白くなかったです。たぶんイイ映画なんでしょうけど…ごめんなさい(^^;) 鉄仮面さん [ビデオ(字幕)] 5点(2009-02-11 16:22:15)

463.《ネタバレ》 冒頭、ノルマディ上陸作戦のシーンは文句なしである。戦争映画というより戦場映画とでも言うか。勝ち戦を描いていながらなんら勇壮さがなく、ただ恐怖とヒステリーが支配している狂乱の場としての戦場を描き切った。水上の騒音と水中の静寂の対比は『ジョーズ』のときと同じだが、ここでは恐怖は水上の音のほうにある。自分の片腕を探している兵や、戦友を引きずって逃げていたら上半身だけだったとか、エピソードが詰まっている。で主ストーリーの、軍作戦としての美談に狩り出される話になっていく。一人の命は地球より重い、ということの正しさと矛盾とがせりあう。兵の母親にしてみれば、どんなにきたない“美談”にもすがりつきたいという切実さがあるわけで、ここらへんの設定が緊張を生んでいた。これでライアンがつまらない男だったほうがドラマとしては正しいように思うんだが、これが好青年で、するとけっきょくこの“美談”を肯定する話になってしまってるようで、アレレ? となった。そういう映画だったのか。ここらへんがハテナである。 なんのかんのさん [映画館(字幕)] 8点(2009-01-15 12:10:53)

462.評価が分かれているようだが、一応反戦映画と思うよ?「ドイツをとにかく悪者に」、と言うよりドイツ兵をアホに描きすぎだけど。SSが命乞いったって、星条旗よ永遠なれを歌うかいな、とは思った。私がいいと思ったのは実戦経験のない通訳のアバム伍長の描き方。レーダー基地でウエイド(Gリビシも凄く達者。キャスティングには隙がない)が殺された後、ドイツ兵を1名捕らえたシーン(その、星条旗よ永遠なれを歌うところ)では降参した捕虜を殺すのは国際軍事法違反だ、と声高に言うも、最後に投降してきた複数のドイツ兵のうち1名を射殺する描写がある。最後の市街戦で彼は弾薬の補充係を割り当てられていた。廃墟の中で弾を使い切り、その後取っ組み合いになってナイフで殺されかけている味方の元に足がすくんでどうしてもいけない(この弱さの描写が実にリアル)。ナイフで味方を殺したドイツ兵は階段ですくんでいる彼を見つけ、鼻で笑って「見逃し」て去っていく。最終的にこの市街戦では勝利を収め、生き残ったドイツ兵が投降するのだが、彼はその中にあの男を見つけ、撃つのだ。仲間を助けられなかった自分への苛立ちか、仲間を殺したことへの怒りか、自分を鼻で笑ったことへの怒りか、優位に立ったことで慢心の表情で、国際軍事法を犯すのだ。ラスト近いというのに、この「生の実戦を通して崩れたヒューマニズム」にゾッとした。私はこういった描写の方がむしろ印象的だった。あと、皆が褒めているノルマンディ上陸だが、あれを見て戦争美化と思う人はいないだろう。だからやはり「反戦映画」と思うけど。本筋は皮肉もあるんじゃないのかねえ、軍のトップから出された一見人道的だが理不尽で矛盾だらけの任務、そんな「偽善のヒューマニズム」に頼らなければならなかったアメリカ、という。深読みしすぎかな?ま、確かに、プラトーンとかカジュアリティーズとか、そういうアメリカの反省を前面に出した反戦映画には及ばない。でも勝っちゃった戦争で作る反戦映画なら、こんなもんじゃないのか? あっかっかさん [DVD(字幕)] 6点(2009-01-13 13:52:53)

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【点数情報】

Review人数 621人
平均点数 6.95点
0101.61% line
1121.93% line
2152.42% line
3193.06% line
4375.96% line
5528.37% line
67411.92% line
710516.91% line
812720.45% line
98513.69% line
108513.69% line

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 6.31点 Review32人
2 ストーリー評価 6.29点 Review41人
3 鑑賞後の後味 6.53点 Review41人
4 音楽評価 6.58点 Review31人
5 感泣評価 5.87点 Review32人

【アカデミー賞 情報】

1998年 71回
作品賞 候補(ノミネート) 
主演男優賞トム・ハンクス候補(ノミネート) 
監督賞スティーヴン・スピルバーグ受賞 
脚本賞ロバート・ロダット候補(ノミネート) 
撮影賞ヤヌス・カミンスキー受賞 
作曲賞(ドラマ)ジョン・ウィリアムズ[音楽・1932年生]候補(ノミネート) 
音響効果賞ゲイリー・ライドストロム受賞 
音響賞ゲイリー・サマーズ受賞 
音響賞アンディ・ネルソン[録音]受賞 
音響賞ゲイリー・ライドストロム受賞 
美術賞トーマス・E・サンダース候補(ノミネート) 
美術賞リサ・ディーン候補(ノミネート) 
編集賞マイケル・カーン受賞 
特殊メイクアップ賞コナー・オサリヴァン候補(ノミネート) 

【ゴールデングローブ賞 情報】

1998年 71回
作品賞(ドラマ部門) 受賞 
主演男優賞(ドラマ部門)トム・ハンクス候補(ノミネート) 
監督賞スティーヴン・スピルバーグ受賞 
脚本賞ロバート・ロダット候補(ノミネート) 
作曲賞ジョン・ウィリアムズ[音楽・1932年生]候補(ノミネート) 

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